俺はこう尋ねた。
「なー乙女。あんたって潔癖だよな」
『は? なんだ突然』
「すごく良い道具があるんだ。けどケガレてるんだ。どうすりゃいいんだろ」
 乙女はこう答えた。
『消毒して使えば良いんじゃないか』
 そういうわけで、刀はあとでお払いすることにして、トラックに積んで持って帰っ
た。

土ですが、前回かわいそうだった牡牛を、ちょっと幸せにしてみました。
もう最後まで突っ走ります。読んでくださって感謝です。

最終更新:2008年08月31日 18:42