最終更新日時2012-03-02
記憶力をあげるには、どうしたらいいか。
また、記憶力低下を防ぐためには、どうすればいいか。
例えば、40代から発生する
若年性アルツハイマー
などは、何をすると発症やすいのか。
■目次
■本文
成長の年代ごとによる分類
幼児期
刺激のある環境で育てる
おもちゃや遊具を置いて刺激の多い環境にした箱と、何も置かない箱でそれぞれマウスを飼育。記憶力や学習能力をみるため、マウスをプールで繰り返し泳がせ、島にたどり着くまでの時間を調べたところ、刺激のある環境で育った方が回を重ねるほどより早くたどり着いた。
成人期
シータ波を脳に流す
記憶のメカニズムや脳内の部位による分類
事象の分類 \ |
脳内での処理部位 |
関連リンク |
新規な事象 |
海馬傍回と嗅内皮質 |
海馬傍回 - Wikipedia
|
長期記憶から想起した過去の事象 |
前頭前野外側部+頭頂葉のワーキングメモリ |
|
海馬傍回と嗅内皮質にある物質(レトロマー)の働きを妨げない
アルツハイマー病は海馬傍回(parahippocampal gyrus)の嗅内皮質(entorhinal cortex)でレトロマー(retromer)という物質が阻害されることで起こっていると考えられる。ハツカネズミのレトロマーを阻害することでアルツハイマー病と同様の状態を起こせることは確認されている。しかし、レトロマーが働くようにしてアルツハイマー病を治療することはまだできていない。
これらのことの解明にコロンビア大学のスコット・スモール(Scott Small)が率いる研究チームが多大な貢献をしている。スモールは分子、細胞、脳組織、臨床すべてのレベルを考慮することで大きな成果を上げることができた。
Can't Remember What I Forgot/私が何を忘れたか、思い出せない - himazu blog
前頭前野外側部+頭頂葉
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最終更新:2012年03月02日 09:41