魔導国家コンマリロ 西方の外れに位置する小国家。 国土の隅々にまで魔力が満ち溢れ、その魔力に引き寄せられるように 世界中から集まった魔術妖術法術の使用者たちが集まって形成した コミューンが、そもそものコンマリロの成り立ちである。 国土の中心には一般的にザ・グレート・ホールと呼称される全く底の知れない 巨大な裂け目があり、ここから無尽蔵の魔力が滾々と放出され続けている。 魔道師によっては魔力の源の穴マナホールと呼ぶ者もいれば 古くから(それこそ何百年と言う昔から)住む老魔道師の中には 魔力の源泉の幸せな穴ラッキーホールと呼ぶ者もいる。 いずれにしてもザ・グレート・ホールがコンマリロにとって最重要施設である事には 全国民に疑いの余地がなく魔術的に幾重にも封印が施され厳重に警護された この穴を中心に首都が作られ、そこから放射状に町や村が広がっている。 元々は伝説の大導師ジスが全ての魔術師の代表で国王代わりであったが ジスが何処かに姿を消してからは全ての国策は合議制で 四色の大導師を中心とした28名の力ある術師たちによって決定されている。 当然、魔術の研究及び魔術の学術化は全大陸のどの国よりも発展しており 初等部から大学部まである王立魔法学院には世界各国より魔法の素養を持った 術師候補生達が集まり、日々、勉学に勤しんでいる。 白き魔法使いカウ・パー、ピクトマンサーのボッティバラ、 真紅の魔女クャッシー・ディモ・カーン・ジチャウ、 ビジョンマジックマスターのエイラ・ドーガ、汁魔導師フレイ・ション=ロー等は この学院出身であり、かのスクァット・ロー帝国皇帝キバールも 若かりし頃、留学していた時期もあるとされている。 【この国に関連する主な人物】 ・伝説の大導師ジス ・赤の導師ヴィラー・レッドクレバス ・白の導師クーパ・ホワイトタイル ・青の導師アイ・エイク・ブルースメル ・黒の導師マーラ・エボニーライト ・魔法学院教授フェナメール・ヴルマクンカー ・白き魔法使いカウ・パー ・ピクトマンサーのボッティバラ ・ビジョンマジックマスターのエイラ・ドーガ ・汁魔導師フレイ・ション=ロー ・暴走魔導娘スー・メグマー ・東方から来た拳法使いチン・ビンビン ・汚れを知らぬ白魔術師の少女スージー・ホワイトタイル ・天才魔法少女サクラ・イロプシー ・サクラの双子の妹モモ・イロプシー ・炎公ゴーマン・エンデドゥ