「nations/合議政プルトリークス」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
国名:合議政プルートリクス
英名:Conventum Plutrix
地域:東大陸東方の島嶼
国の標語:自治、合理、叡智
国歌:
国花:
通貨:
公用語:再建魔法言語
首都:雲海都市アルニーヴェル
政体:合議政体・合理主義・対抗改革
元首:
気候:本来的には温暖かつやや乾燥。恒常的な天候制御と水流制御の魔法によって水利が維持されている。
民族:天使(青白)・人類(青)
経済:
農業:
工業:
鉱業:
サービス業:
軍事:魔法使いによる陸軍、帆船による海軍、天使による空軍を有する。
文化:
*概要
カーディナル大陸の遥か東方に位置する小国。
この地域には元来魔力制御に特化した特殊な魔法体系が存在しており、先駆的な合理主義精神が用意されていた。
この下で科学文明の本質とはその技術ではなく思想面にあると理解したプルートリクス人は科学文明の受容とは異なる対抗改革を提唱。
物質側の合理主義的な思想のみを取り入れ、魔法を合理化して科学技術に対抗しえる文明の形成を目指す固有の態度を決定付けた。
*歴史
***コンフラックス以前
東大陸の沖合という辺境に存在するプルートリクス諸島にはある頃から人類が定住した。
そして諸島では比較的豊かな本島では次第に都市同盟が力を強め、一つにまとまった。
やがて大陸で天使たちが人類と共存して国を築いたころ、個人主義的な天使の一部が諸島に移ってくることになる。
この天使たちは現在のアルニーヴェルを契約の地とし、人類に魔力を与える代わりに近隣の高山一つを領域として自治権と不入権を享受する契約を交わした。
この体制下で都市同盟はアルニーヴェルを中心とする合議制共和国に変質していく。
諸島全体が統一される時期になると、経済的に富裕な本島低地地方と政治・学術・軍事に特化したアルニーヴェルという、現在の合議政体制の政治力学も完成していった。
そうして発達した手工業や東大陸との交易と優れた魔法理論研究、そして安定した政治体制の下で諸島は繁栄を迎えた。
***コンフラックス以後
コンフラックスの衝撃そのものは諸島においてはそれほどでもなかったが、やがて科学文明の圧倒的な生産力が知れ渡り、低地地方が新思想の受け入れの最初の場所となるに従い、諸島は急速な不安定化の兆候を示した。
この中で低地都市同士の競争と諸島の分裂が危惧されるようになると、合議政は対抗改革を提唱し、新しい文明世界の形成への努力という方向で諸島を再統合しようと試みた。
*政治
伝統的に合議制の下で共和政が敷かれる。議会は身分制議会的な特徴を色濃く残している。
コンフラックス以降クロンを始めとする西大陸から様々な政治思想が流入し、憲法の制定などが行われたが、実情は今のところコンフラックス以前とそれほど変化していない。
*地理
原則として温暖かつやや乾燥した島々である。
**(本島)
あらゆる面で諸島の中心地。プルートリクス天使がほぼ本島に在住することもあって、主要四島の中で圧倒的な力を持つ。
***(高地地方)
-雲海都市アルニーヴェル
首都。本島中心部の高地にある高山都市。天使と人間の契約の地であり、現在も諸島において人口に占める天使の割合が最も高い。
そのため諸島における合議政と魔法研究の中心地であるとともに、その魔法戦力によって諸島の陸・空軍力を担っている。
下に雲海を見下ろすことから雲海都市、あるいは空中都市とも称されるが、特に空中に浮いているわけではない。
-セラエリニア山特別自治領域
アルニーヴェル外れにある山。島の最高峰であり、ここから島一帯、そして快晴であればこの国の全島を見渡せる。
天使と人類の契約によって天使に与えられた領域であり、諸島内の天使の八割がたはここに暮らす(残りは殆どがアルニーヴェル在住)。
***(低地地方)
-(名前未定)
本島東岸にある諸島の最大都市。魔道具職人の街であり、諸島の国内交易における中心港。
-(名前未定)
本島西岸にある諸島第三の都市。魔法とは特に関係のない道具職人の街であり、かつ西方遥か遠いカーディナル大陸、そして更にその向こうへの交易港。
マティエ・アルツェールの文物の流入もここを中心としており、プルートリクスの中では(対抗改革でない)改革派が比較的多い。
**(南島)
本島の南にある島。諸島における人間の定住はむしろ本島ではなく南島から始まったとされる。農業は果樹栽培中心。
諸島における大衆の識字化は本島よりもむしろ南島で顕著に前進してきた。
-(名前未定)
諸島第二の都市。諸島で最も早い時期に成立した都市。魔法理論の影響外にある学問が活発に行われ、諸島における合理主義の源泉ともいわれる。
