「第11話」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

第11話」(2009/02/17 (火) 00:32:07) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

#ref(第11話title.jpg) *あらすじ  エクリプスの静かな怒りのオーラを感じてクバートは足元にひれ伏していた。 「大口叩いて結局失敗? 情けないねぇ」と冷笑するスゥ。「今度は私が行かなきゃだわね。導きの星のことも知りたいし…」 一礼するとスゥが姿を消した。 「それでは各自『春を感じる』メニューを今週中に提出してくださいね!」と生活科の先生の声が教室内に響く。「はーい!」と返事する生徒達。決まったメニューを元に来週は調理実習である。まひるたちのグループも色々なメニューを考えるが、いまいちピンと来ない。誰かが「竹の子は?」と切り出すと、色々とメニューが思い浮かび決めることができた。ただ、問題は他の材料と合わせた費用で全部のメニューを作るとなれば確実にオーバーすることだった。悩んでいるとそれまで目立った発言のなかったかぐやが「竹の子なら家にあるけど」と口を開いた。「月宮さんと仲良いから…」という理由でまひるが竹の子係となる。他の子はそれ以外の材料を調達することになった。  翌日、前に来たことのあるかぐやの家へやってくるまひる。前は勢いに任せて来てしまったが、改めて訪ねると確かに大きなお屋敷でちょっと気後れしてしまう。頑張って中へ入るとかぐやが待っていた。家の裏へ回ると広い竹林があり、一人の老人が作業をしていた。それがかぐやのお爺さんだった。「「自分で食べるものを自分で採ってみるのもおもしろいよ」と言われてまひるは竹の子掘りに挑戦する。お爺さんに指導を受けながら最初は上手く掘れなかったが何とか必要な分の竹の子を確保することができた。  作業を終えてホッと一息ついていると、かぐやのお婆さんがお茶に誘ってくれた。喉も渇いたことだし、喜んで行くと着物に着替えたかぐやがいる。どうやらお婆さんの教えているお茶の教室に参加してみないか? ということらしかった。  かぐやの着物を羨ましがるまひるにかぐやが自分の着物を着せてくれて、お茶会の席に座った。作法の美しさや雰囲気に緊張しながら、お手前を頂く。生徒さんは近所の人ということだが中には若い美人の女の人やまひると同じ歳の頃の女の子二人組(人間態のオレンジとパープル)が居たりして、苦いお茶や甘い和菓子、そして足の痺れる楽しい時間を過ごすことができた。  せっかくだから着物でその辺を歩いてみようか? という話になり玄関の方へ向かうとタイミング良く天城先輩が紅茶の出前に来てくれた。普段は和風の生活であるが、紅茶好きのかぐやのためにカフェ・アルジェントから紅茶をまとめ買いしているのだ。かぐやは懐かしい香りのするアルジェントの紅茶が大好きだった。「あれ、朝比奈さん? 着物なんだね」 不意に笑顔を向けられてあせってしまいすそを踏ん付けて転んでしまうまひる。先輩の前での大失態に真っ赤な顔になる。内心噴出しそうになるぐやだが、そんなことは表に出さず、「せっかくだから先輩もお茶にしませんか?」と誘う。居間で持ってきてくれた紅茶を入れてケーキと一緒に頂くことにした。紅茶の話で盛り上がる天城先輩とかぐや。話しに入れなくてちょっとふくれるまひる。  その時だった、部屋の障子ががらりと開くとお茶席に居た美人のお姉さんが着物の片肌を脱いで飛び込んでくる。ちらりと見える胸に巻かれた晒しがまぶしい。あっけに取られる三人。 「日本人の心は、お茶、相撲、てんぷらだがね! 今日こそシャイミーを返してもらおうか!」 その様子にびっくりした天城先輩が立ち上がろうとしたところをお姉さんがはじき飛ばす。壁にぶつかって気を失う先輩。お姉さんの姿はスゥになっている。スゥが取り出した闇の仮面をティーカップに掛けると紅茶クライナーになり闇の空間が発生する。二人は変身すると、闇の空間へと飛び込んだ。  闇の空間は、巨大な喫茶店で中央に竹籠でできた舞台が置かれている。二人が降り立つと周囲に闇の観客が居るのが分かった。