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とあるのどかな午後。ゲゲゲハウスに墓場鬼太郎が客を引き連れやって来た。
墓場「よう、カロリーヌちゃんが挨拶したいって言うから連れて来たぜ…。」
カロリーヌ「初めまして、カロリーヌと申します。鬼太郎さんからお話は色々うかがってますわ。」
松岡「初めまして、カロリーヌさん。」
野沢「こんにちは!なんか知的で上品な人だね。」
墓場「カロリーヌちゃんは、おフランスの大学を出た才女だからな。いひひ…!」
戸田「カロリーヌ!?…な、なんか僕の知ってるカロリーヌちゃんとだいぶ違うような…。」
高山「同姓同名の別人じゃないのかい?」
戸田「うーん…。すいませんカロリーヌさん、お父さんはなんて言う名前ですか?」
カロリーヌ「父の名前ですか?ガモツですわ。」
戸田「ガモツ…。やっぱり別人だ。僕の知ってるカロリーヌちゃんは、父親が『ぐわごぜ』だったよ。」
高山「じゃあやっぱり同姓同名の他人だね。外国じゃメジャーな名前なのかな。」
戸田「どうだろう…。カロリーヌちゃんって名前を聞いたら、ねずみ男がビックリするだろうな…。」
ズドドドドドド…。
松岡「ん?誰か遠くから突っ走って来るぞ。…なんだ、噂をすれば富山ねずみじゃないか。」
富山ねずみ「おおぉぉい!!カロリーヌちゃんが来てるって本当か!?」


野沢「来てるよ。この人がカロリーヌちゃん!」
カロリーヌ「初めまして、私カロリーヌと申します。」
富山ねずみ「……………。」
カロリーヌ「?…何でしょう。私の顔をじっと見つめて…。」
墓場「女性の顔をジロジロ見るなんて失礼な奴だな…!」
富山ねずみ「違あぁう!俺の知ってるカロリーヌちゃんと、全っ然ちっがあぁぁうぅぅ!!」
高山「なんか戸田と同じ事言ってる。」
富山ねずみ「……あ、そうだ!あんた親父の名前なんて言うんだ!?」
カロリーヌ「また父の名前をお聞きになるの?ですからガモツですわ。」
富山ねずみ「…ああそう、ガモツさん…。じゃ俺の知ってるカロリーヌちゃんとは別人だな。
当たり前か、カロリーヌちゃんのワケ無いよなあ…。へへっ…。」
高山「あ、あれ、トボトボ帰っちゃった…。」
戸田「…!!お、おいねずみ男、待てよ!」
高山「あれ、戸田まで行っちゃった。どうしたんでしょう戸田の奴。」
松岡「…まあ二人にしか分からない理由があるんじゃ無い?戸田に任せておけば大丈夫だよ、きっと…。
さて、立ち話もなんだしお茶を入れようか。」
高山「…そうですね。さあ墓場小父さん、カロリーヌさんも家の中へどうぞ。」

『ねずみ男ちゃん!』
『カロリーヌちゃん!』
『ねずみ男ちゃん!』
『カロリーヌちゃん!』
『ねずみ男ちゃん、大きくなったらお嫁さんにしてね…。』

もう一人のカロリーヌ。金髪の幼い愛らしい少女。
富山ねずみは彼女との可愛いやり取りを思い出した。
しかし悲しい永遠の別れをも思い出しそうになり、慌てて頭を左右にブルブル降った。
とぼとぼ歩き続ける富山ねずみに、戸田が大声で呼び掛ける。
戸田「ねずみ男!人がさっきから呼んでるのに聞こえないのかっ!」
ぼかっ!!
後頭部に戸田パーンチを受けた富山ねずみが地面にひっくり返る。
富山ねずみ「痛ぇなコノヤロ!やぶからぼうに何すんだよっ!」
戸田「…いや、カロリーヌちゃんの事を思い出して落ち込んでいるのかと思って…。」
富山ねずみ「はあ?なぐさめに来たつもりかあ?じゃあパンチすんなよ!いってえなあ!」
戸田「つ、つい習慣で…。ラーメンおごってやるから許してくれよ。」
富山ねずみ「…じゃ醤油ラーメンと味噌ラーメンと塩ラーメンにライスつけてくれ。」
戸田「食べすぎだ!!」
ぎゃあぎゃあ騒ぎながらも、二人並んでラーメン屋に向かい歩き始める。富山ねずみの足どりも少し軽くなったようだ。
富山ねずみ「(今頃ぐわごぜと天国で仲良く暮らしてるよな、カロリーヌちゃんよ…。)」
ふっと見上げた青空に、カロリーヌの可愛い笑顔が見えたような気がした。



富山ねずみ「ところでよ、墓場の連れて来たカロリーヌちゃんって、すっごいブサイクだよな。」
戸田「…お前それ墓場小父さんの前で言うなよ!!夜中に手がシャカシャカ走り回って来ても知らないぞ!!」
おわり。


すみません、墓場のカロリーヌちゃんもとてもキュートだと思ってます。
富山ねずみのセリフはネタですからお許しを。;