nations > 立憲王政アーカルソン=リペルニア

概要 [#e8ed2c6b]

 西ヤード海に浮かぶアトリオン島の全域を領土とする立憲王国の連合国家。アーカルソン王国とリペルニア王国その他小公国から成る。首都はスタックバラ。
公用語 アトリオン語
国歌
首都 スタックバラ
最大都市
国王 アン6世
首相 アーノルド・マクガフィン
通貨

歴史 [#pab7aca1]

古代ヤード帝国時代、文明世界の辺境として扱われたアトリオン島は大陸とは異なった民族・文化圏に属していた。
ヤード帝国崩壊後、アトリオンの大地は度々ヤーディシアの覇者の侵入を受け、そのたびに支配者を交代していた。
やがてこれら大陸からの侵入の嵐が止むようになると、今度は島内は数百年の群雄割拠と小国分立の時代に入った。
この時代の終わりは大陸との交易の再活性化であり、商業の復活のなかでアーカルソン王国において指導権争いが始まったことによる。
国王と貴族と市民の入り乱れての内戦と五王国戦争と呼ばれる島内の覇権争いという混乱の末、現在の立憲王国体制が成立した。
かくして他のヤーディシア諸国より遅れつつも形成された立憲王国はそれ自体が外洋に直接接しており大陸情勢の影響を受けにくい優位から後発組として植民地の拡大を進めた。
ヤード暦1500年現在、立憲王国はある程度の植民地を築き、本国経済もそれなりに安定した状況にある。
しかし本土の国力という点では現在でも立憲王国は大陸諸国に比べ劣勢であり、アトリオンの民は常に向こう岸に覇者が成立する危険性について不安感を持ってヤーディシア情勢を眺めている。

政治 [#iff1915a]

五王国戦争の結果成立した立憲王国体制において、王権は憲法により制約され、自由主義者と保守主義者の競争の下にある議会が主導権を握る。

政策スライダー [#c1ef5c5f]

民主的 ―◆――――― 独裁的 「君臨すれども統治せず」、よい言葉です
左派 ―――◆――― 右派 平等も秩序も行きすぎは好ましくないのです
開放社会 ――◆―――― 閉鎖社会 大陸の影響も、まあほどほどに受けたほうがよいでしょう
自由経済 ―◆――――― 中央計画経済 植民地も含めた経済圏を一手で掌握するのは至難の業でしょう
常備軍 ◆―――――― 徴兵軍 海に隔てられたこの島は徴兵制を必要としません
タカ派 ―――◆――― ハト派 必要となれば戦い、必要となれば和しましょう
介入主義 ――――◆―― 孤立主義 この国に大陸に深入りする余力はありません

地理

セレントス島

西ヤード海に浮かぶ平穏な島。長らくアーカルソン王の下にある王室属領だったが現在は立憲王国に統合された。
北ヤード海からの寒流を受けてアトリオンよりも更に冷涼であり、広大な牧場が広がる。

セレントス(62)

島の中心都市。

アトリオン島

西ヤード海に浮かぶ、ヤーディシアで最も大きな島。
北ヤード海からの寒流はここにも影響を及ぼしているが、緯度のために比較的温暖である。

(63)

島の北方に位置する中都市。

(64)

「裏口」とか「安全航路」と称される外洋への出口。ここに本拠地を置く外洋艦隊は西ヤード海のプレゼンスには関与せず、植民地への航路の警護を専任する。

スタックバラ(65)

アーカルソン王国の首都。

(66)

リペルニア王国の首都。南ヤード海方面への航路の拠点ともなる。

概要 [#e8ed2c6b]

 西ヤード海に浮かぶアトリオン島を中心とする立憲王国の連合国家。アーカルソン王国とリペルニア王国を始めとするさまざまな領地から成る。首都はスタックバラ(65)。
公用語 アトリオン語
国歌 アトリオンの民は大洋を行く
首都 スタックバラ
最大都市 スタックバラ
国王 ヘレン1世
首相 ジョセフ・ウォルター
政体 制限君主制、同君連合、技術主義

歴史 [#pab7aca1]

