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Grand Coliseum 仙台 24th 決勝 小澤毅vs佐久間俊充」(2009/02/16 (月) 13:15:32) の最新版変更点

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*決勝戦 小澤毅vs佐久間俊充 &italic(){by Mamoru Miura} 小澤毅は、2006年に開催されたグランプリ山形においてJelger Wiegersmaを下し、鈴木貴大と激闘を繰り広げた経歴を持つ、所謂"地方の強豪"である。ビッグマナのような大振りなデッキが好みの小澤だが、今回は《ラッカ・マー/Rakka Mar》が使いたくて赤黒Blightning Redを持ち込んだとのこと。巷で人気急上昇中のシャーマンだが、今日はどれほど活躍していたのだろうか。 実は、小澤と佐久間は10年来のマジック仲間であるらしい。そのせいか、デッキリストの確認の際も会話が弾む。リストを見ながら、お互いのサイドボードプランや戦略を議論する体たらく。「メインデッキは《苦悩火/Banefire》じゃないと《ブリン・アーゴルの白鳥/Swans of Bryn Argoll》落ちないよね」とは佐久間の言。どうやら、さっさと《白鳥》を叩きつけてビートダウンする腹づもりらしい。 &bold(){Game 1} 先手は小澤。7枚の手札をキープのに対し、佐久間はマリガン後、渋々キープ。 小澤は《運命の大立者/Figure of Destiny》から《ゴブリンの異国者/Goblin Outlander》と軽快な立ち上がり。しかし3枚目の土地が置けず、《大立者》が4/4へ成長しないうちに佐久間の《火山の流弾/Volcanic Fallout》によってゴブリンもろとも吹き飛んでしまう。 佐久間が順調に土地を伸ばすのに対し、土地が詰まり気味な小澤は、佐久間のターンエンドに手札の《火葬/Incinerate》を順番に撃ち込んでいく。一度《謎めいた命令/Cryptic Command》でカウンターされるものの、《荒廃稲妻/Blightning》とあわせて佐久間のライフにプレッシャーをかける。 対する佐久間は《突撃の地鳴り/Seismic Assault》を貼るが、その後登場した《ラッカ・マー/Rakka Mar》に対処できない。《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》で解決策を求め、引いてきた《火葬/Incinerate》でなんとか《ラッカ・マー》を殺すものの、《苦悩火/Banefire》が佐久間を焼き切ったのであった。 小澤 1 - 0 佐久間 &bold(){Game 2} 先手の佐久間は7枚の手札をキープ。小澤はマリガンを選択。6枚の手札のうち、土地が1枚しか無いのを見るとさらにマリガン。土地4枚と《ボガートの突撃隊/Boggart Ram-Gang》を泣く泣くキープ。 佐久間は1ターン目にセットした《変わり谷/Mutavault》で一度アタックした後、《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》をキャスト。「お互いドロー」で忠誠度を5まで上げるが、小澤の《火葬/Incinerate》に続く《ボガートの突撃隊/Boggart Ram-Gang》の攻撃であえなく殉職してしまう。 《ジェイス》は囮だったのか、佐久間は《ブリン・アーゴルの白鳥/Swans of Bryn Argoll》を召喚、ダメージレースを開始する。小澤は《突撃隊》を突撃させた後《苦花/Bitterblossom》を張り、《白鳥》の攻撃を通させまいとする。佐久間は《白鳥》で攻撃した後《エレンドラ谷の大魔導師/Glen Elendra Archmage》を戦線に追加。 ダメージレースは更に加速する。返すターン、小澤は《突撃隊》でアタックし、《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》を召喚。これを佐久間は《火山の流弾/Volcanic Fallout》で《苦花》トークンごと吹き飛ばし、《白鳥》と《谷》で攻撃。返す《突撃隊》の攻撃を《エレンドラ谷の大魔導師》でチャンプブロック。最後は《白鳥》が《苦花》で通らなくなるが、「(ライフが)4でしょ?」と、《突撃の地鳴り/Seismic Assault》と土地2枚を公開した。 小澤 1 - 1 佐久間 &bold(){Game 3} 先手は小澤。初手は《悪意に満ちた幻視/Spiteful Visions》《苦花/Bitterblossom》《叫び大口/Shriekmaw》《火葬/Incinerate》に《山/Mountain》が3枚と噛み合わず、マリガン。