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 蠍が俺の前に立つ。なぜか溜息をついている。
「ふつう催眠というのは、もっと複雑な言葉が必要なんだ。相手の心に添わせるよう
な」
「そうなのか?」
「ああ。こんな単純なやつは初めてだ。ただのひとことだぞ」
「へえ。それって凄いのかよ」
「誉めてはいない」
 馬鹿にされてるらしい。
 そのあと俺は「来い」のひとことで、蠍といっしょに蠍の部屋に行った。
「喋れ」のひとことで、カジキにヤられかけたことを含めて、洗いざらい喋らされた。
 すると蠍は俺の記憶を呼び戻した。蠍となんかした記憶。鼻血が出そうなほどやら
しいセックス。
 赤くなる俺に蠍は「この記憶にくらべれば、たいしたことはないだろう?」なんて
酷い慰めの言葉を言いつつ、俺に、ちょっと言葉で言い表すのが難しいようなことを
させて、俺の回復したばかりの体力を削った。ひでえ。
 そのあとは蠍のベッドで、ぐっすり眠った。

今回長いですごめんなさい。