キャラクター下民1

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saraswati

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ズム・ダアダ
神造神のプロトタイプ。
すさまじい怪力と破壊衝動、破壊不可能な肉体を持ち、何よりも形ある物の壊れるさまを愛する。
一方、知性はほとんどなく、物事の意味を理解できず自分の名前も言えないし、会話で意思疎通できない。
産声で天の底を抜いて、成長とともにどんどん神々の手に負えなくなっていく。
手枷足かせにそれぞれ4本の重力を固めた鉄球をくくりつけられるがものともせず、
それを振り回して暴れまわり、次界を半壊させて多くの神々と争った。
扱いに困った神々の手によって冥界に追放され、今度はそこで狼藉の限りを尽くしたが、
総力戦体制に移行した冥界の上層領主連合軍との戦争で疲れ果て、眠りにつく。
以後、ズムのいびきや歯ぎしり、寝返りなどが深刻な公害問題を引き起こし、
戦いに費やした損害の賠償や引き取り要請、目覚めた際の措置などについて、神界と冥界はこのことに関していまだに法廷で争っている。
見た目は布きれを纏った小汚い少女。何かを壊したときに暗い笑顔をうっすら浮かべる


シュール・レアル
冥界の貴族官僚、地方領主。
智術に長けており、草木や畜生に知性を与えることができる。
運悪くズム・ダアダの送り込まれた冥界上層に勤務しており、さらに運悪くズム・ダアダの眠りについた地を領地に持っていた。
彼女との戦争終結以来、中央官界から飛ばされ、領地でズムを監視し続けるという甚だ荷厄介な任務を仰せつかる。
暇にあかせて冥界の貧弱な農地改良に精を出したり、検地と称して近くのダンジョンに潜ってみたり、それなりに充実した生活を送っている。
若者の風体だがどこか雰囲気で老けた印象を受ける。ポジティブで上昇志向の持ち主。


イグジス・テンタル
神造神の記念すべき完成型1号。手のひらサイズのお姉さんで、背中の羽をパタパタして移動する。
かなりズム・ダアダを意識して作られており、彼女の反省から、本当に全くシャレではなく武力を持たない。
さらに弱点として頭に天使のような輪っかをつけられており、輪っかの中に何かを突っ込まれると停止する。
彼女は自分では生活以外の大したことが出来ないため、他の者に頼んでやってもらうしかない。
彼女の武器は声と言葉で、「特に理由はないが何となくお願いを聞いてあげたくなるような声」を出すことができ、
また、彼女に対してついた大小限らない嘘の数だけ彼女はその相手に言うことをきかせることができる。
ズム・ダアダが目覚めた時には彼女をコントロールする役目を密かに期待されており、
シュールの領地に使わされる


ルミナリティ
神造神完成型2号。あらゆるものと部分融合する能力がある。
融合相手を取り込んでしまうことはできず、疲れると必ず分離してしまう。何かと融合していないと精神的に不安定でイライラする。
キャパシティが設定されており、それを超えて融合しまくることはできない。
後光を背負っていて、長髪。好奇心旺盛で元気いっぱいな女の子。イグジス・テンタルに会うためにたまに冥界に遊びに来る。
いたずらっぽく、眠っているズム・ダアダにいたずらしては災害を引き起こし、楽しむ。


カロン・ガンガンダー
来るべきズム・ダアダ覚醒に備えて、冥界の大企業コキトス製薬と地底重工が
国家予算から援助を受けて急ピッチで開発した魔人像戦闘機。
付属する土俵の上でならば相手の能力を封じ込め、身体能力を自分より小さく出来る。つまり自分の土俵の上でなら絶対に勝てる。
また、燃費は悪いが土俵から離れて戦う際には、相対化フィールドという、
オーラの延長のような半径5~6mほどの領域に相手を引き入れると、自分と相手の身体能力による実力差を限りなくゼロにできる。
得意技は「頭突き地獄めぐり」
見た目は17、8歳くらいの女性。精神年齢は意外に低めで小学生くらい。
しっかりした性格で、将来は短大を出て女優になり、高学歴のエリート官僚に消費されたいという。

