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第34話」(2009/10/03 (土) 02:50:17) の最新版変更点

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*第34話「波乱の予感! 文化祭準備は大忙し」 *あらすじ  学校は、数日後に行われる文化祭の準備で騒がしかった。一年のうちで最も大きなイベントのひとつであるだけに全員の熱の入り様はただ事ではない。まひるのクラスでも委員長の雪奈が中心になってクラスの出し物を決め、その準備に取り掛かっていた。特に優秀なクラス出し物は表彰されるので、どのクラスも熱心だ。  一方、かぐやはといえば、生徒会長になっての初仕事である。この文化祭が終われば引退同然となる天城会長ら旧執行部の指導の下、初めての大役を果たそうと一生懸命になっている。学年やクラス間の調整、先生との折衝など、様々なことが一度に押しよせる。かぐや以外の新執行部のメンバーもキリキリ舞いだ。休み時間もほとんどまひるたちと会話する暇もなく、書き掛けの書類の手を止めては溜息をつく毎日だ。 「月宮さん、ほら手が止まってる!」「はい、済みません」 いつもとは別人のような天城先輩の声が飛ぶ。先輩たちも新人に自身をつけさせようと一生懸命だったのだ。  ダークネスの本拠地では、モークライとガトールが話し合っていた。「ガトール様、これがこの前の実験結果を取り入れた新しい仮面でございます」「敵を確実に仕留めるためには、まず相手の情報を性格に捉え分析することだ」「そうでございますな」「さっそくこの仮面をアンコチョウチョウに使わせてみよう」「はい」 二人がニヤリと笑った。  いよいよ明日が文化祭という時になっても、まひるたちはクラスの出し物の製作に追われていた。思いがけないことが幾つか起こり、材料が不足していることが分かった。「まひるー」と雪奈の声が聞こえる。不足の品物を駅前のショッピングモールまで買いにいってくれないか、という相談だった。他にも誰か一緒に行ってくれる人を探そうとした雪奈をまひるは止めて自分ひとりで行くことにする。誰もが準備で一生懸命だし、買出しの量は一人でもなんとかなりそうな量だ。買出しメモを見ながら廊下を歩いていると、かぐやが彼女の姿を見つけて声を掛けてきた。「まひる、準備は?」「明日までには間に合いそう。私、これから買出しに行くんだ」 かぐやはちょうど一区切りついて休憩を兼ねて教室に行くところだという。そこで、かぐやも一緒に買出しについて行くことにした。  かぐやのマウンテンバイクの後ろにまたがり、まひるたちが駅前へと急ぐ。少しの間だったが、お互いのことを話すことができて嬉しい。かぐやが一生懸命に自分の使命を果たしているのをちょっと偉いと思い、天城先輩と一緒に仕事をしているのは羨ましいと思ったりもした。  そんなうちに駅前のショッピングモールに着いた。ここには大きな文房具の量販店が入っており、必要なものが全部揃っている。メモを見ながら商品をカゴに入れ、レジで精算してお金を払う。「かぐやが居てくれたおかげで早く済んだし、ありがとう」 モール内を歩きながら、まひるがお礼を言う。「だって、クラスの方にはほとんど参加できなかったし、これくらいでも役に立てて嬉しい」とかぐや。  その時だった。モール内の空間がぐにゃりと曲がったような気がした。モールの中にいた人たちが次々に眠るように倒れ、モール全体が闇の空間に転移する。「もしかして、クライナー?」 まひるとかぐやはキュアパストを構える。カードをスラッシュして、変身する。  モール内の空間が急激に膨張し、通路がやたら複雑に迷路のように変わる。「これって体育館の時みたいにクライナーの中に取り込まれたってことなのかしら?」 