1 名前: 風と木の名無しさん  投稿日: 02/02/11 15:05 ID:yRbnKJNS
    SS祭りも盛り上がりを見せております。
    皆さん、萌えパワー全開でいっちゃいましょう(w

    その1 http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/801/999574650/
    その2 http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/801/1007397533/



2 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/11 15:11 ID:+rQHmozM
    1さんありがと!!!
    2ET!あー、誰も手だしてない(できれば両人とも)カプないかな
    萌えられるので。

3 名前: 風と木の名無しさん  投稿日: 02/02/11 15:16 ID:6vvLIJwX
    3ゲッタァー

    ツバサうけのいまだ誰も絡ませてないカプキボーン
    おながいだ。


4 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/11 15:17 ID:XWDX4ypc
    >1さん
    新スレありがとう!
    そしてスバラシイ作品の数々を恵んでくださる神様たちも
    ありがとう!

    >前スレ708さま
    マツミサほのぼの、待ってますよ~♪


5 名前: 前スレ776 投稿日: 02/02/11 15:29 ID:qLITF5j+
    >1さん
    新スレどもありがとうですーーーー!
    がんばって反町井沢完結させますー。


6 名前: 片×翼 投稿日: 02/02/11 15:44 ID:aZJylceX
    その部屋は漆黒の闇で満たされていた。
    片桐宗政がサングラスを取る時。彼が組み敷いているのは大空翼。
    「いっ・・・いたいよ・・・」
    「じっとしてれば、痛くないから」
    ガクガクと震える翼の姿に、サッカーの申し子の輝きは残っていない。
    怯える彼の肌は冷や汗で湿っていて、片桐の掌に吸い付いた。
    「どこが感じるか、チェックが必要だね」
    縛り上げられ、ベッドに転がされた翼は、必死に身じろぎして
    片桐の手から逃れようとしているようだ。
    それを押さえつけ、片桐はモーター音がする何かを、翼の肌に
    這わせる。
    「いやぁっ・・・あぁっ、やめて、やめてよぉっ」
    「だめだ」
    執拗に細かいバイブレーションを与えられ、翼の体の数カ所が、
    熱を持って疼き出す。
    「一つずつ、確かめていこうか」
    片桐の滑る舌が翼の唇をなぞる。
    「・・・いやだぁ、あああっ」

    んでは、後は他の方、よろしくお願いします。


7 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/11 15:54 ID:O+WkfCmf
    1さんスレ立て蟻蛾蝶!!!

    前スレ708さん、マツミサ喉から手ぇ出して待ってます~。


8 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/11 15:59 ID:6vvLIJwX
    >6 様

    貴女様はゴットです。
    ありがとうごぜえますだ。ハアハア
    これで御飯5杯は逝けるのれす。



9 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/11 16:00 ID:vbRTtRAn
    つか、>>6さんは 素人デスカ?



10 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/11 16:11 ID:n7vzCQqg
    ここ、玄人以外書き込み不可?
    >>9のいう玄人って商業?同人?2ch古株?


11 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/11 16:14 ID:jeDglvcF
    >>10さん
    しろーとでもくろーとでも新米でも古株でもなんでも可だyo!
    ただ皆で萌えたいだけさ。
    9さんはふと思っただけなんだと思うが…


12 名前: ametora(前スレ708) 投稿日: 02/02/11 16:15 ID:L27OuAd7
    前スレの708です。マツミサ見たいと云って下さる方がいらっしゃるので(>_<)
    載せます(まだ途中ですが)。ちっとも801じゃなくてすいません。

    ●マツミサほのぼのストールイー
    岬、覚えてるか?
    ―――何を?
    お前がふらのに居た頃、2人で、練習サボってさ……
    ―――覚えてるよ。2人だけの、想い出だもん……


    ふらの小学校・とある教室にて
    「ええ!岬引っ越しちゃうのかよ!」
    「え?嘘だろ!」
    「しかも明後日って本当かよ!」
    「何でもっと早く言わないんだよー!」
    「そうだよ!」
    本当は自分でも驚いていた。いつも別れるのが辛いから、黙って引っ越していくボクなのに。
    でも今回は、そんな事出来なかった。何故ならそれは……。

    松山「皆、やめろよ!!」
    「…キャプテン」
    松山の一言に、教室は静まり返った。
    松山「…一番辛いのは……岬なんだから…」
    「…………」
    松山「だから、頼むから…明るく見送ってやろうよ、皆…」

    ―――そう。何故ならそれは、君が居たから。松山、君が居たから……。


13 名前: ametora(前スレ708) 投稿日: 02/02/11 16:16 ID:L27OuAd7
    >12の続き

    ボクは初めてこの学校に来た時の事を思い出した。
    先生「……から引っ越してきた岬太郎くんだ。皆仲良くしろよ」
    何度繰り返しても、やっぱりこの瞬間だけは慣れない。
    友達のだいだいがグループになっている事が多かったけれど、このクラスは違った。
    皆仲が良くて、優しくて、すぐにボクを受け入れてくれた。

    その日の放課後…
    「岬ってサッカーやってたのか?」
    「すごい上手いなー」
    「キャプテン並みじゃないか?岬のボールさばき」
    キャプテン?キャプテンって……

    松山「岬!お前サッカー上手いんだな!」
    岬「…松山くん……」
    松山「おい、呼び捨てでいいぞ」
    岬「…え?」
    松山「だって‘松山くん’なんて呼ばれると、何か遠い感じするだろ?」
    そう云って笑った。
    ――――それが、初めて君の笑顔を見た瞬間だった……。


