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「超能力15_08」(2008/11/04 (火) 23:08:22) の最新版変更点
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ものをぶつけようとしたら、牡牛がカラスを体の内側にかばいやがった。俺が悪い
みたいじゃねえか!
殴りかかっていこうとしたら、牡牛は道路を後ずさりしつつ、次々と障害物(でか
い彫刻とか)を並べていった。
誰が誰の敵で味方なんだか分からない状況の中、天秤が帰ってきた。
天秤はひと目で状況を把握したらしい。宙を向いて言った。
「乙女。射手を呼んで」
裸婦像の影に、射手がゲラ笑いしつつ現れ、抱き合う二人をさらに抱いて、消えた。
俺は天秤にすがりついた。
「どーなってんだ。どうなってんだこれは」
天秤は複雑そうな目で俺を見ていた。
「今の牡羊は敵なんだねえ……」
「おう。でもべつに天秤が嫌いなわけじゃねえぞ」
「素直な性格は変わらないんだな。じゃあなんというか、きみもカラスが心配だろう
から、一緒に家に帰ろうか」
天秤はバイクを運転できるらしかった。カラスのバイクにまたがり、エンジンをか
ける。
俺はすべての障害物を、怒りにまかせて吹き飛ばした。
天秤は俺をバイクのケツに乗せると、家のほうにむけて走り出した。
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色々編その2です。
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ものをぶつけようとしたら、牡牛がカラスを体の内側にかばいやがった。俺が悪い
みたいじゃねえか!
殴りかかっていこうとしたら、牡牛は道路を後ずさりしつつ、次々と障害物(でか
い彫刻とか)を並べていった。
誰が誰の敵で味方なんだか分からない状況の中、天秤が帰ってきた。
天秤はひと目で状況を把握したらしい。宙を向いて言った。
「乙女。射手を呼んで」
裸婦像の影に、射手がゲラ笑いしつつ現れ、抱き合う二人をさらに抱いて、消えた。
俺は天秤にすがりついた。
「どーなってんだ。どうなってんだこれは」
天秤は複雑そうな目で俺を見ていた。
「今の牡羊は敵なんだねえ……」
「おう。でもべつに天秤が嫌いなわけじゃねえぞ」
「素直な性格は変わらないんだな。じゃあなんというか、きみもカラスが心配だろう
から、一緒に家に帰ろうか」
天秤はバイクを運転できるらしかった。カラスのバイクにまたがり、エンジンをか
ける。
俺はすべての障害物を、怒りにまかせて吹き飛ばした。
天秤は俺をバイクのケツに乗せると、家のほうにむけて走り出した。
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