ナイトが周囲を見回しながら冷静に分析する。「じゃあ、また中から攻撃すればいいのかな?」 サンディが周囲の壁を力任せに蹴ったり、殴ったりしてみる。壁は凹みはするもののドロドロとした何かが吹き出て、元通りになってしまう。貫通はしないようだ。 「とにかく脱出することを考えましょう」 ナイトの提案で二人は、出口を求めて歩き始めた。広場のような所に出ると、眩しいライトが点滅を始め、見ているうちに頭がボーっとなる。サンディがナイトの肩を掴むと突然投げ飛ばした。ナイトも何となく反撃する。二人でもみ合っているうちに広場の隣の通路に転がり込んだ。その途端に意識がはっきりして、何があったのかを理解する。どうやら催眠的な効果のあるライトが仕掛けられていたようだ。  突然、スプリンクラーが噴出してきたり、天井のケーブルが触手のように攻撃したりもした。マネキンたちが一斉にクライナー化して襲い掛かってくる。それらを倒してホッとする間もなく音楽が聞こえてきた。怪しい演歌の歌声だ。あまりの大音響に思わず耳を塞ぐ二人。「すっごい・・・音痴?」「わちきの歌を馬鹿にしたね! もう許さないざんす!」 大音響がさらに響く。ナイトがスピーカーを蹴り壊し、何とか治まる。他の所にあるスピーカーから歌声が聞こえるが、ドアを蹴り壊して別の通路に入った。これで、しばらくは大丈夫だろう。  そんなプリキュアたちの苦戦を見つめている二人の目があった。モークライとガトールだ。二人は、アンコチョウチョウに指示を出しながら、プリキュアの動きに目を配る。「あんたたちの指図は、受けないわさ」と言いつつもアンコチョウチョウはクライナーを操って攻撃するのを楽しんでいるようだ。 「あ、あれって案内板じゃないの?」 サンディが壁にあるプレートに気が付いた。見てみると確かにモールの案内図だ。だいぶ店内の奥に来ているらしい。その時、オレンジたちの声が聞こえたような気がした。「オレンジの声が聞こえなかった?」「そう?」 二人は耳を澄ませてみる。何も聞こえない・・・と思ったが、確かにオレンジの声が聞こえる。オレンジだけでなくて、パープルとピンクの声も聞こえる。 「オレンジ」「パープル、ピンク」 二人が大声で叫ぶとクライナー化したモールの一部がパカッと開いた。中からオレンジとパープル、そしてピンクが現れた。中に入ると開いたところが消える。「どうやってきたの?」「闇の気配を感じて来たレジ」「一部がクライナー化してなかったから、中に入れたプル」「オレンジとパープル連れて来るの大変だったピピ」 一斉に話し出すオレンジたち。「わー、うるさーい」 サンディが怒鳴ってオレンジたちの口を閉じる。 「パープルたちが来てくれてよかったわ。ここを突破するわよ」「「「わかったレジ」パプ」ピピ」 オレンジたちがアドベンタルキーを使ってブレスを呼び出す。ブレスを装着した二人は、必殺技を繰り出す。放たれた必殺技はクライナーの内部に吸い込まれていく。ブレスの発動が激しくなっていくがクライナーの闇に必殺技は吸い込まれ続けている。二人もかなり疲労が見えている。「どうしよう、ナイト・・・このままじゃ」 サンディの不安げな声を聞きながらナイトはあることを思い出していた。 「サンディ、さっきパープルたちが出てきたところよ」 サンディもハッとする。二人がさっき開いた辺りをダブルキックで攻撃する。大きな音がして、外に出ることができた。再度、必殺技を放つと、外からの攻撃はクライナーに充分効いた。たちまちクライナーがうめき声を出し、消滅してゆく。ガトールたち幹部は、その時点で潮時と考えて姿を消していた。クライナーが消え、シャイミーのカードに戻ると周囲は再び賑やかなショッピングモールに戻っていた。  翌日、新生徒会長のかぐやと校長先生の挨拶を皮切りに文化祭が始まった。まひるたちもクラス展示への呼び込みに一生懸命だ。