やど箱3開始まで

古代ヤード帝国時代、文明世界の辺境として扱われたアトリオン島は大陸とは異なった民族・文化圏に属していた。
ヤード帝国崩壊後、アトリオンの大地は度々ヤーディシアの覇者の侵入を受け、そのたびに支配者を交代していた。
やがてこれら大陸からの侵入の嵐が止むようになると、今度は島内は数百年の群雄割拠と小国分立の時代に入った。
この時代の終わりは大陸との交易の再活性化であり、商業の復活のなかでアーカルソン王国において指導権争いが始まったことによる。
国王と貴族と市民の入り乱れての内戦と五王国戦争と呼ばれる島内の覇権争いという混乱の末、一つの君主の下でアトリオンの諸王国は同君連合を成し、現在の立憲王国体制が成立。
かくして他のヤーディシア諸国より遅れつつも形成された立憲王国はそれ自体が外洋に直接接しており大陸情勢の影響を受けにくい優位から後発組として植民地の拡大を進めつつあった。
しかし、現女王の先王であるリチャード9世が子をなさないまま逝去し、立憲王国は各構成王国の継承の慣習の異なりから後継者の決定が捗々しくなく空位状態に突入、王権の混乱が続いた。
最終的に、この混乱は、リチャード9世の曾祖父の血を引くリペルニアの有力貴族がアーカルソン王国議会による権利の憲章を承認することでその支持を得てアン5世としてアーカルソン王に即位、リペルニア王としても認められたことで終結し、立憲王国体制が復活した。

やど箱1開始まで

アン5世は勢力均衡を掲げ巧妙な外交政策と北方世界への開拓によって勢力を拡大、フォロノワ帝国の瓦解もあって合同立憲王政を覇権国家に押し上げた。(やど箱3)
この後、アン5世が玉座にある数十年の間、合同立憲王政は大洋の支配者、覇権国家として栄華を極めた。
しかし彼女が崩御して後、アトリオン側の王国とヤーディシア大陸側の所領は王位継承法の違いによって分裂することになる。

やど箱4開始まで

ヤード暦1500年、ヤーディシア大陸の所領を失ったものの、立憲王国はある程度の植民地帝国を築くことに成功、本国経済もそれなりに安定した状況にあった。
しかし本土の国力という点では現在でも立憲王国は大陸諸国に比べ劣勢であり、アトリオンの民は常に向こう岸に覇者が成立する危険性について不安感を持ち続けていた。
その不安の中で合同立憲王政は対岸のメリエンヌ共和国と協調を図り、同国の崩壊後は同地に進出、一時的に西ヤード海を取り巻く版図を形成した。(やど箱1)
これについては後にメリエンヌ政府が独自の政府を樹立すると合同立憲王政は撤退することになる。

やど箱5開始まで

やど箱4の時期については右を参照:アトリオン・プラガヴィア貿易会社(やど箱4)
ルーンラント・リーゼンバウム戦争において、合同立憲王政は参戦することはなかったものの、それによる国際貿易活動の低下はアトリオン経済に大きな打撃を与えた。
この事態に対処すべく合同立憲王政は産業力に注力、その一環として貴族院への科学技術人材を参入を積極的に認め、工業技術の向上を図った。

地理 [#k805646d]

アトリオン島本土

この島全体でアーカルソン=リペルニア合同王国を形成する。

スタックバラ(65) [#dc780859]

アーカルソン王国の首都であり、合同立憲王政全体にとっても首都である。
この地域にアトリオン島の交通網・情報網の結節点が集中しており、商工業の中心地。

ホイーリントン(63) [#d5b78dea]

リペルニア王国領。近郊に良質な炭田と鉄山が所在し、鉱工業は盛んだが、海運・金融業はスタックバラ系資本がほとんど支配している。

ベレエイス(64) [#z3835a50]

アーカルソン王国領。ウィルキスシャーと同じように諸公国が分立していたが、アーカルソン王の政策により最終的には同化された。
基本的には何のこともない田舎ではあるが、外洋への出入り口として産業の成長が見られる。

ウィルキスシャー(66) [#f95cfc29]

諸公国領。アーカルソンやリペルニアのように独自の強力な王権が出現しなかった(あるいは出現を阻まれた)ため、アーカルソン=リペルニアの合同と同時にその支配下に飲み込まれた。
古代には南ヤード海との交流のためにアトリオンにおける最先進地域であったが、その交流が中世以来ずっと低調なままのため今ではただの田舎である。

ブランデー地方

合同立憲王政はブランデー王権を承認していないので、ブランデー王の称号は持たず、かつて北方世界に付与した「地方」の扱いを行っている。

オードヴィー(3) [#x0470fdf]

