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『雪の山荘』サウンドノベル風・羊視点 1 ななす 2008/01/14(月)13:13

(継母の七回忌のため、羊は友人の水瓶とともに別荘へ向かった。別荘へ着いた二人を迎えたのは、別荘番の川田。二人は別荘へ足を踏み入れる)

川田「おいでなさいませ、羊坊ちゃま。こちらの方が、ご友人の?」
羊「うん。水瓶。アパートの隣で工事をやってて、うるさくて寝られないんだって。だから誘った。ガメ、こっちは別荘番の川田」
水瓶「よろしくお願いします。……いや、荷物は自分で運びます。ここですか? じゃ、羊、またあとで」
水瓶はさっさとゲストルームへ入って、ドアを閉めてしまった。長旅で疲れてるのかな?
ちょっと変わってるけど、水瓶はいいヤツだ。どのくらいいいヤツかというと、レポートを全部写させてくれるぐらい、親切なんだ。
冬休みはどうする、実家へ帰るのかと訊いてきたから、別荘へ行くって返事をした。水瓶の予定を尋ねたら、何もないって言った。アパートにはいたくないけど、なんか複雑な事情で実家には帰れないらしい
困っている時に力になれないんじゃ、友達じゃない。だから俺は水瓶を別荘へ誘ったんだ。
俺は川田と一緒に自分の部屋へ行った。
窓からはよく晴れた冬空と、別荘を囲む森が見える。
川田「蟹さんと双子さんは昨日から来ておりますよ。蠍様も一緒においでになりました。旦那様と魚坊ちゃんは、お昼前に乙女さんと一緒に到着のご予定で……もうお一方、お客様をお連れになるそうです」
羊「へー。誰だろ。兄さんたちは、まだ?」
川田「獅子様は昼過ぎのご予定です。天秤様を車で大学までお迎えに行って、二人でこちらへおいでになるそうで。……早くおいでになるといいんですが。天気が変わりそうです」
羊「こんなに晴れてるのに? 予報でも晴れって言ってた」
川田「長年ここの別荘番をしていますので、わかります。夕方には吹雪になりますよ」
羊「ええー。それって、まずいんじゃね?」
川田「自家発電装置がありますし、食料も一ヶ月分は備蓄しております。ご安心ください、羊坊ちゃま」
そういう問題か? それより俺を坊ちゃまって呼ぶのはやめてほしいよ。兄貴たちは「様」なのに、なぜ俺と魚が同列扱いで「坊ちゃま」なんだ?

A.川田ともっと話して、別荘に来ている者のことを訊く
B.水瓶の部屋へ行く