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小説版テンプレ」(2009/05/19 (火) 10:31:21) の最新版変更点

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***☆★☆小説版のランカの描写。要約・抜粋など☆★☆ ★小説版は(4巻の後書きから)作者は脚本を預かり、そのままの方がいいかもと思ったが、  河森からせっかくだから映像とは違うものが見たいという事でそれ以外の部分や心理描写を  軸に組み立てている。基本的に脚本+裏設定+本編映像がベース。小説家が出した知恵に  河森が手ずから一々添削しており、細かい設定はもちろん誤字脱字までをチェックしている。 ※TV放映時に視聴者に批判されたランカのエピソードは削られているか、後付け設定や  描写等でフォローがされている事が多い。 &bold(){★1~2巻} ・ランカは歌う事が大好きな少女「歌い続けていたい。歌の事だけ考えていたい」  「喉は歌うために、胴は音を震わせるために、手足はリズムをとるためについている」 ・TVと違い、ランカはエルモと共にオズマに自分の気持ちを話して説得している。 ・アルトはランカと手が触れ合って思わずランカの手を握る、絡み合う視線に時が止まる  どうしても、この手を離すことが出来ない。ランカの繊細な指や唇を思う様味わいたい  …などのアルラン描写アリ ・ガリア4ライブのシーンで、ランカの歌があまりにも美しく、それを見ていたシェリルが  悔しさに涙した。 &bold(){★3巻} ・(ガリア4後)フロンティア壊滅の危機を回避した歌姫、リン・ミンメイの再来と政府も  マスコミも こぞってランカを宣伝し、初コンサートの延期は、まるで何事も無かったことに。 ・バジュラ撃退後はランカはインタビューと面会、医学的検査などで政府機関を盥回しにされ  大統領は涙を流して彼女の手を取った。ランカの活躍は銀河ネットワークニュースで流され  地球やエデンにも、ランカの事が伝えられブームを呼んでいる事が繰り返し報道された。 ・ベクターからグレイスの所に移籍したのは政府の意向による。 「いつ倒産してもおかしくないような場末のプロダクションに、船団全体の命運が  かかっている天才シンガーを預けるわけにはいかない」のが、その理由。 ・ランカもエルモも抵抗したが、最後には大統領命令が優先。ベクター側に支払われた  移籍金は「おそらくはベクターの社屋を金メッキに立て替えても尚、あまるほど」 ・ランカはグレイスのレッスンを受けて、ベクターのレッスンよりはるかに洗練されており  システマティックで理解しやすい。機材もスタックも何もかがも違う。  確かにベクターの家庭的な雰囲気は好きだし、エルモには返しきれないほどの恩が有るが  もっとたくさんの人に聴いて貰うというスタンスではどうだ? あるいは自分の歌が  もっと上達するという視点ではどうか? いやもっといえば、10年20年先まで自分が  歌手としてきちんと食べていくためにはどうなのか。 「ランカ・リーはイノセントであっても愚かではないから、そういう事は考える」 ・シェリルの見舞いにランカが同行したのは、アルトがランカを連れて見舞に行けば  何よりもシェリルの励みになるに違いないという考えから。  ランカから政府の人に頼んだら面会の許可が下りたので、二人で行った。 ・ランカにはカリスマがあり(シェリルは、それが自分には無いと思わないが)ランカの  それは人並み外れて偉大であるということは認めざるを得なかった。  ランカの笑顔を見るだけで何となく、あらゆることが許せそうな気がしてくる。 ・ランカの事を口を極めて批判していた批評家も実際に彼女に会うと人が変わったように  礼賛するのはデビューしてからお馴染みの光景 ・ランカのコンサートは誰もが笑顔になる 家族になり同じ夢を見るようなコンサート。  ランカの歌はバックボーンがあり大切な誰かに対する思いを、その場にいる人々全てに  投影して広げる事が出来、聴衆も自分にとっての理想の誰かを見出す事が出来る。 ・告白しようとした(自分が道化みたい)だと思ったから「やだ、もう死んじゃいたい」 ・バジュラ暴走アルトに歌を頼まれて(大人しくなったバジュラは殺されちゃうんだよね?)  再度この街や皆の為にと言われ(違う。あたしが歌たいのはそんな歌じゃない。誰かを  殺す歌でもなくアルト以外に届けたい歌でもない。せめて俺の為に歌ってくれと、好きだと  言ってくれなくてもいい。シェリルさんの彼氏でもいい、俺の為だ、俺が生きる為にと  なぜそう言ってくれないの)と思っていたので「やだ、歌えないよう」 ・(シェリルの平手と説得後、アルトとシェリルが揃って頼む姿を見て)  ランカも自分のしなければならないことはわかっているが、二人の顔をまっすぐに見れない  歌ったものの、ランカの胸を裂くような悲しみに同調したバジュラが大暴走。 ・この惨劇はグレイスが、フォールド機関に張り付いた繭が羽化する時期を見計らい  各種の精神安定剤や言語的催眠、及びナナセ達友人の行動やシェリルを含めて誘導し、  ランカのストレスを極大化&マイナスの感情にして、計画的に引き起こした。 ・ナナセの負傷時にランカがナナセの名を呼ぶ等の反応はなく、「アルト君の手が熱い」  クランの告白をバカにしたような「すごぉ」はカットされている。 ・21話の囮作戦時(バジュラは知的生命体じゃないから)と必死に自分に言い聞かせた。  自分でも信じていない嘘を信じる事が出来るのは、きっとアルトが好きだから。  好きな人の為になら他のどんな事だって犠牲にできる。それが恋する女の子。 ・ルカの作戦をランカは聞きながら、わかっている。ルカくんは悪くない。誰も悪くない。  もうミシェルはいない。その事実を前にして何かをいう事はできない。人とバジュラの  命は比べられない事になっている。(でも、だったらもっと殺していいの?) ・作戦終了後のランカの「ごめんね…」はアルトではなくて、死んたバジュラ達に対して。 ・葬儀後にランカが逃亡したのはランカを英雄として祭り上げようとする、自分で判断する  ことを止めた人々の空々しい笑顔に、ランカが恐怖・嫌悪したから。 ・アルトがアイくんを見て銃を抜いたのを見て、ランカは本当に悲しかった。アルトは  新しく出会う人とゼントラーディを予断と偏見の目で見るようなことはしないであろう。  それなのに。ランカはバジュラについて訴えようとしたが、アルトの言葉にかき消された。 ・ブレラから思念操縦されるVF-27。それは、本来この世のものではなかったランカという  天女を連れ帰る、神々の翼のようにも見えた。 ・「ずっと一緒にいたかったよ…」「なら…なら、行くな、ランカ!行くなぁ!」 ・「さよなら、大好きでした」 自分は嘘つきだ。今でも今でも明日でも、明後日でも、  毎日毎日、本当にランカはアルトが大好きだ。ずっと一緒にいたい。頭をなでてもらって、  キスをしてもらって、その先のことだって。お弁当を作って、一緒にピクニックに出かけたい。  あの時みたいにアルト君の飛行機に乗せて欲しい。そして、いつか待っている空と海を  アルトと共有したい。  けれど、それでもバジュラと人間の屍の上で、自分だけの幸せを築いて生きていくような事は  ランカという心優しい少女にはどうしても出来なかった。 ・レオンと会ったシェリルは、芸人を利用する事しか考えない奴だと心底からランカに同情する。  こいつらが彼女をどう扱ったかなど、すぐにわかる。 &bold(){★4巻} ・ランカの出奔は公けになり「人類を裏切った」と言われても尚、ランカを信じたい人もいて  アルトはランカがどれだけの人に慕われていたのかを再確認する。 ・アルトがメルトランディに「ランカ・リーが、我々人類を裏切ったのは本当か?」と質問され  相手の目に「ランカを信じたい」という思いを感じたので、生真面目な顔でランカの  「星間飛行」のキメポーズをして相手の疑いを解く。(相手が立ち去った後で) “伝わったと思う。ランカという少女がアルトの知るランカであるなら。きっとそこに希望はある” ・戦闘開始~グレイス達に言われて愛おぼを歌う時のランカの心理描写  またバジュラが死んでいく。ただ自分の歌を聴きに来てくれただけのバジュラ達。手を広げて  大喜びで体を揺すりながらメロディーに合わせて踊っていただけのバジュラ達を人間達が撃った。  そう今も。そう、あたしがみんな殺してしまった。グローバルの人達もバジュラ達も。  だからこれ以上殺させない。大切な星を守るのだ。もう、これ以上、誰も傷つけさせない。 ※グレイス達が囁く描写はあるものの、強制的な洗脳の描写は無い。ランカは目の前の戦闘を  認識して歌い始めてはいるが、操られているかどうか等の解釈は人により異なる。 ・ランカの「愛おぼ」は兵達の全身の文化遺伝子を震わせ、戦うな、武器を捨てろと体の内部から  叫ばせ、人類が平和に暮らすバジュラ達の脅威である事実を突き付け、疑問を抱かせた。 ・(巨大ランカの映像)目の前に浮かび上がったあまりにも可憐な少女の姿、その平和を願う  歌声はフロンティア船団に属する人々の心を折った。 ・艦内のあらゆる電子機器、あらゆる場所からランカの歌が聞こえてくる状態で、アルト達は  戦意喪失する自分を叱咤して、無理矢理に闘っている状態に。 ・安全なブリッジで汗だくで叫ぶレオンと哀しい目で自分達を見るランカと、どちらが正しいのか  分からなくなってきた。 ・アルトとクォーターの告発で『レオンとギャラクシーの謀略を見抜き、囚われの身となって  悪党に利用されようとしている歌姫を救おうとするヒーローたち』の図式に早変わり☆ ・「今だ!アルト中尉!ランカ・リーを、超時空アイドルを救出するのだ!」との声を受けて  アルトはランカ救出へ! ・「ランカ!オレだ!聞こえるか!」「…アルト、くん?」パッと虚ろな目に光が灯る  「うそ…どうして…?」  「あの時…ブレラにやられた時、お前の心の声が聞こえたような気がしたんだ。助けてって。   もう誰も傷つけたくないないんだ、って。