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メモ帳/Twitterリレー童話企画/ピックアップ」(2010/03/11 (木) 01:17:49) の最新版変更点

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ほんとは全部読んで欲しいけれど読むのが大変なので、そういった人向けに個人的に気に入ったお話をピックアップさせていただきました。 個人的に面白いと思ったお話を選んだので、もっと面白いと感じるお話も他にあるとおもいます。なので是非投稿された全てのお話を読んで欲しいです。 今回ピックアップしたお話から別のお話に対するちょっとしたリンクがあったりすることもあるんですが、割愛。また、リンクが面白いお話も割愛。 3@sosoro1103 凍えるような寒さの夜。ヒラヒラと舞い落ちる小さな輝き。彼は雪の結晶。仲間の結晶達も後に続くように夜空を舞う。これから彼等が大地に降り積もり、一面を真っ白に染め上げるだろう。やった、地面に一番乗りだ。小さな喜びを胸に、彼はゆっくりと溶けていく。 11@atomiking ひらがな、むずかしい。ぼくがいま、えほんだからです。むずかしいことは、かけなくなりました。ぼくが こうじえん のとき…あれはあれで ぜいたく だったとおもう。でも、ぼくをよむこどもがえがお。むかしのことは、わすれよう。ほんのじんせいは、ながい。 13@furenji 薬として生まれた彼は、人の役に立ちたかった。ウイルスに打ち勝つ日を今か今かと待っていた。ある日、彼は包装から取り出され、大悪党の掌に置かれた。彼は喜び勇んで大悪党に飲みこまれた。大悪党は彼の力で健康になり、さらに悪事を重ねた。 20@gekidan7triaez スクラップ寸前のピアノである私は、可愛らしい彼女に指でなぞられ、叩かれ、悲しい歌を歌う。そんなに泣くのはおやめ、という私の言葉も届かず、彼女はただ泣く、泣く。いつしか涙に濡れた指が私から離れる。私にとっては最高の別れの歌。 23@firefllly ここに生まれて100年。春が来る度に花を咲かせて、たくさんの別れと出会いを見守ってきた。町も随分変わった。私は今年も変わらず、ピカピカのランドセルの子供や、あの老夫婦のために咲かせよう。精一杯の桜を。夏には、大きな道路が作られる。今年が最後だ。 24@wth_akm 屋上から落ちて息絶えたにんげんを目の前にして、そういえばにんげんの生は一度きりのものなのだとぼんやり考える午前8時半。たまには羨ましく思うことだって、ある。 33@CeleronYokohaba  ・---・ --- ・-・- ・-・-・ -- ---- -・・・ -・・・ ・・ 僕は生まれ変わった。どうやらモームス信号?を発する機械になったらしい。とりあえず良く分からないのでツーツー言ってます。意外と毎日が充実してます。 36@foni42 あなたは隣の子とばかり遊んで私にあまり構ってくれない、たまに私に触れてきても、またすぐ隣の子のところへ言ってしまう、あの子が醜くなっていき、私が綺麗なままでも・・・。そう、私はマウスの右クリックに転生した。 44@tiyomatsu 今日も私は畑の中に案山子としてボンヤリと立っている。鳥たちも私に慣れ、畑に植えられた作物は馬鈴薯だ。世界は広いという言葉に劣等感を感じたこともあったが目に見える範囲だけを世界と読んで前向きに生きようと思う。どうせ後ろ向きにはなれないのだから。 47@usizimakouhei 今回の人生は平凡だった。たいした起伏も無く、ひたすら善良に生きただけだった。そういえば、変な格好した連中に村の名前を訊かれ、答えてやったのにも関わらず、そいつらに家の薬草やゴールドを盗られたことがあった。まぁ、いい人生だった。 53@kikaku0108 私は昔、動物園の動物は狭い中に押し込められて見世物となり可哀想だと思っていた。