純粋な科学文明の学問があることから諸島における改革派の中心地であるとともに対抗改革も盛んに叫ばれている。
**(北島)
本島の北にある島。諸島内における鉱業地帯。比較的冷涼であり、酪農も活発に行われている。都市化はあまり進んでいない。
避暑地としても有望とされるのだが、その点ではアルニーヴェルが卓越しており対抗できていない。
-(名前未定)
**(東島)
諸島主要四島のうち最も小さい島。合議政成立後にできた植民地的な地位であり、現在も大部分は森林が残る。
コンフラックス時の被害が比較的小さく、島内の木材を原料にした木工業と造船業を主産業とする。
-(名前未定)
東島にある諸島第三の都市。木工業と造船の街。
//***天空城
//領海内のとある場所の空中遥か高くに雲に紛れて浮いているらしい城。擬天使の本来の居城。
*魔法
***魔力制御
魔力の流れを制御することで魔法を反射したり増幅したり抑制したりする魔法体系。
***流体制御
魔力制御を現実の物体に適用することで成立した魔法。名前に反して液体・気体のみならず固体も操ることができる。
単純に想像される流れ制御のみならず流体の精製(不純物の分離と言い換えても良い)・熱交換など多様な応用を持つ。
これがある程度できないと水利において発言権を得られないため、大多数の国民は相当程度の流体制御魔法を用いることができる。
*国民
**種族
***天使
他のカーディナル諸国にいるそれと同系の魔族。大陸の天使とは異なり参政や統治への関心は低く、自治権を得て世俗とは隔絶して小家族的な生活を送る。
これはプルートリクスの天使が大陸から来た理由が支配者としての規律を求められることになじめなかったことに端を発するものである。
対抗改革に関しては魔力をどう使おうが盟約者の自由として傍観的立場をとるのが多数派だが、一部にはこれに心酔し天使の間においても変革を試みる者も現れつつある。
***人類
普通の人間。プルートリクスにおける圧倒的多数派を成す。
**言語
***再建魔法言語
現在用いられている『古代魔法言語』の源流に存在していた(とプルートリクス人の仮定している)「本来の形の」古代魔法言語を再構築した言語。
特徴としては活用や曲用が比較的規則性が強いことがあげられるほか、古代魔法言語に対しある程度の相互了解性を持つ。
*人物
***(名前未定)
アルニーヴェルで近代科学を学び、通常は天使が足を踏み入れない諸島内諸都市を頻繁に旅し、天使共同体への対抗改革の導入を掲げる若い天使。『鍵』持ち。た
国名:合議政プルートリクス
英名:Conventum Plutrix
地域:東大陸東方の島嶼
国の標語:自治、合理、叡智
国歌:
国花:
通貨:
公用語:再建魔法言語
首都:雲海都市アルニーヴェル
政体:合議政体・合理主義・対抗改革
元首:
気候:本来的には温暖かつやや乾燥。恒常的な天候制御と水流制御の魔法によって水利が維持されている。
民族:天使(青白)・人類(青)
経済:
農業:
工業:
鉱業:
サービス業:
軍事:魔法使いによる陸軍、帆船による海軍、天使による空軍を有する。
文化:
*概要
カーディナル大陸の遥か東方に位置する小国。
この地域には元来魔力制御に特化した特殊な魔法体系が存在しており、先駆的な合理主義精神が用意されていた。
この下で科学文明の本質とはその技術ではなく思想面にあると理解したプルートリクス人は科学文明の受容とは異なる対抗改革を提唱。
物質側の合理主義的な思想のみを取り入れ、魔法を合理化して科学技術に対抗しえる文明の形成を目指す固有の態度を決定付けた。
*歴史
***コンフラックス以前
東大陸の沖合という辺境に存在するプルートリクス諸島にはある頃から人類が定住した。
そして諸島では比較的豊かな本島では次第に都市同盟が力を強め、一つにまとまった。
やがて大陸で天使たちが人類と共存して国を築いたころ、個人主義的な天使の一部が諸島に移ってくることになる。
この天使たちは現在のアルニーヴェルを契約の地とし、人類に魔力を与える代わりに近隣の高山一つを領域として自治権と不入権を享受する契約を交わした。
この体制下で都市同盟はアルニーヴェルを中心とする合議制共和国に変質していく。
諸島全体が統一される時期になると、経済的に富裕な本島低地地方と政治・学術・軍事に特化したアルニーヴェルという、現在の合議政体制の政治力学も完成していった。
そうして発達した手工業や東大陸との交易と優れた魔法理論研究、そして安定した政治体制の下で諸島は繁栄を迎えた。
***コンフラックス以後
コンフラックスの衝撃そのものは諸島においてはそれほどでもなかったが、やがて科学文明の圧倒的な生産力が知れ渡り、低地地方が新思想の受け入れの最初の場所となるに従い、諸島は急速な不安定化の兆候を示した。