ブランデー地方の中心都市。リーゼンバウム・ルーンラント戦争の影響で難民が押し寄せ、ある意味では活況を見せている。

アルマニャック(2)

ブランデー地方。ルーンラント・リーゼンバウム戦争においてリーゼンバウム領であったため、戦火により損害を受けている。

アルデアル(26) [#fa549034]

大陸の南北を結ぶ重要な交通路、カルパート回廊の南側に位置する都市。カラシュ領であったが、その滅亡後暫定的に合同立憲王政が保護している。

政治 [#iff1915a]

核大戦後の混乱により国際貿易が低迷したため、産業振興が図られた。二院制であり、庶民院は通常の議会政治を重視しているものの、貴族院において一定数を占める科学技術人材は技術主義を主張している。

政策スライダー [#c1ef5c5f]

民主的 ―◆――――― 独裁的 この権利の憲章に基づき、全ての臣民は政府からの自由を持つ。
左派 ――――◆―― 右派 伝統に立脚せずしてこの同君連合は維持できまい…。
開放社会 ――◆―――― 閉鎖社会 大陸の連中にはあまり近寄り過ぎないほうがよかろう…。
自由経済 ◆―――――― 中央計画経済 アトリオンの紳士諸君の努力が立憲王国を豊かならしめんことを祈ろう。
常備軍 ―◆――――― 徴兵軍 ふむ…忠誠な者によって立憲王国は守られる、か…。
タカ派 ―――◆――― ハト派 戦わずに目的を達成できればよい。しかし初めから戦いを放棄してはならない。
介入主義 ――◆―――― 孤立主義 我らの戦場は外交交渉の場だ。我々には擁護すべき諸価値があるのだ。

人物 [#n56ffbd0]

アン5世 [#x2ad3203]

合同立憲王政の最盛期(やど箱3)の女王(神の恩寵によるアーカルソン=リペルニア王、ソレイアードおよびマールリンゲン公、アトリオンの諸小公国の盟主、セレントス島領主、エンヘリアおよびファフレリンスク地方ならびにナスコーおよびオードヴィー市の庇護者)。
リペルニアの上級貴族の家の出であり、もちろん前王とも近くはないが親戚関係にある。しかし母方は王家には相応しからぬ下級貴族の家で、そのために彼女の即位に否定的な声もあり、彼女自身にとってもそれはコンプレックスになっている。
能力的には空位時代の混乱を勝ち抜いて女王に即位する程度の美貌と知性は持ち、廷臣は充分掌握できている。
彼女は出自の微妙さを民衆の支持によって補おうと考えており、自由主義に対しては好意的な態度を取る。ただし王殺しのようなものは嫌悪する。

ヘレン1世

現在の合同立憲王政の女王(神の恩寵によるアーカルソン=リペルニア王にしてブランデー地方の庇護者)。アン5世から見て従姪の関係にある。
アン5世と同じくうら若き女王であり、それは国民にとっては期待となっている面もあるが、彼女にとっての重荷となっている面もある。

概要 [#e8ed2c6b]

 西ヤード海に浮かぶアトリオン島を中心とする立憲王国の連合国家。アーカルソン王国とリペルニア王国を始めとするさまざまな領地から成る。首都はスタックバラ(65)。
公用語 アトリオン語
国歌 アトリオンの民は大洋を行く
首都 スタックバラ
最大都市 スタックバラ
国王 ヘレン1世
首相 ジョセフ・ウォルター
政体 制限君主制、同君連合、テクノクラシー

歴史 [#pab7aca1]

やど箱3開始まで [#ka12c274]

