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「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・」
少年は肩で息をしながら走り続けている。後ろから迫る恐怖から逃げるために
少年は後悔していた、なぜ言いつけを守らなかったのかと。
なんでそれを守らなかったんだ俺のバカと、過去の自分を罵倒するがそれで自体が好転するわけでもない。
ああ、いずれ自分は追いつかれてあの魔物たちに食われてしまうんだ。
少年の脳裏に諦めの言葉が浮かんだ、それとほぼ同時に前方に人影が見えた。
助けがきたと少年の心を照らした希望もすぐに消え去る、なぜならその人影は自分と同い年くらいの少年二人だったのだから。

「おーい!今後ろから魔物たちが来てるんだ!危ないから逃げろ!」

まだ70メートルくらい先に見える人影に向かって精一杯の大声で叫ぶ、今ならあの二人は逃げられると踏んでの行為だった。

「ねえー、君もしかしてケビンって子ー?」

緊迫感を持たせたつもりではなった言葉への返事は間の抜けた声音の身元確認だった
ずっこけそうになるのを抑えながらも彼はなぜ目の前の人影が自分の名前を知っているかを考える
が、そんな事がわかるわけもなくただただ混乱していく。
そのせいで忘れてしまった、今自分が走っている理由を、後ろから迫る圧倒的な恐怖を

「アオオオーーーーーーン!!」

その遠吠えによって彼は思い出した、自分が今生命の危機にさらされていることを
途端に少年、ケビンの頭は恐怖の色に塗りつぶされる、ああもうだめだ、自分は此処で食い殺されるのだと

「状況を考えろ、いまはそんなことを聞いている場合じゃないだろう」

この状況に似つかわしくない冷静さを持った声ではあるが一応まともな意見が聞こえてくる。
そうだ、今すぐ逃げ出してくれれば自分ひとりで済むのだ、だから逃げてくれとケビンは切に願った。

「今は魔物を片付ける時間だ」

二人揃ってなぜこうも悪い意味でこちらの期待を裏切ってくれるんだ。

「そうだね、いよっし!」
もう目前まで迫ってきてる赤毛の少年はなにやら張り切ってるご様子だ、一体どうするつもりだと言うのだろうか、まさか闘うと云うのだろうか、腕っ節も強そうに見えないが
そう思っているとその赤毛の少年はビッと僕が走ってきた方向を指差し
「いっけえええええええ!!」
その気合を込めた咆哮から紡がれた二の句は
「ポチ!」
ペットの名だった。

「グルルルルルルルルァァァァァァアァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!」
その直後にあたりに響いた咆哮はとても森の狼たちのも

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