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*第35話「リズ台風がやってきた! やぁやぁやぁ」 *あらすじ  文化祭が無事に終わった後の休日。まひるがあさひと一緒に買い物のために駅前を歩いていると メモを持った外国人が周囲をキョロキョロ見回しているのを見かけた。その外国人は、女の子で金髪碧眼の美少女だ。背もすらりと高く、かぐやより頭一つ以上大きいと思う。 「アノースミマセン」 美少女と目が合うまひる。彼女が近付いてくる。「チョットオキキシタインデスガ……」「ソソソ、ソーリー。アイキャンノットスピークジャパニーズ」 慌てて手を振るまひる。 「お姉ちゃん、落ち着いて。この人日本語しゃべってるし、ジャパニーズじゃ日本語話せないだよ」「え? あ、そ、そうか」 まだまひるはパニくっている。「なんでしょう?」 まひるの代わりにあさひが相手をする。 「この住所はどう行けばいいですか?」「あーそれならですね」 駅の近くにある地図の看板へ連れて行き説明をするあさひ。地図をメモしながら確認すると「アリガトウゴザイマス」と一例して立ち去る女の子を見送る二人。「あさひ、ありがとうね」「もーお姉ちゃん、こういう時は駄目なんだから」 「メモに月宮って書いてあったけど、月宮さんの家なのかな?」「そうなの? かぐやの関係者とか?」 疑問を残したまま二人は用事を思い出して、その場所へ向かった。  翌日、学校へまひるが行くとかぐやはもう登校していて、窓際でぼんやりと空を見つめている。文化祭が終わったということで、一息ついた感じらしい。朝の挨拶を交わすまひるとかぐや。「ねー、かぐや。昨日、外国の人が来なかった?」「何で知ってるの」「道聞かれたから。もっとも私パニくっちゃって対応してくれたの、あさひなんだけど」 まひるの苦笑にかぐやはびっくりした表情から、ちょっと何か思うような表情へと変わる。「違った?」「いえ、違わないけど……」 妙に口ごもるかぐや。その様子を不審に思った時に本鈴が鳴る。先生が教室に入って来て、そのまままひるとかぐやも席に座った。HRの後、そのまま谷松先生の授業に入る。授業が進む中、通りを歩いている女の子がひらりっと門を乗り越える。そしてそのままグランドへ走り寄ると大声で叫んだ。 「カグヤードコー!」 突然のことに授業中でありながら一斉に窓に駆け寄る生徒たち。周囲が騒然とする。かぐやの名前を叫んだ、ということはかぐやの関係者に間違いないわけで、周囲の目が一斉にかぐやに注がれる。赤面するかぐや。 「エリザベスさんには、このまま授業を見学してもらいます」 谷松先生の配慮で、授業見学者として教室に入った女の子は、自己紹介をした。「エリザベス・スミス、トイイマス。リズトヨンデクダサイ。カグヤトハクラスメイトデシタ」「日本語お上手ですね。誰かに習いましたか?」 谷松先生の質問に笑顔で答えるエリザベス。「ハイ、カグヤからスコシト、アトニホンノアニメミテベンキョウシマシタ」「「「へー」」」  お昼休みになり、まひるたちは屋上でお弁当を広げる。「もう、リズったら何で来たのよ」「オー、カグヤノグランパニキイタラココダッテオシエテクレマシタ」「昨日、来なくていいって言ったのに」  突然の来訪者に戸惑ったようなかぐや。エリザベスはどうしてもかぐやの日常生活が見たかったのだという。「ダッテカグヤ、アマリテガミクレナイシ……」「あー冷たいな、月宮さん」 則子がチャチャを入れる。「だ、だって最近忙しかったし……」「イッショノヘヤノイッショノベッドデネムッタナカナノニ……」「えー!」「一緒のベッドって、上下に分かれてたでしょうが!」 焦りまくるかぐやを見ながらエリザベスは微笑む。「ダカラ、ワタシパパノシュッチョウニツイテキマシタ。カグヤにアエテウレシイデス」  午後の授業を見て、クラブ活動を見学して、かぐやのマウンテンバイクの後ろに乗ってまひるたちに手をぶんぶん振りながら帰って行った。 