ロストン・ジェネレール
冥界の中央官僚。官等は三等官。大学時代にシュールと同期。
学生時代は平凡な男だったが、役人仕事の才能があったのか官吏になってからはすぐに頭角を現し、
現時点でシュール世代一番の出世頭である。
ズム・ダアダ騒乱後、神界との折衝で地道に功績をあげていっており、次期外務次官を噂されている。
事あるごとにシュールをライバル視してちょっかい出してくる。親友だと思っているらしい。
シュールにとっては友達かと聞かれると、ちょっと考え込んでしまうようなやつ。
武闘派ではないため口の割に貧弱だが、身体移動術を得意とし、
からかいすぎて怒らせてしまった相手からの逃亡率は九割近い。
いかなる時もフォーマルな服装でカッコつける気取り屋さん。

セオカードルカ
シュールのいない間、彼の領地や屋敷を管理する手代。彼が帰って来てからは従者・秘書・執事みたいな仕事をする。
出身は魔都。シュールの大学時代に出会って気に入られ、彼の雇われ使い魔となってブライヅヘルドへやってきた。
堅実で実直な性質に加えて、「主の一方的な信頼に基づく主従関係」という契約書の一文にいささか感銘を受けたこともあり、
主人が留守の領地を精一杯穏当に管理していた。
シュールが帰還して若干待遇は変わったが、それなりに満足しているのでズム・ダアダの存在を承知で屋敷に残った。
冥界では主に製造業や事務職、家内労働に従事する子鬼部族。雌雄同体で性別はないため、ある程度自分の好みの体型に成長できる。
男物の小姓の服を着て「僕」と自称する一方で、妙に髪の毛や身だしなみを気にしたりちょっと胸がふくらんだ姿をしているのは、
シュールに対するこの子の気持ちの秘かな表れなのかもしれない。

天命司魔ヴェイ・ヴルゥ
冥界下層の大貴族。770階層に位置する領邦国家チオの君主。
天命司魔とは、冥界の封建時代初期、いわゆる「名乗ったもん勝ち時代」に彼が自分で名乗った称号である。
国定の爵位は覇爵。
野心家として有名であり、かつて冥界、人界において何度も侵略戦争を引き起こしている。
神冥戦争後は冥界正規軍の近代化に大きな役割を果たし、陸軍元帥を務めていた。
黒雲と瘴気、毒蛇を意のままに操る冥界有数の豪傑で、ズム・ダアダと一騎打ちで殴り合い、唯一生き延びた男である。
とはいえ容赦なくボコボコにされてかろうじて一命を取り留めたものの、現在は魔都の救急病棟で生死の境をさまよっているという。

魔王リグランデアル・カン・ヴィータ
冥界に君臨する最高権威=魔王。
他の上位貴族たちに比べるとはるかに弱小で、大した武力ももたない若造であったが、
冥界黎明期から続く由緒ある血統を受け継ぐヴィータ家の家柄であり、
若年ゆえの可愛げや闊達な性格が多くの者に愛されている好人物である。
神冥戦争終結後、冥界統一の必要性を自覚した貴族たちの召集した議会において、
「他のやつはいざ知らず、まあこいつになら別に臣従してもいいよな」決議によって、初代魔王に選出される。
リグランデアル・カン・ヴィータはこの時に改名した名前で、それまではグーラ・カン・ヴィータという名前だったため、
親しいものにはグーラと呼ばせている。本人は改名後の名前が気に入っていないらしく、戴冠式で「もっと可愛い感じが良かった」と発言して場の空気を凍らせた。
非常に容姿が麗しく、自分でも見た目に一番気を使っている。風貌は男の子といった感じ。
夢魔の一族であり、あらゆる夢の中を好きに行き来してその世界を支配できる。
軟弱で女々しいところがあり、気に食わないことがあるとすぐ泣く。
服装も男物よりフリフリしたドレスを好んで着用し、公務の際は生ぬるい、あるいは熱烈な眼差しを向けられている。
生活も庶民的で、国民にもおおむね支持を得て親しまれている。

ボリドー・ビューロ
冥界内務省調査局特殊災厄観察課の課長。五等官。
シュールの直接の上司であり、災厄観察官を統括するための役職を任されている。
災厄観察官の権限をコントロールするのが仕事であり、いかなる権威であろうと観察官の行動に口を挟むには彼の承認が必要である。
これは五等官の役職が場合によっては三等官を従わせることができるという歪んだ権力構造で、軍部からは強い非難がある。
普段は冥界上層の副都I.V.N(インチピット・ヴィータ・ノヴァ)にいて下層との連絡を受け持っている閑職である。
あまり私的な話はしない男。官僚主義を具現化したような性格で、形式と体裁を何よりも重んじる。それ以外については寛容である。
ズム・ダアダ騒乱の際に従軍し、家族も数人失っているが、あまり気にしていないようだ。

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