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メモ帳/Twitterリレー童話企画/全てのおはなし

    

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1@soysource
彼は消しゴム 擦れて減った体は捨てられてゆく でも彼は地図に載るという夢のためにふんばって生き続けた ふんばった結果カスはねりケシになり 彼が残すねりケシは大きくなっていった そしてとうとうねりケシは島になった 夢が叶った彼はもういなかった

2@soysource
僕は僕をダンゴムシだと思っていた。みんな僕のことをダンゴムシって呼んでいたから。でも僕は水面に映る僕の姿を見て気づいた。僕はアルマジロだった。ダンゴムシは僕につけられた名前だった。バカにされていたんだ。今日僕は強くなろうと誓った。あと美白する。

3@sosoro1103
凍えるような寒さの夜。ヒラヒラと舞い落ちる小さな輝き。彼は雪の結晶。仲間の結晶達も後に続くように夜空を舞う。これから彼等が大地に降り積もり、一面を真っ白に染め上げるだろう。やった、地面に一番乗りだ。小さな喜びを胸に、彼はゆっくりと溶けていく。

4@pino_tabecco
僕を手に、子供が色んなゲームをやってくれていた。僕で遊ぶために、学校から走ってくる子供。目一杯笑ってくれていた。でも、ある新参がキッカケで、僕は一切手を着けられなくなった。そうさ。どうせ僕はたかがスーパーファミコン。どうせ64には勝てないのさ。

5@Haisokkusu
私は冴えない男のラブドール。男は私に加奈子と名づけ、愛でるようになった。ある日、男は私を乱暴にクローゼットへ詰め込み扉を閉じた。部屋からは女の声が聞こえ、男はその女をカナコと呼んだ。次の日、私は廃棄物として処分され、男はカナコと幸せに暮らした。

6@dorami1
僕はルイ・ヴィトンのバッグに転生し、美女にご購入された。彼女と肩を組み出掛ける毎日は幸せだった。しかし僕はある日突然捨てられた。泣きながら自分のポケットの内側を見るとnikeと書いてある。そこに書かれたマークは〆。ナイキですらなかった・・・

7@usizimakouhei
公園に来る人はみな私に座る。弁当を食べる女性、昼寝するおじさん、愛を語り合うカップル・・・いろんな人がいた。今目の前にいる人は笑っている。彼はへらへら笑いながら私にバットを振り下ろした。あえなく私はバラバラになった。

8@atomiking
携帯電話の中には僅かな金が入っているとか。いくら色々に成り変わってきたからといって、これ程身体中を弄くり回された事はない。資源を取り出された身体は鉄屑に混ざっていた。やっと捨てられる。まさか次が無いことはあるまい。この人生は最後まで散々だった。

9@sonakana
紙を繰る音…明転――「ふはぁ…つかさぁ……」週刊少年ジャップのエロ枠漫画の、僕が大好きだった登場人物の名。どうやら僕は現在、つかさらしい。みるみる目前の男の顔が険しくなっていく。大好きなキャラとして、見知らぬ男に使われる憤り。無力感。 暗転――

10@hukubu1985
僕はあの娘に恋をした。彼女は町のウエイトレス、僕はいつも店の窓越しに彼女を見ていた。そんなある日彼女の気まぐれか、彼女は僕を摘み、花瓶に活けた。それから毎日、水を入れ替え僕にほほ笑んでくれた。その笑顔、やっぱり君だったんだね。また会えて嬉しいな

11@atomiking
ひらがな、むずかしい。ぼくがいま、えほんだからです。むずかしいことは、かけなくなりました。ぼくが こうじえん のとき…あれはあれで ぜいたく だったとおもう。でも、ぼくをよむこどもがえがお。むかしのことは、わすれよう。ほんのじんせいは、ながい。

12@conbini
僕はあの子の鼻毛。最近忙しいのか手入れを全くせず、体が尋常ではない速さで伸びているのが分かる。嗚呼このまま伸び続けてしまったら、私は電信柱の頂に到達するのでは?と淡い期待もしたがすぐ辞めた。私は鼻からチラッと出てしまうと抜かれてしまうんだ。

13@furenji
薬として生まれた彼は、人の役に立ちたかった。ウイルスに打ち勝つ日を今か今かと待っていた。ある日、彼は包装から取り出され、大悪党の掌に置かれた。彼は喜び勇んで大悪党に飲みこまれた。大悪党は彼の力で健康になり、さらに悪事を重ねた。

14@salon_de_pro
多くの女達が僕の名前を使って男達を誘惑した。愚かな男達は妖艶な肢体に導かれ罠に落ちていった。ある日上書きされた上目遣いの美少女に、僕は恋をした。けれど至福の時は長く続かなかった。omanko.gifは既に存在します。上書きしますか?

15@nebusyoku
僕はついにループから抜け出した。なぜかって? それは僕が正直者だからさ。生まれ変わりなんてものは僕には似合わない。僕が何もせずに存在しているだけで、この世界はとても平和なんだ。ああそうそう、みんな僕のことを変な風に言うんだ。嘘つき、ってね。

16@tibuyaro
只今18回目

17@zooey1223
男が引き金を引くと撃鉄が俺の尻に仕込まれた雷管をぶっ叩いた、爆発とともに銃身を一気に通り抜けフロントサイトの思惑どうりに銃口から脂ぎったオールバックの脳天めがけて飛び出した。頭蓋骨をぶち破り前頭葉から側頭葉に到達したあたりで力尽きてしまった。

18@sosoro1103
みんな僕に入るとすぐウトウトしちゃうんだから。ほら、また1人テレビを観ながら寝ちゃったね。ちゃんと布団で寝ないと風邪引くよ。やれやれ、おやすみなさい。僕はこたつ。もうすぐ冬が終わる。少しさみしくなるけど、寒くなったらまた会えるよね。待ってるよ。

19@usizimakouhei
働き蜂として私は生まれた。名前の通り一生働き通し。結婚もできず、群れのため、女王蜂のためにこの身を尽くすことになるだろう。そんなのは御免だったので、雀蜂に密告して巣を壊滅させた。働き蜂としてしか生きる術を知らなかった私は、結局のたれ死んだ。

20@gekidan7triaez
スクラップ寸前のピアノである私は、可愛らしい彼女に指でなぞられ、叩かれ、悲しい歌を歌う。そんなに泣くのはおやめ、という私の言葉も届かず、彼女はただ泣く、泣く。いつしか涙に濡れた指が私から離れる。私にとっては最高の別れの歌。

21@hedoro01
皆はまるで汚物を視るような眼で僕を視る。或る者は履物を叩きつけてくる。また或る者は何かを噴霧してくる。それでも僕はしぶとく生きる。ある時、珍しく僕に御飯をくれた人がいた。匂いにつられて近づくと、身動きが取れなくなっていた。そうして僕は息絶えた。

22@furenji
憎い。食器が憎い。奴らが清潔でいられるのは、私のおかげなのだ。それなのに奴らはただ汚れを押しつけるばかり。欠片ほどの感謝も見せない。私の自慢だったカラフルなルックスは日に日に褪せていく。今の救いは、体に残った洗剤の、シトラスの香りだけだ。憎い。

23@firefllly
ここに生まれて100年。春が来る度に花を咲かせて、たくさんの別れと出会いを見守ってきた。町も随分変わった。私は今年も変わらず、ピカピカのランドセルの子供や、あの老夫婦のために咲かせよう。精一杯の桜を。夏には、大きな道路が作られる。今年が最後だ。

24@wth_akm
屋上から落ちて息絶えたにんげんを目の前にして、そういえばにんげんの生は一度きりのものなのだとぼんやり考える午前8時半。たまには羨ましく思うことだって、ある。

25@atomiking
香しき たわわに実る その胸を 横から覗け 隙は僅かぞ …この褒美に余りある苦痛。せめて彼女が運動部だったら…この際汗臭い男子に使い回されても仕方ない!もう9月だ!君が今夏に使い切ってくれないなら、お母様に期待するしかない。早く棄ててくれ頼む

26@usizimakouhei
僕一人だけが生き残った。鼻毛になった時とはえらい違いだ。国民的一家の長の頭にぽつん。僕が倒れたら日曜の夕方はどうなってしまうというのか。凄まじいプレッシャーに押しつぶされそうになりながら、今日も頭皮にしがみつく。

27@qqquatrefoil
無数の物語が僕に映写される。無数の誰かが僕を観賞する。無数の誰かを僕は観賞する。無数の僕を僕は観賞する。美白しすぎた。

28@CeleronYokohaba
新しい僕を見て誰かが言う、彼はトロそうだと。僕はトロくない。でも腹の肉はトロのように脂が乗っていそうだ。誰かが言う、彼はバカだと。僕はバカじゃない。いや逆立ちすればバカになるか。じゃあ僕は何だろう?・・・カバ?違うね、僕はヒポポタマス!!