突然、舞台の上で始まるクライナーとの勝負。クライナーはティーカップからの熱い紅茶と巨大なスプーンを振り回して二人に襲い掛かる。敵はクライナーだけではない。舞台の竹篭の竹がスゥに操られて突然二人に伸びてきて、二人を跳ね飛ばす。しかし、かぐやの機転で竹をカップにぶつけることに成功、カップにひびが入って苦しむクライナー。  「今よ!」 必殺技を放ち、クライナーはシャイミーのカードに戻った。スゥは「しまった! 分断するのを忘れてた!」という捨て台詞を残して消えた。  闇の空間が消え、先輩の様子を慌てて確認すると頭にこぶがあったが、気が付いて大したことは無いようだった。  次の調理自習の時、かぐやが提供した竹の子のおかげでまひるたちは、春のメニューを堪能できたのであった。 *内容(ストーリー) (作品内にこんなシーンが欲しいという設定やイラストを記載します) 09.02.07設定 ・基本は、かぐやの家を主軸に描く >・まひる(たち?)がかぐやの家を訪れる話 >>(案1)調理実習でまひるたちがかぐやの家に筍を貰いに行く→そのついでにお茶などを体験する話。 >>(案2)最初からお茶などをまひる(たち?)が体験するためにかぐやの家に行く話。 ・かぐやも周囲から見れば何でもこなせて帰国子女で美人で憧れの対象だけど、友達のことで悩んだりまひる視点だと普通の子ってこと。まひるはまひるでどこにでもいる普通の子に見えるけど、かぐやから見れば自分に光をわけてくれて真の強い精神を持っていて、ある意味で憧れの対象に見えることもある ・かぐやの心理を中心に考える > 他の子はいざ知らず、まひるは友達だから家に呼びたいと思ってるかと。でもまあそこは素直になれない子だし > まひるに対する感情は友達よりになっているが、まだプリキュアになったことに対して蟠りがあるし、まひるに対する疑念感も捨て切れていない ・こんなシーンが欲しい > まひるに「お茶の心は一期一会なのよ」と教えるかぐやのおばあちゃま のシーンの次に > そして壁の一輪挿しにあるつばきの花がポトリと落ち、おばあちゃんが何かを予感する! または、 >『一期一会』の言葉を素直に受け取るまひる。 >「かぐや、いいお友達ができたわね」(それに対するかぐやの返答として11話時点だと「友達…かな…?」で、15話時点だと「ええ、いい友達よ」となる):かぐやの心の変化を明確に! 09.02.10設定 ・話の流れについて(上記「第一案」が採用されました) >調理実習で春のメニュー。皆が竹の子を希望 >  ↓ >かぐやの家が竹の子を提供。皆ちょっと気後れしてまひるが一人で取りに行く >  ↓ >竹の子掘りしたあと、お婆さんが「今日はお茶の生徒さんがいるからお茶でもどう?」 >  ↓ >かぐやの着物姿をみてまひるが羨ましがる→着物へ着せ替え >  ↓ >お茶の生徒さんの中に見たような女の人が! >  ↓ >先輩がお茶を届けにくる→まひる赤面! スッ転ぶ! >  ↓ >折角だから紅茶を飲みましょう >  ↓ >スゥ「お前ら、日本の心はお茶、相撲、てんぷらだがね!」 >  ↓ >ティーカップがクライナーに→先輩びっくりして気絶 >  ↓ >先輩に酷いことするなんて許せない、変身! >  ↓ >異空間へGo! >  ↓ >戦闘→戦闘終了(分断させるの忘れてたー byスゥ) >  ↓ >良かったね→調理実習も成功! まひるたちウマー! ・他の友達は「月宮さん、ちょっと苦手なんで…」とかでまひるが竹の子を取りに行くことに ・天城先輩がかぐやの家に紅茶を届けにくる。かぐやの家は和風だが孫のために美味しい紅茶を取り寄せている >天城先輩「ちわー! アルジェントですー」 >対応にでるかぐやとそれについてくるまひる >天城先輩「おや、朝日奈さんだっけ? 今日は着物?」 >まひる「ひゃー! 恥ずかしいよぉ!」 ・オレンジとパープルが人間態(女性)になってお茶会の席に普通に紛れ込んでいる >おばあさん「あら、こちらの方は?」 >かぐや「体験入学の人ですって!」