さくらもあさひと一緒にかんばっている。どのクラスが展示で優勝するのだろうか? *ストーリー設定メモ (作品内にこんなシーンが欲しいという設定やイラストを記載します) 09.07.29設定 ・ストーリー構成案の際に出されたアイデア > 文化祭の話 > クラスの出し物でまひるたちが買出し。ショッピングモールクライナーに遭遇する。クラスメイン、またはかぐやの生徒会メイン? > まひる・・・クラスの出し物で奮闘 > かぐや・・・生徒会の仕事でまひると離れて奔走 ・クライナーは、ショッピングモールクライナーです。 09.08.28設定 ・ストーリー案 > [[第33話]]の旧校舎のお別れの話も絡めたらどうだろう?(本編にちらっと出る程度で) > アンコチョウチョウが、ショッピングモール全体をクライナー化し、それをモークライとガトールが観察(ショッピングモールの警備室内?)している。→プリキュアの弱点を研究する? > ショッピングモール内で戦うのはまひる一人? それともかぐやも誘って二人で戦う? まひるの危機に対してかぐやが駆けつける感じ?(かぐやがナイト的立場) > まひるを買出しに行かせるなら、クラスメインの方が良いのでは?(戦闘時には関係ないので、どうだろう?) > かぐやは会長になったばかりで文化祭の準備に忙しく、まひると擦れ違いになることも多い→かぐやにストレスが溜まる→まひるにショッピングに誘われ大喜び ・ストーリーの流れ案 >+文化祭の準備に忙しいかぐや >+同じくクラスの出し物準備で忙しいまひる >+クラスの出し物で必要なものを買いに行く係りになってショッピングモールへ(かぐやも誘われる?) >+ショッピングモールがクライナーに変化 >+プリキュアに変身して必死に脱出を図る >+最終的に必殺技で突破 >+文化祭の出し物を見せて終わり ・まひるのクラスの出し物は?(未決定) > お化け屋敷(お化け話が結構あるので、採用しない) > 男女逆転喫茶 ・登場幹部は、[[アンコチョウチョウ]]です(特別出演として、[[モークライ]]と[[ガトール]]も登場します) ・登場クライナーは、[[ショッピングモールクライナー>クライナー名鑑23]]です。 *次回予告 まひる「昨日さ、外国人の人と喋っちゃった」 かぐや「凄いじゃない、まひるって英会話できたのね」 まひる「いやー、残念ながら日本語だったの」 かぐや「なんだ……で、何しゃべたの」 まひる「かぐやの家までの行き方だよ」 かぐや「ぎくっ」 ま&か「冒険! プリキュアデイズ、『リズ台風がやってきた! やぁやぁやぁ』」 まひる「ピカピカ輝き見つかるかも!」 まひる「あーあの人。ほら校庭で叫んでる人だよ」 かぐや「きゃー、ここには来ないでって言ったのに!」 ---- 第34話のタイトル候補 ・「大忙し! 文化祭準備には危険がいっぱい」 ・「クライナー迷路からの脱出! まひるとかぐやのお使い」 ・「波乱の予感! 文化祭準備は大忙し」 ・「おつかいは危険がいっぱい? 迷子のまひるとかぐや」 ・「波乱の予感! 文化祭準備は大迷宮」 ・「大迷宮(ラビリンス)の罠! おつかいは危険がイッパイ?」 から話し合いで「波乱の予感! 文化祭準備は大忙し」が選ばれました。 ---- *第34話の話合いの際に出された全体の設定メモ 09.08.31設定 ・夏休みの宿題の状況は? >まひる…計画を立ててやりそうだが、結局かぐやに頼る? >則子…最初の一週間で全部やってしまい後は遊びまくる >美香…計画を立ててきちんとやる 朝顔の観察日記とかつけてそう >雪奈…宿題なんかとっととやって夏期講習にレッツゴー! >かぐや…得意科目はさっさとやるけど、苦手科目はギリギリまで放置 >あさひ…お姉ちゃん、教えてあげるよ >さくら…あさひー、ここが分からないのー!!
