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大塚「蝙蝠飛び、虫達が歌う中、最終レースが行われようとしています。
   こんばんは大塚ねずみ男です。 
   第四レースまでの各チームの成績は、
   一位鬼太郎チーム5p、二位水虎、グレムリンチームで各4p、
   三位は魔女、ベアードチーム2p、四位狼男チーム1p、最下位フランケンチーム。
   すでに優勝を諦めた、三位以下のチームは停滞モードに入っておりますが、
   まだ逆転のチャンスはあります。
   そう、こういう企画にありがちの、最後はポイントが倍々ゲーム!
   獲得ポイントが2倍になるのです!
   お、俄然やる気を出し始めたのでしょうか、念入りにチューニングを行っております!
   五期コーススタートまで、あとわずか、笑っても泣いてもこれが最後となります!」
目玉「バッテリーよし!タイヤもよし!エンジンも……うん、さすが夜行さん、丁寧に手入れしてくれとるわい!」
高山「父さんなにもそこまでしなくてもいいじゃないですか。」
目玉「バカモン!念には念を入れねばならん。ほれ、ガソリンは入っとるか?」
高山「はい、ちゃんと満タンですよ。」
野沢「おーい高山にいちゃーん。」
高山「あ、野沢。」
野沢「へへへ、応援に来た。はい餞別のキャラメルと梅ジャムだよ。」
高山「わー、ありがとう。」
野沢「最後だから、がんばってね!」
高山「ははは、なんだかプレッシャー感じちゃうな……。」
目玉「高山はあんまりこういうことには燃えん性質じゃからのう。
   戸田の方がレースとかが大好きなんじゃが……ところで、戸田はどうしたんじゃ?」
高山「そういえば、第二レース以降、姿を見てませんね。」
戸田「や、やっとついたぁ……。」
高山、野沢「あ、戸田!」
戸田「さすがに饅頭作って地獄から戻るのは疲れた……。」
野沢「あ、地獄饅頭!」
戸田「そうそう、これもってってよ。こっそり多めに作っといたんだ。」
高山「ありがとう(でもこれ、ちょっと皮が破れてる)」
五期ネコ娘「きたろー!」
高山「やあネコ娘、君も来てくれたのかい?」
五期ネコ娘「そりゃそうよー!レースクイーンだしね!
      あ、これ、お婆と一緒に作ったの、おかかのおにぎり!」
野沢「おいしそー!一個もらってもいい?」
五期ネコ娘「だーめ、これ高山に作ったの。」
高山「一個なら上げる。一個なら。」
五期ネコ娘「もう!」
三期ネコ娘「高山くーん!」
五期ネコ娘「あ、姉さん。」
三期ネコ娘「これ、松岡さんから。清めの水で入れたお茶だって。」
目玉「お茶に、お菓子に、饅頭に、おにぎり。」
高山「まるでピクニックに行くみたいですね。」
ベアード「まあ日本妖怪にはそれがお似合いだな。弱い連中が固まって、お菓子でも食ってればいいのだ。」
野沢「なんだと!」
高山「野沢、抑えて。」
野沢「でも……。」
高山「きっちり、レースでカタをつけさせてもらうさ。」

大塚「ネコ娘のフラッグが宙を舞い、最終レースの火蓋が切って落とされました!
   先頭を行くは、西洋妖怪の首領バックベアード、その後を魔女と狼男が追い、
   フランケン、水虎、アカマタが続いていますが……あれ、肝心の鬼太郎は?」
高山「くそ!やられた!」
大塚「高山、珍しく声を荒げています。ああ、どうやらガソリンの蓋が開いていたようです。」
目玉「いつの間にか、ガソリンの蓋に細工がしてあるわい!さっきのチェックでは何もなかったというに。」
大塚「どうやら何者かによって蓋が壊されていたようであります、これで鬼太郎、だいぶ出遅れました。
   さて、この最終レース、最初の関門はなんと言っても船幽霊たちでしょう。
   選手団を追いかけ、そのエンジンやバッテリーに海水を振り掛ける!
   それから逃れるためにスピードをだすのはいいのですが、闇雲にしてはだめ!
   脇からは海座頭の水流銛が選手達を射殺さんと待ち構えています。」
船幽霊A「あの子がほしい……。」
船幽霊B「あの子がほしい……。」
船幽霊C「あの子じゃわからん……。」
魔女「ええい、辛気臭い連中だよ!吹っ飛んでおしまい!」
大塚「魔女、肺に目一杯空気を吸い込んで吐き出しました!船幽霊たちちりぢりになりました!」
魔女「ふん、どんなもんだい!」
船幽霊たち「お……おお、おお……。」
魔女「ええい!近寄るな!水をかけるな!」
大塚「さすが船幽霊達です!どんなにされてもしつこく近寄ってきます!」

目玉「だめじゃ!このヒビのせいでなかなかはまらん!」
高山「そうだ、このおにぎりのご飯粒で……。」
大塚「おや、鬼太郎、蓋に何か細工をしています……ははぁ、
   どうやらご飯粒でヒビを塞いでいるようです。」
高山「よし、はまった!」
目玉「そうとなれば早く出発じゃ!」
大塚「鬼太郎、ただいまスタートしました!」