古代ヤード帝国時代、文明世界の辺境として扱われたアトリオン島は大陸とは異なった民族・文化圏に属していた。
ヤード帝国崩壊後、アトリオンの大地は度々ヤーディシアの覇者の侵入を受け、そのたびに支配者を交代していた。
やがてこれら大陸からの侵入の嵐が止むようになると、今度は島内は数百年の群雄割拠と小国分立の時代に入った。
この時代の終わりは大陸との交易の再活性化であり、商業の復活のなかでアーカルソン王国において指導権争いが始まったことによる。
国王と貴族と市民の入り乱れての内戦と五王国戦争と呼ばれる島内の覇権争いという混乱の末、一つの君主の下でアトリオンの諸王国は同君連合を成し、現在の立憲王国体制が成立。
かくして他のヤーディシア諸国より遅れつつも形成された立憲王国はそれ自体が外洋に直接接しており大陸情勢の影響を受けにくい優位から後発組として植民地の拡大を進めつつあった。
しかし、時の国王リチャード9世が子をなさないまま逝去し、立憲王国は各構成王国の継承の慣習の異なりから後継者の決定が捗々しくなく空位状態に突入、王権の混乱が続いた。
最終的に、この混乱は、リチャード9世の曾祖父の血を引くリペルニアの有力貴族がアーカルソン王国議会による権利の憲章を承認することでその支持を得てアン5世としてアーカルソン王に即位、リペルニア王としても認められたことで終結し、立憲王国体制が復活した。
アン5世は勢力均衡を掲げ巧妙な外交政策と北方世界への開拓によって勢力を拡大、フォロノワ帝国の瓦解もあって合同立憲王政を覇権国家に押し上げた。(やど箱3)
この後、アン5世が玉座にある数十年の間、合同立憲王政は大洋の支配者、覇権国家として栄華を極めた。
しかし彼女が崩御して後、アトリオン側の王国とヤーディシア大陸側の所領は王位継承法の違いによって分裂することになる。
しかしヤーディシア大陸の所領を失ったものの、ヤード暦1500年ごろになると立憲王国は植民地帝国が再び興隆、本国経済もそれなりに安定を取り戻した。
しかし本土の国力という点ではやはり立憲王国は大陸諸国に比べ劣勢であり、アトリオンの民は常に向こう岸に覇者が成立する危険性について不安感を持ち続けていた。
その不安の中で合同立憲王政は対岸のメリエンヌ共和国と協調を図り、同国の崩壊後は同地に進出、一時的に西ヤード海を取り巻く版図を形成した。(やど箱1)
これについては後にメリエンヌ地域に独自の政府が成立すると合同立憲王政は撤退することになる。
なお、植民地帝国の一つとして、アトリオンはプラガヴィアにはあまり面的な拡大を行わなかった。しかし、点としての拠点は存在した。アトリオン・プラガヴィア貿易会社の統治するポート・エンジェ自治領がそれである。(やど箱4)
ルーンラント・リーゼンバウム戦争において、合同立憲王政は参戦することはなかったものの、それによる国際貿易活動の低下はアトリオン経済に大きな打撃を与えた。
この事態に対処すべく合同立憲王政は産業力に注力、その一環として貴族院への科学技術人材の参入を積極的に認め、工業技術の向上を図った。

地理 [#k805646d]

アトリオン島本土 [#vb15e965]

この島全体でアーカルソン=リペルニア合同王国を形成する、合同立憲王政の中核部。

スタックバラ(65) [#dc780859]

アーカルソン王国の首都であり、合同立憲王政全体にとっても首都である。
この地域にアトリオン島の交通網・情報網の結節点が集中しており、商工業の中心地。

ホイーリントン(63) [#d5b78dea]

リペルニア王国領。近郊に良質な炭田と鉄山が所在し、鉱工業は盛んだが、海運・金融業はスタックバラ系資本がほとんど支配している。

ベレエイス(64) [#z3835a50]

アーカルソン王国領。ウィルキスシャーと同じように諸公国が分立していたが、アーカルソン王の政策により最終的には同化された。
基本的には何のこともない田舎ではあるが、外洋への出入り口として産業の成長が見られる。

ウィルキスシャー(66) [#f95cfc29]

諸公国領。アーカルソンやリペルニアのように独自の強力な王権が出現しなかった(あるいは出現を阻まれた)ため、アーカルソン=リペルニアの合同と同時にその支配下に飲み込まれた。
古代には南ヤード海との交流のためにアトリオンにおける最先進地域であったが、その交流が中世以来ずっと低調なままのため今ではただの田舎である。

セレントス島(62) [#y55efc3c]

長らくリペルニア王に臣従してきた地域。数代前の領主が統治権をアーカルソン=リペルニア王に返上したため、現在はアーカルソン王が島の領主になって代官を派遣するという統治形態をとっている。
しかし代官は基本的にお飾りで、実際には島民集会も同然の議会が自治を行う。そのような統治が可能なことから明らかなように人口は多くない。

オードヴィー=カルヴァドス [#j774d119]

伝統的にはテリトワール・ド・メリエンヌの北部地域なのだが、ブランデー、ルーンラント、リーゼンバウム、そして合同立憲王政など歴史上さまざまな勢力が進出してきたことがあり、多国籍的な雰囲気のある地域。
都市の力が強く、オードヴィー・カルヴァドス双方で自治都市的な制度が多く残され、合同立憲王政下でも自由都市の法的地位を持っている。