「何かパワフルな人だねー」と美香。「色々とビッグサイズだったしね」と胸の辺りに山を作る則子。 「私たちの知らないかぐやをいろいろと知ってるんだろうなー」とまひる。「何? 月宮さんを取られた気にでもなっちゃった?」と則子の突っ込み「そんなことないよ」と流したまひるだったが、心中はちょっと穏やかではなかった。 「クバートめ、肝心なところで退却するとは……。弱虫め」 周囲の奇異の目も気にせずハンバーガーをほおばるウォルケンの姿があった。プリキュアが強くなっている、そんなことをほうほうの体で帰って来たクバートから聞かされたのだが簡単には信じられない。「どうせヘマしたんだろ」 面白くなさそうな顔つきで10個目のハンバーガーに手を掛ける。  その時だった。入口から賑やかな集団が入ってきたのに目を向けた。「あれは、プリキュア」 まひるたちが入ってきたのだ。店の奥にいるウォルケンには気付かず、カウンターで注文をして品物を受け取ると窓際の広い席に座る。 「えー。じゃあリズさん、明日帰っちゃうんだ」 まひるの残念そうな声。「お父様の出張が今日で終わりなんですって」とかぐや。「デモ、ニホンノイロンナコトガワカッテウレシカッタデス」と嬉しそうなエリザベス。最初はおっかなびっくりだった則子たちも馴染んでいる感じだ。皆でおしゃべりをしている時、最後のハンバーガーを食べ終わったウォルケンが席を立つ。周囲のざわめきも気にせずまひるたちの席に近付く。 「オー、ジャパニーズコスプレ! ワンダフォー」 エリザベスが気が付いて声を上げる。その声に振り返る固まるまひるとかぐや。何事が起こったのか分からない残りの三人。店内の空間が急に歪み眠ったようになってしまうエリザベスたち。店内の他の人たちも同様だ。 「お前たちを今日こそ倒す」 ウォルケンが調理場に向けて闇の仮面を投げる。その途端に闇の空間が拡大し、巨大なハンバーガーやポテトフライが林立する謎空間に転移した。まひるたちはパストを構えて変身する。ハンバーガークライナーは、ポテトやピクルスを発射してサンディたちを襲う。最初は、躊躇していたサンディだが、ナイトに「それはクライナーなんだから気にしない」と叱責されて立ち直った。 「せっかくリズとのお別れの日なんだから、ちゃっちゃと片付けるわよ」「うん」 オレンジ達がアドベンタルキーでブレスを呼び出す。「デイーズ!」 必殺技を発射する。その威力にたちまちハンバーガークライナーが飲み込まれ、その勢いを止めようとしたウォルケンだが、たちまち弾き飛ばされてしまう。捨て台詞を残してウォルケンが消え、元のハンバーガー店内に戻った。  駅まで見送りに行く途中で、エリザベスが急にまひるに近寄ってきた。耳元で「カグヤノコトヲタノンダヨ」とささやき、軽く頬にキスをする。不意のことに驚くまひる。「カグヤノイエニトマッタラマヒルノコトバッカリハナシタヨ。カグヤガサビシガッテナイカシンパイシテタケド、アンシンシタ」  駅前で別れるときにかぐやとまひるに急に抱きつくエリザベス。「フタリトモズットナカヨシデネ」 そしてかぐやの頬にキスすると「私の事も忘れないでね(英語)」というと、改札口の中に消えていった。  則子たちはその様子を見て思わず「「「甘酸っぺー」」」と洩らした。 *ストーリー設定メモ (作品内にこんなシーンが欲しいという設定やイラストを記載します) 09.07.29設定 ・ストーリー構成案の際に出されたアイデア > かぐやの留学時代のの友達が来日する話 > 一話限りのゲストキャラを登場させる 09.09.04設定 ・かぐやの元同級生の設定について > 金髪碧眼キャラ→ロー○マリーを参考に小さい子にも分かりやすいテンプレ的キャラデザインで! > 身長はかぐやより大きい→かぐやの顔が胸にめり込む程度の大きさで > 日本語はちょっと勉強して話すだけならできる > しぐさがいちいち大きい > 日本に対してちょっと誤解がある > かぐやとは元クラスメイトで寮も同室だった > 日本には何かの大会とかに参加するためやってきた(何だろ? 