大塚「遅れていた鬼太郎、船幽霊エリアに辿り着きました。
   しかしおにぎりの糊を使ったガソリンの蓋では、防水性にかなり難があります。
   鬼太郎、はたしてこのエリアを無事に逃げ切れるでしょうか?
   すでに先を走っていた狼男、水虎は水をかけられて時間を大幅にロスしています。」
高山「髪の毛針!」
船幽霊たち「ああ~…………………あの子がほしい……。」
高山「くそ!この前よりも強くなってる!」
目玉「鬼太郎、こういう時は基本に立ち返るんじゃ!」
高山「基本?」
目玉「船幽霊に会った時は底の抜いた柄杓を投げつけると良いというじゃろ?」
高山「でも柄杓なんて……あ、そうか!」
大塚「鬼太郎、水筒を取り出して中身を飲みました!何をやっているんでしょうか?」
高山「開いたこの水筒の底をぬいて、髪の毛槍の短いのを、米粒で貼り付ければ……!」
大塚「なんと鬼太郎、水筒で柄杓を作りました!しかし今は工作の時間ではありません。
   穴の開いた間抜けな柄杓をどうするつもりでしょうか?」
高山「こうするんだ!えーい!」
狼男「船幽霊に、投げた、だと?!」
船幽霊「おお……。」
水虎「なにをしているんだ!逆に水をかけられるぞ!」
船幽霊「あの子が……あれぇ……?」
大塚「船幽霊達、鬼太郎製作の柄杓で水を掛けようとしますが、水が掬えません!
   なるほど、これなら水をかけられる心配はありませんね!」
高山「ありがとう、松岡兄さん!」

大塚「ベアード、魔女、フランケン、アカマタ、そして鬼太郎を加えた
   五名が現在走っていますは大ムカデエリアです。
   どこからやってくるかわからない大ムカデ、毒液を吐き出し、
   巻き付いてくるその体長は十メートルをゆうに超えます!
   はたして無事にココを通過することが出来るのは何名ほどでしょうか。」
ベアード「よくココまで辿り着けたな、
     もらいものでピクニックに行ったかと思ったぞ。」
高山「逃げるようなまねなんか、するもんか。……まさか、蓋に細工したのは。」
ベアード「ふふふ、どうだろうねぇ。」
フランケン「な、なんだぁ!」
大塚「いきなり大きな丸いものが宙を飛びました!そしてそれがどんどんつながって……!
   大ムカデです!大ムカデになりました!」
ベアード「こんな昆虫一匹、どうしたこともない!」
大塚「ベアード、得意の一睨み!大ムカデ、出てきていきなり卒倒しました!」
目玉「た、助かった……。」
ベアード「それはどうかな?」
高山「?」
大ムカデ「ぐ……ぎ……。」
大塚「倒れた大ムカデ、ゆっくりと起き上がります。そして……、
   鬼太郎に襲い掛かりました!どうやあベアード、催眠術も仕掛けたようです。」
高山「卑怯だぞ、ベアード!くそ、髪の毛針!!」
ベアード「じゃあ鬼太郎君、私は先を急がせてもらうよ。」
高山「このぉ!体内電気!」
目玉「ダメじゃ鬼太郎!車の方がイカレてしまう!」
高山「でも……!!そうだ!」
大塚「おや……鬼太郎、またしても不可解な行動をとっています。
   キャラメルを……噛んで……吐き出して……。」
目玉「なに呑気にキャラメルなんか食べとるんjy!]
高山「父さん、僕はただキャラメルをかんでいたんじゃないんです。
   あるものを含ませていたんです。」
目玉「あるもの、じゃと?」
高山「それは……僕の胃液です、それ!」
大塚「鬼太郎、キャラメルを大ムカデに投げつけました!
   ああ!大ムカデの身体が!溶けています!まるで雪のように!」
高山「キャラメルはべたべたしているから、はがそうとしてもすぐに別のところにくっつく!
   そこでうごうご蠢いてるんだな!」
大塚「鬼太郎、大ムカデから逃れて先をいくベアードを追いかけます!」

蒼坊主「おーい、そこの妖怪さーん、悪いんだけど妖怪横丁まで……。」
ベアード「「うるさい!」
蒼坊主「ぎゃん!あ、そこのお嬢さーん、失礼ですが……。
魔女「一昨日きな!」
蒼坊主「ぐへ!な、なんの……そこの紳士さん、すみませんが……。」
フランケン「ふんがー。」
蒼坊主「あふべ!こ、こなくそ……そこの南方の……。」
アカマタ「さよならー!」
蒼坊主「あぎゃふん!なんなんだよ、ちっくしょー。」
大塚「おや、コースで誰かヒッチハイクしています……。」
五期木綿「あ、蒼坊主ばい!」
大塚「蒼坊主……ああ、あの妖怪を封印してるって言う、方向音痴の。」
五期木綿「方向音痴は余計バイ。」
大塚「どうやら蒼坊主、道に迷ってラリーのコースに入って来てしまったようです。
   しかし一刻を争う選手に助けを乞うのは得策とは言えません。」
鬼太郎「あ、蒼兄さん。」
蒼坊主「あ、鬼太郎!ちょうど良かった、横丁まで乗せてってくれよ。」
鬼太郎「どうしたんですか、今、ラリーの真っ最中なんですよ。」
蒼坊主「えー?!おっかしいなぁ、確かに横丁にむかってたはずなんだが……。」
鬼太郎「だったらこの車に乗ってってください。すぐに横丁には行きませんけど。」
蒼坊主「まあすぐでなくてもいいや。乗っけさせてくれて、ありがとな、鬼太郎!」
大塚「なんと呑気というか、鬼太郎、蒼坊主を車に乗せました。
   しかしこれは大きな時間のロスです。後から、水虎と狼男が追いかけてきています。」
鬼太郎「蒼兄さん、飛ばしますから、しっかり捕まっていてくださいね。」
蒼坊主「おう、って……こらー!飛ばしすぎだー!!!」

大塚「いよいよ最後の難関ですが……って、何々……。
   えーと、スポンサーの意向により、臨時にCMが入るそうです。
   全く、これだからスポンサー至上主義って奴は、
   って愚痴っている場合ではないですね、それではCM入ります!」