「ピエール×ナポレオン2」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
「ピエール×ナポレオン2」(2009/05/05 (火) 06:07:15) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
631 :風と木の名無しさん:2006/12/24(日) 00:45:03 ID:K0HLDDgL0
ナポレオンのもとに、プレゼントと一緒に花束とカードが届けられた。
「僕の愛するルイ
イブは、社交界があって、君と一緒に過ごせない。残念だよ。
君をイメージして作らせたブレスレットと、シャンパンを送るよ。
名前は、そう、ルイ・ナポレオン。
僕からのクリスマスプレゼントだ。気に入ってくれると嬉しいな。
どこにいても、僕は君を思ってる。愛しているよ。
メリークリスマス。
エルより 」
ナポ「、、、ばかやろう。どうせ、女とすごしてるくせによ!
いろんな奴に同じ事してるくせによ!
俺にも忘れずにマメなラブコール送ってきやがって、、。
涙が出ちまうじゃないか、、、。グスグス、、クスン。
ピエール、、、俺はおまえに会いたいよ。」
635 :風と木の名無しさん:2006/12/25(月) 16:55:02 ID:n+++ew5u0
運転手「ピエール坊ちゃま、昨夜は社交界の後、お泊りでずいぶんとお疲れのご様子で。」
「ああ、楽しい夜だったよw」
「いつもお相手が定まらない。旦那様の若い頃にそっくりです。いけない人だw」
「ハハハ、母には内緒だぞ。」
「ただ、、あまり乱暴で同じモノのついている方とお付き合いを続けるのは、いかがなものかと。」
「、、、さすが、鋭いな。気づいていたのか?」
「長い間お仕えして参りましたので、、。ずいぶん前、仏Jr代表がPK戦で敗れたあの日、坊ちゃんは、落ち込んでいる彼を同乗して別荘に送るよう命じられました。」
「、、、あの別荘、親父がよく秘書との逢引に使ってたなあ。」
「翌日、お迎えに参りましたところ、彼の様子を見てすぐにわかりましたよ。そう、あれはまるで、恥じらう乙女のようなw」
「ハハハ、参ったな。最初からお見通しかw」
「彼は血統が良いとはいえ、親族からも厄介者扱いで実家からすでに飛び出しているとか?」
「、、、あいつ、今では僕にゾッコンなようだ。しばらく遊んで、可愛がってやるさw」
「、、、悪い人だwww」
637 :風と木の名無しさん:2006/12/25(月) 17:55:15 ID:n+++ew5u0
回想シーン 別荘での朝
「ハッ!?ピ、ピエール、昨夜、俺、、、っ。」
「お目覚めかいw」
「よせ!カーテン開けるなよ!まぶしいだろ!」汗汗、、
「あ?ナポ、これ、シーツに血が、、。傷がついたのか?」
「あ//////!?やだっっ!!よせよっ、見るな!コレ、俺が自分で洗うからよぉ!!」
「、、、。」
「、、、、ヒクッヒク、グスン、、ううっ、、」恥ずかしさに涙するナポ
「ナポ、このシーツは捨てればいい。以外とデリケートだったんだなw」肩を抱き寄せるピエール。
「うううっ~~っ!!ひでえよぉ!俺、昨夜はどうかしてたんだ!それを弱みに付け込んでこんな事っ、、、号泣。」
「すまない。僕のせいだな。優しくするつもりだったのに、、つい夢中になってしまった。昨夜のおまえは、強く抱いていないと壊れてしまいそうだったから、、。」
「ばかやろ、、う。」
「専属の医者を呼ぼう。手当てしないと。」
「嫌だ!いやっ!そんなっ、、、誰にも知られたくねえよっ!頼むから誰にも言わないでくれよぉ、、。グスングスン、、」
「ナポ、バスルームへ来いw僕が手当てしてやるさ。なに、恥ずかしがる事は無い、おまえの体はもう隅々まで知っている。」スタスタと全裸でバスルームへむかうピエール。
ゴミ箱の中には昨夜の名残、シーツの上にも捨て忘れた丸めたチッシュが、、、。
「ピエール、、、慣れてんのか?こんな事、、、。」
胸キュンなナポレオンであった。
641 :風と木の名無しさん:2006/12/26(火) 16:53:56 ID:nGvqX8s90
真っ赤なスポーツカーが走りすぎて行った。
「!?」
グラサンかけていてもわかる。ピエール。いつもと違う遊び人っぽいカジュアルな雰囲気。
助手席には日焼けした活発そうな女が楽しそうに笑ってた。
「、、、、。」
その日の新聞
FWナポレオン、試合開始7分 レッドカード 退場処分
642 :風と木の名無しさん:2006/12/26(火) 17:36:39 ID:nGvqX8s90
いつものピエール家専属ロールスロイス
パーティーの帰りだろうか?花束とプレゼントを抱えたワンピの女が降りてきた。
すましたスーツのピエールが見送っている。
「、、、なんなんだよ。あいつ、、。」
豪邸に帰るロールスが信号待ちしていると、ドガッ!!と後部座席のドアを蹴り上げた男がいた。
運転手「!?何をするんだ!キミ!!」
足を車にかけたまま、ガムを噛みながら、見下すような目で窓越しのピエールを睨んでいる。
「、、、、爆弾男か。開けてやれ。」
「でも、お坊ちゃま、、、。」
「いいから、乗せてやれw」
ドアが開くと、ズカズカ無遠慮に乗り込み、ピエールの横に座ると大きく足を組んでソファーにもたれた。
傲岸不遜な態度に運転手が顔をしかめる。
「、、、どうした?何か用事なのか?」
「、、、、。」俺様は気分を害している、といった顔でくちゃくちゃガムを噛み続ける。
「僕もいろいろ忙しいんだ。用があるなら早く言え。車に傷までつけて、」
「ルせぇーなあ!!さっさと家まで送りゃあいいんだよ!!」
運転手「、、、、。」
643 :風と木の名無しさん:2006/12/26(火) 18:04:06 ID:nGvqX8s90
ナポ自身、なにを苛立ってるのかわからない。きっと、こいつがタラシのくせに、紳士面してすかしてるから気に入らないんだ。
「フッ、おまえの家は方向が逆だがw、、、まあいい。」
「お坊ちゃま、どうしますか?」
「そうだな、、。行き先変更だ。父の別荘へ着けてくれ。」
「、、、かしこまりました。」
「、、、、!?」別荘?え、、、?今まで傲慢な態度で威張っていた顔が、急にうろたえた表情に変わる。
心臓がドキドキして、顔が熱くなる。今喋ったら、声まで震えそうだ。
「!」ギュ!とふいに手を握られた。ピエールは無表情で何事もなく運転手に話しかける。
「家には、適当な理由をつけて報告しておいてくれ。」
「はい。」
「ぁ、、、」最初の迫力はどこへやら、ナポは赤らんだ顔を隠したくて、うつむくしかなかった。