海外青年の主張とか?)→特に説明せず、かぐやに会いに来たということだけでぼかす ・かぐやの元同級生の名前について >・アリス >・パンジー →濁音の名前はちょっとという意見あり >・アイリス →超能力とか使っちゃう歌劇団の子とかぶるので… >・ロベリア >・プリシア >・プリムラ ※ちなみに、イギ○スで一番多い、女性の名前は、「マーガレット」、「スーザン」、「メアリー」、「プリシア」、「エリザベス」の順だそうです。 ・ストーリーの流れ > 大会か何かで来日→かぐやに会いに光が丘に来る→引っ掻き回して帰る > 外国人とかぐやがあまりにも親しいのでちょっと嫉妬するまひる、とか > まひるの知らない時代のかぐやを知ってるわけで、昔話を語る元同級生。赤面するかぐや。かぐやの意外な一面をしってニヤニヤするまひる > とりあえず今回はかぐやが皆と打ち解けて絆を深めているってのをルームメイトの目を通して再確認する感動的なお話 >やっぱり学校にいきなり押しかけてくるとかがいいのかな?「かぐやのグランパに聞いたら、ココだって言われたカラ」とか ・こんな出だしはどうか?(その1) >駅前でキョロキョロしてる外国人少女 >まひるとあさひが買い物の途中で通りがかる >話し掛けられて、あせりまくるまひる >あさひ「お姉ちゃん、この人日本語話してるよ」 >まひる「え?」 >アリス「つーきみやーさんの家をご存知ですかぁ?」 ・こんな出だしはどうか?(その2) >雨が降っている日、かぐやは窓の外を見つめながらアンニュイしている >まひる「どうしたの、かぐや。何だか元気ないよ」 >かぐや「ちょっと昔のことを思い出してね・・・」 >まひる「昔のこと?」 >かぐや「留学してた時、まひるみたいに仲のいい友達がいたんだ」 >まひる「へー、どんな子なの?」 >かぐや「元気があって・・・いっつも」 >女の子「かーぐーやー! 来たわよー、どこー」 >かぐや「あんな感じに元気がよくって・・・って、えーー!」 ・登場幹部は[[ウォルケン]]です。 ・登場クライナーはハンバーガークライナーの予定。 09.09.07設定 ・ゲストキャラについて > 「エリザベス・スミス」に決定。愛称は、リズ。 > 性格は、元気キャラ。お姉さんっぽいところもある ・あらすじの最後、まひるにもキスしたほうがいいのでは? ・登場クライナーは[[ハンバーガークライナー>クライナー名鑑32]]です。 09.09.16設定 ・エリザベスの声について > CV(イメージソース:小清水亜美、または宍戸留美) エリザベスの全身図等イメージ &ref(エリザベス.jpg) ※画像はバレ画・偽バレ画ではなく投下画像です  イメージの参考程度に *次回予告 まひる「今日は調理実習だよね」 かぐや「学校でもお菓子が食べられるっていいわよね」 まひる「基本作るのは、私だけどね」 かぐや「ロールケーキをお願いするわよ」 まひる「ああっ、折角みんなで作ったケーキが!」 かぐや「大変、誰かが食べちゃった」 ま&か「冒険! プリキュアデイズ、『ふたりは探偵? ケーキの甘い罠!』」 まひる「ピカピカ輝き見つかるかも!」 まひる「何で、ハルとレンがそこにいるのよー」 かぐや「二人とも、食べ物の恨みは恐いわよー」 ---- 第35話のタイトル候補 ・「エリザベス台風来襲! まひるとかぐやのつむじ風」 ・「リズ台風がやってきた! やぁやぁやぁ」 ・「イギリスから来た友達 ○○は嵐の予感!?」(イギリスは変更の要あり) ・「外国から来た友達 かぐやに嵐の予感!?」 から話し合いで「リズ台風がやってきた! やぁやぁやぁ」が選ばれました。 ---- *第35話の話合いの際に出された全体の設定メモ