オードヴィー(3) [#x0470fdf]

リーゼンバウム・ルーンラント戦争によって出た難民が多数流入し、その労働力によって産業が発展、大陸側の工業の中心地となっている。

カルヴァドス(4) [#bc7aa16d]

一時はブランデー王国の首都にもなった都市だが、ブランデー王権の崩壊後はルーンラントの下で人口が減少し経済は低迷したものの民会による自治体制が続き、現在の自由都市の地位の権原となっている。

グラン=ダルマニャック地方 [#t7fb4805]

アルマニャック(2) [#s4e1d94b]

ルーンラント・リーゼンバウム戦争においてリーゼンバウム領であったため戦場となった地域の一つ。現在では除染はかなり進んでおり、農業地帯としての再建が進められている。

ポルトーアルマニャック(1) [#me070145]

のどかな漁村だったが、アルマニャック地方の北ヤード海へのアクセスを改善し、地域振興と交易ルートへの参入を目論む合同立憲王政によって港湾が大規模に拡張された。
現時点ではアトリオン本土とユズリアを始めとするルーンラント領沿岸部との交易の中間拠点となっているようである。

北ヤード海諸島 [#gc526a10]

北ヤード海における島々。歴史上長らく放置され、海賊などの巣となってきたが、北ヤード海と西ヤード海の間の航路が安全であることを望んだ合同立憲王政が入植を行った。

ハリエヤール島(59) [#te5bc584]

北ヤード海諸島の北端の島。島の内側は急峻な山岳地であるため、外周の狭い陸地に張り付くように入植者が住んでいる。主要産業は漁業。

ヴェザンランド島(60) [#g7d79cc1]

北ヤード海諸島の南側の島。ハリエヤールに比べると平地の割合が広いが、北方に位置し冷涼なため農業よりは畜産が主産業。

セント・ミカエル海上城砦(61) [#a6c1d438]

ヴェザンランド島の南端に位置する陸繋島に建設された巨大な城塞都市。大型船の造船も可能な軍港でもあり、北ヤード海における合同立憲王政海軍のプレゼンスの源となっている。

政治 [#iff1915a]

二院制の議院内閣制国家。庶民院はアン5世以来の自由主義的統治の継続を求めているものの、貴族院において一定数を占める科学技術人材はテクノクラシーを主張している。

政策スライダー [#c1ef5c5f]

民主的 ―◆――――― 独裁的 この権利の憲章に基づき、全ての臣民は政府からの自由を持つ。
左派 ――◆―――― 右派 産業と技術の力によって、アトリオン社会を改善できないだろうか?
開放社会 ――◆―――― 閉鎖社会 大陸の連中にはあまり近寄り過ぎないほうがよかろう…。
自由経済 ◆―――――― 中央計画経済 アトリオンの紳士諸君の努力が立憲王国を豊かならしめんことを祈ろう。
常備軍 ―◆――――― 徴兵軍 ふむ…忠誠な者によって立憲王国は守られる、か…。
タカ派 ―――◆――― ハト派 戦わずに目的を達成できればよい。しかし初めから戦いを放棄してはならない。
介入主義 ――◆―――― 孤立主義 我らの戦場は外交交渉の場だ。我々には擁護すべき諸価値があるのだ。

人物 [#n56ffbd0]

アン5世 [#x2ad3203]

合同立憲王政の最盛期(やど箱3)の女王(神の恩寵によるアーカルソン=リペルニア王、ソレイアードおよびマールリンゲン公、アトリオンの諸小公国の盟主、セレントス島領主、エンヘリアおよびファフレリンスク地方ならびにナスコーおよびオードヴィー市の庇護者)。
リペルニアの上級貴族の家の出であり、もちろん前王とも近くはないが親戚関係にある。しかし母方は王家には相応しからぬ下級貴族の家で、そのために彼女の即位に否定的な声もあり、彼女自身にとってもそれはコンプレックスになっている。
能力的には空位時代の混乱を勝ち抜いて女王に即位する程度の美貌と知性は持ち、廷臣は充分掌握できている。
彼女は出自の微妙さを民衆の支持によって補おうと考えており、自由主義に対しては好意的な態度を取る。ただし王殺しのようなものは嫌悪する。