(内心、ドキドキ) >まひる「わー同い年ぐらいの子もふつうにきてるんだー」(全く気付かない) ・竹の子掘りはおじいさんの担当 ・折角だから戦闘にもお茶とか和の心を活かせることをしたい ・場幹部は[[オーガ・ハースィール]]。 ・登場クライナーは[[紅茶クライナー>クライナー名鑑06]]です。 *次回予告 まひる「ゴホゴホゴホ……ッ!」 かぐや「朝比奈さん、もしかして風邪?」 まひる「ゴホゴホゴホ……ッ!」 かぐや「熱い紅茶を飲んで寝てた方がいいわよ」 まひる「ゴホゴホゴホ……ッ!」 かぐや「え? 桃缶とメロンとねぎが欲しいって?」 まひる「ゴホッ!」 かぐや「桃缶とメロンはわかるけど……ねぎ?」 ま&か「冒険! プリキュアデイズ、『まひるが風邪引き!? 想い星への道しるべ』」 かぐや「キラキラ光を探してみたい!」 かぐや「ねぎねぇ?……ってまひる話せるじゃない!」 ---- 第11話のタイトル候補 ・「和の心! たけのこ掘りとお茶会」 ・「和の心! かぐやのお茶会へようこそ!」 ・「和の心!? スゥのお茶会へようこそ!」 ・「和の心!? ダークネスのお茶会へおいでませ?」 ・「和の心!? 闇のお茶会へおいでませ」 ・「和の心!? 闇のお茶会へおいでやす」 から話し合いで「和の心!? 闇のお茶会へおいでやす」が選ばれました。 ---- *第11話の話合いの際に出された全体の設定メモ 09.02.07設定 ・次のシーンが欲しい >かぐやが和服の着付けができるという設定を生かして、夏祭りとかで、都築と2人でまひる右左の浴衣着付けをしてあげるとか微笑ましくていい ・第12話くらいで、シャイミーランタンの機能(シャイミーを集めるとそれがボウケン星への地図になる)が少し分かる回を作る。 ・闇さくら登場から闇かぐら編までの流れ >闇さくらは12話の最後から登場 >13話でキャラ説明 >14話で暗躍、戦闘 >15話で戦闘、退場 09.02.10設定 ・闇かぐや化した際には、プリキュアの衣装の上に十二単を着ている→闇化の象徴?(衣装を募集する?) ・まひるの家にかぐやが泊まりにくる話が欲しい(逆はありがちなので) ・としあきによる「まひるとかぐやの性格考察」  まひるの今の性格形成の根幹が、妹に対して笑顔を絶やさないことで積極的かつ明るい性格はそこからなので相手の妹タイプな性格部分(かぐやの消極的な部分とか)に対してはまひるは姉モードになるのだとおもう。  この場合の姉モードっていうのが、普通の姉妹とは違い、根幹にある「妹を照らす太陽であろう」という意識から、相手を嗜めるような言動は皆無で、先頭に立って自分自身が輝くお日様となってこうやれば出来るんだよというのを見せる事に終始するのではないかとおもうのです。  つまりwikiにあるように「怒るということが出来ない・苦手」  かぐやに対してはあこがれや尊敬羨望などがメインなんだけど、ことかぐやの消極的な部分に関しては無意識のうちに姉モードで接してしまい、かぐやの「できない」とかその手の反応には異常に寛大でこうやったら出来るんだよ、というようなある意味包容力のある接し方になるんじゃないかな?  「大丈夫だよ!」「きっと出来るよ!」とか「ほら一緒にやってみよ」みたいな感じ。  一方かぐやは、実家は大きく、一人っ子で、何でもそつなくこなせる為、ちやほやされる事に慣れてて自分から積極的に対人関係を作る必要がなかった。海外の寄宿舎生活だったため、ルールのある世界ではそつなくできるが、全くの初めての状況で何の助けも無い環境では途方に暮れてしまうのではないか?  そういう状況下では、なんとかしてやりとげようという事は考えず、早々にあきらめてしまい、他の方法を考えてしまう傾向があるのではないか。  [[第08話]]でも早々にプリキュアである事をやめる方向に考えたのが良い例で、その後一人では変身できなかった事も自分が悪い訳ではなく、変身できない状況が悪いと考えていそう。 「私月宮さんが謝ったとこ見た事無いよ」等と言わていそう。(その前になんでもそつなくこなすので謝るような状況も無いかも知れないが)  なので、第14話以降の闇かぐや復帰後は、まひるはかぐやに対して真の友達として姉モードではなく対等の友人としての関係を構築する。かぐやがうじうじすれば怒るし、友人としてたしなめたりするようになる。  