#ref(第35話title.jpg) *あらすじ  文化祭が無事に終わった後の休日。まひるがあさひと一緒に買い物のために駅前を歩いていると メモを持った外国人が周囲をキョロキョロ見回しているのを見かけた。その外国人は、女の子で金髪碧眼の美少女だ。背もすらりと高く、かぐやより頭一つ以上大きいと思う。 「アノースミマセン」 美少女と目が合うまひる。彼女が近付いてくる。「チョットオキキシタインデスガ……」「ソソソ、ソーリー。アイキャンノットスピークジャパニーズ」 慌てて手を振るまひる。 「お姉ちゃん、落ち着いて。この人日本語しゃべってるし、ジャパニーズじゃ日本語話せないだよ」「え? あ、そ、そうか」 まだまひるはパニくっている。「なんでしょう?」 まひるの代わりにあさひが相手をする。 「この住所はどう行けばいいですか?」「あーそれならですね」 駅の近くにある地図の看板へ連れて行き説明をするあさひ。地図をメモしながら確認すると「アリガトウゴザイマス」と一例して立ち去る女の子を見送る二人。「あさひ、ありがとうね」「もーお姉ちゃん、こういう時は駄目なんだから」 「メモに月宮って書いてあったけど、月宮さんの家なのかな?」「そうなの? かぐやの関係者とか?」 疑問を残したまま二人は用事を思い出して、その場所へ向かった。  翌日、学校へまひるが行くとかぐやはもう登校していて、窓際でぼんやりと空を見つめている。文化祭が終わったということで、一息ついた感じらしい。朝の挨拶を交わすまひるとかぐや。「ねー、かぐや。昨日、外国の人が来なかった?」「何で知ってるの」「道聞かれたから。もっとも私パニくっちゃって対応してくれたの、あさひなんだけど」 まひるの苦笑にかぐやはびっくりした表情から、ちょっと何か思うような表情へと変わる。「違った?」「いえ、違わないけど……」 妙に口ごもるかぐや。その様子を不審に思った時に本鈴が鳴る。先生が教室に入って来て、そのまままひるとかぐやも席に座った。HRの後、そのまま谷松先生の授業に入る。授業が進む中、通りを歩いている女の子がひらりっと門を乗り越える。そしてそのままグランドへ走り寄ると大声で叫んだ。 「カグヤードコー!」 突然のことに授業中でありながら一斉に窓に駆け寄る生徒たち。周囲が騒然とする。かぐやの名前を叫んだ、ということはかぐやの関係者に間違いないわけで、周囲の目が一斉にかぐやに注がれる。赤面するかぐや。 「エリザベスさんには、このまま授業を見学してもらいます」 谷松先生の配慮で、授業見学者として教室に入った女の子は、自己紹介をした。「エリザベス・スミス、トイイマス。リズトヨンデクダサイ。カグヤトハクラスメイトデシタ」「日本語お上手ですね。誰かに習いましたか?」 谷松先生の質問に笑顔で答えるエリザベス。「ハイ、カグヤからスコシト、アトニホンノアニメミテベンキョウシマシタ」「「「へー」」」  お昼休みになり、まひるたちは屋上でお弁当を広げる。「もう、リズったら何で来たのよ」「オー、カグヤノグランパニキイタラココダッテオシエテクレマシタ」「昨日、来なくていいって言ったのに」  突然の来訪者に戸惑ったようなかぐや。エリザベスはどうしてもかぐやの日常生活が見たかったのだという。「ダッテカグヤ、アマリテガミクレナイシ……」「あー冷たいな、月宮さん」 則子がチャチャを入れる。「だ、だって最近忙しかったし……」「イッショノヘヤノイッショノベッドデネムッタナカナノニ……」「えー!」「一緒のベッドって、上下に分かれてたでしょうが!」 焦りまくるかぐやを見ながらエリザベスは微笑む。「ダカラ、ワタシパパノシュッチョウニツイテキマシタ。カグヤにアエテウレシイデス」  午後の授業を見て、クラブ活動を見学して、かぐやのマウンテンバイクの後ろに乗ってまひるたちに手をぶんぶん振りながら帰って行った。 「何かパワフルな人だねー」と美香。