6月1日、本学学生6名が集団準強姦容疑で逮捕されたことにつきまして、社会をお騒がせし、関係の皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけしましたことを、学長として深くお詫び申し上げます。
本学の学生がこのような事件を引き起こしたことは、法の遵守、人権擁護の意識、ハラスメント防止等の社会的規範についての指導が十分に行き届いていなかったことに他ならず、教員養成を目的とした本学の根幹に関わることと極めて重く受け止めております。
私どもは本学の社会的信頼の回復に向け、二度とこのような事件が起きぬよう、教育指導、運営管理等、あらゆる観点からの点検と見直しを早急に進めて参る所存です。
6月3日には全学学生、教職員に向けて今回の事件の経過を説明するとともに、本学が解決すべき課題について、全学で問題点を共有し、改善に向け一致して協力するよう要請したところです。
なお、同日、今回逮捕された学生の所属しているクラブの指導体制を見直すとともに、クラブ活動(練習・対外試合等)を無期限停止とし、これらのクラブのあり方について徹底して改善を図ることといたしました。
平成21年6月6日
国立大学法人京都教育大学長 寺田光世
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