薔薇族大将軍ウケッセン ハッテン国王軍最高にして最強の戦士 王家の一族『薔薇族』の血を引き、軍のみならず、 国政のあらゆる面に対して強い発言力を持つ 「その壺、大海の如し」と呼ばれるほど寛大な性格で、 民衆からの政治や軍部への不満や部下の失敗を一手に引き受け、 あらゆる民衆の非難や軍部の責任の一切を受け入れる器と、それに応える実力を持つ それ故に、荒くれ者の多いハッテン王国の中にあって、各面から強い信頼を受けており、 前王ミチシタ・ウートイレ・テイクニク8世に王位交代を提言されたほどであった その際、 「王は傲慢に民に命じ、民衆は王を非難するものです。 私の役目は王の無理な命令を受け入れ、民の強い不満を受け入れ、 それを悦びとして動き、両者の喜びとすること、ただそれだけに御座います」と王を諭したという しかし、温和な彼も、ひとたび戦場に勃てば、 王国秘伝の禁断の槍『ゲイホルグ』を振るい、 その穂先を血と汚物に染める鬼神と化す