アニメ最萌トーナメント

アニメ最萌トーナメントとは2chで行われている人気投票型トーナメントの一つ。

概要

  • アニメ板・アニキャラ総合板を中心として行われるトーナメント。発祥は2002年開催の「アニメ板最萌トーナメント」である。その後「2002アニメベスト10」「秋期&春期アニメ新番組最萌トーナメント(最萌2003年版)」を経て「アニメ最萌トーナメント2004」と至る。2008年8月現在、2008年版が最新である。
  • 人気の集中するキャラクターが特定のアニメに偏っていたり、アニメファンの間での争いが常に絶えないながら、昨今のアニメ乱立、及びそれに伴う出場対象キャラクターの大幅な増加も相まって2006年の決勝戦においては投票総数が4000票を越えるなど最大規模のイベントといって過言ではない。但し、このトーナメントの結果がアニメの人気度を表しているのではないし多重などを考慮すると、票数が実際の参加者数とイコールとは言えない面はある(ネガティブな意味だけでなく、ROMと呼ばれる視聴のみの層なども存在する)。
  • またこのイベントは単なる勝敗を求めるものではなく、大小様々なアニメの交流会・展示会という要素も含んでいる。というより、基本的に標榜する理念はこれである(葉鍵最萌から受け継いだ伝統に近い)。
  • 第1回全板に少し遅れて始まったが、この段階では互いに受けた影響は限定的であった。2005年は全板終了後アニメ最萌が始まる日程になったため、全板参加者の一部がアニメ最萌に流れ、参加者が増えた。2008年に両者の開催期間が一部重なったことで、相互に影響を受けあうこととなった。また2007年にアニメ最萌関連スレがアニメサロンex板として隔離され、全板ではまとまって動きやすくなったため全板参加者に少なからぬインパクトを与えた。

板住人・参加者の反応

  • キャラクターごとの支援スレッドが独立する事は少なく、参加する作品のキャラ総合スレが作品全体の選対になるケースが複数見受けられる。これはキャラ個別スレではそのキャラ単体にしか興味がない住人も多いため作品全体の普及を目指す参加者や複数のキャラクターを応援するファンが他のスレッドで宣伝し、最萌そのものが疎まれるなどの事例によって作品全体の応援スレッドに集まっていくという状況が一因にある。また最萌そのものが嫌悪・無視されるイベントになっている所では、過疎傾向が強いキャラクター総合スレッドを間借りという形で運用している部分もある(新しいアニメと新しいファンが多い所と、通年参加作品で反応度が違うことも)。アニメ板の中でも最萌に対する拒絶反応は決して少なくはなく、「荒らしの祭り」とみなしている風潮も多いため受け入れられているかどうかは微妙な部分もあるのが実情である。
  • 近年においては海外からの参加者が増加しており投票が特定のアニメに集中するように見えるため一部参加者から不満の声も聞かれるが、元々国外では視聴できる作品数が国内より少ない事に留意すべきである。
  • 更に国内でも視聴環境は様々である。近年は衛星放送CATVブロードバンド配信など種々の放送形態やレンタルビデオ・DVDチェーン店舗が普及した事により、一定以上の環境・資金がある人間とそれ以外では全く視聴可能な作品数が違うケースもある。また日本語を学び海外から参加する者や海外在住の日本人などが何らかの手段(海外版DVDなど合法的なもの)で作品を視聴しているケースもある。逆に日本国内であっても地域限定(関東U局などローカルな地域放送)の放送作品が近年とみに増えている状況を考えると、日本国内と「海外」とを単純に二分して区別するのは難しいという問題もある。
  • また最近の深夜アニメが上位多数を占める状況には参加層の視聴傾向によるところも大きい。参加層は(支援物資内容などから推定できるコア参加層は特に)10代後半~30代付近の学生や有職者が多いと見られ「子供向けは見ない」「朝夕(番組)は(視聴を)切った(または見ていない)」「深夜は見るが朝まで起きている気はない」など、朝夕番組を敬遠する傾向にある。一方で朝アニメや所謂子供向けを根強く支持するさらにディープな層も存在して支援に活躍する事があるが、比率は少なくなっている。
  • 上述のように「地方では見られない」「朝番組は見(る時間が)ない」などの様々な心理的傾向や視聴パターンも投票傾向に影響するため、「視聴できる」ことと「する」ことの違いなど複雑な側面を考えるべきである。
  • 過去の結果を見ると、原作付き有名作品(特に2ch内部におけるそれ)が強い傾向にあり作品の出自に大きく依存する側面がある。初期は朝と夕方のアニメ優勢で近年は深夜放送の番組が上位に位置しているが、2年連続ベスト8となった夕方番組もあり必ずしも深夜優位とは言えない。放送範囲についても関東限定などハンディがあるとされたU局作品も上位にいる。さらにベスト8、ベスト16などの順位は位置や組み合わせによっても変化が見られるため留意が必要である。アニメでブレイクしたマイナー原作作品と、最初から一般にも知名度があると推定される作品では条件が違う面もあり大変複雑な問題である。
  • 人気や下馬評の高いキャラクターが狙い撃ちされる傾向にあるため(#神輿など参照)、いかにしてそれを凌ぐかが参加者にとって課題となる。また、多重などの不正投票や工作を故意犯的に自慢する参加者が少なくないのも特徴である。

優勝キャラクター・準優勝キャラクター

開催年度イベント名優勝準優勝
2002年 アニメ板最萌トーナメント 木之本桜(カードキャプターさくら春日歩(大阪)(あずまんが大王
2003年 秋期&春期アニメ新番組最萌トーナメント 原田梨紅(D・N・ANGEL原素子(ガンパレード・マーチ
2004年 アニメ最萌トーナメント2004(仮) ローズマリー・アップルフィールド(明日のナージャナージャ・アップルフィールド(明日のナージャ)
2005年 アニメ最萌トーナメント2005 高町なのは魔法少女リリカルなのは蒼星石ローゼンメイデン
2006年 アニメ最萌トーナメント2006 翠星石ローゼンメイデン・トロイメントフェイト・テスタロッサ魔法少女リリカルなのはA's
2007年 アニメ最萌トーナメント2007 古手梨花ひぐらしのなく頃に三千院ナギハヤテのごとく!
2008年 アニメ最萌トーナメント2008 柊かがみらき☆すた柊つかさ(らき☆すた)

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最終更新:2008年11月19日 16:28