29@Nmiya1010
どうしてそんな男がいいんだい、君を大切にしてくれている男が居るというのに。その男、アドレス帳の上から十番目の男だろう。ほら、出てやりなよ。留守電を聞かされる僕の身にもなってくれよ。君の好きな音楽を鳴らしてあげているじゃないか

30@mmi924
喉を潤す為に生まれた僕は、狭い場所に閉じ込められなければいけないという。僕は窮屈な思いをしながらそこに入った。ある日僕は外に出ることができた。僕は解放されたのだ。喜んだのも束の間。僕は何かに吸い込まれた。最後に見えたのは真っ赤なトンネルだった。

31@dorami1
僕は念願だったアイドルに転生。超絶可愛いのに秋葉原で握手会しても客は3人しか来ない。ある日ドラマに通りすがりの役で出演すると、放送後ドラマの掲示板には僕に対する褒め言葉で埋められていた。全て一人の手による書き込みとわかったのは武道館ライブの後

32@kadomatu
暑い。声を出したはずなのに、出るのは濃度の薄い空気だけだった。憧れのあの人がそばに来て、嫌な顔をして去って行った。私はせめて匂いだけでもとそっと彼女の指に吐息を絡ませた。もう十分ださぁ消してくれ。彼女が愛す口の臭い男が黙って煙草を捨てた。

33@CeleronYokohaba
 ・---・ --- ・-・- ・-・-・ -- ---- -・・・ -・・・ ・・ 僕は生まれ変わった。どうやらモームス信号?を発する機械になったらしい。とりあえず良く分からないのでツーツー言ってます。意外と毎日が充実してます。

34@dorami1
僕はアヤという子に大切にされていたが、卒業式の日何故か僕は男の筆箱の中にいた。年月が過ぎ、男は引出しから僕を見つけるなりどこかへ向かう。僕を握り締めた男の手は汗ばんでいた。公園に見覚えある顔。大人びていたが屈託のない笑顔は紛れもなくアヤだった

35@KininaruVege
ある時男は王様だった。男には、欲しいものは何でも手に入ったし、やりたいことは何でもできた。でも、本当に欲しいものだけは、一つも持っていなかったのだと気がついたのは、炎が男の身を焦がしている時であった。

36@foni42
あなたは隣の子とばかり遊んで私にあまり構ってくれない、たまに私に触れてきても、またすぐ隣の子のところへ言ってしまう、あの子が醜くなっていき、私が綺麗なままでも・・・。そう、私はマウスの右クリックに転生した。

37@atomiking
寿命が決まってるってのは気が楽だ。運が良いことに家族は毎日にこにこと私を破りに来る。時々7歳の末っ子が2、3枚破って叱られているのを見るが、ここは絵に描いたように幸せな家庭だ。ああ、おはよう。君が大人になっていくのを見届けられないのが寂しいよ。

38@furenji
俺は長くともあと3日の命。自分の賞味期限を知ってしまった日から、ずっと焦っている。店の客入りはそれなりに良いのだが、俺自身は昨日も一昨日もこの場所から動いていない。このままただのゴミになるなんて嫌だ。誰でもいい。俺を食べてくれ。

39@furenji
のんびり過ごしている。年1回の点検時にひと鳴き。それさえこなせば、あとはぼーっとしているだけで良い。気楽だ。「災害は忘れたころにやってくる」とは言うが、ここの家主はしっかり者だし、そもそも火事なんて、そうそう起こるものではないだろう。

40@ugociyo
とある時代、とある世界で、私は旅をしていた。かの賢人ゼノス・レ・ムントグントと共に、我ら黒の民の悲願を達するべくガウスの石に関与するインフォメーショネルを追い求めてダンダニアルモアパル大陸に差し掛かったあたりで強烈な便意に襲われ私は旅を辞めた。

41@sosoro1103
人参、じゃがいも、玉葱、お肉。今日はカレーかな。いい匂いだね。おや、電話だ。火加減には気をつけてね。美味しくできるといいね。ちょっと電話が長すぎないかな?コゲ臭くなってきたよ。あれ、焦げてるのはカレーじゃなくて僕だ。カレー を入れてる僕の体だ。

42@fotori
私は奴隷に転生した。これから王の墓を造るらしい。混雑する記憶が確かなら、その王は私の息子だったはずだ。今は違うとしても、親だった私に墓を造らせるとは、何と言う子供だ。花を捧げることはできないが、せめて立派な墓を造ってやろう。

43@Policy25
ある時その男性は鳥でした。人とお話ができる鳥です。彼は飼われていました。前世の記憶がある彼は、主人に自分の気持ちを伝えようとしました。「育ててくれてありがとう」と。しかし言葉は出ませんでした。主人はお話の練習をさせていませんでした。

44@tiyomatsu
今日も私は畑の中に案山子としてボンヤリと立っている。鳥たちも私に慣れ、畑に植えられた作物は馬鈴薯だ。世界は広いという言葉に劣等感を感じたこともあったが目に見える範囲だけを世界と読んで前向きに生きようと思う。どうせ後ろ向きにはなれないのだから。

45@onihsoy
ころころころころ。彼は転がる転がされる。飽きたらその辺に放置される。本当はキラキラしていたい。だけど転がされるだけなのも悪くない。いつか勝手に転がっていこう。彼は心の中でそう思う。そんなビー玉の話。

46@e__bi
初めはこの体に嫌悪感をもっていたけどゴキブリも案外悪くない。足は速いし空も飛べる。ご飯も汚いけど慣れたら全然平気だ。さあ、明日はどこを駆け回ろうか。

47@usizimakouhei
今回の人生は平凡だった。たいした起伏も無く、ひたすら善良に生きただけだった。そういえば、変な格好した連中に村の名前を訊かれ、答えてやったのにも関わらず、そいつらに家の薬草やゴールドを盗られたことがあった。まぁ、いい人生だった。

48@conbini
僕は寝ぼすけな蛙。真冬に目が覚めた。僕の夢は空を飛ぶ事、毎日一生懸命空へ向かってジャンプしていた。努力が認められて高飛びの日本代表選手に選ばれた。嬉しくて夢じゃないかと思いホッペをつねったら痛くて死んだ。という夢を冬眠中に見て僕は2度寝した。

49@uonomeee
嫌だ、私は白球を打ちたい。向かってくる白球に身体をぶつけ、歓声に身を浸したい。…今私は体中から釘を生やし、血に濡れている。身を浸すのは悲鳴と怒声。どうしてこんなことに… ああ、やめて。ベンチだけは壊したくない。あの日の私の記憶が全身を恐怖させる

