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637 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/03/24 23:50 ID:R1zplA+A
おそらくは誰ものぞんでないかも、の源シュナいきます・・・。
あたりには夕闇がせまっていた。
ドイツ・ハンブルグのサッカー場。ここで、毎日若林源三とカール・ハインツ・シュナイダーは
正規の練習の後も、二人で特訓を行っていた。
もう、始めてどれくらいになるだろうか・・・。
はじめてシュナイダーに会った日の衝撃を若林はいまだに忘れることができない。
その右足から繰り出される炎のシュート。誰よりも、ひときわ明るく輝く金色の髪。めったに感情を表すことのない美しい青い瞳。
その瞳が、彼の激情をうつして燃え上がるのは、そう、キーパーとして若林がピッチに立ち、
シュナイダーがストライカーとして自分に向かってくる時だ。
そのときの身のうちが震え上がるような感触。
最初はそれだけだった。シュナイダーは若林にとってよきチームメイトであり、またよき
ライバルだったのだ。
だが、いつのころからか、気がつくと、若林は常にシュナイダーの姿を目で追うようになっていた。
シュナイダーあての、ファンの女の子からのプレゼントを見ると、無性にいらいらした。
ハードな練習の後、シュナイダーがそばで息をきらしている、その息づかいを聞いただけで、
異様な感覚におそわれた。
そして、若林は気づいた。自分がシュナイダーに対して特別な感情を抱いているということを。
640 名前: 源シュナ2 投稿日: 02/03/25 00:10 ID:ojJrIWBm
若林は、今日、ある決意をもってこの特訓にのぞんでいた。
シュナイダーを手に入れたい。そのすべてを。
だが、それは不可能なことなのだ。彼が自分を受け入れる。自分を愛し、その心をわたしてくれる。
それは、ありえない。永遠に。ならば、どうするか。
答えはひとつしかない。
もう決めたことなのだ。
いつの間にかすっかり日は落ち、変わりにさえざえとした月の光が差し始めていた。
「よし、そろそろあがろう、若林。・・・今日はいつも以上に気合が入ってるな。」
シュナイダーが微笑する。
「・・・ああ・・・。」
若林はシュナイダーから目をそらしながら言う。
「ドリンク、持ってきたんだ。のどかわいたろう?飲もうぜ。」
スポーツドリンクをバッグから取り出しシュナイダーにわたす。
もちろん、シュナイダーは知らない。その中に、即効性の睡眠薬が含まれているということを。
効き目ははやかった。
「あ・・・。」
シュナイダーは手を額にやったかと思うと、その場にひざをつき、そして直後、くずれおちた。
その寸前、若林のほうを見た瞳が問いかけていた。
・・どういうことだ・・・?
若林はむろん、答えるはずもなかった。
意識を失ったシュナイダーの両手を、ロープで後ろ手に縛り上げる。
我知らずのうちに息が荒がってくる。
743 名前: 源シュナ3 投稿日: 02/04/02 17:17 ID:WQG9u1mx
後ろ手に縛り上げられたシュナイダーの姿を見つめる。
その時・・・。
シュナイダーが目をふっと開いた。若林の飲ませた薬は効き目は速いが、そのぶん薄れるのも速いものだった。
しかし、これは若林にも十分わかっていたことだ。意識を失ったシュナイダーを抱く気など、はなからない。
シュナイダーがはっと身を起こすのと、若林が彼の上におおいかぶさるのが同時だった。
危険を感じたシュナイダーはとっさに右足を若林めがけて振り上げる。
しかし・・・まだ薬の効果はきれてはいなかった。通常のような力が入らない。若林はなんなく右足を受け止めると、シュナイダーの上着のファスナーを下ろした。
シュナイダーは目を見開く。
「なっ・・」
さらに若林は無言でシュナイダーを上向かせると、口付けた。
「・・・んっ・・」
シュナイダーにも若林の意図するところが正確にわかり始めていた。
顔を背けようとするシュナイダーの顔を両手で押さえ、無理やり舌を挿入する。・・・が・・
「・・・・!」
若林は顔をはなした。その唇から血がしたたる。シュナイダーが噛み付いたのだ。
静まり返ったフィールドに二人の息づかいだけが響く。
744 名前: 源シュナ3 投稿日: 02/04/02 17:25 ID:7nenUfub
若林はジャージのそでで血をぬぐうと、シュナイダーのユニフォームの襟元をつかんだ。
そのまま力をこめてひきさく。服が破かれると、シュナイダーの白いなめらかな肌があらわになった。
月の光に照らされたその姿に、若林は見入った。
(どれだけ・・・)
どれだけ焦がれたことだろう。
もう我慢できない。許すつもりはない。
次の瞬間、若林はその首筋にむしゃぶりついていた。
「・・な・・にを・・!・・あっ」
