位相の重要性

私が大学のころは制アルカの時代で、28カ国の人々に等しく使いやすく覚えやすい言語を目指していました。
統合主義、画一主義です。従って方言や位相、歴史には興味を示しませんでした。バリエーションがないほうが良いからです。

新生になり、古アルカ10年に制アルカ8年の重みが加わると、制に慣れたため、統一・画一については充足できました。
すると今度は逆に28カ国の閉鎖的な集団の中で求心力が求められますから、かえって外界からの隔絶を求めるようになります。
その結果、文化も言語もますます独自的になり、位相のバリエーションが増えることとなりました。

具体例のひとつがこの神古アルカです。
順を追うと、まず性別位相としてユンク語ができ、次に方言位相ができ、そして古語が再建されたという流れです。

私が歴史位相を重視するようになったのは、Kakis氏の影響を受けてのことです。
歴史はもともと興味がなかったのですが、arka@wikiや徒然草を読むうちに、どうも歴史考証もしっかりさせないといかんという考えを持つようになりました。
それまでは、アルカはアルカなんだからヴァステで神が新生を話してたっていいじゃないかとご都合主義でいましたが、それでは不完全なのです。

しかし歴史位相を作るには歴史そのものがないといけない。
19年にilmusをリディア嬢が書いてくれたおかげで、今回きちんと歴史位相を組むことができました。
彼らに感謝です。
最終更新:2008年12月05日 08:20
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