「RGSSって何?」(2009/04/09 (木) 20:24:46) の最新版変更点
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超初級編・1
*RGSS2って何?
RGSS2は、プログラミング言語です。
RGSSは以前のツクールシリーズに使われていたもので、その発展がRGSS2。
RPGツクールVXに使われています。
まあ、そんなことは分かっていると思います。
Rubyという言語に近く、文法は全く同じだとか、ゲーム作りに特化した言語だとかいう情報もありますが、これもここでは重要ではありません。
&bold(){重要なのは、RGSS2がRPGツクールVXの何なのか}、ということです。
もしくは、&bold(){RPGツクールVXがどういう構造なのか}、です。
ここではそれに答えたいと思います。
RPGツクールVXは、全体がRGSS2という言語で記述されています。RGSS2に従ってプログラムされており、動作します。
よく、RGSS2をいじることでRPGツクールVXで作れるゲームのバリエーションが広がる、あるいはRPGでさえないようなゲームも作れる、と言われます。
なぜ、RGSS2をいじるとゲームのバリエーションが広がるのでしょうか?
RPGツクールVXがどういう構造なのか、が疑問に答える鍵になります。
&bold(){実は、RPGツクールVXは2段構えのプログラムなのです}。
まず、1段目に、ゲームを作るためのプログラムがあります。
ゲームを作るために必要なもの、絵を表示する、入力を受け付ける、音を鳴らす、フルスクリーン表示、セーブ、ロード……これらの処理を行うためのプログラムが、1段階目です。
&bold(){この1段目は、いじれません}。
RGSS2そのものと言ってもいい部分で、いじれないようになっているし、いじる、あるいは分析することが禁止されています。
そして、2段目。こっちがいじれる方です。
1段目のプログラム、RGSS2を使って、RPGの骨組み、例えばマップの表示、アイテムの処理、敵との遭遇……といった、RPGに必要な要素がプログラムされています。
こちらは全部いじれます。だから、RPGの骨組みを破壊してアクションゲームを作るのも、格闘ゲームを作るのも自由というわけです。
ただし、1段目が固定されているので、出来ないこともあります([[後述>RGSS2に出来ること、出来ないこと]])。
RPGツクールVXは、結局こんな構造なのです。
- ゲーム一般を作るために必要な一段目、RGSS2そのもの
- RPGを作るための二段目、RGSS2で書かれたプログラム
- 一段目はトップシークレット、二段目は好きにいじっていいよ
ゲームプログラミングで最も厄介なのは、膨大な量の計算ではなく、画面への表示、コントローラ入力、音楽演奏、セーブなどのファイル操作といったゲーム特有の部分です。学校でプログラミングの授業などはありますが、こういったものを習うことはほぼ皆無でしょう。それほど厄介なのです。
それを、まるごと提供してくれているのが、RPGツクールVXの言語、RGSS2です。文法がRubyという、比較的簡単な、書籍なども多い言語に従っているため、習得もそこまで難しくはありません……多分。
人によっては、RGSS2で作られたRPG部分はおまけ、より価値があるのはRGSSそのもの、と思うかも知れません。
[[次へ>RGSS2に出来ること、出来ないこと]]
超初級編・1
*RGSS2って何?
RGSS2は、プログラミング言語です。
RGSSは以前のツクールシリーズに使われていたもので、その発展がRGSS2。
RPGツクールVXに使われています。
まあ、そんなことは分かっていると思います。
Rubyという言語に近く、文法は全く同じだとか、ゲーム作りに特化した言語だとかいう情報もありますが、これもここでは重要ではありません。
&bold(){重要なのは、RGSS2がRPGツクールVXの何なのか}、ということです。
もしくは、&bold(){RPGツクールVXがどういう構造なのか}、です。
ここではそれに答えたいと思います。
RPGツクールVXは、全体がRGSS2という言語で記述されています。RGSS2に従ってプログラムされており、動作します。
よく、RGSS2をいじることでRPGツクールVXで作れるゲームのバリエーションが広がる、あるいはRPGでさえないようなゲームも作れる、と言われます。
なぜ、RGSS2をいじるとゲームのバリエーションが広がるのでしょうか?
RPGツクールVXがどういう構造なのか、が疑問に答える鍵になります。
&bold(){実は、RPGツクールVXは2段構えのプログラムなのです}。
まず、1段目に、ゲームを作るためのプログラムがあります。
ゲームを作るために必要なもの、絵を表示する、入力を受け付ける、音を鳴らす、フルスクリーン表示、セーブ、ロード……これらの処理を行うためのプログラムが、1段階目です。
&bold(){この1段目は、いじれません}。
RGSS2そのものと言ってもいい部分で、いじれないようになっているし、いじる、あるいは分析することが禁止されています。
そして、2段目。こっちがいじれる方です。
1段目のプログラム、RGSS2を使って、RPGの骨組み、例えばマップの表示、アイテムの処理、敵との遭遇……といった、RPGに必要な要素がプログラムされています。
こちらは全部いじれます。だから、RPGの骨組みを破壊してアクションゲームを作るのも、格闘ゲームを作るのも自由というわけです。
ただし、1段目が固定されているので、出来ないこともあります([[後述>RGSS2に出来ること、出来ないこと]])。
RPGツクールVXは、結局こんな構造なのです。
- ゲーム一般を作るために必要な一段目、RGSS2そのもの
- RPGを作るための二段目、RGSS2で書かれたプログラム
- 一段目はトップシークレット、二段目は好きにいじっていいよ
ゲームプログラミングで最も厄介なのは、膨大な量の計算ではなく、画面への表示、コントローラ入力、音楽演奏、セーブなどのファイル操作といったゲーム特有の部分です。学校でプログラミングの授業などはありますが、こういったものを習うことはほぼ皆無でしょう。それほど厄介なのです。
それを、まるごと提供してくれているのが、RPGツクールVXの言語、RGSS2です。文法がRubyという、比較的簡単な、書籍なども多い言語に従っているため、習得もそこまで難しくはありません……多分。
人によっては、RGSS2で作られたRPG部分はおまけ、より価値があるのはRGSSそのもの、と思うかも知れません。
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