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この作品が記念すべき役所氏の初主演映画である。
ストーリーの紹介も一応しておこう。敗色濃い1945年1月、海軍中佐の関谷は参謀から「特殊爆弾の開発にあたって、スイスからウランを購入する」という特命を受ける。潜水艦でドイツに向かう途中も攻撃を受ける。何とかスイスにたどり着いたが、今度はウラン購入の代価となるはずの宝石が何者かに奪われる。その犯人を追ううちに、関谷は戦争終結を模索している「D機関」と接触を持つ。はじめは軍人として和平に反対の立場であったが、苦悩の末彼は和平工作を進めることを決心する・・・・

先にも書いたが役所氏の初主演映画である。一種のスパイ映画であるが、007のような派手なところはなく、どちらかと言えば地味な映画ということになるだろう。そのためかこれだけ役所氏が着目されているにもかかわらず忘れられた存在となっている。しかし実際は冒頭関谷中佐に特命を指示する参謀が仲代達矢だったり(師弟共演)潜水艦の艦長が高橋英樹だったり(三匹が斬る!)スイス公使間が平幹次郎だったりと・・・かなり凄いキャスティングの作品である。

なお、この作品もDVD化されておらず、レンタル店等でも徐々に見つけることが難しくなってきている。
(初稿97/10/27・一部改訂07/10/17)