    「…ごめん、岬」
    「そうだよな、岬が一番辛いんだもんな」
    「引越したら、手紙くれよ」
    「残りの二日間いい想い出、作ろうな!」
    教室に居る間、松山だけは、ボクに一度も話し掛けては来なかった。
    窓際にある自分の席に座って、ずっと遠くの景色を眺めていた君。


14 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/11 16:52 ID:Yg20B2Bt
    キャッふらの時代~!
    そうそう、みさっくんの一人称は「ボク」なのよね。
    「ぼく」でも「僕」でもなく。
    (たまに「オレ」ともゆーが)


15 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/11 17:05 ID:UT9O5wNi
    >>11
    でもさぁ、やっぱり素人にゃ敷居高くなった感は否めなくない?
    9さん言うところの玄人にまかせて、読み専に徹するよ。
    撤収!


16 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/11 17:10 ID:cS4plpjy
    まあ、まあ。新しい板は始まったばかりだし、今後の行く末に期待しつつ、まったり行きましょうよ。


17 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/11 17:11 ID:UT9O5wNi
    つか(藁、9さん書いてっ。是非読みたひ。
    もうUP済みの人だったらごめんね。


18 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/11 17:42 ID:O+WkfCmf
    あんぎゃー!!!プラトニーク・マツミサ!!!ワショーイワショーイ!!!
    前スレ708さん、オレ、嬉しいよ!!!(誰やねん

    実は私、前スレでコジミサ書いてた者なんですが、708さんのマツミサに
    汚れたココロが洗われる思い…
    でも続き書いてしまうけど(w


19 名前: 9 投稿日: 02/02/11 17:49 ID:cghixmhl
    なっなんで 皆漏れを攻める(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
    >>6さんの文章が上手いな、慣れてるか
    と思ったンで聞いたんだYO!
    深い意味はないんで
    突っ込まないでくれYO!

    つーか、なんで2ちゃんの人ってなんでも
    マイナスに物事とるのかなぁ・・・
    とマジレスしてみる。


20 名前: 9 投稿日: 02/02/11 17:54 ID:cghixmhl
    ちなみに2のほうでも、素人?
    つー問いレスあったので
    それにかけてみただけなのだがな。

    いやまじで、ただ単にそれだけの事。


21 名前: 9 投稿日: 02/02/11 18:01 ID:cghixmhl
    つか今レス読み流したが
    漏れの書いた意味皆取り違えてる・・・・。
    漏れの脳内では
    素人=読み専
    玄人=サークル活動orサイト持ち

    なんだが・・・。


22 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/11 19:33 ID:cI4hQ3Zb
    まあ、おちけつ9よ。
    ametoraさんのまつみさでも読んで和もうじゃないか。
    なんかもう、ハンカチ片手なんだが気が早すぎだろうか・・・
    とかいいつつ、コジミサさんの焦らし技に悶々もしてるが。

    そして来生井沢×新田の人ー!?あなたも焦らしすぎだぞー。


23 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/11 19:53 ID:G0RbYiey
    なりきり太陽板C翼関連が閑散としているのだが・・・
    皆、こっちに来てる?
    私はあっちの名無しなんだが、ここにいるとあっちに行くのが
    申し訳ないような気がしてる。


24 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/11 20:08 ID:ARAEKqn1
    他力本願でスマンが >6さん 続きキボーン キボーン
    夕飯時ですし、新たな飯のおかずを~~
     
    >>23 俺様大空翼の時はおもろいから毎日逝ってたけど
    スレなくなったので、逝ってないっす。
    密かに、あそこのスカトロマニアの岬くんヲタだった漏れ。


25 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/11 21:11 ID:+6aHBse6
    今、スカオタ岬の単独スレ立ってるって!
    翼に見放されて立て逃げっぽいけどな。


26 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/11 21:13 ID:+6aHBse6
    それと、太陽板に3つ翼関連スレあり。
    翼、松山、井沢だっけか。いずれもスレ主があまり来ないのが特徴。


27 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/11 22:08 ID:smc5O2NC
    スレ貼ってよ
    いって目凝らして見てみたけど
    わけわからんのしかなかった。


28 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/11 22:29 ID:GKDmOexL
    なりきり松山ならここ…
    ttp://www.alfheim.jp/~narikiri/narikiri/test/read.cgi?bbs=TheSun&key=006612722



29 名前: 前スレ910のたいがい続き 投稿日: 02/02/11 23:08 ID:6Lxwo79P
    コジミサの続き、やっとできました。しかし若干長めなので分けて送信しよう
    かと思いまふ。ウザかったらゴメソ…
    そして>>7でも書いたんだけど前スレ708さん、しゅてきなマツミサ蟻蛾蝶!!!
    続きももしよかったら期待して待たせておくんなませ!!!

