「慎×洵(食ザーあり)One Month After.1」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
2008/06/25(水) 20:54:40 ID:cOPTkFV7
そして……
慎に絶対バレないからと押し切られて、女
の子の格好をさせられていた。
クリーム色のセーターと同系色のダッフルコートに赤いマフラーを巻き、下はチェックのスカートという出で立ちだ。
下着は勿論ショーツで、黒のストッキングと大きめに見えるようデザインされたショートブーツが、洵の細い足によく映えている。
ベレー帽を被ったその姿はまるで少女モデルの様で、その目立つ容姿は通行人を振り向かせた。
「うん。かわいいよ」
「あ、ありがとう……」
誉められても素直に喜べないが、兄に誉められたこと自体は嬉しく思っていた。
今日は繁華街へ遊びに来ている。
──中にはデートと呼ぶ人もいるかもしれない。
「腕」
「え?」
「いいか、洵。カップルってのは腕を組む
ものなんだぞ?」
茶目っ気のあるポーズで目を瞑り、偉そうに解説する。
「えへへ~」
少し頬を赤らめて、腕を絡める。
傍目にはお似合いのカップルに見えた。
そのままウィンドウショッピングを楽しむ。
たまに結祈も現れて、両手に花といった感じだ。兄弟だけど。
「慎兄ちゃん、見てあれ……」
「うわ~。普通こんな往来でキスするかよ……。恥ずかしくないのかな?」
「ねえ慎兄ちゃん、ボクもボクも」
どうやら試してみたいらしい。
「ええ~?ここで!?ヤだよ、恥ずかしいじゃん」
驚いて顔を赤く染める。そんな顔を見たら、余計にしたくなった。
「照れない照れない。ほらほら、ン~」
そう言って手を後ろに回し、目をじて顔を上向ける。
白い肌に色の抜けた髪。そして慎を誘うように、一カ所だけ赤いくちびる。
その姿はまるで雪の精だ。
横目に見やる通行人や、隣の友人恋人とひそひそ囁く周りの様子に、慎はいたたまれない気分になっていた。
この場から逃げだすにはひとつしかない。
「んー」
仕方なく、洵の唇に自分の唇を重ねる。
いつもしてるものよりも、短く軽いキス。
しかし慎にはその何十倍もの時間に思えた。
「うふふ」
「ほ、ほらもういいだろ。いくぞ!」
顔を真っ赤にして、洵の腕をとる。
兄とは対照的に、洵は満面の笑顔。
周りの人から注目されながら、その場を逃げるように後にした。
「ふぅ。楽しかったね~」
「ああ、そうだな。いつもみんなと遊んでたから、たまにはいいかも。
それに、みんなが居たら、洵の女装姿なんてみられないし~」
ちょっといたずらっぽい、カナルならドキリとしそうな笑顔。
もちろん、今の洵でもやはりドキリとしてしまう。
「も、もう~」
軽口を叩きながら、喫茶店で時間を潰す。
「なぁ……洵。ここで、口でしてくれない
か?」
「え?」
「フェラチオ」
「──ええっ?ここでするの~?」
「駄目か?」
子犬のような目で洵を見つめる。
「ダ、ダメじゃないけど……でもこんな所じゃ見られちゃうよ?」
「大丈夫だって。窓ぎわだけど、窓は曇ってるし。
それに机の下なんて、小さな子供でもなきゃ見えないよ。
それにチューだってしたじゃん」
「もう、しょうがないなぁ慎兄ちゃんは……」
きょろきょろと見る者は居ないか確かめてから、テーブルの下に潜り込み、ナプキンを足下へ敷いて膝をつく。
そして慎のジッパーを下げて、もうすでに大きくなっていた慎のペニスを窮屈そうに取り出した。
うわぁ、いつ見ても凄いなぁ……
ちょっと見とれてしまった洵だったが、気を取り直してそれに口づけをする。
「あんっ……んっ、んむっ……」
早めに終わらせるために、すぐにペニスを呑み込む。
見られるんじゃないかという焦燥で、気が気ではなかった。
テーブルの下で素早く頭を動かす。と、
「っつぅ。洵、もういいから。早く離れて……っ」
「え?」
てっきり口へ出すものとばかり思っていたので、洵は拍子抜けした
。
しかし拍子抜けするには早すぎた。
慎はまた新しい悪戯を考えていたのだ。
洵の側に置いてあったあんみつを手に取る
と、テーブルの下へと持ち込んで、我慢していた射精を解き放った。
あんみつへどくどくと、精液が降りかかる。
「あーっ!な、なにするの?食べ物を粗末にしちゃダメだよ」
テーブルの下で驚きながら、洵は射精をドキドキしながら見つめた。
「粗末になんてしないよ。だって洵が全部食べてくれるから。なっ?」
「……慎兄ちゃんのヘンタイ」
仕方なくテーブルの下から這い出して、あんみつを片付ける事にした。
白濁としたモノがあんみつの具の上にたっぷりとかかっている。
スプーンでひとすくいすると、精液が糸を引いた。
「あーん……っ」
覚悟を決めて口へと運ぶ。
洵の可愛い口の中へ、スプーンの上の物が吸い込まれた。
「んっ……んっ……」
顔を赤くして顎を動かす。
白玉の食感が口に心地よい。
そして飲み込む。
「おいしい?」
「……美味しい……よ」
観念して、たどたどしい口調で答える。
もう慎の精液をおいしそうに飲んでいるのだ。
あんみつと混ざっておいしく感じることはあっても、不味く思うことは無い。
そのまま寒天、蜜柑、さくらんぼと、順々に食べていく。