かぐやは今まで、周りの環境に依存する事が当たり前だったが、まひるを目標として自分自身から行動する様になる。その結果、左右に対しても自分から幾分か積極的に友人関係を作ろうと努力する姿勢が見られるし、また、自分自身の意思で物事を行おうとする為、失敗したり他人に迷惑をかければ素直に「ごめん」という言葉が出る様になる。  まひるはいつも先頭に立って、それこそ人生を「冒険」していると思うんだ、おひさまのように。  かぐやは、何でもできるんだけど、今まで自分が本当にやりたいことがあってやってきたわけじゃない。つまり自分の意思で輝いたことが無かった。だけど、まひるに影響されて自分自身が輝こうと考えるようになったんだとおもうのです(これでそもそものテーマに帰結できるかな、と)。  やりたかったことがあったかも知れないけど、幼いうちに海外とか自由に振舞えない寄宿学校生活とか、色んな環境に慣れるための防衛本能を発揮して、自ら動くことを放棄してしまったんじゃないかな? この考察に対して…以下の意見が >最初は意志があったけれど、次第に自分の手の届く範囲を冷静に分析して上手くやることを身に付けてしまった。結構何でもできる子ってありがちだよね。器用貧乏とか。 >器用に何でもできてしまうがために自分ですぐに限界を作っちゃうとかね。やる前から、あの人にはかなわないからやる意味ない、みたいな。 09.02.12追加 >かぐやは、ちやほやされていたんじゃなくて逆に一人で居ざるを得なかった。人と接する機会が少なかったから誰かと関係を結ぶ必要性を感じにくい。他人とどう接すればいいかわからないという人間だと思ってた >まひるの内面はあんまり差はないかもしれないけど、姉モードとかで分離されてるわけじゃなくて、人生最初の対人関係である姉妹という関係から他人との接し方が形成されたと思われるので、どんな人にも等しく姉のような接し方をしているものかとまひるの姉としての性格というのは、自分が世話をしてあげなければならない相手を不安にさせないように辛い顔悲しい顔は見せてはいけない。とにかく自分が何とかしなければ、という感じかなって思ってます
#ref(第11話title.jpg) *あらすじ  エクリプスの静かな怒りのオーラを感じてクバートは足元にひれ伏していた。 「大口叩いて結局失敗? 情けないねぇ」と冷笑するスゥ。「今度は私が行かなきゃだわね。導きの星のことも知りたいし…」 一礼するとスゥが姿を消した。 「それでは各自『春を感じる』メニューを今週中に提出してくださいね!」と生活科の先生の声が教室内に響く。「はーい!」と返事する生徒達。決まったメニューを元に来週は調理実習である。まひるたちのグループも色々なメニューを考えるが、いまいちピンと来ない。誰かが「竹の子は?」と切り出すと、色々とメニューが思い浮かび決めることができた。ただ、問題は他の材料と合わせた費用で全部のメニューを作るとなれば確実にオーバーすることだった。悩んでいるとそれまで目立った発言のなかったかぐやが「竹の子なら家にあるけど」と口を開いた。「月宮さんと仲良いから…」という理由でまひるが竹の子係となる。他の子はそれ以外の材料を調達することになった。  翌日、前に来たことのあるかぐやの家へやってくるまひる。前は勢いに任せて来てしまったが、改めて訪ねると確かに大きなお屋敷でちょっと気後れしてしまう。頑張って中へ入るとかぐやが待っていた。家の裏へ回ると広い竹林があり、一人の老人が作業をしていた。それがかぐやのお爺さんだった。「「自分で食べるものを自分で採ってみるのもおもしろいよ」と言われてまひるは竹の子掘りに挑戦する。お爺さんに指導を受けながら最初は上手く掘れなかったが何とか必要な分の竹の子を確保することができた。  作業を終えてホッと一息ついていると、かぐやのお婆さんがお茶に誘ってくれた。喉も渇いたことだし、喜んで行くと着物に着替えたかぐやがいる。どうやらお婆さんの教えているお茶の教室に参加してみないか? ということらしかった。  かぐやの着物を羨ましがるまひるにかぐやが自分の着物を着せてくれて、お茶会の席に座った。