50@ugociyo
彼は日めくりカレンダー。自分の命がきっかり一年であることを静かに受け入れている。彼に取って3月2日という時期は、我々の人生で言えば20歳といったところか。春を告げるにふさわしい、まさに青春を謳歌している青年そのものだろう。

51@01523km
この人生は長くなりそうだ。僕は都市の中心に聳え立つ高層ビルに生まれ変わった。なんでも世界一の高さらしく、完成を祝うたくさんの人が僕の足元に群がっている。少し億劫になっていると視界にある物が写った。”それ”はまっすぐ僕に向かってくる。

52@atomiking
荒む。荒むよねーほんと。ね。僕はね、筆を走らせる君を見上げてわくわくしていたんだよ。「堅苦しい本じゃない、マンガ!これは漫画か!」…ぬか喜びでした。僕と君は趣味が合わないみたいです。心配してないよ、きっとボツになる。あ、シュレッダーがいいな

53@kikaku0108
私は昔、動物園の動物は狭い中に押し込められて見世物となり可哀想だと思っていた。しかし実際は、ずいぶんと過ごしやすい。飯は勝手に来るし、敵に怯えることもない。見世物になるのも苦ではなかった。今日も長い首振って客を出迎える。最高のニート生活だ。

54@01523km
僕を手放す人間は大抵喜ばない。しかし今僕を若い女に渡し引き換えに生クリームの乗った可愛らしいケーキと6本のロウソクを手にした男の表情は、とても嬉しそうだ。

55@kikaku0108
産まれて初めて嫁ができた。巷では美人と噂されるほどの嫁だ。うれしくて意気揚々とセックスをする。しかし俺は忘れていた。このセックスが終わったら嫁に食われることに。かぷっ

56@furenji
愛しの彼女が、僕を右手の人差し指に貼ってくれた。料理の途中で切ったらしい。すべすべした肌。血の温かさが心地いい。一緒に作ったお弁当を持って、彼女と僕は外出した。駅に着くと彼女はお弁当を左手に持ち替え、右手で男の掌を握って幸せそうに歩き出した。

57@Haisokkusu
俺は大泥棒。猫のように目を光らせ、暗い路地を駆け巡る。今日もしつこい警察に追われ、高層ビルの屋上。拳銃を構える警察を尻目に、俺は華麗に飛び降りる。急降下する視界の中でふと気づいた。ああ、やっちまった。俺はもう鳥じゃないから飛べやしないのにな。

58@hako2
なんだ、また人間か。

59@sonakana
ヒトの子として生まれたようだ。母は疲れ果てているが優しさに溢れた目で俺を見ている。父は涙と笑顔で顔を皺くちゃしている。大泥棒として名を馳せ誇らしげに思っていた自分が恥ずかしくなる。この涙はどうしようもない後悔と、愛に包まれた嬉しさによるもの。

60@yukio0079
「ここはオレにオレに任せて先に行けよ。」このセリフを言ったのも一体何度目だろう…。そんな顔するなよ…。どうせ俺は何度でも蘇る…。

61@Haisokkusu
我輩は猫。老いぼれた三毛猫である。捨てられた我輩を拾ったのは若い夫婦であった。夫婦には子供がいない。女はよく泣いていた。我輩は思う、もしまた転生できるのであれば、この夫婦の子になりたいと。そして我輩は女の膝の上で眠りにつく。女はまた泣いていた。

62@gamefrogs
「食べないの?」彼女の声が転がるように響いて、ぴんと尖った愛らしい耳を見つめていた俺を呼び戻す。目の前に用意された灰色の食事は、その鼓動を微かに残していた。背徳心で息が詰まる。なぜ、猫になど。俺は意を決して、かつての姿にぷすりと爪を突き刺した。

63@firefllly
しまった。ちょっとばかりタイミングを間違ったな。今の父さんと母さんには、親不孝な事しかしてこれなかった。ごめん。ただ、この終わり方には後悔してない。猫を救えたんだ。ほら、俺は経験済みだからさ。轢かれて終わることの寂しさを。だから、これでいい。

64@hako2
ああ、また大豆製品。納豆に始まり、醤油に豆腐にきな粉に味噌。この国の人間はどれだけ大豆を摂取したいんだ。

65@pakirasama
待つだけというのも退屈だな。まあ競い合うだけの男側の時に比べれば遥かにいい。険しい道を私に会う為に越えて来るのだ、1番の男と結ばれるのも悪くないな。…おや?ここは…!?女になっても結局白い世界で果てるのか。血まみれの分男より性質悪いか…

66@atomiking
やっと人間になった頃には外の世界は随分と様変わりしていた。初めて産まれた土地、16人目の母はとても優しかった。18歳までは長かったが、広辞苑の時ほどではない。すっかり見慣れた地図を手に、僕は旅に出る。消えた島がいくつかある。新たに生まれた島も。

67@zakkyi
僕は涙、君の悲しみの雨。君はとても弱いから僕は君に何回も呼び出されるんだ。勘弁してくれよ、もう散々なんだ。早く僕を嫌いになってくれよ。君を励ます事等出来やしない僕を。

68@atomiking
掘れ!掘れ!掘れ!スコップを振り上げろ!まだ、だいぶ下だ!大丈夫だ!思い切り掘れ!見つけるんだ!新たな歴史へ辿り着け。この下に僕がいる!

69@usizimakouhei
彼がこの世を去って5年過ぎた朝のこと。ゴミを捨てに表へ出た時、チュンチュン鳴いていた一羽の雀が、急に鳴き止み私を見つめた。その瞬間、何故か涙が止まらなくなった。

70@zakkyi
僕はあの子が書いたラブレター。笑っちゃうだろ、今時ラブレターなんて。だけど純粋な好きという愛情が僕には沢山つまっているのさ。ところでそこのお前、僕を読まずにそのゴミ箱に捨てるなんて思ってないよな。あの子が一生懸命お前のために生み出した僕を。

71@kikaku0108
私が何度言っても娘は猫に対しての暴力をやめなかった。私が理由を聞くと娘は決まって親の仇だと言う。私は生きていると言っても娘は聞かなかった。ある時、娘が悲しそうにたたずんでいるのを見た。娘の手のひらにはネズミの死がいが乗っていた。

72 @hako2
もう1000回近く転生しているのに、いまだに俺は地球を抜け出せないのか。

73@nebusyoku
兄さんは美人さんで、姉さんはイケメンさんだった。僕はきっとブサイクさんかブスさんだと思うけど、鼻をかまれた友達よりはマシかな。お、僕の番だ、と思ったら投げ捨てられた。芯に残った2センチでもお尻は拭けるのに。僕の気持ちを尻もしないで、ひどいなあ

74@sonakana
ようやく買われた。しかも超絶美人。今、俺は缶コーヒー。俺が彼女を暖め、彼女が俺を愛撫する。俺の存在しないチンポがおっき。むくりなう。今は余計な事は忘れて、ひと時の甘美を愉しむことにする。

75@Policy25
僕は今何だろう?生まれてから光を見たことがない。数年経った。そして僕は気づいた。蝉だ。今から外に出ないといけない。飛び立つために。外に出ると、体は光に包まれた。初めに視界に入ったのは、口を開けた猫だった。今まで通り、僕は次の転生に期待を込めた。

76@cafemoca19
君は下ばかり向いてなかなか上を見ない。私が君の元へきたのはコンクリートの溝なんかをはっきりと見せるためじゃない。さぁ勇気を出してその顔を上げて、私越しに世界を見てごらん。鮮やかで美しい景色が君の前には広がっているだろう?

