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この映画についてはもう語るべきところはないだろう。言うまでもなく亡き夏目雅子氏の代表作であり、公開当時には「なめたらあかんぜよ!」が流行語にもなっていたぐらいである。

この作品に役所氏が出演されているということについて、管理人は今まで全く知らなかった。Poziさんのサイトの「出演記録」にのっていたことで初めて知ったわけで、感謝しなければならない。しかしながら話題作にもかかわらずビデオレンタル店でなかなか見つけることができずにいた。テレビ放送待ちのような状態になっていたが、先日WOWOWで放送があり、なんとかギリギリセーフで録画することができた。

なるほどキャストを見ると役所氏の出演もうなずけるところが見えてきた。主演は夏目氏であるが、その父親の鬼政こと鬼龍院政五郎役に仲代達矢氏が登場する。とすると「無名塾」絡みの出演がありえるところで、そういう視点から注意してみると、益岡徹氏(人相が悪い)が鬼政の子分役でちょこちょこと画面に登場していたりする。
さて役所氏の配役であるが、管理人は当初子分役あたりと予想していたが、前出の益岡氏や古今亭朝次氏あたりがいるものの役所氏は見あたらない。次に鬼政と抗争することになる組が登場するがそこにもいない。とすると一体どこで登場するのだろうと約1時間が経過した頃、ついに役所氏が画面に登場した。

鬼政は高知の裏社会のボス(丹波哲郎氏)に鉄道会社のストライキの始末をつけることを頼まれる。単身ストの現場に乗り込む鬼政。彼は組合の委員長近藤に対し、当初は穏便に事を運ぼうとするが、近藤の強硬な態度にキレ、ボコボコに殴りつけ、起きあがろうとする近藤に対しさらに蹴りを一撃。返す刀でその場に居合わせた高知商業の教師もボコボコにするが、教師の必死の抵抗と説得に対し鬼政は侠客としての自分の進むべき道を見いだす。

役所氏はこの「ボコボコにされる委員長」としての登場であり、全編通してこのシーンにしか登場しない。更には正面からのショットがない。実際は後ろ姿を見ただけで役所氏とわかるが、結局これだけの役である。これだけなのだがやはり役所氏は格好いい。映画自体も面白いので、機会があればこの「ひたすら師匠に殴られる役所氏」も是非見ていただきたいところである。(初版98/12/4・一部削除07/10/15)