やっと、それがわかった」  「だから帰ろう―こいつと一緒に」バトロイトの片手にランカを助けようと頑張ったアイくん  「うん!うん、アルトくん、帰ろう!みんなのところへ!」ランカは泣き笑いで  くしゃくしゃの顔で(アルトくんにこんな顔、見せられないな)と思った、嬉しかった、  嬉しさを表現するために、ひたすら歌うことにした。 ※たった今まで、死傷させたフロンティアの被害者達に対する後悔や罪の意識の描写は無い ・SMS到着後、ランカ「ワイルダー艦長!SMSの皆さん!」ワイルダー「ランカ君か!」  ランカ「ごめんなさい、心配かけて!あたし歌います!歌わせて下さい!」  アルト「オレからもお願いします、艦長!ランカの歌なら、きっとこの戦いを、この悲しみを      止められるんだ!」  ワイルダー「無論だ」「歌ってくれ、ランカ君。この悲劇を終わらせるために」 ・ランカに見覚えのある新しい衣装が届けられる、それはナナセがデビュー以前にランカの為に  起こしてくれたものでグレイスが発注をかけていたが、受取人不明で廃棄されるところを  エルモが回収した新しいドレス。  ランカ(グレイスはバジュラに酷いことをしたけど、この服を作ってくれたことだけは感謝しよう) ・新しい衣装に着替えて軽くメイク 「女の子には女の子の、戦争をする為の準備が必要だ」  (アルトくんの方がお化粧がうまいのが、ちょっとシャクだけど)  だけどもう迷わない。アルトくんが自分の歌を求めてくれた。バジュラ達が人間という存在を  少しだけ認めてくれた。だから歌おう。この喜びをこの想いを。  「みんな!抱きしめて!銀河の果てまで!」 ※超時空ビンタ ・歌いきって倒れた瀕死のシェリルはフォールド細菌の通じた交感する世界の中にいる事を感じ取り  自分の脳が完全に病によって侵されたと認識、安堵と病と圧倒的な死が彼女の心を打ち砕いた。 ・ランカはそんな状態になったシェリルに、TV同様の超時空ビンタ!!  ビンタ後に「その瞳が本当に、泣いて、怒っていた。恋敵であっても、心の底から案じて、  いたわる、そんな眼差しだ」 ※△でランカは「人間とゼントラーディ。人類種とバジュラの間に生まれた少女」と書かれている。 ・エルモが瀕死のシェリルを介抱していたところ、シェリルの頭から腹に光が移っていく  「ランカと同調したフォールド腸菌は、彼女の意思、シェリルに生きて欲しいと、いう意思を   読み取ってそうした。」  エルモ「奇跡デス…!ランカさんの歌がシェリルさんを目覚めさセタ…!」 ・TVでランカの発言「得体のしれない人類から~」はカット、文中での説明になっている。  そう全ては誤解だった。バジュラは人類を巨大な群体生命体だと考え、最初に攻撃してきたから  フォールド波を放つバジュラやランカを 取り込んでいるからには敵だろうと考えた。  人間はバジュラを知恵なき蟲、女王の道具だと考え、それぞれの個体が自分たちを見ている、  感じているとは思わなかった。  だからランカとシェリルが、その橋渡しをしたあの少年が必要だったのだ。 ・グレイスとの決戦時にアルト・シェリル・ランカの会話有り(ランカだけ抜粋)  ランカ「…あたしも、あたしも短い間だったけど、あなたから教わった事は忘れません。      少なくとも、あたしの前にいたあなたは、尊敬すべきプロフェッショナルでした」 ・TV本編でのランカの「あたし負けません、歌も恋も!」発言はカットされている。 ***☆★☆小説版のランカの描写。要約・抜粋など※参考程度☆★☆ &bold(){ナナセがランカをマンセーする理由} ・ナナセの母親は美人だが子供の頃に夫とナナセを置いて逃げた。ナナセが12.3歳の頃に  誘拐されたが(ショックのためか)本人は断片的な記憶しか覚えていない。警察に保護され  戻ってきたナナセに父親が暴言を吐いた事から世界を呪うように。ナナセから見たランカは  「中性的で清らかで真っすぐで私が持っていないもの全部持ってるあの子が羨ましかった。   私はあの子になりたかった」 &bold(){☆ランカとシェリルの歌について} ・「ランカとシェリルの歌だよ。こういういい歌が流れている時は負けないんだ」エイジス・フォッカー ・(ああ、ランカ・リーのファンでよかった)と思った エリエラ ・「いい歌じゃないか、そうだろ?」テムジン*  *TV版と異なり、テムジン達の第33海兵部隊はフォールド爆弾で吹き飛ばされて母艦ともども   漂流していたところをSMSに拾われて最終決戦に加勢している ・銀河クジラとバサラ(ハッキリした描写はない)ランカとシェリルの歌を聞いて一緒に歌っている。 ・最終戦後、バジュラは「この銀河にいると、自分達と人間との戦いは避けられそうにもないから」  別の銀河へと移動。  (星を去る事はバジュラにとっては、地下鉄の座席を譲ってくれるような気軽な行為らしい) ★バジュラはフォールド波に引かれ、フォールド物質のある所に産卵する性質がある。  グローバル、アステロイドベルトに漂流していたフォールド空母がバジュラの母船になったのも  フロンティアの船の内部に卵や幼生達があったのもバジュラの習性によるもの。 &bold(){★ランカのバジュラ思考} ・ランカは母体感染した為に腸に第二のシナプスネットワークが形成され、フォールド細菌により  構成されたもう1つの思考ネットは脳のそれと完全に同期している。 (母体内で脳や腸の形成過程をフォールド細菌が模倣して形作られたという推論。)  これはランカの精密検査のデータを再解析した結果、判明した。 &bold(){★歌エネルギーとフォールド波} ・歌エネルギー=歌は大気の振動に止まらず、僅かながら物質の最小単位である量子を            振動させ、より高次の時間や空間を超えたエネルギーを扱う事ができる            高次宇宙への扉を開く。 ・フォールド波=「相対性論理の束縛を越えて、光の速さよりも速く情報が伝えられる事が出来る」         「時空振動波」とも言われている。フォールドクォーツから発するフォールド波は         歌の形で認識され、歌エネルギーと同質のものとわかっている。 ※歌エネルギーは「歌を通して高次元から引き出されるエネルギーだが、三次元に現出した時点で  やはりエネルギーでしかない」「バサラの起こした数々の奇跡は、量子物理学的には説明可能」  フォールド波には従来の歌エネルギーのような欠点の説明はない。 ※フォールドクォーツは、単にパワープラントとしても絶大な効果をもたらすことが出来るが  「本当に力ある歌い手の手にある時に、銀河さえ支配する本当の力を発揮する」(ビルラー) &bold(){★グレイス達がバジュラネットワークを解析するまで} ・バジュラを構成するものがフォールド細菌であるのは判っていたため、バジュラの生体組織を  解析して、巨額の金を注ぎ込んで融合できる義体を作り出し、バジュラの意識=プロトコルを  解析する為に生体実験を繰り返し検体(フェアリー)達を使い潰していった。 (脳をインプラント化すると、V型感染症のもたらすフォールド波の発生機能は阻害される)  シェリルを感染させたのも彼女の体内のフォールド細菌でバジュラを呼び込み、その相互作用に  よって、プロトコルを解析するのが当初の目的。シェリルを使ってランカを解析する為の無数の  データを得た後に、ランカが自らの中に潜むバジュラとしての自己に覚醒し、クィーンと  接触した事でグレイス達は膨大なデータを得てバジュラネットワークにアクセス可能となった。 ・シェリルを歌手にしたのは「ノーム」の血に少し期待したのと、銀河中を飛び回る諜報活動に  有益だったから。(シェリルの公演の随行員の中に情報諜報員のグレイスを紛れ込ませた) &bold(){★SMSの集団脱走について} ・レオンが暴走した時に備えてビルラーが仕掛けた保険を気取られないように実行するための手段 ・レオンの罪状は新統合政府によって告発、処断すみ。  新統合政府はレオンの地位を剥奪する決定を下し、命令書を発行。  レオンは大統領だが同時に新統合政府の反逆者でもあり、下院が弾劾裁判を緊急採択。 ・オズマがアルトと交戦した時に、オズマは弾丸の中にマイクロチップを仕込んでデータと  指令を渡し、アルトはクランと共にレオンの悪行を政治家や記者達に(芸人やゼントラの人脈を  使って)情報を流してレオン失脚の基盤を作っていた。 ・SMSはダルフィムの乗員達に(インプラントを使った)記憶の改竄がある事を把握していた。 &bold(){★“魔笛”システム(裏設定?)} ・フォールドクォーツが地球人類史に姿を表したのは西暦2043年。  マオ・ノーム博士と2名の愛弟子がマクロス・ギャラクシー社の援助を受けて発見した。  当初は断層を超える通信システムとして注目されていたが、2045年にギャラクシー社と  深い繋がりを持つ星間軍需企業クリティカルパスの麒麟児「マンフリート・ブラント」に  よって更なる可能性が注目される。 ・マンフリートは技術者としても経営者としても優秀で、天才的クラシック指揮者でもあり  フォールドクォーツの研究を音楽というアプローチから取組み、「“魔笛”システム」を  開発する。それは表向きは、リレーポッドなしに断層を超える通信システムとして各惑星に  採用されることになっていたが、実際は真の機能「ジャミングサウンド」を使ってあらゆる  (銀河中の)電子機器を支配することが目的。 ・マンフリートは新統合政府の地球中心主義者と共に銀河の支配を目論んだが計画は阻止され  彼は死亡したが、彼は生前に意識をコンピューターにアップロードして不老不死になる研究を  していたという。 グレイスがグローバルから救出さて意識をチップに移された際の会話で  相手が「魔笛」から引用した?「イシスとオリシスのもたらす光を讃えたまえ」と言う描写アリ。   &bold(){★ゴースト} ・ゴーストのシステムは「シャロン」を作ったマージ・グルドアの基礎システムを使っている。  マージ・グルドアの基礎システム(オリジナル)はLAIが完全に抑えていて、ギャラクシーも  被供給側。  誰もマージの基礎理論を理解できなかったために分離すればシステム全体が崩壊するので、  マージの基礎システムはブラック・ボックス化して未だにゴーストの中で生き続けている。 [[トップページ]]
