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百物語を巡る顛末

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reki-kita

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戸田「よしっ!突然だけど今から怖い話大会しよう」

高山「えー…」

松岡「どうせなら百物語にしようか・・・・・蝋燭あったっけ?」

野沢「僕買ってきます」
高山(余計なことしなくて良いのに……)

野沢「ただいま!買ってきたよ。ちょうど蝋燭の安売りしてたみたい」

松岡「じゃあ並べて火を付けて・・・・・・高山、逃げるんじゃないよ(にっこり)」

戸田「あ、高兄、話のネタがないからって逃げようとするなよ。
   人のやつ聞いてる内に思い浮かぶもんさ」

631 名前:メロン名無しさん[sage] 投稿日:2007/09/04(火) 00:06:11 ID:???0
そこで猫娘たちの登場ですよwww
百物語は人数が多いほど一人頭の話数が少なくてすむ罠

高山「ね、ネコ娘たちも呼んじゃ駄目かな、兄さん!」

野沢「えーっと、この間墓場の叔父さんから聞いた話なんだけど…あれ、高兄どこ行くの」

目玉「今回は女の子はナシじゃ、鬼太郎。」

高山「一番怖かったのは、ドイツに行った時の話ですけど…。」
戸田「ああ、目目連が出たやつか。」
高山「窓から突き落とされそうになったり、斧やフォークが飛んで来たり…。」
野沢「馬句部阿度まで出ちゃったしね。」
高山「…でも一番恐かったのは次回予告です。
ネコ娘が『美人にでれでれしてると、またフォーク飛んで来るわよっ!』って言うから、『あれは操られてたんじゃ?』って聞いたら、『さあ?』って…。な、何回聞いても笑ってごまかされて…。」
戸田「た、確かに怖い。」
松岡「それ怪談じゃなくて、ただの痴話喧嘩だぞ…。」

野沢「痴話喧嘩っていうか…。とにかく高兄、ちゃんとすごい怪談ネタ持ってたんじゃない。
   それにしても5ネコさんって怖いんだねぇ…。」
戸田「なんかそこまでくると身動きとれなさそうでしんどいな。」
野沢「『金縛り』ってやつ?」
松岡「ちょっと違うと思うけど…」
戸田「高兄も災難だな。まぁ、頑張れよ…」
高山「はぁ…しんどい…(げっそり)」

松岡「ある日、ねずみ男から手紙が来てね。軽石沢の別荘に来ないかって」
戸田「千葉ねずみのやつ、別荘なんて持ってるのか?」
野沢「どう考えても怪しいよ」
松岡「僕もそう思ったさ。でも一応行ってみたんだ。父さんとねこ娘と三人で」
高山「実は別荘なんて無かったとか?」
松岡「いや、ちゃんとあったよ。大きくて立派な屋敷が」
野沢「信じられないなあ」
松岡「中に入ると広いリビングルーム(の片隅)に食事まで用意してあってさ」
戸田「ちょっと待てよ、松兄。これ、怖い話だよな?」
松岡「そうだよ」
高山「ちっとも怖くないですけど」
松岡「だってその食事、ねずみ男が作ったものだったんだよ」

三人「ギャーーーーーー!!!!!!!」

野沢鬼「あー、夜があけちゃった」
戸田鬼「なんか怖い話で怖いと言うより疲れたな」
目玉「わしゃひと眠りさせてもらうよ、どっこらしょっと」
高山鬼「それにしても松兄さんはどんな話にも動じませんね」
戸田鬼「怖いものなんて無いのかな」
野沢鬼「あれ?松兄ー、ねこちゃんが来たよ」

ねこ娘「おはよー」
松岡鬼「やあ おはよう、ねこ娘。お茶を入れてくるよ」
ねこ娘「みんな、ねむそうだね?」
戸田鬼「昨日から百物語やってたんだ」
ねこ娘「ふうん…。(松岡)鬼太郎は怖がらなさそうだね」
野沢鬼「そうなんだ!松兄怖いもの無しだよ」
高山鬼「ねこ娘さんは知らないんですか?松兄さんの怖いもの」
ねこ娘「さあ…?」

松岡鬼「(お茶を配りながら)いやだなあ、僕にも怖いものは有るよ」
ねこ娘「へえ、なあに?」
松岡鬼「ねこ娘がえんま大王の前で
    自分の命を差し出すから里子さんを助けて下さいって
    言ったときが今までで一番恐ろしかったな」
ねこ娘「……………」
野沢鬼「あははははは、ねこちゃん、顔真っ赤だよ」


戸田鬼「(さらっと何か言ったよ!)」
高山鬼「(百物語よりやっぱり松兄さんが一番怖い…)」



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