次の6枚は《ボガートの突撃隊/Boggart Ram-Gang》《運命の大立者/Figure of Destiny》《荒廃稲妻/Blightning》と土地3枚。これはキープし、《大立者》からゲーム開始。 佐久間の様子を伺いつつ、《大立者》を4/4まで育てて攻撃を続ける小澤。佐久間は《大立者》への回答が無さそうで困った様子。小澤が《突撃隊》を追加し、《大立者》と共にアタックすると、佐久間は《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》で迎撃。小澤の手札にある《荒廃稲妻/Blightning》を確認(そのまま残すことを選択)、その後《突撃隊》と相打ちに。 まだまだ苦しい佐久間は、《変わり谷/Mutavault》2枚で《大立者》を迎え撃つ構え。これに対し小澤は《荒廃稲妻/Blightning》を撃って様子を見ることに。《荒廃稲妻/Blightning》は通り、佐久間の手札とライフにプレッシャーがかかる。佐久間はターンエンドに《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》を召喚、自分の手札にある不要なカードをライブラリの底に送り、この状況に対する回答を引き込もうとする。 この行動が功を奏したのか、佐久間は《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》をキャスト、更にライブラリを掘り進める。小澤は《大立者》を最終形態(8/8・飛行・先制攻撃)に成長させ攻撃。これには《ヴェンディリオン》がチャンプブロック。 佐久間は《ジェイス》でドロー、《ブリン・アーゴルの白鳥/Swans of Bryn Argoll》を召喚してエンド。《大立者》にはこの《白鳥》がブロックに当たり、小澤は新たに8枚の手札を得ることに。そこから土地をプレイ、豪快に全ての土地を曲げて《苦悩火/Banefire》。佐久間に6点を叩き込み、残りライフは3。火力1本で片がつくところまで追い詰めた。 佐久間はパーマネントをアンタップ、カードを1枚引いて状況を整理。 「《苦悩火/Banefire》持ってる風だよね」 「うん」 どうやらターンを返すと佐久間は黒焦げになってしまうらしい。《白鳥》を使ってこのターンで小澤を倒す"パズル"が始まった。《ジェイス》を使い切り、《火葬/Incinerate》を《白鳥》に撃って3枚ドロー。それでも"パズル"は解けそうになく、「本当に(《苦悩火》)持ってるの?」と小澤に問う。「持ってるよ」と小澤が《苦悩火》を公開すると、佐久間は悔しそうにカードを片付けた。 小澤 2 - 1 佐久間
*決勝戦 小澤毅vs佐久間俊充 &italic(){by Mamoru Miura} 小澤毅は、2006年に開催されたグランプリ山形においてJelger Wiegersmaを下し、鈴木貴大と激闘を繰り広げた経歴を持つ、所謂"地方の強豪"である。ビッグマナのような大振りなデッキが好みの小澤だが、今回は《ラッカ・マー/Rakka Mar》が使いたくて赤黒Blightning Redを持ち込んだとのこと。巷で人気急上昇中のシャーマンだが、今日はどれほど活躍していたのだろうか。 実は、小澤と佐久間は10年来のマジック仲間であるらしい。そのせいか、デッキリストの確認の際も会話が弾む。リストを見ながら、お互いのサイドボードプランや戦略を議論する体たらく。「メインデッキは《苦悩火/Banefire》じゃないと《ブリン・アーゴルの白鳥/Swans of Bryn Argoll》落ちないよね」とは佐久間の言。どうやら、さっさと《白鳥》を叩きつけてビートダウンする腹づもりらしい。 &bold(){Game 1} 先手は小澤。7枚の手札をキープのに対し、佐久間はマリガン後、渋々キープ。 小澤は《運命の大立者/Figure of Destiny》から《ゴブリンの異国者/Goblin Outlander》と軽快な立ち上がり。しかし3枚目の土地が置けず、《大立者》が4/4へ成長しないうちに佐久間の《火山の流弾/Volcanic Fallout》によってゴブリンもろとも吹き飛んでしまう。 佐久間が順調に土地を伸ばすのに対し、土地が詰まり気味な小澤は、佐久間のターンエンドに手札の《火葬/Incinerate》を順番に撃ち込んでいく。一度《謎めいた命令/Cryptic Command》でカウンターされるものの、《荒廃稲妻/Blightning》とあわせて佐久間のライフにプレッシャーをかける。 対する佐久間は《突撃の地鳴り/Seismic Assault》を貼るが、その後登場した《ラッカ・マー/Rakka Mar》に対処できない。《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》で解決策を求め、引いてきた《火葬/Incinerate》でなんとか《ラッカ・マー》を殺すものの、《苦悩火/Banefire》が佐久間を焼き切ったのであった。 