    「こうしとかねぇと、お前がキツイだろ…」
    小次郎がようやく顔を上げる。小次郎の舌と秘部の入口の間に唾液の細い糸が
    光っていた。
    「力抜いてろよ。」
    小次郎は、自分の人差し指と中指を根元まで咥え、唾液で湿らせると、秘部の
    縁へ滑らせた。
    指を入れた瞬間、岬の目が見開かれる。
    「く…ッあぁっ」
    二本の指の異物感に内腿が震えた。
    内壁の襞をひとつひとつなぞるようにしながら、徐々に指が中へと呑み込まれて
    いく。充分に湿らされた指と粘膜が擦れ合う度にくちゅくちゅと音を立てた。
    小次郎は更に奥へと指を蠢かせ、岬の反応を探る。
    ぐるりと指を回転させて、先程までより少し強く内部を掻き混ぜるようにすると、
    岬は堪らず声を上げた。
    「あ、はぁぁッ…や、苦し…、んんっ」
    自分でも触れたことのない場所へ、小次郎の指が侵入している。その箇所のひり
    つくような痺れと、指の動きが生み出す未知の感覚を体は敏感に察知しているが、
    頭の中ではまだ受け入れられる状態ではなく、岬は喘ぐ声すら自分のものでは
    ないような錯覚に捕らわれていた。
    岬の、狭く締め付ける内部で小次郎は指を折り曲げ、執拗に指先を這わせる。
    やがて小次郎の中指がとある箇所を掠めると、岬の腰がびく、と跳ねた。
    ようやくそのポイントを探り当てた小次郎の指が、躊躇することなくその周囲を
    攻め立てる。


30 名前: 29のずっこけ続き 投稿日: 02/02/11 23:12 ID:6Lxwo79P
    「ここが…イイのか?」
    「…ッあぁ!ん、はぁ、ああッあ、ぅ…ッ」
    最も感じる箇所を性急に、掻き出すように愛撫されて、岬は無意識の内に吐き
    出される嬌声を抑えようと必死に唇を噛み締めようとするが、そんな小さな
    抵抗すらもう敵わず、開かれた唇の端から零れた唾液がシーツに落ちた。
    「…なに、これ…ッ小次郎…ふ、ぁ、はぁ…っん」
    後ろへ与えられた快感が岬自身へも伝わり、その先端からは蜜が零れ、根元まで
    ぬらぬらと流れ出していた。
    小次郎の方も既に限界だった。服の生地に押さえ付けられていたそれをようやく
    取り出すと、固く張り詰めた自身が勢いよく天を仰ぐ。
    絡めとられるようにぬめる粘膜から指をゆっくりと引き抜いてやると、それすら
    反応してしまうのか、岬が小さく息を詰めた。
    「岬…」
    熱っぽく少し上擦った声で小次郎が囁く。
    岬はまともにそちらを見ることができず、これからくるのであろう想像もつか
    ない痛みを思い、目を閉じ、シーツをぎゅっと握り締めた。
    少しの恐怖は当然あった。が、こうなることにもう迷いはなかった。
    小次郎は、その時をじっと待つ岬の震える瞼に掠めるようにキスすると、岬の
    膝を抱え直し、自らの昂ぶりをそっと秘部にあてがった。
    互いの体の一部がぐちゅ、と音を立てて触れ合った次の瞬間、体を縦に切り
    裂かれるような痛みと衝撃が岬を襲った。
    「あ、あああッ!!」
    熱くたぎる小次郎自身の存在感に圧迫され、岬の全身が強張る。
    膝ががくがくと震え、息をするのもままならない。
    小次郎を受け入れたい気持ちとは裏腹に、体の最奥は悲鳴を上げていた。


31 名前: 30のなめねこ続き 投稿日: 02/02/11 23:17 ID:6Lxwo79P
    「…ッ、岬、やっぱり辛いか…?」
    岬の苦しそうな表情を見、小次郎自身も秘部の締め付けに若干の痛みを感じて
    いるのか、小次郎は強引に貫くことをせず岬を気遣った。
    こんなにも痛みを伴うものだったなんて。強い異物感は未だ岬の下腹部を支配
    したまま消えそうにもない。
    それでも岬は「痛い」という言葉を寸前のところで呑み込んだ。
    痛い、と言えばきっと小次郎は自分を思って、途中でも行為を止めるだろう。
    不器用ながらいつでも岬には、お互いだけがそれと分かる優しさをくれる人
    だから、焦ることはないんだと、誰の所為でもないと言ってくれるのだろう。
    岬は、そんな小次郎だからこそ今ひとつになりたかった。
    焦っているわけでは勿論ないが、今でないとだめだとすら思ったのだ。
    「こじ、ろ…僕は大丈夫、だから…」
    眼の縁を紅くして、岬はやっと言葉を絞り出す。
    「お前…」
    「ね?小次郎…ほんとに、大丈夫だから…」
    岬は、初めて自分から小次郎の顔を真っ直ぐ見た。
    瞠目する小次郎の頬にゆっくりと手を伸ばすと、そこに指先が触れると同時に
    小次郎の温かい掌が迎え、包み込んでくれた。
    「いいのか…?」
    岬は小次郎の瞳を見つめたまま、小さく頷いた。
    小次郎は岬の手を力強く握ってやると、途中で止めていた体を再び岬の中へと
    埋め込んでいった。
    「…は、んんっ」
    岬の唇から息が漏れる。
    相変わらず秘部は窮屈そうに収縮していたが、根気強く体を進め、ようやく
    小次郎自身が根元まで結合される。
    岬の腰を浮かせ、小次郎は腰を小刻みに律動させ始めた。
    狭い内部いっぱいに侵入した小次郎自身が更に襞を擦り上げる。


