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210 名前: 鍼治療師×隻眼1 投稿日: 02/02/17 02:29 ID:ryOCAZ2C
片桐宗政は帰宅するなり、自室に異変を感じた。
(この匂いは・・・?)
リビングを通り抜け、寝室のドアを開けた。そこには。
「肖俊充・・・なぜここに」
伽羅香を焚き、太極拳を舞う中国蹴球青年団MFの姿があった。
「おかえりなさい。お風呂は沸いています」
「うむ。その後メシな・・・って違う!貴様なぜここにいる。鍵は!」
「オートロック、中国四千年の奥義の前では無力」
「不法侵入で警察を呼ぶ!」
携帯電話を掴んだ片桐の手に、つっ・・・と鍼が突き立った。
目にも留まらぬ速さで、肖が右手から放った鍼だ。
「俺は貴方を治しにきました。その扱いはないでしょう」
「なにィ!」
211 名前: 鍼治療師×隻眼2 投稿日: 02/02/17 02:30 ID:ryOCAZ2C
鉄観音茶を啜りながら、片桐と肖は向き合っていた。
「つまり・・・私の目を治すために、中国から来日した、と」
「途中、少々寄り道もしたが」
何やら思い出し笑いをしている肖が、片桐は薄気味悪くてしょうがなかった。
「しかし、この目はもう潰れている。治しようがないぞ」
「潰れた目がまた生えてくるわけないです。トカゲじゃあるまいし」
爬虫類を例に出され、片桐は激昂した。手にした茶碗を投げつけ・・・
たが、目の前にいる肖に当たらず、茶碗は壁で砕けた。
「治すのは残っている右目です。負担がかかって弱っているのは、
自分でもわかっているでしょう?このまま放っておけばどうなるかも」
「うるさいっ」
片桐はイライラとタバコに手を伸ばした。
その手を肖が掴んで止める。
「治療の前に、血管が収縮するような事は避けてください」
片桐のサングラスを奪うなり、右瞼を指先で閉じ、スッと鍼を突き立てる。
「動かないで。動くとこちらの眼球も潰れますよ」
212 名前: 鍼治療師×隻眼3 投稿日: 02/02/17 02:30 ID:ryOCAZ2C
視界を封じられ、片桐はされるがままにベッドに横たわった。
シャツとベルトをゆるめられ、靴下を脱ぎ・・・下肢を剥きだしに。
「おい待て小僧」
「治療させといて小僧呼ばわりですか。日本人は口が悪い」
「頼んだ覚えはない。下半身スッポンポンにしてくれとも頼んでない」
「では上半身も」
肖は片桐に跨るなり、彼のシャツのボタンを外した。
「現役を引退したとはいえ、素晴らしい肉体ですね」
「誉めても無駄だ。降りろ」
片桐の唇が柔らかいもので塞がれた。と、軟体動物のようなものが
優美な動きで舌にふれてくる。
「ヤニくさー。この美しい体を、なぜわざわざ汚すのですか?」
答えるのが面倒なほどに・・・片桐の体が重くなる。ベッドにズブズブと
沈み込んでいきそうなほどに。
「貴方は煙が好きですか?では艾を使って治療を進めますよ」
体のあちこちが、ポッと暖まる感じがある。
どうやら鍼を打った後端に、艾を乗せて火を付けているらしい。
亀頭まわりに、ほの暖かさを感じ、片桐は狼狽した。
213 名前: 鍼治療師×隻眼4 投稿日: 02/02/17 02:31 ID:ryOCAZ2C
「そんなところに鍼を打つな!」
「散々使い込んだ代物でしょう?見ればわかる。平気です」
反論できない片桐であった。亀頭、裏筋、根本に至るまで、暖かさに
縛られ、やがて波のように快感を紡ぎだす。
「おい・・・目と・・・関係、ないっ、だろ」
「ついでに、ニコチンとタールを排出します」
このままでは排出されるのは別のモノだ。片桐は抵抗しようとするが、
なぜか肖の施術に抗えない。やわやわとあやすように陰嚢を揉まれ、
深い吐息を漏らす。
「声を出した方がリラックスできますよ」
「だ、誰がっ」
「恥じる事はありません。効果を上げる為ですから」
耳朶に息を吹きかけられ、片桐は堕ちた。
「あうっ・・・」
「素敵な声ですね。やはり大人の男はいい」
肖の吐息が片桐の広い胸板を擽る。決して直に触れず、吐息だけで
片桐を翻弄する。
「触ってほしいですか・・・」
「くっ・・・うっ・・・あぁ、さわって、ほしい」
自尊心のかけらまで粉々にされ、片桐は荒い息をつく。
「では、中から」
腰を高く抱え上げられ、秘部をいじり回されても、抵抗できなかった。
俺は動物だ。肖は獣医で、俺の体を手入れしているだけなんだ・・・
肖の陽根をねじ込まれた時、片桐は精液と、見えない何かを解放した。
214 名前: 鍼治療師×隻眼5 投稿日: 02/02/17 02:34 ID:ryOCAZ2C
日本サッカー強化担当、片桐宗政は、2002年W杯に向けて
精力的に活動した。その真摯な働きぶりに、選手達も心を打たれた。
彼の隻眼が何をみつめているのか、サングラスの向こうは誰にもわからない。
「肖・・・一緒に鍼灸クリニックを開業したかった」
金なら実家に腐るほどあるから、と肖にもちかけた。
膝枕で片桐の耳掃除をしながら、肖は言ったものだ。
「腐らせては勿体ないですね」
片桐から引き出した金を持って、今頃どこにいるのやら。
「会いたい・・・ただそれだけなんだ、肖」
財布の紐とパンツの紐を緩められ、金持ちのボンボンは恋い焦がれた。
210 名前: 鍼治療師×隻眼1 投稿日: 02/02/17 02:29 ID:ryOCAZ2C
片桐宗政は帰宅するなり、自室に異変を感じた。
(この匂いは・・・?)
