封神演義

封神演義


いずれキチンとまとめたいのですが…
なにぶん、内容がすごすぎる。役にたつ概略だけでもまとめたいです。


封神演義について。二階堂さんという人の書いた「封神演義の世界」、これを読んでるんですが、まぁむだ知識ふくめて詳しい。
「妲己」が昔の女性は姓名が逆さになってたとか。己妲ちゃん、てわけですね。

そんなんどうでもよくて。Amazonでやすかったから買ってしまった。図書館借りじゃ情報多すぎてどうにもなんない

さて、BLEACHではうんたら雷公鞭、というのがでて雷公鞭をあらためてしらべたら安能版封神演義だけで「原作に雷公鞭はない」とかいうんだが原作ってなんだ?
ちゃんと何版の封神演義かいえよ! 全部読んだのかよ!
演劇でやってたのとかの伝わってるわかる範囲の内容も全部調べたのか?

何よりも 安能版封神演義が、どのような制作がなされたのか、これだけ物議をかもしてるってのに(いや一部の人だけですが)だれも追及しない、このいい加減さはなんだ? 封神演義研究家とか手抜きなんじゃないか? 誰かやりなよ!
講談社にきいたら社内資料、かんたんに目、とおせるレベルだろうけど底本が何かもわからねぇという。
安能氏がなくなっていじょう、関係者もいなくなったらもう何がなんだかわかんなくなっちゃうぞ!

いろいろ探してたら上海の出版社の封神演義が1200円で安かったw
日本語訳ではほぼ載ってない「詩」部分もちゃんと載ってる。

英語よりゃなんとなく読めるよね。内容しってるし。

でも二階堂氏の本読んで、あらためて封神演義は立ち位置の難しい作品?だ

明時代以降が小説や芝居で一番広まったんだろうけど、人気がありすぎて殷の時代に仏教の神様とか、孔子様とかともかく、時代のあわない、スーパー中華神々大戦になっちゃてるのを、小説レベル通り越して、民間伝承になっちゃってる。

もともと民間伝承の神々いっぱいなんだけど、もう実際の民間信仰と封神演義の内容が現実で融合してしまっているという。

なにがなんだかわけがわからない

というわけでただの小説として扱えないほど伝承モチーフが強く現実化してるという話。まぁ中国じゃありがちともいえますか。関羽とかもあとから人気の福の神(財神)になっちゃったし

たとえば「南総里見八犬伝」とかとはくらべられないんですよねー
こっちゃ確実に小説。でも封神演義は人気も影響力も小説のレベルにおさまらない そんなかんじ


まぁいいんですけど。

で、雷公鞭てでっちあげなの?

ナタクとかヨウゼンて読みがどーの、というくらいはまだかわいい。
ないものがでてくるのはすごすぎるけど、それなりに中国文化に詳しい氏が、自分で武器を創作するだろうか? 推測でいうには軽々しい話では?
疑問があったら当事者に確認すればいい話だ。専門家ならつてがないのか?

誰もやらないならやってやんよ、とも思うけど、そんな時間とかやれるだけのもろもろがあるだろうか?専門の人しっかりしてよ、と思う。

封神演義、深いなぁ
最終更新:2009年07月29日 23:25
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