32 名前: 31の仁義なき続き 投稿日: 02/02/11 23:20 ID:6Lxwo79P
    「ん、あ…ふっ、あ、あぅッ…」
    先程までの激痛に慣らされたのか、岬の体に痛みとは違った感覚が走ろうとして
    いた。
    小次郎の動きが段々激しくなり、腰を打ち付け、岬の奥へ、奥へと抉るように
    己を駆り立てていく。少し引いてはまた奥まで貫かれる、その繰り返しに岬は
    翻弄され、次第に指を入れられた時以上の快感の波に攫われていった。
    「あ、ぁんっ、は…あ、あぁっ!」
    一時は痛みの所為で萎えかけていた岬自身も、また首をもたげていた。
    小次郎の一層増した熱を敏感に感じ取り、体の中心に火がついたように疼く。
    小次郎は更に体重をかけて岬の上に覆い被さり、猛る自身を包む岬の内部を思う
    存分蹂躙した。
    「小次郎、こじ、ろぉ…ッ」
    「岬…」
    小次郎は切なげに眉を顰め、荒く息をしながらうっすらと汗の光る岬の喉元に
    唇を寄せた。
    岬の手が小次郎の髪を撫で、導かれるように互いの舌を絡ませる。
    熱く吐かれる息までも混じり合い、夢中で唇を貪り合う。
    欲望の頂点までそのまま一気に昇り詰めるような感覚のうねりが2人を覆った。
    「こじろ…、っん、も…だめ…」
    岬が小次郎の肩口に顔を埋め、腕に縋りつく。
    小次郎の腹に時折当たる岬自身が、もう限界だと言わんばかりにわなわなと
    震えていた。
    「岬、俺も…ッ」
    小次郎は岬の足首を掴み、体の方へ折り曲げると、少しだけ引いた自身を反動を
    つけるように最奥まで一気に貫いた。
    「ああッ!!こじろ…ぉッッ…!」
    岬は小次郎の背中に手を回し、必死にしがみついた。
    小次郎の欲望が堰を切るように自分の中に放たれた瞬間、岬自身も果て、小次
    郎の褐色の背中に爪跡を残した。


33 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/11 23:25 ID:dSCx4L9I
     岬タンの スカトロヲタ単独スレが見たいのれす。
    太陽も探したけどなかったです。

    >>6 さん続き切実に待ってます~。
    片桐よ翼タンをもっと濃厚にたっぷりと激しくチェックを~~

    >>29さん 楽しみにしてました♪
    ハアハアです。
    が、またいいところで・・・(哭) 


34 名前: 32のこれでラストファイヤー(予定)続き 投稿日: 02/02/11 23:28 ID:6Lxwo79P
    「…お前、いいかげんこっち向けよ。」
    二人の体が結合から解き放たれてから、ずっと岬は一緒にベッドに横たわる
    小次郎に背を向けたままだった。
    今更ながら気恥ずかしくて、とてもではないが顔を上げ、小次郎の方を向ける
    心境ではなかったのだ。
    「あ、」
    はたと気がついたように小次郎が顔を曇らせ、岬の顔を上から覗き込もうとする。
    「やっぱり、痛かったのか…?そうなんだろ?」
    バツが悪そうにそっと岬の髪に手を伸ばし、遠慮がちに触れながらごめん、と呟く。
    「…そうじゃなくて、」
    岬は思いきって体の向きをくるりと変え、小次郎の胸に頬を摺り寄せた。
    ただ、目は伏せられたままであったが。
    「いやその…痛いのもちょっとはあったけど、そんなの全然平気だよ。」
    小次郎の胸に顔を埋めたまま、自分でも殆ど聞こえないようなか細い声で
    岬は言った。
    「もしかして、後悔してんのか?俺と…」
    「そんなっ…!」
    思わぬ言葉に岬は瞠目して半身を起こした。
    「僕は後悔なんかしてないよ。…小次郎は…?」
    束の間、二人の間に沈黙が流れた。もし小次郎にとって、自分とこうなったことが
    本意じゃなかったら、どうしよう―――瞬間、岬の頭をそんな考えがよぎる。


35 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/11 23:30 ID:EXvN+HTU
    http://salad.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1012129310/l50
    なりきりスカ岬スレ。
    ・・・私、最悪のタイミングで貼ってしまっただろうか?


36 名前: 35のこれがホントのラストファイヤー続き 投稿日: 02/02/11 23:31 ID:6Lxwo79P
    ふ、と笑って小次郎は手を伸ばすと、岬の額を指で軽く弾いてやった。
    「お前、馬鹿だな。」
    「…は?」
    つい間抜けな声を発した岬の、形のよい小さな頭を引き寄せ、そのまま抱き込む。
    「何余計なこと考えてんのかと思ったら…後悔するくらいなら最初っからその…
    好きだなんて言わねえよ。」
    鼻の頭を掻きながら小次郎がぶっきらぼうに言った。
    「小次郎」
    「あ~あ、お前やっぱこっちに引越してこねえか?東邦入れよ。」
    岬の髪に顔を埋めながら、小次郎がなにげなく話を逸らすと、岬は思わずくすりと
    微笑み、小次郎の目を下から見据えた。
    「何言ってんの、今年の冬こそ東邦倒して、南葛が優勝するんだからね!
    …翼くんがいなくたって勝てるってとこを見せてやるから。」
    「やれるもんならやってみな。」
    軽口を叩き、どちらからともなく笑いながら、やがて二人の唇がまたゆっくりと
    触れ合った。

    ハァ~、スンマセンホンマスンマセン、やっと終わりですわ。
    1人で場所とって申し訳ない(汗
    しかも書いたばっかりなのにもう直したいとこ満載よ…


37 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/11 23:38 ID:EXvN+HTU
    36さん、ありがとう!
    きっちり絵が浮かんできますよ。あ、原作絵じゃないけど。
    読後感さわやか・・・


