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夏休みの宿題を巡る顛末

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reki-kita

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220 名前:メロン名無しさん[sage] 投稿日:2007/08/25(土) 18:57:12 ID:???O
鬼太郎兄弟が学校に通ってたら
夏休み終わり間近に

野沢「宿題が終わらないよう」
戸田「…俺も終わってない」
高山「あれほど宿題は計画的にやれって言ったじゃないか」
野沢「だって…ねえお兄ちゃん助けてー」
松岡「しょうがないなあ」

399 名前:メロン名無しさん[sage] 投稿日:2007/08/29(水) 22:40:57 ID:???O
鬼太郎兄弟が学校に通ってたら、夏休みの宿題は
後半でやる→野沢、戸田
前半でやる→高山
毎日コツコツ→松岡

野沢「宿題終わんないよう」
戸田「真っ白だ…算数ドリルと絵日記と俺…」
高山「ずっと遊んでた罰だよ」
松岡「スイカ切ったよ、はいどうぞ」
高山「もちろん野沢と戸田は宿題済んでから、ですよね」
松岡「そうだね」
野沢「ちぇ」
戸田「一つぐらい、いいじゃないか」

目玉親父「毎年恒例じゃな…」

戸田「松兄、松兄」
松岡「………」
高山「松兄さん」
松岡「………」
野沢「松兄ってば!」
松岡「………」


戸田「だめだな、こりゃ」
高山「一度読書の世界に入っちゃうとなかなかね。没頭しちゃうんだよね」
野沢「あんな分厚くて字が小さいやつのどこが面白いのかなぁ?」
戸田「お前は漫画しか読まないからな」
野沢「そういう戸田兄だって!」
高山「ところで2人とものんびりしてていいの?早く宿題終わらせなよ」
戸田「分かってるよ!でも進まないんだよ!」
野沢「戸田兄はすぐに関係な事ばっかりするから」
戸田「なにぃ!じゃあ、どっちが早く終わるか今から競争だ!」
野沢「よーし。邪魔しないでよ!」
高山「やれやれ、今度はいつまで続くんだか…。
   という訳で父さん、僕達は出掛けましょうか(にっこり)」

409 名前:メロン名無しさん[sage] 投稿日:2007/08/30(木) 11:09:05 ID:???0
久々に高山の一人勝ちかと思ったが、外に出るなりネコ娘に捕まりそうな予感。

高山鬼「どこに行きますか父さん。遊園地、映画、カラオケボックス…」
目玉「そうじゃのう。お前はどこに…」
ネコ娘「鬼太郎ーー!」
高山鬼「………………」

一方その頃

野沢鬼「負けないぞー(ガリガリ)」
戸田鬼「なにくそ!(ガリガリガリ)」
野沢鬼「……(ガリガリ)」

戸田「お前今ガリガリくん食ってたな」
野沢「だって疲れたんだもん」
戸田「俺にもくれよ!」
野沢「嫌だー!」
戸田「この分からずや!」
ドタンバタン!

松岡鬼「……」

戸田、野沢鬼「へへ、僕達宿題が残ってるからそれだけは…」

松岡鬼「……」

こちらは高山サイド

ネコ娘「あれっ?鬼太郎?鬼太郎ー!! むうう、逃げたわねぇぇぇ~~~」
ねこ娘「おねえちゃん、どうしたの?」
ネコ娘「ちょうどいいところに!鬼太郎探すの手伝って!」
ねこ娘「高山さんならおやじさんと二人で映画館の前にいたよ」

高山「さ、父さん、さっさと入ってしまいましょう」
おやじ「おい鬼太郎、父と息子二人で恋愛映画は空しくないかのう…」

しかし折角の情報もむなしくネコ娘は別の映画館に入り間違える。
その後も猛追をことごとくかわすことに成功し、
父と二人きりの時間を満喫する高山。
その内ネコ娘もバイトの時間になり諦めたようだ。

高山「さて。次はどうします、父さん?」

ネコ娘「鬼~太~郎~ 見つけたわよ~~~」
高山「ネ、ネコ娘!(嫌な予感) ねこ娘さんも!(さらに嫌な予感)」
ネコ娘「人の顔見て逃げるってどういうことよ!」
高山「ご、誤解だよ。僕は別に…」
目玉「(あああ、やっかいなことに巻き込まれてしまうた…)」

ねこ娘「二人は仲良しだね。ね、高山さんとおねえちゃんデートしてきたら?」
おやじ「そ、そうじゃ、そうじゃ! たまには子供らしく二人で遊んどいで」
高山「そ、そんな! じゃあ、父さんは…」
目玉「わしのことは気にせんでええ」
高山「気にしますよ! (むしろ気にしてくれと言ってください!)」
ねこ娘「おやじさんは私が家まで送ってあげるよ」
ネコ娘「ありがと! ねこは天使ね!」
高山「(僕にとっては悪魔だ…!)」


ねこ娘「こんにちはー。ごめんね鬼太郎、読書中だった?」
松岡「いや、一息ついたところだよ。父さんを送ってきてくれたのかい?」
ねこ娘「うん。…ねえ、静かだね。戸田さんや野沢くんはどうしたの?」
松岡「さあ? 宿題が嫌で途中で逃げ出したんじゃないかな」
目玉「困ったもんじゃのう。あっちもこっちも…」
松岡「ねこ娘、お茶を淹れるから飲んでおいきよ。父さんにも今茶碗風呂を用意します」


そんな8月30日のゲゲゲの森…

野沢鬼「宿題も持って来れて良かったね、戸田兄」
戸田鬼「ああ、何とか終わったし」
野沢鬼「じゃあ早速家に帰ってスイカ食べよう」
戸田鬼「スイカ腐る前に帰れれば、の話だな」

松岡「ねこ娘、もう遅くなってきたし今晩は家に泊まっていくかい?」
ねこ娘「えっ!(赤くなる)    でも戸田さん達ももうすぐ帰ってくるだろうし、
   お家が狭くなっちゃうから悪いよ…」
松岡「いや、今日はその心配はないと思うよ。
   たぶんこのまま二人きりなんじゃないかな(父さんはいるけど)」
ねこ娘「??」
松岡「………。なんてね、フフフ。(にっこり)
   暗いしあとで送っていくよ」

目玉「……おお、そうじゃ!わしゃ妖怪アパートで子泣きと将棋をする約束じゃった!」
松岡鬼「そうなんですか? じゃあ気をつけて」
目玉「ねこ娘、何も無いが鬼太郎の夕飯にでもつきあってやっとくれ」
ねこ娘「う、うん…」
松岡鬼「…ねこ娘?」
ねこ娘「な、なに!?」
松岡鬼「夕飯の用意にはまだまだ早いし…。その前にスイカでも食べようか?」
ねこ娘「…うん!」

ゲゲゲハウスの外
戸田鬼「…折角戻ってきたのに、入れないじゃないか」
野沢鬼「スイカ食べたい」
戸田鬼「入ったらまた地獄流しだろうし」
野沢鬼「スイカなくなっちゃうよ」
戸田鬼「読書と父さんとねこ娘ちゃんのことになると松兄容赦なさすぎだよな」
野沢鬼「スイカ~~~~~~」
戸田鬼「スイカから離れろよ!!!」

ちなみに高山鬼は今だカラオケボックスで特訓中。



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