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正しいタイトルは「私兵刑事 トリカブト殺人の謎 脅迫者の声は女?男?」である。

役所氏のドラマ出演を見ると、特に90年代初頭において意外にも2時間ドラマの数が多いことに気付くだろう。「2時間ドラマ」というものに対してみなさんはどういった印象を受けるだろうか。管理人はどうも「粗製濫造」というイメージが強く、放送当時は積極的に見ることは少なかった。しかしながらHP開設移行、「役所氏の2時間ドラマ」についてみなさんから色々な情報を下さり、色々と見る機会が増えるにつれ、管理人の考えが誤っていたことを知らされたのであった。

さて今回紹介する「私兵刑事」であるが、これも「グット・バイ」同様HP開設当初から傑作としてメールがよく来ていた作品である。ところでストーリー紹介に入る前にまず「タイトル」をご覧いただきたい。このいかにも「土曜ワイド」なタイトルが見る人によっては「引いてしまう」ところだと思われる。まぁそれはそれとして。

役所氏演ずる刑事中島は、かつて愛人智子の借金を知人の野宮社長に肩代わりしてもらった過去があった。この時智子はその中島の行為に対して反発し、出ていってしまう。その一方、中島は野宮社長に頭が上がらなくなり、刑事の一方で野宮の「私兵」として働いていた。そんな野宮のもとに脅迫電話がかかり、経営する那須野の牧場で猫が殺されるという事件が起きた。更に牧場で働く娘を誕生日に殺害することをほのめかす電話が来る。心配になった野宮は、中島を那須野まで同行させ、ボディーガードとして一晩宿泊させた。翌朝、結局何事もなかったので安心して東京に戻る野宮と中島。その帰りに野宮は愛人宅に行ったが、何と愛人は殺されていた。そしてその愛人というのが他ならぬ智子だったことら、中島は野宮に対して疑念を持ち始め、調べる中から次々ととんでもない事実が明らかになって行く。その過程の中で中島は忘れかけていた刑事としての正義感にめざめてゆく。

というわけで、いかにも2時間サスペンスドラマ的なストーリーなのであるが、なかなか役所氏はこういうドラマでも見所が多い。ことに押し掛け女房的な行動をするデートクラブで知り合った睦子に対するあたり、どことなく「情けなさ」や「内向的なところ」が出ていて味があるところである。関係ないが管理人は役所氏の着ていたパジャマが気になったところだ。
その他では特にラスト、同じく野宮社長の私兵刑事となっていた藤崎(峰岸徹)に対し、自分は正義を貫くことを話すが、家庭のある藤崎はそれに対し返事をしないという部分などは、自分が同じような立場にあったらどちらを選択するだろうか、と考えさせられたところだ。
(99/3/9、10/10/9一部改)














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