準決勝 柿沼翔太vs佐藤正隆


by Yuuki Tsuba

来週にファイナルズ地区予選が開催されるためにその調整として
皆が余念がない中、26人という参加人数で開催された
Grand Coliseum 仙台 19thもベスト4が決定した。

その中から柿沼翔太VS佐藤正隆の試合を見ておこう。



柿沼翔太はローウィンブロック構築のシーズンから
ずっとフェアリーを使い続け今回独自のフェアリーを作りあげ、
スイスラウンドを4ー0ー1と堂々の1位抜けしてこの試合に挑む。


対する佐藤正隆は白黒トークンでの対戦となる。
白黒トークンは最近トーナメントの上位にちらほら
見かけるようになったデッキである。
トークン製造機として《苦花/Bitterblossom(MOR)》、
《幽体の行列/Spectral Procession(SHM)》をプレイし、
それらのトークンを《黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane》で強化し、
《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks(SHM)》や
《残忍なレッドキャップ/Murderous Redcap(SHM)》を
無限に頑強させつつ、相手の行動を
《潮の虚ろの漕ぎ手/Tidehollow Sculler(ALA)》ので妨害しつつ殴る
アグロ系デッキだ。



佐藤自身が「今日初めて回す」との言葉から
相性差は未知の世界である。








Game 1


柿沼は7枚の手札をキープ。
佐藤はマリガン。そして6枚の手札をキープ。

ダイスロールの結果、先攻は柿沼となった。



お互いに島と沼を置く展開となったが柿沼の2ターン目に島をセットから
《ブーメラン/Boomerang(10E)》!これを佐藤の沼に対してプレイ。
これにより佐藤の沼が手札に戻り、返す佐藤のターンに佐藤は
再び沼をセットただけでターンエンド。
次の柿沼のターンも柿沼は《変わり谷/Mutavault》を置いてターンを返す。

佐藤は沼をセットするが何もアクションを起こさず、
返しに柿沼は《沈んだ廃墟/Sunken Ruins(SHM)》をセットし
青マナを含んだ2マナを立てて《苦花/Bitterblossom(MOR)》をプレイする。

ここで佐藤も《変わり谷/Mutavault》をセットから《苦花/Bitterblossom(MOR)》をプレイ。しかしこれは柿沼の《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite》によりカウンターされる。


柿沼は次のターンに沼をセットしスプライトでアタックするだけでターンを返す。だか次の佐藤のターンに佐藤は4枚目の土地を置けずにノーアクション。
これは苦しいか。
さらに白黒トークンというデッキだけにセットしてある土地が
《沼/Swamp(10E)》2枚に《変わり谷/Mutavault》と不安が残る。


佐藤は次のターンに4枚目の土地を引きこむもこれは《沼/Swamp(10E)》。
しかしこれらから《残忍なレッドキャップ/Murderous Redcap(SHM)》を
プレイし苦花のトークンを除去する。

柿沼はトークンらでのアタックの後、
《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer(10ED)》を場に追加し
佐藤は待望の白マナである《コイロスの洞窟/Caves of Koilos(APC)》を
セットし《叫び大口/Shriekmaw(LRW)》でスプライトを除去する。
返す柿沼は装備品を付加してトークンでアタックしライフの回復にかかる。

佐藤は、《悪臭の荒野/Fetid Heath(EVE)》セットから
《黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane》をプレイ。
これが通り、変わり谷をクリーチャー化させレッドキャップ、叫び大口らに
アジャニの真ん中の能力を宣言し
  1. 1/+1カウンターを乗せて警戒の能力を得てこれらの
3体でフルアタック。しかし柿沼はアラーラで加わったフェアリーの
新しい除去である《苦悶のねじれ/Agony Warp(ALA)》で
叫び大口のタフネスを下げ、変わり谷のパワーを下げて、やり過ごす。
これによりライフは11まで下がる。

《人里離れた谷間/Secluded Glen》を《霧縛りの徒党/Mistbind Clique》を
公開でのセットの後装備品が付いているトークンでアタックしこれにより
ライフを14に戻す。