#ref(第34話title.jpg) *あらすじ  学校は、数日後に行われる文化祭の準備で騒がしかった。一年のうちで最も大きなイベントのひとつであるだけに全員の熱の入り様はただ事ではない。まひるのクラスでも委員長の雪奈が中心になってクラスの出し物を決め、その準備に取り掛かっていた。特に優秀なクラス出し物は表彰されるので、どのクラスも熱心だ。  一方、かぐやはといえば、生徒会長になっての初仕事である。この文化祭が終われば引退同然となる天城会長ら旧執行部の指導の下、初めての大役を果たそうと一生懸命になっている。学年やクラス間の調整、先生との折衝など、様々なことが一度に押しよせる。かぐや以外の新執行部のメンバーもキリキリ舞いだ。休み時間もほとんどまひるたちと会話する暇もなく、書き掛けの書類の手を止めては溜息をつく毎日だ。 「月宮さん、ほら手が止まってる!」「はい、済みません」 いつもとは別人のような天城先輩の声が飛ぶ。先輩たちも新人に自身をつけさせようと一生懸命だったのだ。  ダークネスの本拠地では、モークライとガトールが話し合っていた。「ガトール様、これがこの前の実験結果を取り入れた新しい仮面でございます」「敵を確実に仕留めるためには、まず相手の情報を性格に捉え分析することだ」「そうでございますな」「さっそくこの仮面をアンコチョウチョウに使わせてみよう」「はい」 二人がニヤリと笑った。  いよいよ明日が文化祭という時になっても、まひるたちはクラスの出し物の製作に追われていた。思いがけないことが幾つか起こり、材料が不足していることが分かった。「まひるー」と雪奈の声が聞こえる。不足の品物を駅前のショッピングモールまで買いにいってくれないか、という相談だった。他にも誰か一緒に行ってくれる人を探そうとした雪奈をまひるは止めて自分ひとりで行くことにする。誰もが準備で一生懸命だし、買出しの量は一人でもなんとかなりそうな量だ。買出しメモを見ながら廊下を歩いていると、かぐやが彼女の姿を見つけて声を掛けてきた。「まひる、準備は?」「明日までには間に合いそう。私、これから買出しに行くんだ」 かぐやはちょうど一区切りついて休憩を兼ねて教室に行くところだという。そこで、かぐやも一緒に買出しについて行くことにした。  かぐやのマウンテンバイクの後ろにまたがり、まひるたちが駅前へと急ぐ。少しの間だったが、お互いのことを話すことができて嬉しい。かぐやが一生懸命に自分の使命を果たしているのをちょっと偉いと思い、天城先輩と一緒に仕事をしているのは羨ましいと思ったりもした。  そんなうちに駅前のショッピングモールに着いた。ここには大きな文房具の量販店が入っており、必要なものが全部揃っている。メモを見ながら商品をカゴに入れ、レジで精算してお金を払う。「かぐやが居てくれたおかげで早く済んだし、ありがとう」 モール内を歩きながら、まひるがお礼を言う。「だって、クラスの方にはほとんど参加できなかったし、これくらいでも役に立てて嬉しい」とかぐや。  その時だった。モール内の空間がぐにゃりと曲がったような気がした。モールの中にいた人たちが次々に眠るように倒れ、モール全体が闇の空間に転移する。「もしかして、クライナー?」 まひるとかぐやはキュアパストを構える。カードをスラッシュして、変身する。  モール内の空間が急激に膨張し、通路がやたら複雑に迷路のように変わる。「これって体育館の時みたいにクライナーの中に取り込まれたってことなのかしら?」 ナイトが周囲を見回しながら冷静に分析する。「じゃあ、また中から攻撃すればいいのかな?」 サンディが周囲の壁を力任せに蹴ったり、殴ったりしてみる。壁は凹みはするもののドロドロとした何かが吹き出て、元通りになってしまう。貫通はしないようだ。 