Experiment5:Violations of Numerical Expectations


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実験5:数に関する期待の妨害

方法

 被験者。
20(うち男性13名、女性7名)名の最新の神経科学的に健康で正常な視覚、もしくは正常になるよう矯正された視覚をもつ被験者(19~27歳、M=21.85)。報告の聞き取りと補償は実験1と同じ。
 刺激、手順、実験デザイン。
刺激と実験の手順は実験1と同じ。ただし、criticalな、後の試行のために使われる、数に関する手がかりがあるということは除く。5~7回目の試行において、20名全ての被験者は、一つの主要課題の文字を予期するために手がかりを与えられた。(task-invalid条件)。後の適度な知覚負担の提示は実験1と同じにした。つまり、2つの文字を十字上に提示し、予期しない四角形を四分円の右下(図3)に200ミリ秒提示した。従属する測定基準は被験者が5回目(critical)の試行で予期しない項目を見たと報告するかどうかであった。

結果

非注意性盲目(以下IB)分析。
主要課題項目数の手がかりを与えられたとき(たとえば二つの主要な文字を含む画面に1という手がかり)、10%程度の被験者しかcriticalな試行でIBをあらわさなかった。IBの割合は実験1のtask-invalid(overcued)条件で示された割合と一致した。だが、重大なことに、手がかりが後にくる文字の数の正確な表象を提示した実験1のtask-valid条件より低かった(65%)。(数式省略)。注意を分散させた試行において、10%の被験者は四角形の検出に失敗した。このIBの割合は重大なほどには実験1(p=.49,two-sided Fisher's exact)におけるtask-invalid overcue条件とは異ならないし(0%)、実験1におけるtask-valid条件とも異ならない(20%)(p=.66,two-sided Fisher's exact)。充分に注意を払う試行の下ではIBがおこらないのは明らかで、これは充分に注意を払っている条件のもとでcriticalな刺激を知覚する能力に対する証拠になる。二名の被験者(11.1%)は予期しない四角形を報告したが配列の場所を区別することはできなかった。また、追加された項目の場所を正しく区別できた3名の被験者はその幾何学的な形までは区別することができなかった。

主要課題における総合的正確性。
最初の4回の試行を通じて、気づいた人と気づかなかった人との間に文字を報告する正確性の点では重大な違いはなかった。

考察

 実験5において、被験者は一つの課題に適切な項目を予期するために手がかりを与えられた。そこには二つの文字と予期しない四角形を含む後からくる画面があった。このtask-invalid undercueでIBの割合は実験1のtask-invalid overcueと一致した(だが、あきらかに実験1のtask-valid cueの割合よりも低かった)。この結果は実験1,2,3においてinvalid cueを受けた被験者のIBの減少は予期妨害の点でのそれ以上の項目を検索する結果ではないということを示している。実験5において、被験者は期待する項目に基づく追加的な項目を探すという理由はなかった。そして、それでも10%の被験者しか予期しない四角形の検出に失敗していない。この結果は、数に関する期待の上向きか下向きの妨害がIBの減少に関係しているというということを確証する。そのため、数に関する期待の主要課題が妨害されるときはいつでも被験者は視覚的な配列の処理を続けるだろう。
 実験4の最初に主張された見解とは対照的に、実験5の結果は、被験者は手がかりからなる数の項目に心の中で印をつけるときに配列の処理をやめないということを示している。むしろ、task-valid位置(十字の上)でのtask-valid項目は数の期待を満たすかどうかに関わらずに処理される。もし、task-valid項目の総数が手がかりから成りたっていると、処理は終わる。しかし、task-valid項目の数が期待をはるかに上回っているか、足りないかだと処理は続く。
 すべてのIB実験(現在の一連のものを含む)は、被験者に主要課題項目の数を指示するか、実験的試行を通じて一定の間隔で項目の数を示している。だから、暗に含まれる数に関する手がかりを提示しているのである。一つ疑問が残る。数に関する予期はIB現象の絶対的側面なのだろうか、また、それは明細に記される数、または妨害される数という点からだけ重要なのだろうかということである。この疑問を調査するために、被験者が数に関する注意をできなくした環境でのもっと深い実験が必要である。なぜなら、明確な数に関する手がかりや暗に含まれる数に関する手がかりがないからである。実験6において被験者は主要な文字の数に関して手がかりは与えられなかった。しかし、他のすべての側面で、刺激は実験1と5と同じにした(適切な知覚負担の条件を参照、図3)。主要課題の文字は最初の4つの試行(1、3、2、そして3)を通じて、被験者がこの暗に含まれる情報に基づいて注意を向けることを避けるために、主要な数に関する数が異なるということを示しておくことは重要である。もし十分な数に関する期待が処理が終わるのを早めるならば、一度、主要課題が終われば、十分に数に関する期待がないとき(つまり、数に関する手がかりがないとき)に、劇的にIBの割合が減少するだろうと予測できる。一方、もし数に関する期待が、妨害されたときにだけ、検出に影響するのであれば、数に関する期待がないときにIBの割合が、数に関する期待が十分なとき、つまり、task-valid期待条件のとき、IBの割合が同じになるだろうと予測できる。
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