佐藤のアップキープにお家芸である霧縛りの徒党を《恐怖/Terror(10E)》
でかわすが佐藤のライフは既に5であり次のアタックを受けきることは
出来なかった。




柿沼 1―0 佐藤




柿沼のサイドボーディング


in

  1. 2《妖精の女王、ウーナ/Oona, Queen of the Fae(SHM)》
  2. 1《剃刀毛のマスティコア/Razormane Masticore(10E)》
  3. 3《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》
  4. 3《蔓延/Infest(ALA)》
  5. 1《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer(10E)》


out

  • 4《思案/Ponder(LRW)》
  • 3《ブーメラン/Boomerang(10E)》
  • 3《鏡編み/Mirrorweave(SHM)》





佐藤のサイドボーディング


in

  1. 3《薄れ馬/Wispmare》
  2. 2《糾弾/Condemn(10E)》
  3. 2《思考の粉砕/Mind Shatter(MOR)》



out

  • 3《叫び大口/Shriekmaw(LRW)》
  • 2《残忍なレッドキャップ/Murderous Redcap(SHM)》
  • 2《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant(ALA)》






Game 2


先攻を取った佐藤は力強く沼セットから
《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》をプレイ。
公開された柿沼の手札は


《島/Island(10E)》
《島/Island(10E)》
《変わり谷/Mutavault(MOR)》
《変わり谷/Mutavault(MOR)》
《人里離れた谷間/Secluded Glen(LRW)》
《苦花/Bitterblossom(MOR)》
《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》


という手札だった。
佐藤はこれらから苦花を落とす。

柿沼は《人里離れた谷間/Secluded Glen(LRW)》をタップインし
ターンを返す。
そして今度は佐藤が先に変わり谷セットから苦花をプレイ。
柿沼は変わり谷を置くのみでノーアクション。

佐藤は《コイロスの洞窟/Caves of Koilos(10E)》セットから
もう一度《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》をプレイするも
柿沼はこれを呪文づまりのスプライトでカウンター。
佐藤は変わり谷でのアタックを始めた。

柿沼は島を置きノーアクションでターンを返す。
返しに佐藤は苦花トークンでアタックするが《苦悶のねじれ/Agony Warp(ALA)》により出たばっかりのフェアリートークンはタフネスを下げられ
アタックしているトークンはパワーを下げられた上でのスプライトのブロックにより1対2交換されてしまう。

柿沼はもう1枚の変わり谷をセットしやはりノーアクション。
佐藤も次のターンにノーアクションで終わるがエンドにプレイしてきた
柿沼の《ウーナの末裔/Scion of Oona》は恐怖でやり過ごす。


柿沼は島セットからすぐにエンド宣言し、まだアクションを起こさない。
次に佐藤は土地が置けなかったものの《潮の虚ろの漕ぎ手/Tidehollow Sculler(ALA)》をプレイ。だがこれはまたスプライトによりカウンター。


この返しに柿沼は3枚目の変わり谷をセットしフルタップで
《妖精の女王、ウーナ/Oona, Queen of the Fae(SHM)》をプレイ。
返す佐藤はこの女王への回答がなく土地もセットが出来ない。

柿沼は次のターンにウーナはアタックせずにエンドを宣言。
そしてまたもや土地を置けない佐藤のターンエンドに
X=5で能力を起動する。色の宣言は白。

《コイロスの洞窟/Caves of Koilos(APC)》
《平地/Plains》
《悪臭の荒野/Fetid Heath(EVE)》
《薄れ馬/Wispmare》
《思考の粉砕/Mind Shatter(MOR)》

とカードがリムーブされ場は柿沼に制圧されてしまったか。

またも柿沼はノーアクションで動かずに終わる。
ここで佐藤はようやく《悪臭の荒野/Fetid Heath(EVE)》を引きこみ
《栄光の頌歌/Glorious Anthem(10E)》をプレイし
自身の3体のフェアリートークンで守りにかかるが
エンドに柿沼は《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》で
フルタップとドローを宣言し、ライフが9であった佐藤は
これにより柿沼の3枚の変わり谷とウーナやそのトークンを
受けきれなくなり、佐藤はカードを片づけるしかなかった。





柿沼 2―0 佐藤


柿沼翔太Win!