ヘレン1世 [#h2ffb8ea]

現在の合同立憲王政の女王(神の恩寵によるアーカルソン=リペルニア王にして自由都市オードヴィーおよびカルヴァドスならびにグラン=アルマニャック地方の庇護者にして北ヤード海諸島嶼の領主)。アン5世から見て従姪の関係にある。
アン5世の即位時と同じくうら若き女王であり、それは国民にとっては期待となっている面もあるが、彼女にとっての重荷となっている面もある。

国名:立憲王政アーカルソン=リペルニア(合同立憲王政アトリオン)
英名:Constitutional Kingdoms of Arkalson-Lipernia (Union of Atrionish Constitutional Kingdoms)
地域:北方大陸
国歌:アトリオンの民は大洋を行く
国花:紫露草
通貨:アトリオン・リブラ
公用語:アトリオン語
首都:スタックバラ
政体:議会君主政、混合政体
元首:アーカルソン=リペルニア女王アン4世
宗教:アトリオン国教会
気候:冷涼湿潤
民族:アーカルソン人、リペルニア人
経済:商工業国
農業:牧畜や混合農業
工業:機械産業が発展
鉱業:良質な鉄鉱と炭鉱が所在
商業:伝統的に海運業が発達
軍事:
文化:

地理

北方大陸に存在するアトリオン島全土を占めている。

アーカルソン王国領

合同立憲王政の中心となっている王国。商工業が発展し、国内外に広く様々なネットワークが行き渡っている。

スタックバラ(20)

アーカルソン王国の首都であり、合同立憲王政全体にとっても首都である。
この地域にアトリオン島の交通網・情報網の結節点が集中しており、商工業の中心地。

リペルニア王国領

合同立憲王政を支えるもう一方の王国。合同以来のアーカルソン資本投下の結果、鉱工業はアーカルソンと同程度まで発展している。

ホイーリントン(24)

リペルニア王国の首都。近郊に良質な炭田と鉄山が所在し、鉱工業は盛んだが、海運・金融業はスタックバラ系資本がほとんど支配している。

諸公国領

ウィルキスシャー(25)

諸公国領。アーカルソンやリペルニアのように独自の強力な王権が出現しなかった(あるいは出現を阻まれた)ため、アーカルソン=リペルニアの合同と同時にその支配下に飲み込まれた。

オードヴィー(28)


政治

アーカルソン王国、リペルニア王国、その他諸公国からなる立憲君主国による物的同君連合。全土から送られる議員による合同立憲王政議会と君主たるアーカルソン=リペルニア王による混合政体であるというのが伝統的な理解。
保守党と自由党による二大政党制であり、思想的には夜警国家が広く支持されている。

保守党

保守主義。伝統的なアトリオン政体の維持と夜警国家の継続を掲げる。現在の与党。

自由党

自由主義。党内には古典的自由主義と社会自由主義の間で不一致がある。現在の野党第一党。

リペルニア自主党

地方分権主義。リペルニア王国独自の議会の再建と自治権の拡大を求める政党。

労働党

社会改良主義。議会での勢力は必ずしも大きくはないが、民間団体として様々な社会改良運動を行っており、草の根では一定の存在感がある。

王冠合同党

反動主義。合同直後の、まだ海外との交流も進んでおらず、議会による君主権の掣肘も不十分だった時期を理想とし、その時代への回帰を求める党。
なお、流石に王国分立時代以前への回帰を求める反動派は極端なリペルニア至上主義者くらいしかいないらしい。


経済

鉱工業と海運が発展している。

軍事

議会陸軍

議会合同によって実質的な統一はなされているが、形式的にはそれぞれの領邦ごとに陸軍が存在することになっている。合同以降大きな戦争に参加したことがなく、近年は士気が今一つ。

王立海軍

アーカルソン=リペルニア王の下に存在する海軍。ブルーウォーターネイビーとしての実力を備え、潤沢な予算と装備を持ち、アトリオンのシーレーンを支えている。

王立空軍

アーカルソン=リペルニア王の下に存在する空軍。先王の意向で創設されたもので、陸海軍からは微妙な目を向けられているが、マニアックな技術者たちが空中艦隊計画の実現に日々邁進している。なお予算も人員も足りていない模様。