77@fotori
「俺は何回も死んだんだぜ。」「あら、私も何回も貴方と生きたわよ。」「それは気がつかなかったな。でもどうやって俺だって分かるんだ?」「あら、何で私だって分からないの?」「悪いけど、分からないんだ。」「ふふ、今度は貴方から気がついてよね。」

78@nebusyoku
また染んだので天声した。抱けど来れは、時分出もナニを炒っているのか若ら無い。五時返還は麺道過ぎる、恥四季があった百花自転だった殺が夏瑕疵い。漬かうひと我モンクを飯田氏たぞ。消去するのかヨ。あ、修正パッチが作動したからストップしt.......

79@pino_tabecco
なぜだろう。俺が顔を出すとみんなしかめっつらをする。でもそんな顔を見るのが俺は好きだ。まるで世界を操っているようだ。明日は少しひねくれて、水を垂らしてやろうか。そう。俺は雲になった。

80@conbini
君はよく頑張ったよ。僕がよく知ってる。メールの途中で相手が寝た時、どうしたのかな?と心配になる気持ち。他の異性と話をしている所を見て泣きたくなる気持ち。その片想いの気持ちが僕。寂しいけど君とは今日でお別れだね。さよなら、そして両想いおめでとう。

81@firefllly
今日やっと土から抜け出せる。生まれてから1年。今まで地味に生きてきたけど、今日からが人生の花だ。体を一生懸命光らせてみようじゃないか!光輝く人生の始まりさ。お!あの子可愛い!ちょっと光らせて、誘ってみよう。たとえ、残り短い人生と分かっていても。

82@foni42
宇宙に行きたかったボクはスペースシャトルになることができたんだ。遂に出発の日、ボクは宇宙へ向けて舞い上がる・・・そのときだった、ボクは切り離され真っ青な海に落ちて行った。ボクは何もない海底で自分がロケットブースターだったことを知ったのさ。

83@sonakana
とある中学校の校長室。「今日も、絶好調だぜ」  これを一度校長として言ってみたかった。我ながらよく分からない無駄な事をしたと思う。寒いんじゃぼけ!今回はもう死んで良いや~

84@usizimakouhei: ショーウィンドから眺める街は白く染まっていた。マネキンとしてすましている彼を、少年がじっと見ている。「室内っつっても寒いんだけど」と一人愚痴る。彼の着ていた服を着て、嬉しそうな顔で店を出る少年を見送りながら。

85@fotori
私がうたた寝を始めると、皆は私をバンバンと叩いて起こす。今日もうたた寝をし始めると、知らない顔が運ばれてきた。お母さんという女性が言う。「やっとブラウン管テレビから解放されるのね。」

86@KininaruVege
ある時男は大地だった。男は空だった時こう言っていた。「俺はパンツが覗きたい。」でも、大地になってしまったら、何十億人の人々に踏まれるじゃないか。男はこう言う。「我々の世界ではご褒美です。」

87@wth_akm
モノの寿命はいつかというと、そのときによって異なったりする。形を失ったときだったり、モノとしての用を成さなくなったときだったり、誰かに忘れられてしまったときだったりする。川の石なんかになったときは、気づけば眠っていたりする。まあ、いろいろ。

88@kikaku0108
きたないだって?何を君は言っているんだ。こんなにもがんばって生きているのに馬鹿にしているのか!もういい。君には疲れたよ。・・・全く、世の中には低能しかいないな。君もそう思うだろう? 私は黒く光る彼の死体に話しかける。自分の過去を思い出した。

89@furenji
道路の振動が支柱に伝わる。あのトラックはもう止まれない。真正面で赤を光らせているのに、なぜ少年は飛び出してしまったのだ。ああ、彼はかつての持ち主だ。私の次の自転車を手に入れて、はしゃいでいたのか。グシャリという音。細いタイヤが転がってきた。

90@atomiking
母さん、ごめん。貴女の息子は、僕なんだ。貴女の息子の人生が、僕のものになってしまった。どこからかこんな思いが降りてきて、自己嫌悪に陥る夜があった。僕は人の子 だった 。今は母さんの息子だけど、僕には本当の母さんがいたんだ。ごめん。ごめんなさい。

91@otoufu1
今日で張り込み7日目だ いや正しくは張り付けられてか・・私はガム。ある男に踏んづけられて男の靴の裏に住んでいる。この男どうも足元が危ない、いつもフラフラと歩く。ほらみたことかまた踏んづけた。やれやれ今度の同居人は茶色く少し臭う奴だな

92@zooey1223
NATO設立前のイタリア製ボルトアクションライフルから初速755m/sで発射された7.35mmの俺は目標物に命中するとアルミ製の弾頭が潰れ断面積が広がり運動エネルギーが拡散しさらに回転しながらケネディの頭半分を粉砕し射出口から飛びだした。

93@01523km
古ぼけたピアノから僕が生まれて、どれだけの月日が経っただろうか。何十年、もしかしたら何百年かもしれないが今でも僕はたくさんの人に口ずさまれている。

94@mugo_n
久しぶりに人間に転生したがあまりにも容姿がひどい。これではまともに生きていても良いことは少ないと判断し、一般的に悪とされている行為に一生を費やした。もともと孤独な私には、終身刑も死刑もなんの刑罰にもならない。欲求に素直に生きることも悪くないな

95@sosoro1103
真っ赤な魚の群れの中にただ1匹、体の黒い魚が泳いでいる。突如、群れを巨大なマグロが襲う。黒い魚の合図と共に群れが集まり巨大な魚のシルエットを作り出す。驚いたマグロは一目散に逃げていく。目の役割を果たしていた黒い魚が呟く。「絵本で読んだとおりだ」

96@neet_12345
おい、僕だ。見えているだろうか?そう、このツイートが僕だ。まさかツイートにまで転生するなんて思ってもみなかった。くそっ、せめて美少女のツイートに生まれたかったが…まぁいいだろう。TLから消えるまでの短い人生を僕なりに謳歌してみせるさ。

97@neet_12345
「光よあれー」と投げやりな声が聞こえて僕は生まれた。え、そんな簡単に生まれるの?と考える間もなく体が直進し始める。速い、速い、超速い。ていうか超反射する。痛い。速い。訳も分からないまま徐々に吸収された僕はまた闇に消えた。

98@neet_12345
目が覚めたときから僕は争うことを義務付けられていた。時が来たら決死の覚悟でただ一人しかたどり着けぬゴールに向かう。けどその時思い出したんだ。このゴールはただのスタートライン。そこから始まる長い苦しみ。僕は隣の奴にゴールをゆずることにした。暗転。

99@neet_12345
今度はチョコに転生した。日付は2/14。どうやら僕はこれから愛のキューピッドになるらしい。なんだかわくわくしながら僕はそのときを待った。ところが、様子がおかしい。女の子のすすり泣く声。投げ捨てられる感覚。僕は哀のキューピッドになってしまった。

100@Yasoichi
去年、妻と娘が遺体で発見された。人の形をしていただけで、愛する者の面影などなかった。そして、私は一人の男を殺した。男の「次は何がいいかな」という言葉が頭から離れなかった。しかしもうそんなことはどうでもいい。これから家族に会えるのだから。

101@neet_12345
はっきりと言おう。今の僕は孫よりかわいい存在である、と。さらにいうならば目からうろこよりも素晴らしい体験をさせられるそんな素晴らしい存在なのだ。だから、だから捨てないで欲しい。デイリーといっても2,3日は使えると思うから…ああ…!

