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~大蛇足~

ウエンツ 「失礼します、ウエンツでおばっ!」

ずるっ がたーん
どさっ べきん
がしょーん ばたーん

ごん

ウエンツ 「うお痛あッ!!!」
ウエンツ 「な、何て事だ…入り口に何故か零れていたごはんですよを踏んづけて滑った弾みに
     頭から突っ込んだ棚が引っ繰り返って慌ててしがみ付いた別の棚も引っ繰り返って
     よろけている間にちゃぶ台まで引っ繰り返って大回転ばりのモーションで転んでしまった…
     しかも転んだ時に何かに後頭部をぶつけて…って何でこんな所に鉄パイプ!?
     危ないんですけど!あ、ああっ、ほら頭から流血してるし僕!死んだらどーする!!」

ウエンツ 「ああ…それにしてもとんでも無い事を仕出かしてしまった…
     意を決してこの間の穴の一件を詫びに来たのに…
     来る途中にチンピラに絡まれて手土産の高級海産物セットを奪われて手ぶらって時点で
     既に僕には良からぬフラグが立っていたと云うのに、まさかここまで事態が悪化しようとは…
     大体、こんなモサモサしたちゃんちゃんこ着てたら絡まれても文句言えないよ…」

ウエンツ 「と、とりあえず皆が帰って来る前に片付けないと…ってうおい!もうすぐそこまで来てるよ!
     一家揃ってこっちに向かって来てるよ!うわあああ!!
     大変だ、このままでは僕は野沢さんに下駄で殴られ戸田さんにオカリナステッキでしばかれ
     高山さんに心無い言葉でなじられた挙句に松岡さんに地獄へ流されてしまう…!!!
     なんとかしてそんな結末だけは回避せねば… 如何する!如何するんだ僕!?」

ウエンツ 「…ま、まてよ…家の中は滅茶苦茶で、僕は頭から血を流してて、床には僕の血が付いた
     鉄パイプが転がっている… この状況で僕が倒れていれば皆、留守中に訪れた僕が
     運悪く強盗に襲われたと解釈してくれるんじゃ…?
     で、でも、物取りが這入ったって云うのに、何も無くなっていなかったら…
     あ!そうか、僕が持参した高級海産物セットを盗られた事にすれば良いんだ!
     そうすれば手ぶらで来た訳じゃなくなるし正に一石二鳥!
     犯行自体が虚言なのだから犯人が捕まる心配もそこから僕の嘘が露見する心配も無い…
     こ、これだ!素晴らしい!ていうかもう僕が助かる方法はこれしか無い!!」



野沢 「いやあ、何だか忙しない一日だったなあ。」
高山 「僕はもう早く家に帰ってのんびりしたいよ…」
戸田 「高山兄は半日の間、ずっと寝ていただけじゃないか。」
目玉 「家に着いたら誰でも良いから、熱~い風呂を淹れてくれんかのう。」
松岡 「ええ、僕が淹れましょう。」
野沢 「ただいま~っ!」

~大補足~

高山 「あ、午後を回った一時頃に昼御飯にしようとしてたって言いましたけど、
     あれは正午を回る少し前の思い違いでしたよ、父さん。」
目玉 「そうじゃった、思い違いじゃぞ、鬼太郎!さもないと時間の計算が合わんわい」
高木 「お、おまえら…俺には見苦しいから言い訳するなって言った癖によ~!」
目玉 「ええい、言い訳で無いわ、思い違いだったのじゃ!」