作法の美しさや雰囲気に緊張しながら、お手前を頂く。生徒さんは近所の人ということだが中には若い美人の女の人やまひると同じ歳の頃の女の子二人組(人間態のオレンジとパープル)が居たりして、苦いお茶や甘い和菓子、そして足の痺れる楽しい時間を過ごすことができた。  せっかくだから着物でその辺を歩いてみようか? という話になり玄関の方へ向かうとタイミング良く天城先輩が紅茶の出前に来てくれた。普段は和風の生活であるが、紅茶好きのかぐやのためにカフェ・アルジェントから紅茶をまとめ買いしているのだ。かぐやは懐かしい香りのするアルジェントの紅茶が大好きだった。「あれ、朝比奈さん? 着物なんだね」 不意に笑顔を向けられてあせってしまいすそを踏ん付けて転んでしまうまひる。先輩の前での大失態に真っ赤な顔になる。内心噴出しそうになるぐやだが、そんなことは表に出さず、「せっかくだから先輩もお茶にしませんか?」と誘う。居間で持ってきてくれた紅茶を入れてケーキと一緒に頂くことにした。紅茶の話で盛り上がる天城先輩とかぐや。話しに入れなくてちょっとふくれるまひる。  その時だった、部屋の障子ががらりと開くとお茶席に居た美人のお姉さんが着物の片肌を脱いで飛び込んでくる。ちらりと見える胸に巻かれた晒しがまぶしい。あっけに取られる三人。 「日本人の心は、お茶、相撲、てんぷらだがね! 今日こそシャイミーを返してもらおうか!」 その様子にびっくりした天城先輩が立ち上がろうとしたところをお姉さんがはじき飛ばす。壁にぶつかって気を失う先輩。お姉さんの姿はスゥになっている。スゥが取り出した闇の仮面をティーカップに掛けると紅茶クライナーになり闇の空間が発生する。二人は変身すると、闇の空間へと飛び込んだ。  闇の空間は、巨大な喫茶店で中央に竹籠でできた舞台が置かれている。二人が降り立つと周囲に闇の観客が居るのが分かった。突然、舞台の上で始まるクライナーとの勝負。クライナーはティーカップからの熱い紅茶と巨大なスプーンを振り回して二人に襲い掛かる。敵はクライナーだけではない。舞台の竹篭の竹がスゥに操られて突然二人に伸びてきて、二人を跳ね飛ばす。しかし、かぐやの機転で竹をカップにぶつけることに成功、カップにひびが入って苦しむクライナー。  「今よ!」 必殺技を放ち、クライナーはシャイミーのカードに戻った。スゥは「しまった! 分断するのを忘れてた!」という捨て台詞を残して消えた。  闇の空間が消え、先輩の様子を慌てて確認すると頭にこぶがあったが、気が付いて大したことは無いようだった。  次の調理自習の時、かぐやが提供した竹の子のおかげでまひるたちは、春のメニューを堪能できたのであった。 *内容(ストーリー) (作品内にこんなシーンが欲しいという設定やイラストを記載します) 09.02.07設定 ・基本は、かぐやの家を主軸に描く >・まひる(たち?)がかぐやの家を訪れる話 >>(案1)調理実習でまひるたちがかぐやの家に筍を貰いに行く→そのついでにお茶などを体験する話。 >>(案2)最初からお茶などをまひる(たち?)が体験するためにかぐやの家に行く話。 ・かぐやも周囲から見れば何でもこなせて帰国子女で美人で憧れの対象だけど、友達のことで悩んだりまひる視点だと普通の子ってこと。まひるはまひるでどこにでもいる普通の子に見えるけど、かぐやから見れば自分に光をわけてくれて真の強い精神を持っていて、ある意味で憧れの対象に見えることもある ・かぐやの心理を中心に考える > 他の子はいざ知らず、まひるは友達だから家に呼びたいと思ってるかと。でもまあそこは素直になれない子だし > まひるに対する感情は友達よりになっているが、まだプリキュアになったことに対して蟠りがあるし、まひるに対する疑念感も捨て切れていない ・こんなシーンが欲しい > まひるに「お茶の心は一期一会なのよ」と教えるかぐやのおばあちゃま のシーンの次に > そして壁の一輪挿しにあるつばきの花がポトリと落ち、おばあちゃんが何かを予感する! または、 >『一期一会』の言葉を素直に受け取るまひる。 >「かぐや、いいお友達ができたわね」(それに対するかぐやの返答として11話時点だと「友達…かな…?」