小澤 1 - 0 佐久間 &bold(){Game 2} 先手の佐久間は7枚の手札をキープ。小澤はマリガンを選択。6枚の手札のうち、土地が1枚しか無いのを見るとさらにマリガン。土地4枚と《ボガートの突撃隊/Boggart Ram-Gang》を泣く泣くキープ。 佐久間は1ターン目にセットした《変わり谷/Mutavault》で一度アタックした後、《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》をキャスト。「お互いドロー」で忠誠度を5まで上げるが、小澤の《火葬/Incinerate》に続く《ボガートの突撃隊/Boggart Ram-Gang》の攻撃であえなく殉職してしまう。 《ジェイス》は囮だったのか、佐久間は《ブリン・アーゴルの白鳥/Swans of Bryn Argoll》を召喚、ダメージレースを開始する。小澤は《突撃隊》を突撃させた後《苦花/Bitterblossom》を張り、《白鳥》の攻撃を通させまいとする。佐久間は《白鳥》で攻撃した後《エレンドラ谷の大魔導師/Glen Elendra Archmage》を戦線に追加。 ダメージレースは更に加速する。返すターン、小澤は《突撃隊》でアタックし、《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》を召喚。これを佐久間は《火山の流弾/Volcanic Fallout》で《苦花》トークンごと吹き飛ばし、《白鳥》と《谷》で攻撃。返す《突撃隊》の攻撃を《エレンドラ谷の大魔導師》でチャンプブロック。最後は《白鳥》が《苦花》で通らなくなるが、「(ライフが)4でしょ?」と、《突撃の地鳴り/Seismic Assault》と土地2枚を公開した。 小澤 1 - 1 佐久間 &bold(){Game 3} 先手は小澤。初手は《悪意に満ちた幻視/Spiteful Visions》《苦花/Bitterblossom》《叫び大口/Shriekmaw》《火葬/Incinerate》に《山/Mountain》が3枚と噛み合わず、マリガン。次の6枚は《ボガートの突撃隊/Boggart Ram-Gang》《運命の大立者/Figure of Destiny》《荒廃稲妻/Blightning》と土地3枚。これはキープし、《大立者》からゲーム開始。 佐久間の様子を伺いつつ、《大立者》を4/4まで育てて攻撃を続ける小澤。佐久間は《大立者》への回答が無さそうで困った様子。小澤が《突撃隊》を追加し、《大立者》と共にアタックすると、佐久間は《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》で迎撃。小澤の手札にある《荒廃稲妻/Blightning》を確認(そのまま残すことを選択)、その後《突撃隊》と相打ちに。 まだまだ苦しい佐久間は、《変わり谷/Mutavault》2枚で《大立者》を迎え撃つ構え。これに対し小澤は《荒廃稲妻/Blightning》を撃って様子を見ることに。《荒廃稲妻/Blightning》は通り、佐久間の手札とライフにプレッシャーがかかる。佐久間はターンエンドに《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》を召喚、自分の手札にある不要なカードをライブラリの底に送り、この状況に対する回答を引き込もうとする。 さらに佐久間は《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》をキャスト、ライブラリを掘り進める。小澤は《大立者》を最終形態(8/8・飛行・先制攻撃)に成長させ攻撃。これには《ヴェンディリオン》がチャンプブロック。 佐久間は《ジェイス》でドロー、《ブリン・アーゴルの白鳥/Swans of Bryn Argoll》を召喚してエンド。《大立者》にはこの《白鳥》がブロックに当たり、小澤は新たに8枚の手札を得ることに。そこから土地をプレイ、豪快に全ての土地を曲げて《苦悩火/Banefire》。佐久間に6点を叩き込み、残りライフは3。火力1本で片がつくところまで追い詰めた。 佐久間はパーマネントをアンタップ、カードを1枚引いて状況を整理。 「《苦悩火/Banefire》持ってる風だよね」 「うん」 どうやらターンを返すと佐久間は黒焦げになってしまうらしい。《白鳥》を使ってこのターンで小澤を倒す"パズル"が始まった。《ジェイス》を使い切り、《火葬/Incinerate》を《白鳥》に撃って3枚ドロー。それでも"パズル"は解けそうになく、「本当に(《苦悩火》)持ってるの?」と小澤に問う。「持ってるよ」と小澤が《苦悩火》を公開すると、佐久間は悔しそうにカードを片付けた。 小澤 2 - 1 佐久間

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