102@zooey1223
過激なレーガン政権による格差社会が生んだならず者たちを取り締まるため作られたロボコップはオムニ社が支給したバレット対物狙撃用ライフルで重武装ロボットに50口径弾と化した俺を撃ち込むと特大のマズルブレーキから大量の発砲煙と硝煙の匂いが噴出した。

103@salon_de_pro
白いハイヒールが静かに蒸発している僕を踏みつけて舌打ちした。そんなに睨むなよ、携帯ばかり見て歩いていた君が悪いんじゃないか。たしかにその黒いシミは僕の体液だけどさ。青い空には虹がかかっていて、僕の体には油が浮いている。パンツの色は赤だった。

104@shiki5965
僕は美しい。うっとりとした目で女が僕を見つめている。「ああ、なんて美しいの」美しい彼女が美しい目を輝かせそう言った。そうだ、僕は美しいんだ。そして間もなく、僕は死んだ。美人薄命とはよく言ったものだな。「あら…鏡が割れてしまったわ」彼女は言った。

105@shiki5965
気付いたら僕は携帯電話だった。僕を見る彼女の顔はいつも幸せそうだった。ある日恐い顔をした男が僕を取り上げた。泣き叫ぶ彼女を背に男は僕の中身を次々と見ていく。そして大きな音がして、僕は真っ二つになった。何も聞こえなくなった。

106@kikaku0108
俺はついに最強の姿を手に入れた。老若男女ほとんどから愛されるその姿はまさに最強。特に女性受けがいいし、犬猫なんかより飼い易いのも利点だ。俺はただ飲み食いして、気が向いたら滑車を回してればいい。それだけでモテモテだ。最高に気分がいい。

107@neet_12345
「ファー…プルスコ…ファー…」だ、めだ  から、だがも、う、うごかな。い。ひさびさの、ともだちのあいても、できません。「ダッコ…シテ」ちからをふりしぼっても、ともだちはこわ、がるだけ。どうせてんせいすると、わかっていても、ぼくは、かなしい。

108@zooey1223
正面にいるのは囮であった。クルスクで遭遇したソ連軍は側面からわが軍を狙い始め砲戦の爆音と大型モーターによる無線のノイズの中で車長の怒鳴り声がインカムから装填手に伝わると砲塔バスケットから8.8cmL56砲弾の俺を取り出し主砲に押し込んだ。

109@wth_akm
「この世にはね、どうにもならないことが、たくさんあるんだよ」暖炉の前で椅子に揺られながら、年老いた男は膝に抱いた少女の頭を撫でた。少女は気持ちよさそうに眼を閉じている。「…この若造が」少女は幼さを残した声で、祖父に聞こえないように小さく呟いた。

110@uonomeee
可愛い彼女の首元を鮮やかに彩るのが、私の役目。鎖骨と胸元の間をゆらりゆらり…何だか少し落ち着かない。後少しチェーンが長かったら谷間に行けるのになあ。多分そっちの方が落ち着くと思うんだ。いつになってもスケベ心が失われないのは、嬉しいやら悲しいやら

111@uonomeee
チラチラと私に視線が向けられる。気を抜く暇が無い。だって針が狂ってしまったら、取り換えられてしまうから。まあ今回は中々楽とは言えないけれど、ずっと身につけてもらえるし、寂しさを感じることも少ない。これはこれで幸せか。愛用される限りは精一杯動こう

112@furenji
「か、金を出せ!」主が行員に俺を突きつける。バカかこいつは。こんな紛い物一つで強盗が成功すると本気で思っているのか。ああ、もう一度本物になりたい。銃弾の重さ。火薬の匂い。皆が俺を恐れる。グリップを握る者も、ヤケを起こしたウスノロではないはずだ。

113@atomiking
先生が得意気に読み上げる異国の言葉はカタコトで、とても聞いてなどいられなかった。配られた手製の練習問題にもおかしなところがそこここにある。僕は頬杖をついてそれらしい答えを選んでいった。そうだな、将来は教師もいいかもしれない。今の僕なら、

114@gamefrogs
さいごだ。雲の上から身をなげるんだ。死ににゆくのではないよ。ふうわりふわりとただよって、あたたかな地面にすいこまれていくだけだ。もしも叶うなら、きみが一目でもぼくを見て、きれいだねって言ってくれたらどんなに幸せだろう。白に生まれたぼくを見て。

115@gamefrogs: 三月の雪が頬をかすめた。恐らく最後の雪だろう。降り注ぐ白はどこか懐かしくて寒々しく、私の羽を冷やしていく。私は桜の枝に寄り添って、ぶるると小さく身震いした。目の前の膨らんだ蕾は、この雪が止むころ開くだろう。春が来るのだ。

116@atomiking: 隣の、隣の家の奥様はとても素敵な方で、うちの子が遊びに行く度良くしてくださるの。ただね、そこの娘さんがおかしな子で、時々お庭にガラクタを並べてにこにこ話しかけてるのよ。聞いたら「可哀想だから、ひなたぼっこしてるの」って。少し気味が悪いわ

117@firefllly: 口から心臓が飛び出る感じ。何回経験しても慣れない。でも、先輩が卒業する前にって思ってる。右手に手紙。びっくりするくらい乙女だ。昔、ラブレターになった時は、捨てるなよとか思ってたけど、今はどうでもいいや。ただ伝えられさえすれば。今、足を踏み出す。

118@Policy25: 幾多の記憶がある彼の、今の姿は蜘蛛でした。四方を見渡す彼の目は、いつも貴方を見ています。隠し事など通用しません。見られているのに気づきません。貴方は時にいけないことを、小さな罪を犯します。そんな時、彼は貴方に送ります。罪悪感を送ります。

119@fotori: 僕が普通ではないと知ったのは、いつだったかな。確か、世間話の中で言ったんだ。「前世は何だった?」帰ってきたのは、「ねーよ。」の一言。今、目の前の後輩が言う。「先輩、前世は何でしたか?、俺はですねー…」僕は先輩として彼に答えた。「ねーよ。」

120@atomiking
ずっと昔から使われてはいたけど、「おっぱい」って言葉は確か500年位前に一回流行してから国中に定着したんだ。それまではみんな、呼び方はばらばらだった。

121@morioooo
きみ、今日で何度目だい?僕の兄弟を何人殺せば気が済むんだ。簡単だろ?たった二文字だ。それを伝えればいい。僕らの主はよくわからない。ああ、また消すのかい。僕の人生も短かった。君の思いを相手に届けてやりたいのに。どうかその恋、うまくいきますように

122@morioooo
足が熱い。真っ赤に焼かれた鉄の靴を履いているせいだ。わたしは踊っている。世界で一番うつくしいと言われたあの娘は今、王子の隣で微笑んでいる。なんて最期だ、もう踊る力もない。意識が遠のく中、来世は誰からも愛されるプリンセスになりたいと小さく願った

123@usizimakouhei
渡す前に割るなよ・・・

124@neet_12345
「あ、ライターないな…久々にこれで火つけるか」シュッ!アタシは死んだ。マサーツ(笑)

125@neet_12345
1989年、この日はナニかチガウ――アタシは直感した。ガッシボカ!この日に彼らは旅行自由化になってアタシを破壊した。アタシは死んだ。ドイーツ(笑)

126@Haisokkusu
どうやら次はゲームの中らしい。以前、村の名を言うだけの人生も悪くなかったが、是非とも長いセリフを喋りたいものだ。私は目を開き、自身を見る。ああ、これは。私が少年の頃、何度も挑んだ魔王の姿。いいじゃないか、勇者よ。この名に恥じぬ闘いをしてやろう。

127@usizimakouhei
夕暮れの教室。今日も我が主の同級生である彼がやって来る。頬を紅潮させ、薄気味悪い笑みを浮かべながら私を舐める。これはたて笛の宿命故仕方あるまい。でも一つだけ言わせて欲しい。君の好きな娘の席は隣だ。

128@conbini
おいおいおい、これおれの意味ある?歩くとこみたいに隣の奴がピカピカすりゃいいじゃん。だって・・・ほらぁ~また行ったしー!!我は黄色い者なり。その命 自分の物だけとは 違います。皆も、交通ルール守ろう、ゼッタイ。