38 名前:  出歯亀―ズ その1 投稿日: 02/02/11 23:56 ID:yRbnKJNS
    出歯亀―ズの3人は帰路についていた。

    石崎「それにしても凄かったなあ・・・・痛!なにすんだよ。」
    浦辺「まったく・・・オマエは興奮しすぎなんだよ。相手にばれるかと思ったじゃねーか。」
    久美「ホントホント、石崎さんがバケツひっくり返した時はバレた!って思いましたモン」
    石崎「それは浦辺がオレを押しのけるからだろうが!」
    浦辺「覗き穴がちいせえからしょうがねーだろ!」
    久美「まあまあお二人とも落ち着いて。」

    浦辺「じゃーなー!また明日!」
    方向が一人違う浦辺は大きく手を振り、人ごみに消えていった。
    浦辺の姿が完全に見えなくなるのを見計らい、久美は口を開いた。
    久美「石崎さんはああいう男同士の、すっごく好きなんですね♪」
    石崎「・・・!!!?・な・・なに!!?」
    過剰なまでの反応に久美はニヤリとほくそえむ。
    久美「分かってますって♪・・・はいこれ、プレゼントです♪」
    石崎「なんだこりゃ??」
    久美「おばあちゃんから貰ったんです。「ユメミール801」っていう薬です。
        これを飲んで寝ると、そういう夢が見れるようになるんですって。」
    石崎「なにィ!?」
    久美「是非試してみてくださいね♪…んじゃ♪」
    石崎「・・…」



39 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/11 23:58 ID:pgfGO/SP
    >36さん
    ありがとうありがとう……神様
    で、ワールドユース記者会見でツーショな訳なんですね
    いち早く意気投合して…


40 名前:  出歯亀―ズ その2 投稿日: 02/02/11 23:59 ID:yRbnKJNS
    自宅に戻った石崎は久美から貰った小瓶を見つめながらニヤニヤとほくそえんでいた。
    石崎「これさえあれば・・・ハァハァ・・・今日みたいなのが見れるんだよな・・・ハァハァ・・・王道で小次健?松小次?源岬?GCか?
       今日みたいに新岬でもいいかなあ、岬受けは萌えるぜ!いや待て、岬が攻めるところも見てみたいような。
       井沢が受けるのも見てみたいような気がする。アイツなかなか美人だし。相手は誰がいいだろ?・・・」

    ――― 一方その頃
    久美「甘いですよ、石崎さん♪今のうちに思う存分想像して楽しんでおいてくださいね♪」
    祖母の水晶球から石崎の様子を盗み見る久美は悪魔の微笑を浮かべた。

    「ユメミール801」を一気飲みした後、石崎はドキドキしながら愛用の煎餅布団にもぐりこんだ。
    普段ならこういう時には興奮してなかなか寝付けないものだが、なぜか横になったとたん恐ろしいくらいの眠気が襲ってくる。
    (・・・・杉本のやつ、非合法なブツよこしやがったんじゃねぇだろうな・・・・)
    そんなことを考えながら石崎は深い眠りへと落ちていった。
    ZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZ
    放課後の校舎裏。
    夕日に照らされるシルエットが2つ。
    いつもは遅くまでにぎやかな校内も、テスト前ということもあってか静まり返っている。
    2人はなんとかく帰りそびれて、いつのまにかこの場所に来ていた。
    1人が校舎の壁にもたれるようにして座り込むと、それに合わせてもう一人もその横に座り込んだ。
    黙り込んだまま、2人は西の空を見上げる。

    ここからの夕日は格別だ。
    以前なにげなく2人で通りかかったときに、見つけた場所。
    別に他の誰に教えても良かったはずなのに、2人はそれをしなかった。
    お互い申し合わせたわけではない、なんとなく他の誰にも教えたくなかった・・・・2人の秘密の場所。

    やがて1人が静かに口を開いた・・・・・




41 名前:  出歯亀―ズ その2 投稿日: 02/02/12 00:02 ID:yeDUeeJ7
    「なあ石崎、卒業したらやっぱりプロめざすのか?」
    「ああ、無理かもしんねぇけどな。やれるだけやってみるつもりだ。」「おまえもだろ?」
    「・・・・いや、俺は実家の豆腐屋を継ぐつもりだ。オヤジがあんまり調子よくないみたいだからな・・・
      だからオレのサッカーは高校までで終わり。」

    「そうか・・・」
    そっと石崎は浦辺に寄り添い、その手を握り締めた。
    「・・・いつまでもおまえたちとサッカーしていたいんだけどな」
    「おれたちと、じゃなくておれと、だろ?」
    浦辺はただ切なげに微笑んだだけでそれには答えなかった。

    「・・・おれも・・・おまえと一緒に南葛商店街を盛り立てていきたかったよ。」
    「引退したらおれも実家を継ぐよ。おれら2人で世界一の商店街を作ってやろうぜ。それまで豆腐屋つぶすんじゃねーぞ。」
    「潰すかって。おまえも顔面ブロックのし過ぎで脳障害起こすんじゃねーぞ。」
    浦辺は自分の肩によりかかるイガクリ頭をそっと優しく撫でた。

    「これでも一応心配してんだからな。」
    「ああ。」
    2人のシルエットが重なる。

    一緒に過ごせる期間は残りわずか
    せめてあの夕日が沈むまでは一緒に・・・・

    倒れこんだ芝生がひんやりと冷たくて、
    互いの体温がやけに熱く感じられて、


    真っ赤な夕日だけが2人を見つめていた・・・・・



42 名前:  出歯亀―ズ その4 投稿日: 02/02/12 00:04 ID:yeDUeeJ7
    石崎「うぎゃぁぁぁぁぁぁああああああ!!!!」

    愛用の煎餅布団を蹴り上げ、石崎は飛び上がった。
    おれは一体??・・・・浦辺と○△×!!?そしてこの切ない気持ちはなんだ?!

