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五城楼杯 4th デッキ紹介 八木拓也の「アニマフレア」

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by Kazushi Shimamura


自分の試合が終わり、ふらふらと色々なテーブルの試合を観戦していると、目に入ったものが・・・


うん、まぁこんなデッキもあるよね・・・と思ったらその隣には・・・


・・・ん?いったいどんなデッキなんだ?

ということでインタビューさせてもらいました。



八木拓也 「アニマフレア」
1 《平地/Plains》
2 《島/Island》
1 《山/Mountain》
5 《森/Forest》
1 《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》
1 《陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove》
1 《セジーリのステップ/Sejiri Steppe》
1 《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
4 《古代の聖塔/Ancient Ziggurat》
4 《霧深い雨林/Misty Rainforest》

4 《極楽鳥/Birds of Paradise》
4 《貴族の教主/Noble Hierarch》
3 《エルフの幻想家/Elvish Visionary》
2 《皮背のベイロス/Leatherback Baloth》
2 《国境地帯のレインジャー/Borderland Ranger》
1 《虚無跡のガルガンチュアン/Nulltread Gargantuan》
3 《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》
3 《不屈の随員/Dauntless Escort》
2 《エメリアの天使/Emeria Angel》
3 《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》
1 《悪斬の天使/Baneslayer Angel》
2 《失われた真実のスフィンクス/Sphinx of Lost Truths》
2 《領土を滅ぼすもの/Realm Razer》
3 《アニマの賢者/Sages of the Anima》
1 《ジュワー島のスフィンクス/Sphinx of Jwar Isle》

3 《獣使いの昇天/Beastmaster Ascension》

サイドボード
3 《翻弄する魔道士/Meddling Mage》
3 《カビのシャンブラー/Mold Shambler》
2 《数多のラフィーク/Rafiq of the Many》
4 《流刑への道/Path to Exile》
2 《否認/Negate》
1 《呪文貫き/Spell Pierce》


デッキリストを見せてもらうと、《獣使いの昇天》、《領土を滅ぼすもの》以外にも《虚無跡のガルガンチュアン》や《アニマの賢者》といった見慣れないカードが多々ありました。

―まず、基本的な動きを教えて下さい

八木:まず、序盤は《貴族の教主》や《極楽鳥》といったマナ・クリーチャーを並べて、《アニマの賢者》を出します。その後に《失われた真実のスフィンクス》をプレイすると、合計9枚のカードがめくれて基本的に手札がウハウハな状態になるので、後は隙を見て《領土を滅ぼすもの》をプレイして土地をすべてふっ飛ばして殴りきります。

―なるほど、《アニマの賢者》で無駄なドローを無くして攻めるんですね。《アニマの賢者》と《失われた真実のスフィンクス》のコンボは全く思いつきませんでした。

次に、このデッキができた経緯を教えて下さい。

八木:初めはバントを使っていたんですが、《ロウクスの戦修道士/Rhox War Monk》とかは確かに強いんですが、除去されちゃうとそれで終わりなので出たときに仕事をするやつを入れよう、ということで《血編み髪のエルフ》をいれるために赤タッチになりました。あとは、《アニマの賢者》をなんとか使ってやろう、と。

以前は《徴兵されたワーム/Enlisted Wurm》とかも入っていたんですが、抜けました。

―このデッキには、普段プレイしているだけでは目にすることが無いカードが色々と入っていますが、それらについて教えてもらってもいいですか?

八木:まず、《領土を滅ぼすもの》なんですが、最近のコントロールデッキは《忘却の輪/Oblivion Ring》や《未達への旅/Journey to Nowhere》のようなソーサリータイミングの除去が多い気がしたので、隙をみてこいつを出せばそのまま殴りきれるかなぁ、と

―たしかに、《領土を滅ぼすもの》で土地を飛ばして勝っていた試合もありましたね。こいつは場を離れるとすべての土地が戻ってきますが、《エメリアの天使》とのコンボなどは考えているんですか?

八木:それは考えてないです。《エメリアの天使》は早い相手に対してのチャンプ要員と、《獣使いの昇天》の数かせぎですね。

―次に、今さっき話に出た《獣使いの昇天》について教えてもらってもいいですか?

八木:このデッキは《アニマの賢者》を早く出すためのマナ・クリーチャーや相性の良い《エルフの幻想家》が入っているんですが、最初に出したこれらが無駄にならないし、後半引いても戦力として数えられるので入れています。あと、単純に+5/+5は強いです。

―あとは、1枚だけ入っている《虚無跡のガルガンチュアン》でしょうか。これはどんな理由で入っているのでしょうか?

八木:これは単純にデカイからですね。《皮背のベイロス》と1枚交換しているかんじでしょうか。あと、これでCIP能力持ちを戻すともう一度使えますし、《アニマの賢者》で1枚ドローが確定します。

―デメリットが気になった場面などはありましたか?

八木;無いですね。1枚積みなので、これを引くころには戻すクリーチャーには困らないです。

―サイドボードについて聞かせてもらってもいいですか?まず、サイドに4枚用意されている《流刑への道》ですが、どのような相手に入れるのでしょうか?

八木:これは、相手に《悪斬の天使》を2体並べられたりして殴り勝てない場合のためにですね。

―なるほど、他に気になったものは、1枚だけ入っている《呪文貫き》ですが、《否認》でない理由は何なのでしょうか?

八木:これは相手先攻からの4ターン目《審判の日/Day of Judgment》に抵抗するためですね。そのために1枚だけ《否認》と入れ替えてみました。

―ありがとうございました。


みなさんも、このような独創的なデッキで大会に臨んでみるのはいかがでしょうか?
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