129@KininaruVege
急げ。---幾度となく転生を繰り返し、いつしか私は自分の死期を予感できるようになっていた。どうやら私に残された時間はあまりないらしい。死ぬ前に彼女に気持ちを伝えたい。---急ぐあまり道路に飛び出したのが運の尽き。死期予測の精度はあまり良くない

130@zooey1223
近代戦においてはすべてが自動で行われる。風向きや気圧、コリオリ効果などを考慮した弾道計算から機力による装填作業まで駆逐艦に配備されたMk42砲塔の弾薬庫で炸薬を腹に詰め込んだ5インチ徹甲榴弾の俺は眠っている。

131@atomiking
彼の絵は素晴らしいから。私は知っているから。さあさ、筆を持って。カンバスに向かうの。描いて!明日のパンなら心配ない。温かいスープなんて時々飲めたらいいじゃない。絵具があったらなんとかなる。描いて。たくさん遺して。数百年先までも私が見届けるから。

132@atomiking
僕が死んでから数日、家の中は忙しなく落ち着かなかった。幾度転生しようと自分が死んだ後なんて見たこともなかったから、なんだろう。凄く不思議な気分。僕の死は突然すぎて、身重の兄嫁を驚かせてしまったらしい。腕の中は温かい。また眠るまで僕の顔を見てよう

133@firefllly
なんか空気ぐんぐん入れられたと思ったら、今風船なわけね。と思ったラ、ヘリウムガスダァ!フワフワイイ気分ー。イエーイ!オォ、カワイイ女ノ子にモラワレタ!と思ッタラ手カラ離レタ!ヤッタ!!空に飛ビタテルぜ!ん?木?ガサガサッ!パァァン!! ・・・ 

134@firefllly
そのとき彼は靴だった。小さな赤い靴だった。幼く可憐な少女に大事に大事にされていたけれど、いつからか少女が彼を履いて外に出ることはなくなった。下駄箱の扉が開けられなくなって、もうどのくらい経つだろう。彼はそっと眠りにつく。次の転生への扉を開ける。

135@fotori
今日は外の景色を見ながらの移動だ。あのお店は喫茶店になったのか。駅の周りも何か綺麗になってるし、変わったなぁ。あ!今可愛い子と目が合った!ハロー!目を逸らさないでよ。恥ずかしいの?さて、この主人はチャックが開いていることにいつ気がつくのかな?

136@foni42
今度は一体何に転生したんだ。ん?なんかみんな叫んでるな、それもかなりの数だ、何かが破裂する音も聞こえるぞ、でも音が近づくにつれ叫び声が少なくなっている、そして俺は見た。巨大な指が俺たちを一つずつ潰しているのを。そーか今度はプチプチだったのか。

137@furenji
見知らぬ女性からスニーカーを貰った。理由を尋ねると「26年前、あなたが私に願ったから」。いささか不気味だが、最近の運動不足が気になるし、ありがたく使わせて戴こう。 26年前といえば、天体観測に勤しんでいた頃か。夏に見た流星群には感動したものだ。

138@fotori
誉められたって、嬉しくなんかないんだから!ただの絵画なんかじゃない。もっと、内面を見てよ。今度の主人は随分な髭面ね。男は私の中に隠されてた、数枚の写真を抜き出し、泣いた。あら、マイ・ロード?今度も人間に生まれ変わったのね。

139@morioooo
ほら、見てみなよ。僕らの舞台にみんな足を止めている。大きな音を立てて、人々が空を見上げているんだ、小さい子供が「わー」ってキラキラした笑顔ではしゃいじゃってさ。また人に生まれたら僕を作る人になろう。職人が足りないと主がこないだ嘆いていたからね

140@Yasoichi
赤だよ、赤。そう。次は緑。よし。最後は青ね。白じゃないよ。青だよ。青、青。違うよ、そっちじゃない。あ~、やっちゃった・・・。うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉらららららららぁぁぁぁぁぁぁぁあががあががががが!!!!!

141@Haisokkusu
ここ何回かの人生はとても忙しいものだった。さすがに記憶が混乱する。しばらく何も考えずに過ごそうと思う。最期がいつになるか分からないけれど、無心でいられるならそれだけでいい。僕は深く暗い海の底、一粒の砂として生きるだけだ。

142@BonChi0902
ああまたこの人生か。もう70回目じゃないか。そして君はまた悲しそうな顔して言うんだ。「君はわかってくれないね」って。またこの人生に巡り合うのはいつなんだろうか。次は君を笑顔に出来るかな。

143@zooey1223
将来、共和党の最終候補としてオバマ上院議員と大統領選を争うことになるベトナム戦争の英雄マケイン海軍少佐の操縦するA4戦闘爆撃機に抱かれたスマートな流線型の自由落下式汎用爆弾の俺は高射砲による対空砲火を避けるためハノイの空を超低空飛行で突き進んだ

144@fotori
彼は、羽が退化していて飛べないし、引き篭っているうちに大きくなり過ぎて、洞窟から出られなくなった哀れな竜だ。大きな体を丸めて、全身は苔だらけ。「誰か助けて」竜が涙を零す。何に生まれればこいつを助けられるかな。僕は胞子を飛ばしながら考えた。

145@morioooo
会社帰りに一人の少女が花束を渡してきた。「お誕生日おめでとう」そう言って人ごみに隠れるように去っていった。今日は俺の誕生日ではないんだが…  電話がなる。妻が世話になってる産婦人科からだった。

146@firefllly
痛っ!また踏まれた。今の世の中この時代に、僕に気付く人は、僕の名前を知る人は、どのくらいいるのか?僕がここに存在していることも疑いたくなる。しかし、痛みは現実。突然、少女が近づいてきた。ああ、また踏まれるのか。「ママー!つくしだよー!」

147@cafemoca19
何度目か前の人生に読んだ絵本の中に出てきた猫は、どうやら俺と似たようなことを繰り返していたようだ。 あいつは最後の人生を納得して愛して、その転生の幕を閉じた。果たして俺は最後に満足することなどできるのだろうか。そもそも終りなどあるのだろうか。

148@furenji
何度も希望した転生先だが、実際なってみるとこれは大変。我が主はかなり大きめで、Eカップ用の私ですら全く余裕がない。一日中圧迫されて息苦しいうえ、ホックが千切れそうなほど張って痛い。次は男として、こんなバストの持ち主とめぐりあいたいものだ。

149@firefllly
この星に今、人間はいない。皆、別の星に移住した。昔は、妄想だとか、儚い希望だとか、叶わぬ夢だとか言われていたことが、今では現実だ。

150@Haisokkusu
早朝、私は駅の売店で他の雑誌と並ぶ。くたびれたサラリーマンは、温かいコーヒーと私を買って電車に乗った。人の少ない車両。サラリーマンは私を読み終え、まだ暖まりきっていない車内に置き去りにして電車から下りる。ドアから流れ込む空気がやけに冷たかった。

151@shiki5965
「あの葉が落ちたら私は死んでしまうの」彼女は私を見てそう言った。そして今私は、今にも枝から離れてしまいそうな身体を必死に支えている。間もなく身体に衝撃が走り私は枝から落ちた。見上げるとカラスが得意げな顔で私を見下ろしていた。彼女は死ななかった。

152@usizimakouhei
彼女はひたすら穴を掘る。あてがあるとはとても思えないが、その顔は希望に満ちている。遥か昔、地中深くに眠る私を見つけた彼のような笑顔を、彼女もまた見せるのだろうか?テンポ良く私を振るう音を聴きながら、そんな事を思う。

153@zooey1223
冷戦が終結しさらなる国防費削減のため安価で生産できるホーネットへと配備変更が進む中、空母甲板では古参のイントルーダーらと共に出撃準備のトムキャットは主翼付け根のパイロンにスパローと名付けられたAIM-7対空ミサイルの俺を搭載しイラクへと向かった