    石崎「・・・・・これがあの薬の効果か・・・・ウツダシノウ・・・・・」

    翌日、浦辺の一挙一動にビクビクする石崎と、それをほくそえみつつ眺める久美の姿が見うけられた。



    ゴメンナサイ・・・・・書いてしまいました・・・・



43 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/12 00:08 ID:iebjjM5B
    >>38,40-42
    ワロタ!!


44 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/12 00:10 ID:vlAuZof6
    >>38さん
    オモロイ!!
    あなたサイコーーー!!


45 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/12 00:11 ID:ARQPEPqd
    出刃亀・・・地の文が美しいだけに、泣けてきます。
    なんで、よりによって・・・こいつらなんですか。


46 名前: 45 投稿日: 02/02/12 00:18 ID:ARQPEPqd
    笑い泣きですけどね・・・あ、なんか得した気分です


47 名前: ametora(前スレ708) 投稿日: 02/02/12 00:25 ID:YmqCel0B
    >29、30、31、32、34、36さん
    ぎょえ~~~~!コジミサありがと~~!!すげーーーーー
    何でそんなに文章上手いんですかー?プロ?私実はよくエロシーンわからんのよぉ。
    あなたが本出したら絶対欲しいですYO!!他のカプも是非是非!見たいよー
    >出歯亀ーズ
    この三人は新田×岬を一部始終見てたんですね(w
    しかしユメミール801…すげー。石崎×浦辺……。新田×浦辺ってアリですか?



48 名前: ametora(前スレ708) 投稿日: 02/02/12 00:27 ID:YmqCel0B
    >13のつづき

    時計の針が午後四時をさした頃…。
    「晴れたなー」
    「こんなの久しぶりだよな」
    「いつも雪雪雪…だもんな」
    「久しぶりに雪かきしないでもサッカーできるな!」
    雪が降っていないのなんて、ボクがふらのに来てから数えるほどしかなかった。
    うっすらと青く広がる空。雪で、いつもは見えない遠くの方までよく見える。

    その日、初めて松山がボクに話し掛けてきた。
    松山「…岬!ちょっといいか?」
    グラウンドの端で松山がボクを呼んだ。
    松山「…今日、練習サボらないか?」
    とても意外な言葉だった。松山からそんな言葉を聞くなんて…。
    松山「ちょっとついてきてほしい所があるんだ」
    ………?


49 名前: ametora(前スレ708) 投稿日: 02/02/12 00:28 ID:YmqCel0B
    >48のつづき

    ボクは松山の後ろ姿を見ながら、学校の裏にある小高い丘へと歩いていった。
    どれくらい登っただろうか?松山がボクの方へ振り向いた。
    松山「岬、こっちだ。見ろよ」
    誘導されるまま、ボクは松山の視線の先を追った。

    そこには、今まで一度も見た事がないくらい、美しい景色が広がっていた。
    ふらのの街をすべて見下ろせて、地平線には丁度、紅い紅い夕焼けが燃えていた。
    その美しさにボクは言葉を失ってしまった。
    松山「……すごいだろ?岬。いつも雪が降ってて見れんけど、今日は珍しく晴れたからな。」
    目の前に広がる景色に見とれているボクに、松山は云った。
    松山「…今日、ずっと考えてた。お前が引っ越しちまう前に、何か想い出作れたらなって。
    この景色、お前に見せたかったんだ…」
    岬「……すごい…」
    それしか口にする事が出来なかったボクに、松山はただ、優しく笑ってくれた。



50 名前: ametora(前スレ708) 投稿日: 02/02/12 00:29 ID:YmqCel0B
    >49のつづき

    松山「…そろそろ帰ろうか、日も暮れちまう。それにまた雪降りそうだし。…て、もう降ってきたな」
    松山は空を見上げた。
    ボクも連られて空を見上げた。
    そして、ヒラヒラと舞い下りてくる雪を、広げた掌で受け止めると、音も無く溶けて消えた。
    松山「あれ?お前、手袋は?」
    岬「あ、今日忘れちゃって」
    ボクの指先は寒さで紅く染まっていた。かじかんで、上手く動かせない。
    松山「何で早く言わないんだよっ」
    そう云って松山は、ボクの両手を自身のそれで包み込み、
    そのまま口元に持っていき、白く暖かい息を吹きかけてくれた。
    岬「松山…」
    しばらく、松山はボクの手を温めてくれていた。
    そして、ボクの手を解放すると、自分の右手にしていた手袋をボクの右手に着せた。
    岬「い、いいよ松山!ポケットに入れてれば暖かい…」
    松山「暖かくないだろ?だからこんなに冷たいんだろ?」
    今度はボクの左手を、松山の右手がそっと握り締めた。とても暖かい手で。
    松山はそのまま自分のコートのポケットの中に、繋がっているお互いの手をスッポリと収めた。
    松山「これでお互い暖かいな」
    そう云って、松山はまた優しく笑った。
    岬「松山…」
    何だか、帰りたくないよ。
    君が優しすぎるから、君を、このまま一人占めしたくなっちゃったよ。


