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ワールドウェイク・ゲームデーでTOP8に配布された《カラストリアの貴人/Kalastria Highborn》プロモ4枚とともに記念撮影。吸血鬼への深い愛を感じる


―優勝おめでとうございます。決勝ラウンドに残って、ジャンドにボコボコにされる・・・という展開を何度も見ている身としては、嬉しい限りです。

大橋:そうですね。覚えているだけでも3~4回ありましたね(笑)。

―今日は、そのジャンドも打倒しての戴冠でした。

大橋:ええ。1日を通して1回しかマッチアップされなかったのも幸いだったのですが、《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》があったのが一番大きいですね。

―《審問》はエルドラージ覚醒で参入したカードですね。以前も1マナの手札破壊として《強迫/Duress》がありましたが、《強迫》はあんまりメインデッキに入っていなかった印象がありました。

大橋:《審問》は《強迫》と違って、クリーチャー・カードを抜けるようになったのが強いです。例えば、ジャンドとのマッチアップだと、《強迫》では《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》や《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax》が抜けなかったのが厳しかったんです。特に《トリナクス》は吸血鬼の天敵で、チャンプブロックされ続け、《瀝青破/Bituminous Blast》や《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》を連打・・・というパターンで負けてしまうことが多かったんです。しかし、《審問》で《ヒル》も《トリナクス》も抜けるようになりました。もちろん、《稲妻/Lightning Bolt》や《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》も落とせるので、相手の序盤のアクションは、すべて事前に対処できるようになりました。

―なるほど。他にエルドラージ覚醒から入ったカードは、《カラストリアの血の長、ドラーナ/Drana, Kalastria Bloodchief》ですね。

大橋:もとは《マラキールの血魔女/Malakir Bloodwitch》が入っていたんですが、白くないデッキと当たったときの《血魔女》が微妙だったんです。ドレイン能力も悪くないんですが、5マナもかける価値がない。《ドラーナ》の能力は、相手が白でも、そうでなくても、強いです。クリーチャーを除去し放題ですし、パンチ力もあります。《血魔女》よりも、ずっとメインデッキ向きのクリーチャーですよ。

―ふむ。最近は《流刑への道/Path to Exile》もあまり見なくなっていますしね。
そういえば、大橋さんは吸血鬼デッキを使い込んでいましたが、使い始めたのはいつからでした?

大橋:ゼンディカーが入ってすぐだから・・・去年の10月ですね。

―それだけ使っていると、やっぱり愛着とか、使い続ける意地とか、出てくるんでしょうか。

大橋:うーん。実は、他のデッキのパーツが集まらないから、というのが大きいかもしれません。まあ、それも、《カラストリアの貴人》プロモとか、《吸血鬼の夜侯/Vampire Nocturnus》プロモとか、その他吸血鬼フォイルを集めるのにレアを吐き出したからなんですが(笑)。

―もう後戻りできなくなってしまったと(笑)。

大橋:でも、やっぱり愛着みたいなものはあるかな。むしろ、吸血鬼キャラとして定着しちゃっている感が。

―たまに他のデッキを使っていると、煽られてますしね(笑)。
今日はお疲れ様でした&おめでとうございました!


半年もの間、吸血鬼とトーナメントを駆け抜けた大橋さん。今日は、その努力が報われた日でした。おめでとう、ヴァンパイアマスター!