「とにかく脱出することを考えましょう」 ナイトの提案で二人は、出口を求めて歩き始めた。広場のような所に出ると、眩しいライトが点滅を始め、見ているうちに頭がボーっとなる。サンディがナイトの肩を掴むと突然投げ飛ばした。ナイトも何となく反撃する。二人でもみ合っているうちに広場の隣の通路に転がり込んだ。その途端に意識がはっきりして、何があったのかを理解する。どうやら催眠的な効果のあるライトが仕掛けられていたようだ。  突然、スプリンクラーが噴出してきたり、天井のケーブルが触手のように攻撃したりもした。マネキンたちが一斉にクライナー化して襲い掛かってくる。それらを倒してホッとする間もなく音楽が聞こえてきた。怪しい演歌の歌声だ。あまりの大音響に思わず耳を塞ぐ二人。「すっごい・・・音痴?」「わちきの歌を馬鹿にしたね! もう許さないざんす!」 大音響がさらに響く。ナイトがスピーカーを蹴り壊し、何とか治まる。他の所にあるスピーカーから歌声が聞こえるが、ドアを蹴り壊して別の通路に入った。これで、しばらくは大丈夫だろう。  そんなプリキュアたちの苦戦を見つめている二人の目があった。モークライとガトールだ。二人は、アンコチョウチョウに指示を出しながら、プリキュアの動きに目を配る。「あんたたちの指図は、受けないわさ」と言いつつもアンコチョウチョウはクライナーを操って攻撃するのを楽しんでいるようだ。 「あ、あれって案内板じゃないの?」 サンディが壁にあるプレートに気が付いた。見てみると確かにモールの案内図だ。だいぶ店内の奥に来ているらしい。その時、オレンジたちの声が聞こえたような気がした。「オレンジの声が聞こえなかった?」「そう?」 二人は耳を澄ませてみる。何も聞こえない・・・と思ったが、確かにオレンジの声が聞こえる。オレンジだけでなくて、パープルとピンクの声も聞こえる。 「オレンジ」「パープル、ピンク」 二人が大声で叫ぶとクライナー化したモールの一部がパカッと開いた。中からオレンジとパープル、そしてピンクが現れた。中に入ると開いたところが消える。「どうやってきたの?」「闇の気配を感じて来たレジ」「一部がクライナー化してなかったから、中に入れたプル」「オレンジとパープル連れて来るの大変だったピピ」 一斉に話し出すオレンジたち。「わー、うるさーい」 サンディが怒鳴ってオレンジたちの口を閉じる。 「パープルたちが来てくれてよかったわ。ここを突破するわよ」「「「わかったレジ」パプ」ピピ」 オレンジたちがアドベンタルキーを使ってブレスを呼び出す。ブレスを装着した二人は、必殺技を繰り出す。放たれた必殺技はクライナーの内部に吸い込まれていく。ブレスの発動が激しくなっていくがクライナーの闇に必殺技は吸い込まれ続けている。二人もかなり疲労が見えている。「どうしよう、ナイト・・・このままじゃ」 サンディの不安げな声を聞きながらナイトはあることを思い出していた。 「サンディ、さっきパープルたちが出てきたところよ」 サンディもハッとする。二人がさっき開いた辺りをダブルキックで攻撃する。大きな音がして、外に出ることができた。再度、必殺技を放つと、外からの攻撃はクライナーに充分効いた。たちまちクライナーがうめき声を出し、消滅してゆく。ガトールたち幹部は、その時点で潮時と考えて姿を消していた。クライナーが消え、シャイミーのカードに戻ると周囲は再び賑やかなショッピングモールに戻っていた。  翌日、新生徒会長のかぐやと校長先生の挨拶を皮切りに文化祭が始まった。まひるたちもクラス展示への呼び込みに一生懸命だ。さくらもあさひと一緒にかんばっている。