しかし実際は、ずいぶんと過ごしやすい。飯は勝手に来るし、敵に怯えることもない。見世物になるのも苦ではなかった。今日も長い首振って客を出迎える。最高のニート生活だ。 57@Haisokkusu 俺は大泥棒。猫のように目を光らせ、暗い路地を駆け巡る。今日もしつこい警察に追われ、高層ビルの屋上。拳銃を構える警察を尻目に、俺は華麗に飛び降りる。急降下する視界の中でふと気づいた。ああ、やっちまった。俺はもう鳥じゃないから飛べやしないのにな。 59@sonakana ヒトの子として生まれたようだ。母は疲れ果てているが優しさに溢れた目で俺を見ている。父は涙と笑顔で顔を皺くちゃしている。大泥棒として名を馳せ誇らしげに思っていた自分が恥ずかしくなる。この涙はどうしようもない後悔と、愛に包まれた嬉しさによるもの。 60@yukio0079 「ここはオレにオレに任せて先に行けよ。」このセリフを言ったのも一体何度目だろう…。そんな顔するなよ…。どうせ俺は何度でも蘇る…。 71@kikaku0108 私が何度言っても娘は猫に対しての暴力をやめなかった。私が理由を聞くと娘は決まって親の仇だと言う。私は生きていると言っても娘は聞かなかった。ある時、娘が悲しそうにたたずんでいるのを見た。娘の手のひらにはネズミの死がいが乗っていた。 82@foni42 宇宙に行きたかったボクはスペースシャトルになることができたんだ。遂に出発の日、ボクは宇宙へ向けて舞い上がる・・・そのときだった、ボクは切り離され真っ青な海に落ちて行った。ボクは何もない海底で自分がロケットブースターだったことを知ったのさ。 86@KininaruVege ある時男は大地だった。男は空だった時こう言っていた。「俺はパンツが覗きたい。」でも、大地になってしまったら、何十億人の人々に踏まれるじゃないか。男はこう言う。「我々の世界ではご褒美です。」 97@neet_12345 「光よあれー」と投げやりな声が聞こえて僕は生まれた。え、そんな簡単に生まれるの?と考える間もなく体が直進し始める。速い、速い、超速い。ていうか超反射する。痛い。速い。訳も分からないまま徐々に吸収された僕はまた闇に消えた。 124@neet_12345 「あ、ライターないな…久々にこれで火つけるか」シュッ!アタシは死んだ。マサーツ(笑) 127@usizimakouhei 夕暮れの教室。今日も我が主の同級生である彼がやって来る。頬を紅潮させ、薄気味悪い笑みを浮かべながら私を舐める。これはたて笛の宿命故仕方あるまい。でも一つだけ言わせて欲しい。君の好きな娘の席は隣だ。 133@firefllly なんか空気ぐんぐん入れられたと思ったら、今風船なわけね。と思ったラ、ヘリウムガスダァ!フワフワイイ気分ー。イエーイ!オォ、カワイイ女ノ子にモラワレタ!と思ッタラ手カラ離レタ!ヤッタ!!空に飛ビタテルぜ!ん?木?ガサガサッ!パァァン!! ・・・ 137@furenji 見知らぬ女性からスニーカーを貰った。理由を尋ねると「26年前、あなたが私に願ったから」。いささか不気味だが、最近の運動不足が気になるし、ありがたく使わせて戴こう。 26年前といえば、天体観測に勤しんでいた頃か。夏に見た流星群には感動したものだ。 144@fotori 彼は、羽が退化していて飛べないし、引き篭っているうちに大きくなり過ぎて、洞窟から出られなくなった哀れな竜だ。大きな体を丸めて、全身は苔だらけ。「誰か助けて」竜が涙を零す。何に生まれればこいつを助けられるかな。僕は胞子を飛ばしながら考えた。 171@fotori 笹の葉になった時は、笹舟になって遠くへ行ったし、風は私を、色々な所へ連れて行ってくれた。今、舞い落ちる桜の花びらも、遠くへ行きたいのだろうか。私は、髪についた花びらをそのままにして歩いた。 198@KininaruVege 「あんっっっっ、らめぇぇええ!そんなにぃぃいい、おさないでええぇぇぇえ!出ちゃう!出ちゃうのおおお!」 カチカチカチ 「おかしいなあ、シャー芯が出てこないぞ?シャー芯入ってんのに。」 カチカチカチ