「ごちそうさま……ぁ」
こうして白玉あんみつ精液がけは、洵のお腹の中へ全て収まった。
溜息を吐く洵の顔は、すっかり蕩けていた……。
そんな洵の姿を視姦していた慎は、興奮にまた下半身を漲らせる。
もう一度お願いしようと、なるべく冷静を装い、芝居がかった言葉を紡ぐ。
「お客様、おかわりはいかがですか?」
ちょっと迷った風だった洵は、それでも恥ずかしげに小さく頷く。
「──ハイ。お、お願いします……」
今度はどれにかけるんだろうと、洵が興味の無さそうな、それでいて物欲しそうな顔で眺めていると。
慎は自分が頼んだティーセットに付いていた、まだ温かい小りなミルクロールパンを手にとった。
二つに割って少し毟り、今度は自分の手でペニスをしごく。
「み、見るなよ」
「慎兄ちゃんもボクの事見てたじゃん~。
ボクも慎兄ちゃんがイクところ見ててあげるね?」
意趣返しとでも言うように、オナニーをする兄を楽しそうに見やる。
あとで自分も同じ目に遭う事には気づけない。
ちょっと早計だったかもと端正な顔を赤くして、必死にしごく。
「うっっ」
手慣れた手淫で、今度は洵にされた時よりも早く出た。
ロールパンの先をペニスへ被せるようにして精液を放つ。
「はい、どうぞ」
くぼみには、パン生地で吸収しきれなかった精液が、ぷるぷると揺れているのが見て取れる。
「いただきます……」
パンを受け取った洵は、小さな口をあーん
と開けて、ひと囓り。精液が洵の唇へ橋を
架ける。
そのままもにゅもにゅと咀嚼。
「美味しい?」
「お、おいしい……よ?……でも、ちょっとモソモソするかな……」
ロールパンにしたのはちょっと失敗だった様だ。
しかし洵は文句も言わずに、精液のたっぷり詰まったミルク入りロールパンを、慎に見せつけるように平らげる。
汚れたモノを食べる姿を慎に食い入るように見られて、洵は興奮していた。
スカートの下のショーツからは、勃起したペニスが顔を出している。
「ンむ。くちゅ、くちゅ、んくっ」
食べ終わった洵は、精液で濡れ光る唇を舌でぺろりと舐め上げた。
「……ごちそうさまー」「ハァ……もう精液のせいで、口の中がぬ
るぬるだよ……」
「でも興奮してたろ?」「そ、それはだって……慎兄ちゃんの意地
悪」
顔を赤らめながらも、本心では満更でもないと思っていた。
これから毎日、食事に精液を混ぜられたらどうしよう……と。
「洵。こっちも綺麗にして……」
慎は食べる間中、精液を出したペニスをそのまま露出していた。
お掃除と言いながら、ペニスはまた大きくなっている。
「はぁーい」
洵は素直に返事を返した。
裏筋を舐め上げ、鈴口に残る精液の残滓をすくい取る。
そして口腔へと招き入れ、頭を前後に揺する。
兄のペニスはやっぱり美味しかった。
自分がイッて、下着やスカートを汚さないように必死で我慢する。
一方の我慢する必要のない慎は、思うさま精液をぶちまけた。
今日三度目となる射精
が洵の口を襲う。
こぼさないように口唇をきゅっと締めて、
喉奥を打つ熱い精液を感じる。
熱い飛沫と脈動するペニスの感触に、洵もちょっとイきそうになってしまった。
ひょっとしたらショーツとストッキングに
少し染みが出来たかも。
口に溜めたまま、テーブルの下から這い出す。
かわいらしい頬は紅潮し、目は潤んでいる。
口唇から少し白濁したモノが垂れているのがいやらしい。
口をちいさく開くと白いモノが糸を引いて
いた。
「んっ、んっ──」
しばらく舌で転がして、精液の味と感触を堪能する。
──背筋が震えた。
そしてそのまま飲み込む。
やっぱり直接飲ませてもらうのが一番かな……?
兄が見たがるかと思って頑張ってサービスする、優しい弟だった。
「慎兄ちゃん、ボクももう我慢できないよ
……」
切ない顔でおねだりする。
女の子の格好をした洵のおねだりは、破壊的な威力があった。
「ちょっと待って。あと少しだけ我慢して
て」
そう言って、席を立つ。
2008/06/25(水) 20:54:40 ID:cOPTkFV7
そして……
慎に絶対バレないからと押し切られて、女
の子の格好をさせられていた。
クリーム色のセーターと同系色のダッフルコートに赤いマフラーを巻き、下はチェックのスカートという出で立ちだ。
下着は勿論ショーツで、黒のストッキングと大きめに見えるようデザインされたショートブーツが、洵の細い足によく映えている。
ベレー帽を被ったその姿はまるで少女モデルの様で、その目立つ容姿は通行人を振り向かせた。
「うん。かわいいよ」
「あ、ありがとう……」
誉められても素直に喜べないが、兄に誉められたこと自体は嬉しく思っていた。
今日は繁華街へ遊びに来ている。
──中にはデートと呼ぶ人もいるかもしれない。
「腕」
「え?」
「いいか、洵。カップルってのは腕を組む
ものなんだぞ?」
茶目っ気のあるポーズで目を瞑り、偉そうに解説する。
「えへへ〜」
少し頬を赤らめて、腕を絡める。
傍目にはお似合いのカップルに見えた。
そのままウィンドウショッピングを楽しむ。
たまに結祈も現れて、両手に花といった感じだ。兄弟だけど。
「慎兄ちゃん、見てあれ……」
「うわ〜。普通こんな往来でキスするなんて……」