51 名前: ametora(前スレ708) 投稿日: 02/02/12 00:30 ID:YmqCel0B
    >50のつづき

    2人並んで、登ってきた丘を下った。
    その間、ボクらは他愛もない会話を交わしていたよね。
    でもボクは一つだけ覚えている事があるよ。
    それは―――

    松山「お前の手、ホントに冷たいな。…何だっけ?手が冷たいと心が暖かいんだよな?」
    岬「そうそう。よく云うよね。何でだろうね」
    松山「あー、じゃぁ俺は心が冷たいのか…」
    岬「え?」
    松山「だって、熱いだろ?俺の手…」
    握られている左手。松山の体温が伝わってくる。暖かい。

    岬「あれは、嘘だね…」
    自分でも聞こえないくらい、小さな声で呟いた。
    だって君の心は、この手とおんなじくらい、とってもとっても暖かいんだもん。
    ―――でも、照れくさくて言えなかったよ。
    松山「岬?…どうした?」
    岬「…ううん。何でもない」


    2人の足跡が、次第に強くなる雪に、あとからあとから消されていった。END

    ●なんか微妙にミサマツになっちゃったっぽい(w


52 名前: 36 投稿日: 02/02/12 00:54 ID:LsA/4LUI
    >>48-51さん
    んぎゃ!!!マツミサ完結ですね!!!二人とも可愛すぎ…
    松山くんが、繋いだ手を自分のポケットに入れるとこが特に萌え~。
    練習抜け出す二人を風呂敷に入れて持って帰りてぇ…

    つか私、文章上手くないッスよ~(大汗
    マヂ恐縮ですわ。舞い上がって手ぇつけられません(w

    >出歯亀ーズさん
    ユメミール801…恐るべし久美ちゃんグランマザー!!!
    めっちゃオモロかったです、蟻蛾蝶ゴザイマス~。


53 名前: 滝一の日記 投稿日: 02/02/12 00:54 ID:ARQPEPqd
    犬の散歩で土手を歩いていたら、なにやら叫び声が聞こえた。
    来生だ。びっくりして土手を駆け下りると、ヤツも俺に気づいて振り返った。
    「俺だけじゃん。声変わりしないの。声枯らそうと思ってさ」
    「気にすんな。翼だってまだだろ」
    「でも、翼はサッカーうまいじゃん」
    お前だって・・・俺たちだって結構うまいぜ?だめか?
    それにお前だって井沢に慕われてて男らしいとこあるし。
    井沢の慕いっぷりが、最近ちょっと妙な感じだけど。ま、いっか。

    それから5年後、自分が出歯亀ーズに参加申し込みをする羽目になるとは
    知らぬ12歳の滝一だった・・・(つーかこいつ出歯亀そのもの)

    ※私は旧アニメ中学生編のファンです。そして出歯亀ーズで801は
     書けませんでした。38さん、あなたは神かも。


54 名前: 38(石×浦?浦×石?) 投稿日: 02/02/12 00:59 ID:yeDUeeJ7
    前スレの出歯亀作者さん、すいません。
    設定借りたらこんなことに・・・・

    エッチシーンも書こうとしたんですが、頭がクラクラしてどうしても無理でした。つーか誰も読みたくないでしょうvv

    >>36さん
    萌え~ 優しいコジがイイ!!本当に本当にありがとう!

    >>43-46さん
    アリガトウ!!

    >>47(ametoraさん)
    待ってました!マツミサミサマツマツミサミサマツ!!
    ほのぼの切ないラブリー岬松夕日の直前に、あんなゲテモノカプの夕日を出しちまって申し訳ないです・・・



55 名前: 前スレ776(930の続き) 投稿日: 02/02/12 01:02 ID:ygShujsY
    もうお呼びで無いかも…でも一応折角なので。
    反町×井沢です…。

    顔を無理やり上げさせても視線を合わそうとしない。そんな井沢に無性に腹が立った。
    「そんなに顔を見せたく無いなら見せなくっていい」
    そう言ってやや乱暴にうつぶせに寝かせた。
    そして腰を引き寄せて四つん這いのような姿勢にする。
    「うわっ、ちょっやめっ」
    体勢的に俺の方が有利だ。
    後ろを振り返ろうとする井沢に構うことなく体重をかけた。
    そして井沢のモノに指を絡める。
    「ん…ふっ…」
    最初は抵抗しようとしていた井沢だが段々と身を任せはじめた。


56 名前: 前スレ776(55の続き) 投稿日: 02/02/12 01:04 ID:ygShujsY
    井沢の口元にそっと指を持っていってやると、ゆっくりと舌を絡ませてきた。
    唾液が充分にからんだところで指を秘部に当てる。
    既に井沢の中はしっとりと濡れていた。
    「あ…はっ…反町……」
    井沢の腰が俺を促すように動く。
    たまらなくなって自身を井沢の中に突き立てた。
    「あ、っん……」
    まるで獣のような体勢が俺の熱をより昂ぶらせる。
    それに反応するかのように井沢の口から嬌声が漏れる。
    「はっ…あ、ぁっ……」
    「ココがいいの…?」
    井沢は今どんな表情をしてるんだろう、見たいけどこの体勢じゃ見づらい。
    ちょっと損した気分になった。
    そのかわり、井沢の声を存分にきいてやる。


57 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/12 01:07 ID:LsA/4LUI
    >>53
    滝くんまでも出歯亀ーズに!!!参加資格ってあるんだろうか、
    私も入りたいくらいですわ(w
    そして声変わりがまだなのを気にする来生くん…ダイジョブよ、
    アルフィーの高見沢氏も、新アニメの日向さんですら声変わり
    してないし!!!