で、15話時点だと「ええ、いい友達よ」となる):かぐやの心の変化を明確に! 09.02.10設定 ・話の流れについて(上記「第一案」が採用されました) >調理実習で春のメニュー。皆が竹の子を希望 >  ↓ >かぐやの家が竹の子を提供。皆ちょっと気後れしてまひるが一人で取りに行く >  ↓ >竹の子掘りしたあと、お婆さんが「今日はお茶の生徒さんがいるからお茶でもどう?」 >  ↓ >かぐやの着物姿をみてまひるが羨ましがる→着物へ着せ替え >  ↓ >お茶の生徒さんの中に見たような女の人が! >  ↓ >先輩がお茶を届けにくる→まひる赤面! スッ転ぶ! >  ↓ >折角だから紅茶を飲みましょう >  ↓ >スゥ「お前ら、日本の心はお茶、相撲、てんぷらだがね!」 >  ↓ >ティーカップがクライナーに→先輩びっくりして気絶 >  ↓ >先輩に酷いことするなんて許せない、変身! >  ↓ >異空間へGo! >  ↓ >戦闘→戦闘終了(分断させるの忘れてたー byスゥ) >  ↓ >良かったね→調理実習も成功! まひるたちウマー! ・他の友達は「月宮さん、ちょっと苦手なんで…」とかでまひるが竹の子を取りに行くことに ・天城先輩がかぐやの家に紅茶を届けにくる。かぐやの家は和風だが孫のために美味しい紅茶を取り寄せている >天城先輩「ちわー! アルジェントですー」 >対応にでるかぐやとそれについてくるまひる >天城先輩「おや、朝日奈さんだっけ? 今日は着物?」 >まひる「ひゃー! 恥ずかしいよぉ!」 ・オレンジとパープルが人間態(女性)になってお茶会の席に普通に紛れ込んでいる >おばあさん「あら、こちらの方は?」 >かぐや「体験入学の人ですって!」(内心、ドキドキ) >まひる「わー同い年ぐらいの子もふつうにきてるんだー」(全く気付かない) ・竹の子掘りはおじいさんの担当 ・折角だから戦闘にもお茶とか和の心を活かせることをしたい ・場幹部は[[オーガ・ハースィール]]。 ・登場クライナーは[[紅茶クライナー>クライナー名鑑06]]です。 *次回予告 まひる「ゴホゴホゴホ……ッ!」 かぐや「朝比奈さん、もしかして風邪?」 まひる「ゴホゴホゴホ……ッ!」 かぐや「熱い紅茶を飲んで寝てた方がいいわよ」 まひる「ゴホゴホゴホ……ッ!」 かぐや「え? 桃缶とメロンとねぎが欲しいって?」 まひる「ゴホッ!」 かぐや「桃缶とメロンはわかるけど……ねぎ?」 ま&か「冒険! プリキュアデイズ、『まひるが風邪引き!? 想い星への道しるべ』」 かぐや「キラキラ光を探してみたい!」 かぐや「ねぎねぇ?……って朝比奈さん、話せるじゃない!」 ---- 第11話のタイトル候補 ・「和の心! たけのこ掘りとお茶会」 ・「和の心! かぐやのお茶会へようこそ!」 ・「和の心!? スゥのお茶会へようこそ!」 ・「和の心!? ダークネスのお茶会へおいでませ?」 ・「和の心!? 闇のお茶会へおいでませ」 ・「和の心!? 闇のお茶会へおいでやす」 から話し合いで「和の心!? 闇のお茶会へおいでやす」が選ばれました。 ---- *第11話の話合いの際に出された全体の設定メモ 09.02.07設定 ・次のシーンが欲しい >かぐやが和服の着付けができるという設定を生かして、夏祭りとかで、都築と2人でまひる右左の浴衣着付けをしてあげるとか微笑ましくていい ・第12話くらいで、シャイミーランタンの機能(シャイミーを集めるとそれがボウケン星への地図になる)が少し分かる回を作る。 ・闇さくら登場から闇かぐら編までの流れ >闇さくらは12話の最後から登場 >13話でキャラ説明 >14話で暗躍、戦闘 >15話で戦闘、退場 09.02.10設定 ・闇かぐや化した際には、プリキュアの衣装の上に十二単を着ている→闇化の象徴?(衣装を募集する?) ・まひるの家にかぐやが泊まりにくる話が欲しい(逆はありがちなので) ・としあきによる「まひるとかぐやの性格考察」  まひるの今の性格形成の根幹が、妹に対して笑顔を絶やさないことで積極的かつ明るい性格はそこからなので相手の妹タイプな性格部分(かぐやの消極的な部分とか)に対してはまひるは姉モードになるのだとおもう。  