「色々とビッグサイズだったしね」と胸の辺りに山を作る則子。 「私たちの知らないかぐやをいろいろと知ってるんだろうなー」とまひる。「何? 月宮さんを取られた気にでもなっちゃった?」と則子の突っ込み「そんなことないよ」と流したまひるだったが、心中はちょっと穏やかではなかった。 「クバートめ、肝心なところで退却するとは……。弱虫め」 周囲の奇異の目も気にせずハンバーガーをほおばるウォルケンの姿があった。プリキュアが強くなっている、そんなことをほうほうの体で帰って来たクバートから聞かされたのだが簡単には信じられない。「どうせヘマしたんだろ」 面白くなさそうな顔つきで10個目のハンバーガーに手を掛ける。  その時だった。入口から賑やかな集団が入ってきたのに目を向けた。「あれは、プリキュア」 まひるたちが入ってきたのだ。店の奥にいるウォルケンには気付かず、カウンターで注文をして品物を受け取ると窓際の広い席に座る。 「えー。じゃあリズさん、明日帰っちゃうんだ」 まひるの残念そうな声。「お父様の出張が今日で終わりなんですって」とかぐや。「デモ、ニホンノイロンナコトガワカッテウレシカッタデス」と嬉しそうなエリザベス。最初はおっかなびっくりだった則子たちも馴染んでいる感じだ。皆でおしゃべりをしている時、最後のハンバーガーを食べ終わったウォルケンが席を立つ。周囲のざわめきも気にせずまひるたちの席に近付く。 「オー、ジャパニーズコスプレ! ワンダフォー」 エリザベスが気が付いて声を上げる。その声に振り返る固まるまひるとかぐや。何事が起こったのか分からない残りの三人。店内の空間が急に歪み眠ったようになってしまうエリザベスたち。店内の他の人たちも同様だ。 「お前たちを今日こそ倒す」 ウォルケンが調理場に向けて闇の仮面を投げる。その途端に闇の空間が拡大し、巨大なハンバーガーやポテトフライが林立する謎空間に転移した。まひるたちはパストを構えて変身する。ハンバーガークライナーは、ポテトやピクルスを発射してサンディたちを襲う。最初は、躊躇していたサンディだが、ナイトに「それはクライナーなんだから気にしない」と叱責されて立ち直った。 「せっかくリズとのお別れの日なんだから、ちゃっちゃと片付けるわよ」「うん」 オレンジ達がアドベンタルキーでブレスを呼び出す。「デイーズ!」 必殺技を発射する。その威力にたちまちハンバーガークライナーが飲み込まれ、その勢いを止めようとしたウォルケンだが、たちまち弾き飛ばされてしまう。捨て台詞を残してウォルケンが消え、元のハンバーガー店内に戻った。  駅まで見送りに行く途中で、エリザベスが急にまひるに近寄ってきた。耳元で「カグヤノコトヲタノンダヨ」とささやき、軽く頬にキスをする。不意のことに驚くまひる。「カグヤノイエニトマッタラマヒルノコトバッカリハナシタヨ。カグヤガサビシガッテナイカシンパイシテタケド、アンシンシタ」  駅前で別れるときにかぐやとまひるに急に抱きつくエリザベス。「フタリトモズットナカヨシデネ」 そしてかぐやの頬にキスすると「私の事も忘れないでね(英語)」というと、改札口の中に消えていった。  則子たちはその様子を見て思わず「「「甘酸っぺー」」」と洩らした。 *ストーリー設定メモ (作品内にこんなシーンが欲しいという設定やイラストを記載します) 09.07.29設定 ・ストーリー構成案の際に出されたアイデア > かぐやの留学時代のの友達が来日する話 > 一話限りのゲストキャラを登場させる 09.09.04設定 ・かぐやの元同級生の設定について > 金髪碧眼キャラ→ロー○マリーを参考に小さい子にも分かりやすいテンプレ的キャラデザインで! > 身長はかぐやより大きい→かぐやの顔が胸にめり込む程度の大きさで > 日本語はちょっと勉強して話すだけならできる > しぐさがいちいち大きい > 日本に対してちょっと誤解がある > かぐやとは元クラスメイトで寮も同室だった > 日本には何かの大会とかに参加するためやってきた(何だろ? 