154@fotori
戦闘機に生まれ変わった私は、今日も体に弾をつみ、命をつみ、罪をつむ。今回の目的地は、過去に過ごしたあの土地。まさか、こんな姿で帰ることになるとは。

155@fotori
包丁に生まれ変わった私は、今日はウロコを剥ぎ、ヒレを取り、サカナをさばく。しかし、この魚の顔は、昔、隣の席で消しカスを集めていた田中君に似ていると思う。まさか、田中君なのか。

156@mmi924
ここはくさい場所だ。くさい場所なのに、人は絶えずやってくる。そして何故か下半身を剥き出しにする。それだけならまだしも、液体やら茶色い固形物を落としていくのだ。これがまたくさい。覚えているだけでも10回目だが、今回もまた同じ末路を辿るようである。

157@atomiking
学校が終わって公園に行くと、「おつかれさま」と言っておじさんが迎えてくれる。くさくないし綺麗だけど、ママはこのおじさんを嫌っていた。おじさんは僕たちにワクワクするようなお話をしてくれたり、時には勉強も見てくれた。僕たちはおじさんが大好きだった。

158@Policy25
僕は皮膚に転生した。残念ながら女性ではないようだ。長年この体を見てきて気になることが出てきた。生え際が後退しているのだ。可哀想に・・・この男も心に苦しみを抱えていくんだなと思った。しかし男は強かった。すべてを許容するこの男に、僕の心は救われた。

159@morioooo
もうちょっと優しく入れてくれよ。ちゃんと店長のいうとおりに歌うから。相変わらずここのコーヒーの香りは最高だ。そういえば昔の僕はかっこつけで女の子の前ではブラックを無理して飲んでいたっけ?さあ店長、開店だ!今日も僕の喉は絶好調さ!

160@firefllly
今日、天国に行ったのね。つらく悲しくどうにもならないこともあったね。でも、私は同じ時を共有できて幸せだった。どこか達観していて、不思議な空気を持つあなた。願わくば、幸せに別の人生に転生できますように。ひょっこり生まれ変わってそうだから、笑える。

161@usizimakouhei
そこに居たモノ達は、皆狂っていた。地元の人間ですら入らない山の中腹。壊れたモノ。世代交代したモノ。必要とされなくなったモノ。他のモノに生まれ変わる事もできず、泣きながら狂い、ただ朽ちていく。そんな彼らを横目で見ながら、私は静かに目を閉じた。

162@zooey1223
オバマ政権下での核体制見直しによって抑止力の維持と削減の間で存在の有無を問われている。軍産複合体として軍事産業への依存はますます膨れ上がり軍事費は厳しい経済状況を圧迫し続けているアメリカは核弾頭として生まれ変わった俺の役割に終止符を打つだろうか

163@atomiking
年の瀬、家族総出で大掃除をしている。子供達が埃を叩く側で、僕はガラクタを並べていた。歪んだレコード、壊れた万年筆。大切にしていたけれど、だからこそ捨ててあげたい。物の声は聴こえないから。「パパ、万年筆捨てちゃうの?」お前には新しいのをあげるよ。

164@atomiking
エロ本になった。女優は好みじゃないが、そこそこ楽しんだ。そして飽きた。せめて痴女に買われたい。多分無理。僕はコンビニの片隅で再来月を待つ。トイレからは冷たい風が吹いている。

165@zooey1223
世界貿易機関の怠惰が引き起こす機能不全で大企業による発展途上の国に暮らす労働者たちへの搾取が問題になっている。私の働く工場でも不適正な低賃金、奴隷のような長時間労働、福利厚生の皆無など貧困に付け込んだ先進国の資本主義イデオロギーの弊害を憎んだ。

166@salon_de_pro
今の俺は本屋に並べられた釣り情報誌だ。向かい側のエロ本コーナーから覚えのある女優が上目遣いにこちらを見つめている。女優はあの時とは名前が変わっていて、年齢的にベテランになっていた。色々なものを見てきただろう彼女を、今なら好きになれる気がした。

167@BonChi0902
おいおい。そんな手で触るなよ。自家発電した後にそのまま俺に触るな。臭くてたまらんぞ。左手でオナニーしやがれ。話はそれからだ。

168@fotori
次は何になるかわからないし、次があるのかもわからないので、今を精一杯生きようと誓ったこともある。だが、何度も生きるうちに、私の考えは変わってしまった。そんな私を、あの人は好きだと言ってくれた。今は君の為に、あの誓いを守ろう。

169@atomiking
どしゃぶり。とてもばかなことで、世界を変えてみたい。ヒーローでも悪役でもいい。善人ぶってばかを見てもいい。雨を吸った頭が重い。小さな手が僕を抱いて震えている。しとしとと、赤い血が雨に混じっていく。それはこの世で一番凶悪な弾丸だった。

170@morioooo
花屋が建つ前は保育園だったらしいと、店長が話し出した。「とっても優しい先生がいたのよ」「クッキーを作るのが上手なの」店長が作るクッキーもおいしいですと言うと彼女は笑った。「味をマネするのにいつの間にか3度の人生を歩んでいたわ」

171@fotori
笹の葉になった時は、笹舟になって遠くへ行ったし、風は私を、色々な所へ連れて行ってくれた。今、舞い落ちる桜の花びらも、遠くへ行きたいのだろうか。私は、髪についた花びらをそのままにして歩いた。

172@Policy25
僕は目になりました。転生直後は、どんな景色を見れるのかと期待しました。しかし、僕は万に一つの確率を考えていませんでした。「盲目」という地獄の始まりです。僕は共に呪いました。まるで自分の体のように、まるで自分の心のように。あぁ、目の前が真っ暗だ。

173@hako2
僕は雪にも屈しない。僕が休まず働かないと、今はみんな暮らせない。原子力、火力、水力、風力。これからは太陽かな。たくさんの仲間と一緒に、毎日君のそばに立ってるよ。たまには空を見上げてね。僕がなんだかわかるかな?

174@hako2
コンビニでも無いのに、最近は24時間やってるな。猫の発情期は末恐ろしい。人間の頃にこのパワーが欲しかった・・・。

175@firefllly
今の俺は乾燥している。これからフライパンで焙られることは分かっているんだ。火にかけられた!きたぞ!周りがどんどん弾けていってる!ポンッ!ポッポン!よし俺も!・・・おい!火を止めるなよー!・・・まだ弾けてないのに。空気読めなくてごめんなさい。

176@e__bi
今日も退屈だ、日向ぼっこやぶらぶら散歩する毎日にはもう飽きた。何か面白いことはないかな。ああ、そういえばこの姿になったら言ってみたい言葉があったな。「我輩は猫である。名前はまだ無い。」

177@sosoro1103
僕はね、紙を切る為の道具なんだ。髪を切ってもいいけど専門は紙の方。僕を使って髪を切るのはあまりオススメできないけど、今こうして刃先を人に向けられている状態ってのはそれ以上にオススメできない。だから嫌なんだよ。刃物に生まれるとロクな事がない。

178@shiki5965
毎日同じ線路を辿る人生というのも悪くない。同じ風景も毎日少しずつ違っていて、毎日乗り込む客の顔も違う。何よりこの疾走感がたまらない。さぁもうすぐ東京駅だという時に、衝撃音と共に何かが潰れる音がした。ああ、また顔が汚れてしまった。最近多いなぁ。

179@firefllly
僕はここにいるけれど、ここにはいない。だめだ、そこを動かないで。追ってきてはだめ。近づいてしまうと、僕の存在は見えなくなってしまう。遠くからでいい。少しでも元気を出してくれるなら。ああ、雨があがるよ。今の僕を見つけてくれて、ありがとう。

180@negi_soba
今度の俺は音楽室の肖像画か。 まぁ心地いい音楽が聞こえるからいいかな。 たまに音痴なやつもいるけどな。 イタッ!! おいおい目に画鋲なんか刺すなよ。 そんな目を光らせようとしなくたって俺はキミらを見てるのに。

181@hako2
え?明日は急に気温が上がるって?死亡フラグktkr。せっかく幼女が作ってくれたのに・・・!雪だるま儚すぎ。

182@negi_soba
俺は小さなデッサン人形。  小さくても間接もたくさん動いて色んなポーズができるんだ。  せいぜいかっこいいポーズにさせてくれよ。  うんうん、いいぞ、って、えっ、ちょっ、なんでコマネチ?  俺を見て何を描く気だよ!  やめて、恥ずかし~~!!