どのクラスが展示で優勝するのだろうか? *ストーリー設定メモ (作品内にこんなシーンが欲しいという設定やイラストを記載します) 09.07.29設定 ・ストーリー構成案の際に出されたアイデア > 文化祭の話 > クラスの出し物でまひるたちが買出し。ショッピングモールクライナーに遭遇する。クラスメイン、またはかぐやの生徒会メイン? > まひる・・・クラスの出し物で奮闘 > かぐや・・・生徒会の仕事でまひると離れて奔走 ・クライナーは、ショッピングモールクライナーです。 09.08.28設定 ・ストーリー案 > [[第33話]]の旧校舎のお別れの話も絡めたらどうだろう?(本編にちらっと出る程度で) > アンコチョウチョウが、ショッピングモール全体をクライナー化し、それをモークライとガトールが観察(ショッピングモールの警備室内?)している。→プリキュアの弱点を研究する? > ショッピングモール内で戦うのはまひる一人? それともかぐやも誘って二人で戦う? まひるの危機に対してかぐやが駆けつける感じ?(かぐやがナイト的立場) > まひるを買出しに行かせるなら、クラスメインの方が良いのでは?(戦闘時には関係ないので、どうだろう?) > かぐやは会長になったばかりで文化祭の準備に忙しく、まひると擦れ違いになることも多い→かぐやにストレスが溜まる→まひるにショッピングに誘われ大喜び ・ストーリーの流れ案 >+文化祭の準備に忙しいかぐや >+同じくクラスの出し物準備で忙しいまひる >+クラスの出し物で必要なものを買いに行く係りになってショッピングモールへ(かぐやも誘われる?) >+ショッピングモールがクライナーに変化 >+プリキュアに変身して必死に脱出を図る >+最終的に必殺技で突破 >+文化祭の出し物を見せて終わり ・まひるのクラスの出し物は?(未決定) > お化け屋敷(お化け話が結構あるので、採用しない) > 男女逆転喫茶 ・登場幹部は、[[アンコチョウチョウ]]です(特別出演として、[[モークライ]]と[[ガトール]]も登場します) ・登場クライナーは、[[ショッピングモールクライナー>クライナー名鑑23]]です。 *次回予告 まひる「昨日さ、外国人の人と喋っちゃった」 かぐや「凄いじゃない、まひるって英会話できたのね」 まひる「いやー、残念ながら日本語だったの」 かぐや「なんだ……で、何しゃべたの」 まひる「かぐやの家までの行き方だよ」 かぐや「ぎくっ」 ま&か「冒険! プリキュアデイズ、『リズ台風がやってきた! やぁやぁやぁ』」 まひる「ピカピカ輝き見つかるかも!」 まひる「あーあの人。ほら校庭で叫んでる人だよ」 かぐや「きゃー、ここには来ないでって言ったのに!」 ---- 第34話のタイトル候補 ・「大忙し! 文化祭準備には危険がいっぱい」 ・「クライナー迷路からの脱出! まひるとかぐやのお使い」 ・「波乱の予感! 文化祭準備は大忙し」 ・「おつかいは危険がいっぱい? 迷子のまひるとかぐや」 ・「波乱の予感! 文化祭準備は大迷宮」 ・「大迷宮(ラビリンス)の罠! おつかいは危険がイッパイ?」 から話し合いで「波乱の予感! 文化祭準備は大忙し」が選ばれました。 ---- *第34話の話合いの際に出された全体の設定メモ 09.08.31設定 ・夏休みの宿題の状況は? >まひる…計画を立ててやりそうだが、結局かぐやに頼る? >則子…最初の一週間で全部やってしまい後は遊びまくる >美香…計画を立ててきちんとやる 朝顔の観察日記とかつけてそう >雪奈…宿題なんかとっととやって夏期講習にレッツゴー! >かぐや…得意科目はさっさとやるけど、苦手科目はギリギリまで放置 >あさひ…お姉ちゃん、教えてあげるよ >さくら…あさひー、ここが分からないのー!!

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