海外青年の主張とか?)→特に説明せず、かぐやに会いに来たということだけでぼかす ・かぐやの元同級生の名前について >・アリス >・パンジー →濁音の名前はちょっとという意見あり >・アイリス →超能力とか使っちゃう歌劇団の子とかぶるので… >・ロベリア >・プリシア >・プリムラ ※ちなみに、イギ○スで一番多い、女性の名前は、「マーガレット」、「スーザン」、「メアリー」、「プリシア」、「エリザベス」の順だそうです。 ・ストーリーの流れ > 大会か何かで来日→かぐやに会いに光が丘に来る→引っ掻き回して帰る > 外国人とかぐやがあまりにも親しいのでちょっと嫉妬するまひる、とか > まひるの知らない時代のかぐやを知ってるわけで、昔話を語る元同級生。赤面するかぐや。かぐやの意外な一面をしってニヤニヤするまひる > とりあえず今回はかぐやが皆と打ち解けて絆を深めているってのをルームメイトの目を通して再確認する感動的なお話 >やっぱり学校にいきなり押しかけてくるとかがいいのかな?「かぐやのグランパに聞いたら、ココだって言われたカラ」とか ・こんな出だしはどうか?(その1) >駅前でキョロキョロしてる外国人少女 >まひるとあさひが買い物の途中で通りがかる >話し掛けられて、あせりまくるまひる >あさひ「お姉ちゃん、この人日本語話してるよ」 >まひる「え?」 >アリス「つーきみやーさんの家をご存知ですかぁ?」 ・こんな出だしはどうか?(その2) >雨が降っている日、かぐやは窓の外を見つめながらアンニュイしている >まひる「どうしたの、かぐや。何だか元気ないよ」 >かぐや「ちょっと昔のことを思い出してね・・・」 >まひる「昔のこと?」 >かぐや「留学してた時、まひるみたいに仲のいい友達がいたんだ」 >まひる「へー、どんな子なの?」 >かぐや「元気があって・・・いっつも」 >女の子「かーぐーやー! 来たわよー、どこー」 >かぐや「あんな感じに元気がよくって・・・って、えーー!」 ・登場幹部は[[ウォルケン]]です。 ・登場クライナーはハンバーガークライナーの予定。 09.09.07設定 ・ゲストキャラについて > 「エリザベス・スミス」に決定。愛称は、リズ。 > 性格は、元気キャラ。お姉さんっぽいところもある ・あらすじの最後、まひるにもキスしたほうがいいのでは? ・登場クライナーは[[ハンバーガークライナー>クライナー名鑑32]]です。 09.09.16設定 ・エリザベスの声について > CV(イメージソース:小清水亜美、または宍戸留美) エリザベスの全身図等イメージ &ref(エリザベス.jpg) ※画像はバレ画・偽バレ画ではなく投下画像です  イメージの参考程度に *次回予告 まひる「今日は調理実習だよね」 かぐや「学校でもお菓子が食べられるっていいわよね」 まひる「基本作るのは、私だけどね」 かぐや「ロールケーキをお願いするわよ」 まひる「ああっ、折角みんなで作ったケーキが!」 かぐや「大変、誰かが食べちゃった」 ま&か「冒険! プリキュアデイズ、『ふたりは探偵? ケーキの甘い罠!』」 まひる「ピカピカ輝き見つかるかも!」 まひる「何で、ハルとレンがそこにいるのよー」 かぐや「二人とも、食べ物の恨みは恐いわよー」 ---- 第35話のタイトル候補 ・「エリザベス台風来襲! まひるとかぐやのつむじ風」 ・「リズ台風がやってきた! やぁやぁやぁ」 ・「イギリスから来た友達 ○○は嵐の予感!?」(イギリスは変更の要あり) ・「外国から来た友達 かぐやに嵐の予感!?」 から話し合いで「リズ台風がやってきた! やぁやぁやぁ」が選ばれました。 ---- *第35話の話合いの際に出された全体の設定メモ

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