ほんとは全部読んで欲しいけれど読むのが大変なので、そういった人向けに個人的に気に入ったお話をピックアップさせていただきました。 個人的に面白いと思ったお話を選んだので、もっと面白いと感じるお話も他にあるとおもいます。なので是非投稿された全てのお話を読んで欲しいです。 [[■全投稿作品>http://www42.atwiki.jp/soysource/pages/85.html]] 今回ピックアップしたお話から別のお話に対するちょっとしたリンクがあったりすることもあるんですが、割愛。また、リンクが面白いお話も割愛。 3@sosoro1103 凍えるような寒さの夜。ヒラヒラと舞い落ちる小さな輝き。彼は雪の結晶。仲間の結晶達も後に続くように夜空を舞う。これから彼等が大地に降り積もり、一面を真っ白に染め上げるだろう。やった、地面に一番乗りだ。小さな喜びを胸に、彼はゆっくりと溶けていく。 11@atomiking ひらがな、むずかしい。ぼくがいま、えほんだからです。むずかしいことは、かけなくなりました。ぼくが こうじえん のとき…あれはあれで ぜいたく だったとおもう。でも、ぼくをよむこどもがえがお。むかしのことは、わすれよう。ほんのじんせいは、ながい。 13@furenji 薬として生まれた彼は、人の役に立ちたかった。ウイルスに打ち勝つ日を今か今かと待っていた。ある日、彼は包装から取り出され、大悪党の掌に置かれた。彼は喜び勇んで大悪党に飲みこまれた。大悪党は彼の力で健康になり、さらに悪事を重ねた。 20@gekidan7triaez スクラップ寸前のピアノである私は、可愛らしい彼女に指でなぞられ、叩かれ、悲しい歌を歌う。そんなに泣くのはおやめ、という私の言葉も届かず、彼女はただ泣く、泣く。いつしか涙に濡れた指が私から離れる。私にとっては最高の別れの歌。 23@firefllly ここに生まれて100年。春が来る度に花を咲かせて、たくさんの別れと出会いを見守ってきた。町も随分変わった。私は今年も変わらず、ピカピカのランドセルの子供や、あの老夫婦のために咲かせよう。精一杯の桜を。夏には、大きな道路が作られる。今年が最後だ。 24@wth_akm 屋上から落ちて息絶えたにんげんを目の前にして、そういえばにんげんの生は一度きりのものなのだとぼんやり考える午前8時半。たまには羨ましく思うことだって、ある。 33@CeleronYokohaba  ・---・ --- ・-・- ・-・-・ -- ---- -・・・ -・・・ ・・ 僕は生まれ変わった。どうやらモームス信号?を発する機械になったらしい。とりあえず良く分からないのでツーツー言ってます。意外と毎日が充実してます。 36@foni42 あなたは隣の子とばかり遊んで私にあまり構ってくれない、たまに私に触れてきても、またすぐ隣の子のところへ言ってしまう、あの子が醜くなっていき、私が綺麗なままでも・・・。そう、私はマウスの右クリックに転生した。 44@tiyomatsu 今日も私は畑の中に案山子としてボンヤリと立っている。鳥たちも私に慣れ、畑に植えられた作物は馬鈴薯だ。世界は広いという言葉に劣等感を感じたこともあったが目に見える範囲だけを世界と読んで前向きに生きようと思う。どうせ後ろ向きにはなれないのだから。 47@usizimakouhei 今回の人生は平凡だった。たいした起伏も無く、ひたすら善良に生きただけだった。そういえば、変な格好した連中に村の名前を訊かれ、答えてやったのにも関わらず、そいつらに家の薬草やゴールドを盗られたことがあった。まぁ、いい人生だった。 53@kikaku0108 私は昔、動物園の動物は狭い中に押し込められて見世物となり可哀想だと思っていた。しかし実際は、ずいぶんと過ごしやすい。飯は勝手に来るし、敵に怯えることもない。見世物になるのも苦ではなかった。今日も長い首振って客を出迎える。最高のニート生活だ。 