183@CeleronYokohaba
ズルッ、ズルズルッ!ジュルル!ズルズルッ!吸われていく、噛み砕かれていく。ズルズルズルッ!!ジュジュジュルルルル・・・飲み込まれていく、どんどん減っていく・・・全部飲むと体に悪いよと言ってあげたくても今の僕では言えない。そして僕はいなくなった。

184@usizimakouhei
枯れかけた井戸の底。二匹の蛙の兄弟がありました。兄の蛙は、井戸の外の話を弟の蛙にたくさん聞かせてあげました。「兄ちゃんは物知りだなぁ。僕も一度でいいから、外の世界に行ってみたいなぁ」弟の蛙は呟きました。兄の蛙は悲しそうに、ただ微笑むだけでした。

185@sosoro1103
彼は窓ガラス。暖炉の炎が揺らめく中、彼を通して外の景色を眺める1人の少女。夜空を埋め尽くすかのように降りしきる雪。民家の灯りに仄かに照らされた、シャープで鮮やかな白と黒のコントラスト。ふと、自分が以前雪の結晶だった事を思い出す。おかえり・・・。

186@fotori
生まれる前に死んでしまうこともあった。いや、あれは殺されたのか。私が笑いのネタとして生み出されようとされてた時、あの男はたった一言で、私を殺したのだ。「ボツだろこれはー。」

187@furenji
ボタンを押されたら、派手に光って大きな音を出す。それだけ。変身など、させられるはずもない。しかし2時間前からずっと私を身に着けている彼は、何度も何度も満足げにポーズをとる。どうやらこの生涯、私はテレビの中の「本物」よりも幸せに過ごせそうだ。

188@morioooo
そろそろ自分で耳掃除をしなさいよ、もうやってくれるあの子はいないのよ。せっかく私がいい音を出したってなんの意味もないわ。失恋バラードももうやめてよ。こっちまで悲しくなるじゃない。

189@fotori
猫に生まれたので、「リア獣にゃぅー。」とか言ってみたら、おかあさんに、「くだらない!」て言われたので、「下らなかったらおりれないよ。」って言ったら木のぼり中だったのにネコパンチくらったにゃう。

190@wth_akm
その兵は苦しそうに息をしながら、血まみれの手で妻の写る白黒写真を握りしめた。搾り出された涙声。死への恐怖を、僕は誰より知っていて、誰より知らない。どうして人は生き返らないんだろうなあ。空から砲弾が降ってくる。僕は彼の拳ごと散り散りになった。

191@fotori
「やっと見つけた。」そう言って彼女は俺を抱き上げた。「やっぱり生まれ変わってたんだ。」覗き込む瞳。「でも、何度だって見つけてやるんだから!」おいおい、これはとんだドジっ子ちゃんだな。お前さんの捜してるのは、そっちのデコボコしたやつだぜ。

192@minyazuki
喧嘩をして俺は地上に置いていかれた。ほんのちょっとイタズラのつもりだったのに、マジにブチ切れるとは思ってもなかった。相手は名前の通りの雷親父。決まりが悪く帰れずにいた時、明るい母さんが迎えにきた。…謝ろう。俺はまた、天の我が家へ帰っていった。

193@minyazuki
ぐつぐつぐーぐーおいしくな~れ♪ ぐつぐつぐーぐーおいしくな~れ♪ とうふもスリッパもよ~くしみて くら~いおへやでみんなでめしあがれっ♪

194@atomiking
自殺を思い留まる理由は、それだけで充分だった。死は怖くないけど、ドラマの結末を観れないのは怖い。あの子が来週どんな顔をするのかとか、あの子が再来週上映の映画に出ていたこととか。あの子の近所に来月越す事とか、再来月に彼女が誕生日を迎えることとか。

195@atomiking
まっくらだしちょうねむい。ほっほほっほ言って、ポップコーンもらった。若者は駅前にぎっしぎし。僕らは銅像とかにとまって、ほっほほっほ男女を急かす。せーっぷん!せーっぷん!せーっぷん!せーっぷん!これが楽しくて夜更かししてます。おなかいっぱい。

196@e__bi
誰もいないこんなさみしい場所は嫌だ、地球に戻りたい、と彼はいつも嘆いていた。しかし惑星となってしまった彼の声は誰にも届かないし、どうすることもできなかった。彼が何万年という星としての寿命を迎えた時にはすでに彼の心は壊れていた。

197@e__bi
パッパラプップー僕は今日も陽気に歌う。原動力はかわいい彼女の熱いキスと細かな指使い。明日も明後日もこれから毎日彼女と歌うつもりさ。ああ、もうずっとトランペットの生活でいいや。

198@KininaruVege
「あんっっっっ、らめぇぇええ!そんなにぃぃいい、おさないでええぇぇぇえ!出ちゃう!出ちゃうのおおお!」 カチカチカチ 「おかしいなあ、シャー芯が出てこないぞ?シャー芯入ってんのに。」 カチカチカチ

199@KininaruVege
もー、生まれ変わったらブラになりたいって言ったじゃんー。これブラじゃないよ、大胸筋矯正サポーターだよー

200@iindene
トランプっつうから、こう、紳士的、かつ緊迫感を楽しむの想像してたのにさっきから俺は違う意味で緊張状態にある。いま動いたら引き裂かれるだろう、こいつ目ぇ血走らせてるよ。隣りの奴が疲れた死ぬって泣いてるしそろそろこの組体操も終わり。

201@Haisokkusu
俺はショッカー戦闘員。最初から負けると決められている人生なんて。そう思い、ため息をつくと「イーッ」という小さな声が漏れた。ちくしょう、まともにため息もつけないのか。俺は泣いた。涙は出なかった。代わりに「イーッ!」という悲痛な叫び声だけが響いた。

202@shiki5965
俺は今まで何回も転生を繰り返しているらしい。電車、鏡、携帯電話…。数々の経験を通じて無機物にも命が宿ってることを知った。おっと…花を踏んでしまうとこだった。今日も数々の無機物に感謝をしつつ自宅のドアを開ける。「おいババァ!早く飯を用意しろ!!」

203@mmi924
とある蚊の日記「今日の収穫:トマト1個分の血。やはりヒトの血は格別だ。」次の日の日記は見つからなかった。

204@leviathan02
僕は豆。前世は食べられる豆だったけど今住んでいるのは密林。 今度こそ一瞬でこの人生が終わることはない。だけど突然誰かが密林を掻き分けて僕を食べた。なのに僕はまだ生きてる。それから頻繁に密林の中を探しに来るようになった。あれ最近地震が多くなった。

205@pakirasama
あの洞窟を壊してやるんだ!ようやく気づいたよ。竜を助ける為にボクは何度も戦闘機やミサイルに転生していたんだ!待ってろよー!湿っぽく懐かしいあの洞窟が見えてきた。

206@firefllly
わしは今、時計。大きな古時計である。この家の主人が生まれた朝ここにやってきて、それ以来動き続けているのじゃ。主人も今年で100歳か。疲れたじゃろう。そろそろ眠ってもいい頃じゃて。わしもさすがに疲れたわい。おやすみ。チク、タク、ぼーーーん。