リビングを通り抜け、寝室のドアを開けた。そこには。
「肖俊充・・・なぜここに」
伽羅香を焚き、太極拳を舞う中国蹴球青年団MFの姿があった。
「おかえりなさい。お風呂は沸いています」
「うむ。その後メシな・・・って違う!貴様なぜここにいる。鍵は!」
「オートロック、中国四千年の奥義の前では無力」
「不法侵入で警察を呼ぶ!」
携帯電話を掴んだ片桐の手に、つっ・・・と鍼が突き立った。
目にも留まらぬ速さで、肖が右手から放った鍼だ。
「俺は貴方を治しにきました。その扱いはないでしょう」
「なにィ!」
211 名前: 鍼治療師×隻眼2 投稿日: 02/02/17 02:30 ID:ryOCAZ2C
鉄観音茶を啜りながら、片桐と肖は向き合っていた。
「つまり・・・私の目を治すために、中国から来日した、と」
「途中、少々寄り道もしたが」
何やら思い出し笑いをしている肖が、片桐は薄気味悪くてしょうがなかった。
「しかし、この目はもう潰れている。治しようがないぞ」
「潰れた目がまた生えてくるわけないです。トカゲじゃあるまいし」
爬虫類を例に出され、片桐は激昂した。手にした茶碗を投げつけ・・・
たが、目の前にいる肖に当たらず、茶碗は壁で砕けた。
「治すのは残っている右目です。負担がかかって弱っているのは、
自分でもわかっているでしょう?このまま放っておけばどうなるかも」
「うるさいっ」
片桐はイライラとタバコに手を伸ばした。
その手を肖が掴んで止める。
「治療の前に、血管が収縮するような事は避けてください」
片桐のサングラスを奪うなり、右瞼を指先で閉じ、スッと鍼を突き立てる。
「動かないで。動くとこちらの眼球も潰れますよ」
212 名前: 鍼治療師×隻眼3 投稿日: 02/02/17 02:30 ID:ryOCAZ2C
視界を封じられ、片桐はされるがままにベッドに横たわった。
シャツとベルトをゆるめられ、靴下を脱ぎ・・・下肢を剥きだしに。
「おい待て小僧」
「治療させといて小僧呼ばわりですか。日本人は口が悪い」
「頼んだ覚えはない。下半身スッポンポンにしてくれとも頼んでない」
「では上半身も」
肖は片桐に跨るなり、彼のシャツのボタンを外した。
「現役を引退したとはいえ、素晴らしい肉体ですね」
「誉めても無駄だ。降りろ」
片桐の唇が柔らかいもので塞がれた。と、軟体動物のようなものが
優美な動きで舌にふれてくる。
「ヤニくさー。この美しい体を、なぜわざわざ汚すのですか?」
答えるのが面倒なほどに・・・片桐の体が重くなる。ベッドにズブズブと
沈み込んでいきそうなほどに。
「貴方は煙が好きですか?では艾を使って治療を進めますよ」
体のあちこちが、ポッと暖まる感じがある。
どうやら鍼を打った後端に、艾を乗せて火を付けているらしい。
亀頭まわりに、ほの暖かさを感じ、片桐は狼狽した。
213 名前: 鍼治療師×隻眼4 投稿日: 02/02/17 02:31 ID:ryOCAZ2C
「そんなところに鍼を打つな!」
「散々使い込んだ代物でしょう?見ればわかる。平気です」
反論できない片桐であった。亀頭、裏筋、根本に至るまで、暖かさに
縛られ、やがて波のように快感を紡ぎだす。
「おい・・・目と・・・関係、ないっ、だろ」
「ついでに、ニコチンとタールを排出します」
このままでは排出されるのは別のモノだ。片桐は抵抗しようとするが、
なぜか肖の施術に抗えない。やわやわとあやすように陰嚢を揉まれ、
深い吐息を漏らす。
「声を出した方がリラックスできますよ」
「だ、誰がっ」
「恥じる事はありません。効果を上げる為ですから」
耳朶に息を吹きかけられ、片桐は堕ちた。
「あうっ・・・」
「素敵な声ですね。やはり大人の男はいい」
肖の吐息が片桐の広い胸板を擽る。決して直に触れず、吐息だけで
片桐を翻弄する。
「触ってほしいですか・・・」
「くっ・・・うっ・・・あぁ、さわって、ほしい」
自尊心のかけらまで粉々にされ、片桐は荒い息をつく。
「では、中から」
腰を高く抱え上げられ、秘部をいじり回されても、抵抗できなかった。
俺は動物だ。肖は獣医で、俺の体を手入れしているだけなんだ・・・
肖の陽根をねじ込まれた時、片桐は精液と、見えない何かを解放した。
214 名前: 鍼治療師×隻眼5 投稿日: 02/02/17 02:34 ID:ryOCAZ2C
日本サッカー強化担当、片桐宗政は、2002年W杯に向けて
精力的に活動した。その真摯な働きぶりに、選手達も心を打たれた。
彼の隻眼が何をみつめているのか、サングラスの向こうは誰にもわからない。
「肖・・・一緒に鍼灸クリニックを開業したかった」
金なら実家に腐るほどあるから、と肖にもちかけた。
膝枕で片桐の耳掃除をしながら、肖は言ったものだ。
「腐らせては勿体ないですね」
片桐から引き出した金を持って、今頃どこにいるのやら。
「会いたい・・・ただそれだけなんだ、肖」
財布の紐とパンツの紐を緩められ、金持ちのボンボンは恋い焦がれた。