***☆★☆小説版のランカの描写。要約・抜粋など☆★☆ ★小説版は(4巻の後書きから)作者は脚本を預かり、そのままの方がいいかもと思ったが、  河森からせっかくだから映像とは違うものが見たいという事でそれ以外の部分や心理描写を  軸に組み立てている。基本的に脚本+裏設定+本編映像がベース。小説家が出した知恵に  河森が手ずから一々添削しており、細かい設定はもちろん誤字脱字までをチェックしている。 ※TV放映時に視聴者に批判されたランカのエピソードは削られているか、後付け設定や  描写等でフォローがされている事が多い。 &bold(){★1~2巻} ・ランカは歌う事が大好きな少女「歌い続けていたい。歌の事だけ考えていたい」  「喉は歌うために、胴は音を震わせるために、手足はリズムをとるためについている」 ・TVと違い、ランカはエルモと共にオズマに自分の気持ちを話して説得している。 ・アルトはランカと手が触れ合って思わずランカの手を握る、絡み合う視線に時が止まる  どうしても、この手を離すことが出来ない。ランカの繊細な指や唇を思う様味わいたい  …などのアルラン描写アリ ・ガリア4ライブのシーンで、ランカの歌があまりにも美しく、それを見ていたシェリルが  悔しさに涙した。 &bold(){★3巻} ・(ガリア4後)フロンティア壊滅の危機を回避した歌姫、リン・ミンメイの再来と政府も  マスコミも こぞってランカを宣伝し、初コンサートの延期は、まるで何事も無かったことに。 ・バジュラ撃退後はランカはインタビューと面会、医学的検査などで政府機関を盥回しにされ  大統領は涙を流して彼女の手を取った。ランカの活躍は銀河ネットワークニュースで流され  地球やエデンにも、ランカの事が伝えられブームを呼んでいる事が繰り返し報道された。 ・ベクターからグレイスの所に移籍したのは政府の意向による。 「いつ倒産してもおかしくないような場末のプロダクションに、船団全体の命運が  かかっている天才シンガーを預けるわけにはいかない」のが、その理由。 ・ランカもエルモも抵抗したが、最後には大統領命令が優先。ベクター側に支払われた  移籍金は「おそらくはベクターの社屋を金メッキに立て替えても尚、あまるほど」 ・ランカはグレイスのレッスンを受けて、ベクターのレッスンよりはるかに洗練されており  システマティックで理解しやすい。機材もスタックも何もかがも違う。  確かにベクターの家庭的な雰囲気は好きだし、エルモには返しきれないほどの恩が有るが  もっとたくさんの人に聴いて貰うというスタンスではどうだ? あるいは自分の歌が  もっと上達するという視点ではどうか? いやもっといえば、10年20年先まで自分が  歌手としてきちんと食べていくためにはどうなのか。 「ランカ・リーはイノセントであっても愚かではないから、そういう事は考える」 ・シェリルの見舞いにランカが同行したのは、アルトがランカを連れて見舞に行けば  何よりもシェリルの励みになるに違いないという考えから。  ランカから政府の人に頼んだら面会の許可が下りたので、二人で行った。 ・ランカにはカリスマがあり(シェリルは、それが自分には無いと思わないが)ランカの  それは人並み外れて偉大であるということは認めざるを得なかった。  ランカの笑顔を見るだけで何となく、あらゆることが許せそうな気がしてくる。 ・ランカの事を口を極めて批判していた批評家も実際に彼女に会うと人が変わったように  礼賛するのはデビューしてからお馴染みの光景 ・ランカのコンサートは誰もが笑顔になる 家族になり同じ夢を見るようなコンサート。  ランカの歌はバックボーンがあり大切な誰かに対する思いを、その場にいる人々全てに  投影して広げる事が出来、聴衆も自分にとっての理想の誰かを見出す事が出来る。 ・告白しようとした(自分が道化みたい)だと思ったから「やだ、もう死んじゃいたい」 ・バジュラ暴走アルトに歌を頼まれて(大人しくなったバジュラは殺されちゃうんだよね?)  再度この街や皆の為にと言われ(違う。あたしが歌たいのはそんな歌じゃない。誰かを  殺す歌でもなくアルト以外に届けたい歌でもない。せめて俺の為に歌ってくれと、好きだと  言ってくれなくてもいい。シェリルさんの彼氏でもいい、俺の為だ、俺が生きる為にと  なぜそう言ってくれないの)と思っていたので「やだ、歌えないよう」 ・(シェリルの平手と説得後、アルトとシェリルが揃って頼む姿を見て)  ランカも自分のしなければならないことはわかっているが、二人の顔をまっすぐに見れない  歌ったものの、ランカの胸を裂くような悲しみに同調したバジュラが大暴走。 ・この惨劇はグレイスが、フォールド機関に張り付いた繭が羽化する時期を見計らい  各種の精神安定剤や言語的催眠、及びナナセ達友人の行動やシェリルを含めて誘導し、  ランカのストレスを極大化&マイナスの感情にして、計画的に引き起こした。 ・ナナセの負傷時にランカがナナセの名を呼ぶ等の反応はなく、「アルト君の手が熱い」  クランの告白をバカにしたような「すごぉ」はカットされている。 ・21話の囮作戦時(バジュラは知的生命体じゃないから)と必死に自分に言い聞かせた。  自分でも信じていない嘘を信じる事が出来るのは、きっとアルトが好きだから。  好きな人の為になら他のどんな事だって犠牲にできる。それが恋する女の子。 ・ルカの作戦をランカは聞きながら、わかっている。ルカくんは悪くない。誰も悪くない。  もうミシェルはいない。その事実を前にして何かをいう事はできない。人とバジュラの  命は比べられない事になっている。(でも、だったらもっと殺していいの?) ・作戦終了後のランカの「ごめんね…」はアルトではなくて、死んたバジュラ達に対して。 ・葬儀後にランカが逃亡したのはランカを英雄として祭り上げようとする、自分で判断する  ことを止めた人々の空々しい笑顔に、ランカが恐怖・嫌悪したから。 ・アルトがアイくんを見て銃を抜いたのを見て、ランカは本当に悲しかった。アルトは  新しく出会う人とゼントラーディを予断と偏見の目で見るようなことはしないであろう。  それなのに。ランカはバジュラについて訴えようとしたが、アルトの言葉にかき消された。 ・ブレラから思念操縦されるVF-27。それは、本来この世のものではなかったランカという  天女を連れ帰る、神々の翼のようにも見えた。 ・「ずっと一緒にいたかったよ…」「なら…なら、行くな、ランカ!行くなぁ!」 ・「さよなら、大好きでした」 自分は嘘つきだ。今でも今でも明日でも、明後日でも、  毎日毎日、本当にランカはアルトが大好きだ。ずっと一緒にいたい。頭をなでてもらって、  キスをしてもらって、その先のことだって。お弁当を作って、一緒にピクニックに出かけたい。  あの時みたいにアルト君の飛行機に乗せて欲しい。そして、いつか待っている空と海を  アルトと共有したい。  けれど、それでもバジュラと人間の屍の上で、自分だけの幸せを築いて生きていくような事は  ランカという心優しい少女にはどうしても出来なかった。 ・レオンと会ったシェリルは、芸人を利用する事しか考えない奴だと心底からランカに同情する。  こいつらが彼女をどう扱ったかなど、すぐにわかる。 &bold(){★4巻} ・ランカの出奔は公けになり「人類を裏切った」と言われても尚、ランカを信じたい人もいて  アルトはランカがどれだけの人に慕われていたのかを再確認する。 ・アルトがメルトランディに「ランカ・リーが、我々人類を裏切ったのは本当か?」と質問され  相手の目に「ランカを信じたい」という思いを感じたので、生真面目な顔でランカの  「星間飛行」のキメポーズをして相手の疑いを解く。(相手が立ち去った後で) “伝わったと思う。ランカという少女がアルトの知るランカであるなら。きっとそこに希望はある” ・戦闘開始~グレイス達に言われて愛おぼを歌う時のランカの心理描写  またバジュラが死んでいく。ただ自分の歌を聴きに来てくれただけのバジュラ達。手を広げて  大喜びで体を揺すりながらメロディーに合わせて踊っていただけのバジュラ達を人間達が撃った。  そう今も。そう、あたしがみんな殺してしまった。グローバルの人達もバジュラ達も。  だからこれ以上殺させない。大切な星を守るのだ。もう、これ以上、誰も傷つけさせない。 ※グレイス達が囁く描写はあるものの、強制的な洗脳の描写は無い。ランカは目の前の戦闘を  認識して歌い始めてはいるが、操られているかどうか等の解釈は人により異なる。 ・ランカの「愛おぼ」は兵達の全身の文化遺伝子を震わせ、戦うな、武器を捨てろと体の内部から  叫ばせ、人類が平和に暮らすバジュラ達の脅威である事実を突き付け、疑問を抱かせた。 ・(巨大ランカの映像)目の前に浮かび上がったあまりにも可憐な少女の姿、その平和を願う  歌声はフロンティア船団に属する人々の心を折った。 ・艦内のあらゆる電子機器、あらゆる場所からランカの歌が聞こえてくる状態で、アルト達は  戦意喪失する自分を叱咤して、無理矢理に闘っている状態に。 ・安全なブリッジで汗だくで叫ぶレオンと哀しい目で自分達を見るランカと、どちらが正しいのか  分からなくなってきた。 ・アルトとクォーターの告発で『レオンとギャラクシーの謀略を見抜き、囚われの身となって  悪党に利用されようとしている歌姫を救おうとするヒーローたち』の図式に早変わり☆ ・「今だ!アルト中尉!ランカ・リーを、超時空アイドルを救出するのだ!」との声を受けて  アルトはランカ救出へ! ・「ランカ!オレだ!聞こえるか!」「…アルト、くん?」パッと虚ろな目に光が灯る  「うそ…どうして…?」  「あの時…ブレラにやられた時、お前の心の声が聞こえたような気がしたんだ。助けてって。   もう誰も傷つけたくないないんだ、って。やっと、それがわかった」  「だから帰ろう―こいつと一緒に」バトロイトの片手にランカを助けようと頑張ったアイくん  「うん!うん、アルトくん、帰ろう!みんなのところへ!」