この中で低地都市同士の競争と諸島の分裂が危惧されるようになると、合議政は対抗改革を提唱し、新しい文明世界の形成への努力という方向で諸島を再統合しようと試みた。
*政治
伝統的に合議制の下で共和政が敷かれる。議会は身分制議会的な特徴を色濃く残している。
コンフラックス以降クロンを始めとする西大陸から様々な政治思想が流入し、憲法の制定などが行われたが、実情は今のところコンフラックス以前とそれほど変化していない。
*地理
原則として温暖かつやや乾燥した島々である。
**(本島)
あらゆる面で諸島の中心地。プルートリクス天使がほぼ本島に在住することもあって、主要四島の中で圧倒的な力を持つ。
***(高地地方)
-雲海都市アルニーヴェル
首都。本島中心部の高地にある高山都市。天使と人間の契約の地であり、現在も諸島において人口に占める天使の割合が最も高い。
そのため諸島における合議政と魔法研究の中心地であるとともに、その魔法戦力によって諸島の陸・空軍力を担っている。
下に雲海を見下ろすことから雲海都市、あるいは空中都市とも称されるが、特に空中に浮いているわけではない。
-セラエリニア山特別自治領域
アルニーヴェル外れにある山。島の最高峰であり、ここから島一帯、そして快晴であればこの国の全島を見渡せる。
天使と人類の契約によって天使に与えられた領域であり、諸島内の天使の八割がたはここに暮らす(残りは殆どがアルニーヴェル在住)。
***(低地地方)
-(名前未定)
本島東岸にある諸島の最大都市。魔道具職人の街であり、諸島の国内交易における中心港。
-(名前未定)
本島西岸にある諸島第三の都市。魔法とは特に関係のない道具職人の街であり、かつ西方遥か遠いカーディナル大陸、そして更にその向こうへの交易港。
マティエ・アルツェールの文物の流入もここを中心としており、プルートリクスの中では(対抗改革でない)改革派が比較的多い。
**(南島)
本島の南にある島。諸島における人間の定住はむしろ本島ではなく南島から始まったとされる。農業は果樹栽培中心。
諸島における大衆の識字化は本島よりもむしろ南島で顕著に前進してきた。
-(名前未定)
諸島第二の都市。諸島で最も早い時期に成立した都市。魔法理論の影響外にある学問が活発に行われ、諸島における合理主義の源泉ともいわれる。
純粋な科学文明の学問があることから諸島における改革派の中心地であるとともに対抗改革も盛んに叫ばれている。
**(北島)
本島の北にある島。諸島内における鉱業地帯。比較的冷涼であり、酪農も活発に行われている。都市化はあまり進んでいない。
避暑地としても有望とされるのだが、その点ではアルニーヴェルが卓越しており対抗できていない。
-(名前未定)
**(東島)
諸島主要四島のうち最も小さい島。合議政成立後にできた植民地的な地位であり、現在も大部分は森林が残る。
コンフラックス時の被害が比較的小さく、島内の木材を原料にした木工業と造船業を主産業とする。
-(名前未定)
東島にある諸島第三の都市。木工業と造船の街。
//***天空城
//領海内のとある場所の空中遥か高くに雲に紛れて浮いているらしい城。擬天使の本来の居城。
*魔法
***魔力制御
魔力の流れを制御することで魔法を反射したり増幅したり抑制したりする魔法体系。
***流体制御
魔力制御を現実の物体に適用することで成立した魔法。名前に反して液体・気体のみならず固体も操ることができる。
単純に想像される流れ制御のみならず流体の精製(不純物の分離と言い換えても良い)・熱交換など多様な応用を持つ。
これがある程度できないと水利において発言権を得られないため、大多数の国民は相当程度の流体制御魔法を用いることができる。
*国民
**種族
***天使
他のカーディナル諸国にいるそれと同系の魔族。大陸の天使とは異なり参政や統治への関心は低く、自治権を得て世俗とは隔絶して小家族的な生活を送る。
これはプルートリクスの天使が大陸から来た理由が支配者としての規律を求められることになじめなかったことに端を発するものである。
対抗改革に関しては魔力をどう使おうが盟約者の自由として傍観的立場をとるのが多数派だが、一部にはこれに心酔し天使の間においても変革を試みる者も現れつつある。
***人類
普通の人間。プルートリクスにおける圧倒的多数派を成す。
**言語
***再建魔法言語
現在用いられている『古代魔法言語』の源流に存在していた(とプルートリクス人の仮定している)「本来の形の」古代魔法言語を再構築した言語。
特徴としては活用や曲用が比較的規則性が強いことがあげられるほか、古代魔法言語に対しある程度の相互了解性を持つ。
*人物
***(名前未定)
アルニーヴェルで近代科学を学び、通常は天使が足を踏み入れない諸島内諸都市を頻繁に旅し、天使共同体への対抗改革の導入を掲げる若い天使。『鍵』持ち。