外交関係


歴史

上古アトリオン

アトリオン島にもともといた人々は、アストラヴィチャニン(よく「アストラ系」と呼ばれる。ヤード語で「島の民」の意。往々にしてアトリオン語の通俗語源で「星詠みの民」と解釈されがち)と呼ばれる人々である。
彼らは占星術的な信仰と文化を持ち、自然と共存した農耕生活を送っていた。この時代の史料には石碑がいくつか残っており、上古アストラ語の解読も進んでいるが、記録は断片的であり、詳細は不明瞭である。

大陸からの征服の波の中で

大陸でさまざまな勢力が興亡する中で、アトリオン島もその争いから免れることはできなかった。この時代にアトリオン島で最も大きな脅威となった外部勢力がアルカルという人物を首領とするイースラント人で、彼らは征服により勢力を拡大し、島の6割ほどを支配下におくに至ったが、アルカルの没後は数十年内紛が続いた。

二王国分立

イースラント系入植者に抵抗しつづけたアストラ系の諸侯は連合して自分たちの中で最も名声の高かったウィラード1世を推戴し、自分たちの王国を建設した。これがリペルニア王国の成立である。
彼らはイースラント系の内紛に介入し漁夫の利を得ることで勢力均衡を図ったが、ある時リペルニアの同盟者のとある小王国の新王に即位した人物は即位早々に電撃的にほかのイースラント勢力を征服し、自らをアルカルの再来としてアルカル2世を名乗った。アルカル2世はその後すぐに病没するが、彼の長男アーカルソン(アルカルソン)は征服地を安定させることに成功し、アーカルソン王国を建てた。
リペルニア王国にとってこのアーカルソン王国成立は歓迎すべきことではなかったが、国内の安定を実現したアーカルソンに対抗するのは困難と判断したリペルニア王ウィラード2世は自らの娘をアーカルソンの王妃として迎えさせた。以後、アーカルソン王国とリペルニア王国は何度かの王朝交代を経ながらもそのたびごとに姻戚関係を結ぶようになった。
この二王国分立の時代は500年以上にわたって続いたが、時折アーカルソン=リペルニアの人的同君連合を形成することもあった。しかしタニストリー的な選挙王制の伝統を持つリペルニア王国と長子相続であるアーカルソン王国という建国以来の王位継承法の違いからこの時代に同君連合が長続きすることはなかった。

合同立憲王政の成立

王国分立を終わらせたのはリペルニア王国でのクラリッサ王国との継承戦争である。リペルニア王ヘンリー3世は苦戦の末に諸侯の活躍によってクラリッサ王アドルフ1世を捕虜とし、この戦争に勝利したが、この勝利はピュロスの勝利であり、賠償金は諸侯への報奨に消えた。こうしてリペルニア王はこの時期には次第に北方大陸の通商で存在感を示しつつあったアーカルソン王国に対して劣位に置かれた。
継承戦争の数年後、当時のアーカルソン王ジョン2世が崩御すると、ヘンリー3世がアーカルソン王位に就いたが、彼は荒廃し諸侯の専横が甚だしいリペルニアに倦んでおり、伝統的にアーカルソン王にしてリペルニア王となった者の王座は国境付近の街に置かれるという慣習を無視してアーカルソン最大(そしてアトリオン最大)の都スタックバラを居とした。
リペルニア諸侯は次第にこれに不満を募らせ、ついには反乱を起こすが、この反乱はアーカルソン軍によって鎮圧された。ヘンリー3世は反乱の発端となったリペルニア王国議会(国王選出権を持つ)を解散させ、アーカルソン議会に統合させた。この合同議会の最初の仕事はリペルニアの王位継承法をアーカルソンと同じものにすることであり、この議会合同を以って歴史学的には合同立憲王政アトリオンが成立したとされるが、法的にはこの次の代に女王となるシャーロット1世の即位を巡る混乱に対処するためアーカルソン=リペルニア王位が宣言された時点が合同立憲王政の成立とされている。

海外通商の時代

合同が実現した後、島内の争いが沈静化したアトリオン人は、海外に目を向けるようになり、両大陸の通商に積極的に乗り出した。

工業化の進展

通商の発展が進む中で、アトリオン島から輸出できる物産をさらに多様化すべく、製造業を発展させた。

宗教

アーカルソン国王を首長とする円十字教の宗派であるアトリオン国教会が主流。公職に就くには国教徒が望ましいとされるものの、信仰の自由は保障されている。
リペルニアでは古代から続く星詠みの文化が残っているが、円十字教自体はどこでも受け入れられている。