第64回楽天 優勝記念ページ

あの109敗の悪夢から6期。楽天は確実に強くなっていた。

第60期には最下位脱出、翌61期には3位に躍進、Aクラス入りを果たす。
その後62,63期とBクラスに沈んだが、上位チームにも劣らない戦いぶりを見せていた。

そして迎えた第64期。楽天一筋20年のベテラン、ソルティライチの引退を控える年。
この年のパリーグでは、仮ペナ史上稀に見る接戦が繰り広げられた。
ゲーム差1、あるいはそれ以下の単位での激しい首位攻防、前年度下位チームの下剋上……。

そんな六つ巴の殴り合いを70試合。前半戦終了時に首位の座に立っていたのは、楽天だった。
38勝32敗、勝率にして5割4分2厘。この数値を見るだけでも、いかに混戦であったかが理解できるだろう。
2位にはゲーム差1でロッテ。その下にも、ゲーム差1で追いすがるオリックス。パの優勝争いは熾烈を極めていた。

かくして臨む後半戦。楽天にとって警戒すべきは前半戦5勝9敗と分が悪く、優勝戦線にも絡んでくるオリックス。
開幕直後から狙い撃ちした結果6勝8敗と負け越すが、オリ戦を全て終えた時点で首位をキープしていた。
このあたりから楽天の33期ぶり5度目の優勝が現実味を帯びてくる。

しかしそこに立ちはだかるのは、やはりと言うべきか、オリックスであった。
後半戦で2位に浮上し、楽天の尻尾を掴んで離さない。
首位逆転を何度か繰り返し、最大2.5ゲーム差という緊迫した争いを続けていた。

この時点で優勝争いに絡んでいたのは楽天、オリックス、そして日本ハム。
3チームの中で最も早く試合回しを終えたのは楽天だった。
76勝64敗。前半戦の勝敗のちょうど倍。この成績を引っさげ、他チームの結果を見守ることとなる。

2球団の白星と黒星の動向を、手に汗握る思いで見つめる。
試合が消化されるたびに一喜一憂。この混戦パリーグも終幕を迎える時が来た。
137試合目に敗れたことで、日本ハムが優勝戦線から脱落。この時点で楽天かオリックスの二択に絞られた。

残ったのは、宿敵オリックス。139試合を終えて75勝63敗1分のゲーム差なし。
最後の西武戦に勝つか引き分けなら、オリックスが優勝。負けなら楽天が優勝という、神憑りのような展開になる。
そして試合終了後。順位表を見ると――――



なんやかんや書いたけど、

優勝最高や!楽天最高や!



そして迎える日本シリーズ。

第31期以来、実に33回ぶりのリーグ優勝を果たした楽天が戦う相手は、
今期89勝(48敗3分)の堂々たる成績でセリーグ優勝を飾った阪神だ。元楽天戦士も3人所属している。

実は楽天、過去に4度シリーズ進出を果たしているのだが、その相手はいずれも阪神であった。
しかし対戦成績は1勝3敗、うち2回はストレート負けを喫するなど決して戦績は良くない。
ギリギリでリーグ制覇を果たした自分たちに、勝利の女神は微笑んでくれるのだろうか……?

11月24日午後20時ちょうど。第64回仮ペナ日本シリーズが開幕した。
表示が「最終日」から「日本シリーズ」へと移った瞬間に試合が回される。
大切なシリーズ初戦、ここで勝って勢いをつけたい。

しかして、先手を取ったのは楽天であった。2回にケルヒャー、小物のツーランで4点を先取し、流れを掴む。
一旦は同点の危機に追い込まれるが、6回にBENIがグランドスラムを放つとそれが決定打に。
救援したソルティライチも阪神打線をピシャリと抑え、13-3で圧勝した。

続く2戦目。今度は初回から、ケルヒャーがスリーランを放ち先制。しかしラックが制球を乱し3回に一挙4失点。
その後は逆転に次ぐ逆転を繰り返すシーソーゲーム、手に汗握る展開となった。
そして2点ビハインドの8回に打線が爆発、6点をもぎ取る。9回にもダメ押しの3点を追加し、15-8で連勝を飾った。

3戦目。この試合は今までとは打って変わって、ロースコアの接戦となる。
阪神が2回、シリーズ初の先制点を奪い0-1。そのまま4回までスコアは動かない。
5回にぺいんほぇのツーランで逆転するが、直後阪神打線に2本のアーチを浴び、それが決勝点に。2-4で敗れた。

そして4戦目で楽天は王手をかける。
初回から四球と安打を絡め3点を奪うと、その後は小刻みに加点していく。投げてはクラジンバが1失点完投し、7-1で快勝。
これで阪神を、後がない状況まで追い込んだ。しかしながらそれは、楽天にも大きなプレッシャーがかかることとなる。

5戦目は再び乱打戦となった。阪神が押し出しと満塁弾で5点を先制する。
しかし楽天も負けてはいない、ヒットとホームランで同点に追いつく。
その後も激しい打ち合い、花火合戦となるが一歩及ばず。9-12で敗北した。

6戦目。この試合は1点の奪い合いになったが、後がない阪神が意地を見せた。
双方の打線が湿り、序盤はゼロ行進。ホームランでお互い点を奪うも、2-2のロースコアで試合は9回へ。
そしてその裏、阪神にサヨナラアーチが飛び出し、楽天は2-3で敗れる。3-3のタイとなり、シリーズは最終戦へともつれ込んだ。

泣いても笑っても最後の試合となる、7戦目。
先制され、引き離され、一度は駄目かと思うものの、楽天が反撃し、最終回にもスコアに点を積み重ね……、試合は終わった。




四の五の言わず喜べばいいんや!

日本一最高や!!


64期ラインナップ

+ ...



64期ローテーション

+ ...



64期メンバー紹介 野手

+ ...



64期メンバー紹介 投手

+ ...



あとがき

<img src="/img/pikoplayer.png" alt="1437">
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。