57@Haisokkusu 俺は大泥棒。猫のように目を光らせ、暗い路地を駆け巡る。今日もしつこい警察に追われ、高層ビルの屋上。拳銃を構える警察を尻目に、俺は華麗に飛び降りる。急降下する視界の中でふと気づいた。ああ、やっちまった。俺はもう鳥じゃないから飛べやしないのにな。 59@sonakana ヒトの子として生まれたようだ。母は疲れ果てているが優しさに溢れた目で俺を見ている。父は涙と笑顔で顔を皺くちゃしている。大泥棒として名を馳せ誇らしげに思っていた自分が恥ずかしくなる。この涙はどうしようもない後悔と、愛に包まれた嬉しさによるもの。 60@yukio0079 「ここはオレにオレに任せて先に行けよ。」このセリフを言ったのも一体何度目だろう…。そんな顔するなよ…。どうせ俺は何度でも蘇る…。 71@kikaku0108 私が何度言っても娘は猫に対しての暴力をやめなかった。私が理由を聞くと娘は決まって親の仇だと言う。私は生きていると言っても娘は聞かなかった。ある時、娘が悲しそうにたたずんでいるのを見た。娘の手のひらにはネズミの死がいが乗っていた。 82@foni42 宇宙に行きたかったボクはスペースシャトルになることができたんだ。遂に出発の日、ボクは宇宙へ向けて舞い上がる・・・そのときだった、ボクは切り離され真っ青な海に落ちて行った。ボクは何もない海底で自分がロケットブースターだったことを知ったのさ。 86@KininaruVege ある時男は大地だった。男は空だった時こう言っていた。「俺はパンツが覗きたい。」でも、大地になってしまったら、何十億人の人々に踏まれるじゃないか。男はこう言う。「我々の世界ではご褒美です。」 97@neet_12345 「光よあれー」と投げやりな声が聞こえて僕は生まれた。え、そんな簡単に生まれるの?と考える間もなく体が直進し始める。速い、速い、超速い。ていうか超反射する。痛い。速い。訳も分からないまま徐々に吸収された僕はまた闇に消えた。 124@neet_12345 「あ、ライターないな…久々にこれで火つけるか」シュッ!アタシは死んだ。マサーツ(笑) 127@usizimakouhei 夕暮れの教室。今日も我が主の同級生である彼がやって来る。頬を紅潮させ、薄気味悪い笑みを浮かべながら私を舐める。これはたて笛の宿命故仕方あるまい。でも一つだけ言わせて欲しい。君の好きな娘の席は隣だ。 133@firefllly なんか空気ぐんぐん入れられたと思ったら、今風船なわけね。と思ったラ、ヘリウムガスダァ!フワフワイイ気分ー。イエーイ!オォ、カワイイ女ノ子にモラワレタ!と思ッタラ手カラ離レタ!ヤッタ!!空に飛ビタテルぜ!ん?木?ガサガサッ!パァァン!! ・・・ 137@furenji 見知らぬ女性からスニーカーを貰った。理由を尋ねると「26年前、あなたが私に願ったから」。いささか不気味だが、最近の運動不足が気になるし、ありがたく使わせて戴こう。 26年前といえば、天体観測に勤しんでいた頃か。夏に見た流星群には感動したものだ。 144@fotori 彼は、羽が退化していて飛べないし、引き篭っているうちに大きくなり過ぎて、洞窟から出られなくなった哀れな竜だ。大きな体を丸めて、全身は苔だらけ。「誰か助けて」竜が涙を零す。何に生まれればこいつを助けられるかな。僕は胞子を飛ばしながら考えた。 171@fotori 笹の葉になった時は、笹舟になって遠くへ行ったし、風は私を、色々な所へ連れて行ってくれた。今、舞い落ちる桜の花びらも、遠くへ行きたいのだろうか。私は、髪についた花びらをそのままにして歩いた。 198@KininaruVege 「あんっっっっ、らめぇぇええ!そんなにぃぃいい、おさないでええぇぇぇえ!出ちゃう!出ちゃうのおおお!」 カチカチカチ 「おかしいなあ、シャー芯が出てこないぞ?シャー芯入ってんのに。」 カチカチカチ

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