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超初級編・1 *RGSS2って何? RGSS2は、プログラミング言語です。 RGSSは以前のツクールシリーズに使われていたもので、その発展がRGSS2。 RPGツクールVXに使われています。 まあ、そんなことは分かっていると思います。 Rubyという言語に近く、文法は全く同じだとか、ゲーム作りに特化した言語だとかいう情報もありますが、これもここでは重要ではありません。 &bold(){重要なのは、RGSS2がRPGツクールVXの何なのか}、ということです。 もしくは、&bold(){RPGツクールVXがどういう構造なのか}、です。 ここではそれに答えたいと思います。 RPGツクールVXは、全体がRGSS2という言語で記述されています。RGSS2に従ってプログラムされており、動作します。 よく、RGSS2をいじることでRPGツクールVXで作れるゲームのバリエーションが広がる、あるいはRPGでさえないようなゲームも作れる、と言われます。 なぜ、RGSS2をいじるとゲームのバリエーションが広がるのでしょうか? RPGツクールVXがどういう構造なのか、が疑問に答える鍵になります。 &bold(){実は、RPGツクールVXは2段構えのプログラムなのです}。 まず、1段目に、ゲームを作るためのプログラムがあります。 ゲームを作るために必要なもの、絵を表示する、入力を受け付ける、音を鳴らす、フルスクリーン表示、セーブ、ロード……これらの処理を行うためのプログラムが、1段階目です。 &bold(){この1段目は、いじれません}。 RGSS2そのものと言ってもいい部分で、いじれないようになっているし、いじる、あるいは分析することが禁止されています。 そして、2段目。こっちがいじれる方です。 1段目のプログラム、RGSS2を使って、RPGの骨組み、例えばマップの表示、アイテムの処理、敵との遭遇……といった、RPGに必要な要素がプログラムされています。 こちらは全部いじれます。だから、RPGの骨組みを破壊してアクションゲームを作るのも、格闘ゲームを作るのも自由というわけです。 ただし、1段目が固定されているので、出来ないこともあります([[後述>RGSS2に出来ること、出来ないこと]])。 RPGツクールVXは、結局こんな構造なのです。 - ゲーム一般を作るために必要な一段目、RGSS2そのもの - RPGを作るための二段目、RGSS2で書かれたプログラム - 一段目はトップシークレット、二段目は好きにいじっていいよ ゲームプログラミングで最も厄介なのは、膨大な量の計算ではなく、画面への表示、コントローラ入力、音楽演奏、セーブなどのファイル操作といったゲーム特有の部分です。学校でプログラミングの授業などはありますが、こういったものを習うことはほぼ皆無でしょう。それほど厄介なのです。 それを、まるごと提供してくれているのが、RPGツクールVXの言語、RGSS2です。文法がRubyという、比較的簡単な、書籍なども多い言語に従っているため、習得もそこまで難しくはありません……多分。 人によっては、RGSS2で作られたRPG部分はおまけ、より価値があるのはRGSSそのもの、と思うかも知れません。 [[次へ>RGSS2に出来ること、出来ないこと]]
超初級編・1 *RGSS2って何? RGSS2は、プログラミング言語です。 RGSSは以前のツクールシリーズに使われていたもので、その発展がRGSS2。 RPGツクールVXに使われています。 まあ、そんなことは分かっていると思います。 Rubyという言語に近く、文法は全く同じだとか、ゲーム作りに特化した言語だとかいう情報もありますが、これもここでは重要ではありません。 &bold(){重要なのは、RGSS2がRPGツクールVXの何なのか}、ということです。 もしくは、&bold(){RPGツクールVXがどういう構造なのか}、です。 ここではそれに答えたいと思います。 RPGツクールVXは、全体がRGSS2という言語で記述されています。RGSS2に従ってプログラムされており、動作します。 よく、RGSS2をいじることでRPGツクールVXで作れるゲームのバリエーションが広がる、あるいはRPGでさえないようなゲームも作れる、と言われます。 なぜ、RGSS2をいじるとゲームのバリエーションが広がるのでしょうか? RPGツクールVXがどういう構造なのか、が疑問に答える鍵になります。 &bold(){実は、RPGツクールVXは2段構えのプログラムなのです}。 まず、1段目に、ゲームを作るためのプログラムがあります。 ゲームを作るために必要なもの、絵を表示する、入力を受け付ける、音を鳴らす、フルスクリーン表示、セーブ、ロード……これらの処理を行うためのプログラムが、1段階目です。 &bold(){この1段目は、いじれません}。 RGSS2そのものと言ってもいい部分で、いじれないようになっているし、いじる、あるいは分析することが禁止されています。 そして、2段目。こっちがいじれる方です。 1段目のプログラム、RGSS2を使って、RPGの骨組み、例えばマップの表示、アイテムの処理、敵との遭遇……といった、RPGに必要な要素がプログラムされています。 こちらは全部いじれます。だから、RPGの骨組みを破壊してアクションゲームを作るのも、格闘ゲームを作るのも自由というわけです。 ただし、1段目が固定されているので、出来ないこともあります([[後述>RGSS2に出来ること、出来ないこと]])。 RPGツクールVXは、結局こんな構造なのです。 - ゲーム一般を作るために必要な一段目、RGSS2そのもの - RPGを作るための二段目、RGSS2で書かれたプログラム - 一段目はトップシークレット、二段目は好きにいじっていいよ ゲームプログラミングで最も厄介なのは、膨大な量の計算ではなく、画面への表示、コントローラ入力、音楽演奏、セーブなどのファイル操作といったゲーム特有の部分です。学校でプログラミングの授業などはありますが、こういったものを習うことはほぼ皆無でしょう。それほど厄介なのです。 それを、まるごと提供してくれているのが、RPGツクールVXの言語、RGSS2です。文法がRubyという、比較的簡単な、書籍なども多い言語に従っているため、習得もそこまで難しくはありません……多分。 人によっては、RGSS2で作られたRPG部分はおまけ、より価値があるのはRGSSそのもの、と思うかも知れません。 ---- [[次へ>RGSS2に出来ること、出来ないこと]] ---- #comment_num2(size=40,vsize=4,num=20,logpage=コメント一覧)

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