この場合の姉モードっていうのが、普通の姉妹とは違い、根幹にある「妹を照らす太陽であろう」という意識から、相手を嗜めるような言動は皆無で、先頭に立って自分自身が輝くお日様となってこうやれば出来るんだよというのを見せる事に終始するのではないかとおもうのです。  つまりwikiにあるように「怒るということが出来ない・苦手」  かぐやに対してはあこがれや尊敬羨望などがメインなんだけど、ことかぐやの消極的な部分に関しては無意識のうちに姉モードで接してしまい、かぐやの「できない」とかその手の反応には異常に寛大でこうやったら出来るんだよ、というようなある意味包容力のある接し方になるんじゃないかな?  「大丈夫だよ!」「きっと出来るよ!」とか「ほら一緒にやってみよ」みたいな感じ。  一方かぐやは、実家は大きく、一人っ子で、何でもそつなくこなせる為、ちやほやされる事に慣れてて自分から積極的に対人関係を作る必要がなかった。海外の寄宿舎生活だったため、ルールのある世界ではそつなくできるが、全くの初めての状況で何の助けも無い環境では途方に暮れてしまうのではないか?  そういう状況下では、なんとかしてやりとげようという事は考えず、早々にあきらめてしまい、他の方法を考えてしまう傾向があるのではないか。  [[第08話]]でも早々にプリキュアである事をやめる方向に考えたのが良い例で、その後一人では変身できなかった事も自分が悪い訳ではなく、変身できない状況が悪いと考えていそう。 「私月宮さんが謝ったとこ見た事無いよ」等と言わていそう。(その前になんでもそつなくこなすので謝るような状況も無いかも知れないが)  なので、第14話以降の闇かぐや復帰後は、まひるはかぐやに対して真の友達として姉モードではなく対等の友人としての関係を構築する。かぐやがうじうじすれば怒るし、友人としてたしなめたりするようになる。  かぐやは今まで、周りの環境に依存する事が当たり前だったが、まひるを目標として自分自身から行動する様になる。その結果、左右に対しても自分から幾分か積極的に友人関係を作ろうと努力する姿勢が見られるし、また、自分自身の意思で物事を行おうとする為、失敗したり他人に迷惑をかければ素直に「ごめん」という言葉が出る様になる。  まひるはいつも先頭に立って、それこそ人生を「冒険」していると思うんだ、おひさまのように。  かぐやは、何でもできるんだけど、今まで自分が本当にやりたいことがあってやってきたわけじゃない。つまり自分の意思で輝いたことが無かった。だけど、まひるに影響されて自分自身が輝こうと考えるようになったんだとおもうのです(これでそもそものテーマに帰結できるかな、と)。  やりたかったことがあったかも知れないけど、幼いうちに海外とか自由に振舞えない寄宿学校生活とか、色んな環境に慣れるための防衛本能を発揮して、自ら動くことを放棄してしまったんじゃないかな? この考察に対して…以下の意見が >最初は意志があったけれど、次第に自分の手の届く範囲を冷静に分析して上手くやることを身に付けてしまった。結構何でもできる子ってありがちだよね。器用貧乏とか。 >器用に何でもできてしまうがために自分ですぐに限界を作っちゃうとかね。やる前から、あの人にはかなわないからやる意味ない、みたいな。 09.02.12追加 >かぐやは、ちやほやされていたんじゃなくて逆に一人で居ざるを得なかった。人と接する機会が少なかったから誰かと関係を結ぶ必要性を感じにくい。他人とどう接すればいいかわからないという人間だと思ってた >まひるの内面はあんまり差はないかもしれないけど、姉モードとかで分離されてるわけじゃなくて、人生最初の対人関係である姉妹という関係から他人との接し方が形成されたと思われるので、どんな人にも等しく姉のような接し方をしているものかとまひるの姉としての性格というのは、自分が世話をしてあげなければならない相手を不安にさせないように辛い顔悲しい顔は見せてはいけない。とにかく自分が何とかしなければ、という感じかなって思ってます

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: