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222 :数を持たない奇数頁:2010/12/11(土) 02:09:44 ID:N0UfN0.A0
「例えお前がどれだけ強くても」
「例え貴方がどれだけ弱くても」
「俺は――」
「私は――」
「全力でお前に立ち向かう!」
「全力で貴方をうちのめす!」
「永遠なる闇に沈め、氷の王!!!」
「霏々たる雨に眠れ、夜の王!!!」
みたいな戦いを想定した
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このレスから始まった妄想を以下に綴る。
*【ストーリー】
#region(あらすじ)
器になった竜也はアリサに命を狙われる。
他人との交わりを避けクラスでも浮いた存在だったアリサが、誰とも壁を作らず接する竜也に心を許し始めた矢先の出来事だった。
本心では竜也を殺したくないと思うアリサだが誓いに賭けて竜也抹殺を決意する。
竜也はもちろんアリサに殺されるつもりは無い。争いたくはないが作戦決行のためにアリサを挑発する。
「俺を殺したきゃやってみろ。弱いからって嘗めるなよ?」
こんな感じで始まって>>222の台詞へ。
アリサを止めるには遺恨無く現状をチャラにする必要がある。
そこで竜也は霊気の枯渇を狙う。人工精霊を形成し、また力の源でもある霊気を出し尽くさせて消滅させる作戦。それも両方同時に。
どちらかでも精霊が残っては対等ではなくなってため調整がシビアな上、そもそも経験どころか地力でも遥かに劣る状態からの見切り発車。
一思いに瞬殺しようと竜也にとって都合の良い方向に油断したアリサと、防戦に徹し『霊気覆飲』で凌ぐ竜也の戦いは三日三晩に及んだ。
#endregion
*【設定】
#region(人工精霊)
自然の霊気を抽出して創られた『人工精霊』。それは強大な力を持ち、人の思い描く神に近いものだった。しかしその存在は酷く脆弱で輪郭が曖昧であるため放っておけばたちまち世界に溶けて消滅してしまう。
それを防ぐために人々は人間を器として仕立て上げ、人工精霊を保存した。器となった人間は人工精霊の影響を受けてその力を自在に扱えるため、人々からは現人神や統率者として崇められていった。
――――しかしそれは過去の話であり、人工精霊の力を操れるだけの霊的素質を持った器が減少したことを最大の理由に、現在では人工精霊の信仰はとうに廃れてしまっている。現存する人工精霊のほとんども一部の真面目な人々が「しきたりだから」という理由で精霊継承の儀式をしているに過ぎない。
#endregion
*【キャラクター】
#region(夜の王)
坂峰 竜也(さかみね たつや)
母の実家に帰省した際に参加した祭で“うつわ様”に選ばれたことで人工精霊を継承。
精霊継承の儀式だったものが時代の経過とともに祭に変化したもので、地元の人間はもちろん竜也の前の器も人工精霊の存在に気付いていなかった。
人工精霊は『夜天の顎』。
『夜天の顎』
いわゆる闇属性に分類されるが五行の外にあるものは霊気の抽出が難しい。
『顎』も例外ではなく希少な属性ゆえの特異性だけが長所。
原型は竜。固有能力は闇の奔流で飲み込んだものの霊気を喰らう『霊気覆飲』。
#endregion
#region(氷の王)
アリサ・クラルヴァイン
日系ドイツ人とのクォーター。精霊継承の直後に起きた暴走により肉親を失う。
人工精霊の存在を憎んでおり、自身を含むすべての器を抹殺することが目標。
人工精霊は『凍てつく咆哮』。
『凍てつく咆哮』
ベースは水属性。五行中最も霊気が抽出しやすいが戦闘に向かないという欠点がある。
『咆哮』は理論上保持できる限界まで霊気を汲み上げて創られているが、その多くを攻撃向けの氷属性に変質させることに費やしている。
原型は『顎』と同じく竜。固有能力は発した音が伝わったものを即座に凍らせる音速の冷気『極寒音骨』。
#endregion
順次追加予定
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