ランカは泣き笑いで  くしゃくしゃの顔で(アルトくんにこんな顔、見せられないな)と思った、嬉しかった、  嬉しさを表現するために、ひたすら歌うことにした。 ※たった今まで、死傷させたフロンティアの被害者達に対する後悔や罪の意識の描写は無い ・SMS到着後、ランカ「ワイルダー艦長!SMSの皆さん!」ワイルダー「ランカ君か!」  ランカ「ごめんなさい、心配かけて!あたし歌います!歌わせて下さい!」  アルト「オレからもお願いします、艦長!ランカの歌なら、きっとこの戦いを、この悲しみを      止められるんだ!」  ワイルダー「無論だ」「歌ってくれ、ランカ君。この悲劇を終わらせるために」 ・ランカに見覚えのある新しい衣装が届けられる、それはナナセがデビュー以前にランカの為に  起こしてくれたものでグレイスが発注をかけていたが、受取人不明で廃棄されるところを  エルモが回収した新しいドレス。  ランカ(グレイスはバジュラに酷いことをしたけど、この服を作ってくれたことだけは感謝しよう) ・新しい衣装に着替えて軽くメイク 「女の子には女の子の、戦争をする為の準備が必要だ」  (アルトくんの方がお化粧がうまいのが、ちょっとシャクだけど)  だけどもう迷わない。アルトくんが自分の歌を求めてくれた。バジュラ達が人間という存在を  少しだけ認めてくれた。だから歌おう。この喜びをこの想いを。  「みんな!抱きしめて!銀河の果てまで!」 ※超時空ビンタ ・歌いきって倒れた瀕死のシェリルはフォールド細菌の通じた交感する世界の中にいる事を感じ取り  自分の脳が完全に病によって侵されたと認識、安堵と病と圧倒的な死が彼女の心を打ち砕いた。 ・ランカはそんな状態になったシェリルに、TV同様の超時空ビンタ!!  ビンタ後に「その瞳が本当に、泣いて、怒っていた。恋敵であっても、心の底から案じて、  いたわる、そんな眼差しだ」 ※△でランカは「人間とゼントラーディ。人類種とバジュラの間に生まれた少女」と書かれている。 ・エルモが瀕死のシェリルを介抱していたところ、シェリルの頭から腹に光が移っていく  「ランカと同調したフォールド腸菌は、彼女の意思、シェリルに生きて欲しいと、いう意思を   読み取ってそうした。」  エルモ「奇跡デス…!ランカさんの歌がシェリルさんを目覚めさセタ…!」 ・TVでランカの発言「得体のしれない人類から~」はカット、文中での説明になっている。  そう全ては誤解だった。バジュラは人類を巨大な群体生命体だと考え、最初に攻撃してきたから  フォールド波を放つバジュラやランカを 取り込んでいるからには敵だろうと考えた。  人間はバジュラを知恵なき蟲、女王の道具だと考え、それぞれの個体が自分たちを見ている、  感じているとは思わなかった。  だからランカとシェリルが、その橋渡しをしたあの少年が必要だったのだ。 ・グレイスとの決戦時にアルト・シェリル・ランカの会話有り(ランカだけ抜粋)  ランカ「…あたしも、あたしも短い間だったけど、あなたから教わった事は忘れません。      少なくとも、あたしの前にいたあなたは、尊敬すべきプロフェッショナルでした」 ・TV本編でのランカの「あたし負けません、歌も恋も!」発言はカットされている。 ***☆★☆小説版のランカの描写。要約・抜粋など※参考程度☆★☆ &bold(){ナナセがランカをマンセーする理由} ・ナナセの母親は美人だが子供の頃に夫とナナセを置いて逃げた。ナナセが12.3歳の頃に  誘拐されたが(ショックのためか)本人は断片的な記憶しか覚えていない。警察に保護され  戻ってきたナナセに父親が暴言を吐いた事から世界を呪うように。ナナセから見たランカは  「中性的で清らかで真っすぐで私が持っていないもの全部持ってるあの子が羨ましかった。   私はあの子になりたかった」 &bold(){☆ランカとシェリルの歌について} ・「ランカとシェリルの歌だよ。こういういい歌が流れている時は負けないんだ」エイジス・フォッカー ・(ああ、ランカ・リーのファンでよかった)と思った エリエラ ・「いい歌じゃないか、そうだろ?」テムジン*  *TV版と異なり、テムジン達の第33海兵部隊はフォールド爆弾で吹き飛ばされて母艦ともども   漂流していたところをSMSに拾われて最終決戦に加勢している ・銀河クジラとバサラ(ハッキリした描写はない)ランカとシェリルの歌を聞いて一緒に歌っている。 ・最終戦後、バジュラは「この銀河にいると、自分達と人間との戦いは避けられそうにもないから」  別の銀河へと移動。  (星を去る事はバジュラにとっては、地下鉄の座席を譲ってくれるような気軽な行為らしい) ★バジュラはフォールド波に引かれ、フォールド物質のある所に産卵する性質がある。  グローバル、アステロイドベルトに漂流していたフォールド空母がバジュラの母船になったのも  フロンティアの船の内部に卵や幼生達があったのもバジュラの習性によるもの。 &bold(){★ランカのバジュラ思考} ・ランカは母体感染した為に腸に第二のシナプスネットワークが形成され、フォールド細菌により  構成されたもう1つの思考ネットは脳のそれと完全に同期している。 (母体内で脳や腸の形成過程をフォールド細菌が模倣して形作られたという推論。)  これはランカの精密検査のデータを再解析した結果、判明した。 &bold(){★歌エネルギーとフォールド波} ・歌エネルギー=歌は大気の振動に止まらず、僅かながら物質の最小単位である量子を            振動させ、より高次の時間や空間を超えたエネルギーを扱う事ができる            高次宇宙への扉を開く。 ・フォールド波=「相対性論理の束縛を越えて、光の速さよりも速く情報が伝えられる事が出来る」         「時空振動波」とも言われている。フォールドクォーツから発するフォールド波は         歌の形で認識され、歌エネルギーと同質のものとわかっている。 ※歌エネルギーは「歌を通して高次元から引き出されるエネルギーだが、三次元に現出した時点で  やはりエネルギーでしかない」「バサラの起こした数々の奇跡は、量子物理学的には説明可能」  フォールド波には従来の歌エネルギーのような欠点の説明はない。 ※フォールドクォーツは、単にパワープラントとしても絶大な効果をもたらすことが出来るが  「本当に力ある歌い手の手にある時に、銀河さえ支配する本当の力を発揮する」(ビルラー) &bold(){★グレイス達がバジュラネットワークを解析するまで} ・バジュラを構成するものがフォールド細菌であるのは判っていたため、バジュラの生体組織を  解析して、巨額の金を注ぎ込んで融合できる義体を作り出し、バジュラの意識=プロトコルを  解析する為に生体実験を繰り返し検体(フェアリー)達を使い潰していった。 (脳をインプラント化すると、V型感染症のもたらすフォールド波の発生機能は阻害される)  シェリルを感染させたのも彼女の体内のフォールド細菌でバジュラを呼び込み、その相互作用に  よって、プロトコルを解析するのが当初の目的。シェリルを使ってランカを解析する為の無数の  データを得た後に、ランカが自らの中に潜むバジュラとしての自己に覚醒し、クィーンと  接触した事でグレイス達は膨大なデータを得てバジュラネットワークにアクセス可能となった。 ・シェリルを歌手にしたのは「ノーム」の血に少し期待したのと、銀河中を飛び回る諜報活動に  有益だったから。(シェリルの公演の随行員の中に情報諜報員のグレイスを紛れ込ませた) &bold(){★SMSの集団脱走について} ・レオンが暴走した時に備えてビルラーが仕掛けた保険を気取られないように実行するための手段 ・レオンの罪状は新統合政府によって告発、処断すみ。  新統合政府はレオンの地位を剥奪する決定を下し、命令書を発行。  レオンは大統領だが同時に新統合政府の反逆者でもあり、下院が弾劾裁判を緊急採択。 ・オズマがアルトと交戦した時に、オズマは弾丸の中にマイクロチップを仕込んでデータと  指令を渡し、アルトはクランと共にレオンの悪行を政治家や記者達に(芸人やゼントラの人脈を  使って)情報を流してレオン失脚の基盤を作っていた。 ・SMSはダルフィムの乗員達に(インプラントを使った)記憶の改竄がある事を把握していた。 &bold(){★“魔笛”システム(裏設定?)} ・フォールドクォーツが地球人類史に姿を表したのは西暦2043年。  マオ・ノーム博士と2名の愛弟子がマクロス・ギャラクシー社の援助を受けて発見した。  当初は断層を超える通信システムとして注目されていたが、2045年にギャラクシー社と  深い繋がりを持つ星間軍需企業クリティカルパスの麒麟児「マンフレート・ブランド」に  よって更なる可能性が注目される。 ・マンフリートは技術者としても経営者としても優秀で、天才的クラシック指揮者でもあり  フォールドクォーツの研究を音楽というアプローチから取組み、「“魔笛”システム」を  開発する。それは表向きは、リレーポッドなしに断層を超える通信システムとして各惑星に  採用されることになっていたが、実際は真の機能「ジャミングサウンド」を使ってあらゆる  (銀河中の)電子機器を支配することが目的。 ・マンフリートは新統合政府の地球中心主義者と共に銀河の支配を目論んだが計画は阻止され  彼は死亡したが、彼は生前に意識をコンピューターにアップロードして不老不死になる研究を  していたという。 グレイスがグローバルから救出さて意識をチップに移された際の会話で  相手が「魔笛」から引用した?「イシスとオリシスのもたらす光を讃えたまえ」と言う描写アリ。   &bold(){★ゴースト} ・ゴーストのシステムは「シャロン」を作ったマージ・グルドアの基礎システムを使っている。  マージ・グルドアの基礎システム(オリジナル)はLAIが完全に抑えていて、ギャラクシーも  被供給側。  誰もマージの基礎理論を理解できなかったために分離すればシステム全体が崩壊するので、  マージの基礎システムはブラック・ボックス化して未だにゴーストの中で生き続けている。 [[トップページ]]

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