かぐわしい香りが若林の全身を貫いた。
637 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/03/24 23:50 ID:R1zplA+A
おそらくは誰ものぞんでないかも、の源シュナいきます・・・。
あたりには夕闇がせまっていた。
ドイツ・ハンブルグのサッカー場。ここで、毎日若林源三とカール・ハインツ・シュナイダーは
正規の練習の後も、二人で特訓を行っていた。
もう、始めてどれくらいになるだろうか・・・。
はじめてシュナイダーに会った日の衝撃を若林はいまだに忘れることができない。
その右足から繰り出される炎のシュート。誰よりも、ひときわ明るく輝く金色の髪。めったに感情を表すことのない美しい青い瞳。
その瞳が、彼の激情をうつして燃え上がるのは、そう、キーパーとして若林がピッチに立ち、
シュナイダーがストライカーとして自分に向かってくる時だ。
そのときの身のうちが震え上がるような感触。
最初はそれだけだった。シュナイダーは若林にとってよきチームメイトであり、またよき
ライバルだったのだ。
だが、いつのころからか、気がつくと、若林は常にシュナイダーの姿を目で追うようになっていた。
シュナイダーあての、ファンの女の子からのプレゼントを見ると、無性にいらいらした。
ハードな練習の後、シュナイダーがそばで息をきらしている、その息づかいを聞いただけで、
異様な感覚におそわれた。
そして、若林は気づいた。自分がシュナイダーに対して特別な感情を抱いているということを。
640 名前: 源シュナ2 投稿日: 02/03/25 00:10 ID:ojJrIWBm
若林は、今日、ある決意をもってこの特訓にのぞんでいた。
シュナイダーを手に入れたい。そのすべてを。
だが、それは不可能なことなのだ。彼が自分を受け入れる。自分を愛し、その心をわたしてくれる。
それは、ありえない。永遠に。ならば、どうするか。
答えはひとつしかない。
もう決めたことなのだ。
いつの間にかすっかり日は落ち、変わりにさえざえとした月の光が差し始めていた。
「よし、そろそろあがろう、若林。・・・今日はいつも以上に気合が入ってるな。」
シュナイダーが微笑する。
「・・・ああ・・・。」
若林はシュナイダーから目をそらしながら言う。
「ドリンク、持ってきたんだ。のどかわいたろう?飲もうぜ。」
スポーツドリンクをバッグから取り出しシュナイダーにわたす。
もちろん、シュナイダーは知らない。その中に、即効性の睡眠薬が含まれているということを。
効き目ははやかった。
「あ・・・。」
シュナイダーは手を額にやったかと思うと、その場にひざをつき、そして直後、くずれおちた。
その寸前、若林のほうを見た瞳が問いかけていた。
・・どういうことだ・・・?
若林はむろん、答えるはずもなかった。
意識を失ったシュナイダーの両手を、ロープで後ろ手に縛り上げる。
我知らずのうちに息が荒がってくる。
743 名前: 源シュナ3 投稿日: 02/04/02 17:17 ID:WQG9u1mx
後ろ手に縛り上げられたシュナイダーの姿を見つめる。
その時・・・。
シュナイダーが目をふっと開いた。若林の飲ませた薬は効き目は速いが、そのぶん薄れるのも速いものだった。
しかし、これは若林にも十分わかっていたことだ。意識を失ったシュナイダーを抱く気など、はなからない。
シュナイダーがはっと身を起こすのと、若林が彼の上におおいかぶさるのが同時だった。
危険を感じたシュナイダーはとっさに右足を若林めがけて振り上げる。
しかし・・・まだ薬の効果はきれてはいなかった。通常のような力が入らない。若林はなんなく右足を受け止めると、シュナイダーの上着のファスナーを下ろした。
シュナイダーは目を見開く。
「なっ・・」
さらに若林は無言でシュナイダーを上向かせると、口付けた。
「・・・んっ・・」
シュナイダーにも若林の意図するところが正確にわかり始めていた。
顔を背けようとするシュナイダーの顔を両手で押さえ、無理やり舌を挿入する。・・・が・・
「・・・・!」
若林は顔をはなした。その唇から血がしたたる。シュナイダーが噛み付いたのだ。
静まり返ったフィールドに二人の息づかいだけが響く。
744 名前: 源シュナ3 投稿日: 02/04/02 17:25 ID:7nenUfub
若林はジャージのそでで血をぬぐうと、シュナイダーのユニフォームの襟元をつかんだ。
そのまま力をこめてひきさく。服が破かれると、シュナイダーの白いなめらかな肌があらわになった。
月の光に照らされたその姿に、若林は見入った。
(どれだけ・・・)
どれだけ焦がれたことだろう。
もう我慢できない。許すつもりはない。
次の瞬間、若林はその首筋にむしゃぶりついていた。
「・・な・・にを・・!・・あっ」
かぐわしい香りが若林の全身を貫いた。