58 名前: 前スレ776(56の続き) 投稿日: 02/02/12 01:21 ID:ygShujsY
    井沢の声が聞きたくて、ゆるやかに腰をゆする。
    「や…はぁっ……ぁあっ…」
    「もっと声だしてよ、井沢…」
    意地悪く耳元でささやいて、井沢の感じるポイントをせめていく。
    井沢のすすり泣くような声に俺の熱もより一層高まる。
    「ぁっ…そりま…ち……もぅ…あ…ぁっ!」
    甘い声とともに井沢が俺の手のなかに精を放つ。
    ほぼ同時に俺も井沢の中に放った。


59 名前: 私も参加希望 投稿日: 02/02/12 01:21 ID:ARQPEPqd
    秋田県の双子
    政「和夫ぉ、石崎から手紙だ。『あなたも出歯亀ーズに加入しませんか』」
    和「めくるめく世界を鑑賞しながら、ビジネスチャンス!・・・?」
    政「デジカメ、ビデオをお持ちの方、ご優待か・・・うちにあるよな」

    大阪府のデブ
    中西「なんや。エロを商売に結びつけるんかいな。ベタやなー。
       でもオモロイ事になりそうやんなー。のらせてもらうで」

    日本中から困ったブサイクちゃんが静岡目指して集結しつつあった。

    杉ババ「淫欲の星が紫に光りて・・・」
    久美 「ぶっちゃけ、どーなの?」
    杉ババ「もう、やりまくりみたいなー、って感じー、じゃ」
    久美 「合宿にも間者を送り込む手筈はできているわ。ふふ」


60 名前: 前スレ776(58の続き) 投稿日: 02/02/12 01:31 ID:ygShujsY
    ベッドでぼーーっと余韻に浸っていると、井沢が腕を絡めてきた。
    そして俺にそっとささやいた。
    「ねぇ反町…オレのこと…好き?」
    好きに決まってるじゃないか。
    井沢が好きで会いたくって会いたくって、わざわざ静岡まで来たっていうのに。
    「好きに決まってるだろ」
    「だよなぁ。じゃぁ今度は声だけじゃなくって顔もしっかり見せてやるよ」
    にっこり微笑んで綺麗なウインクまでおまけに付いてきた。
    「い、井沢!?」
    嬉しいけど!嬉しいけど!きっと俺は真っ赤になってるんだろう。
    「なに照れてんだよ今更。これだけヤっといて」
    そりゃそうだ。
    今更だ。
    じゃぁ…
    「井沢~。好きだ!今度と言わずに今見せてくれ!」
    そう言ってまた押し倒した。

    ―――夜はまだまだ続く。



    ホンマにすんませんー。ウチはド素人です><
    エロ書くの下手っぴでごめんなさい。
    どうぞ皆様新しい井沢受カプ開発してくださいーーー(切実)。


61 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/12 01:37 ID:T7r/y+CU
    どなたか・・・文才のない私に松山受をお願いします~(涙)


62 名前: 前スレ776 投稿日: 02/02/12 01:45 ID:ygShujsY
    あ、ENDって書くの忘れた…(書かなくても分るか…)
    一応気になったので…。
    ではでは以後名無しに戻ります。


63 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/12 07:02 ID:IsEz6Kej
    776さん。ありがちゅー。乙カレー。反町優しすぎだよ。井沢にゃもったいないよ。
    前の祭りで散々、井沢受でハアハアしたのにまだ足りません。人間の欲とは深いものよのう・・・。
    でも、カップリングが思いつかない。総受以外なら、翼×井沢なんかも好きなんだけど。
    ホモで不倫なんて救いようがなくてイイ!
    しかし、翼の方には後ろめたい気持ちが、これっぽちも無かったりするとこれまたイイ!
    シチュエーションだけは妄想できるんですが、如何せん文才が・・・。くやちいです。


64 名前: みさこじ1 投稿日: 02/02/12 07:47 ID:hfBsOLer
    日向が岬と親しくなったきっかけは買い物。八百屋の店先で一山いくらの
    野菜を分け合ったのだ。
    岬の父親が二泊三日のスケッチ旅行で家を空けると聞いた時、日向が自分から
    「うちこいよ」と招いた。質素な食卓だが、岬は嬉しそうに「大勢で
    食べるとおいしいね」と微笑んだ。
    「明日はうちに来る?僕、料理するから」

    岬が父と暮らす部屋はひどく簡素だった。
    たった一つの寝袋に二人で、潜り込む。小学生とはいえ、窮屈である。
    「ごめんね、父さんが自分の寝袋持っていっちゃって」
    「気にするな。うちだって客布団なんかねえしよ」
    話すために向き合うと、自然と抱き合う形になる。結構な至近距離で
    見つめ合い、なぜか日向の鼓動はバクバクと高鳴る。
    (岬って・・・すげえ肌綺麗。お姫様みてえだ)
    「小次郎、体大きいからかな、脈が強いね」
    「こ、こじろう?」
    「同じ釜の飯食って一緒に寝たら、ツレだよ」
    (ツレってどういう意味だろう?他人じゃないって事か?恋人!?)
    自分の思考が暴走し出した事に気づき、ますます日向の鼓動は速くなる。
    と、不意に唇を吸われた。


65 名前: aiyaaee 投稿日: 02/02/12 07:48 ID:vcIUQ0AJ
    翼うけがやっと出たと思ったのに(´ D `;;;)
    6さんの続きが気になって夜も寝れなかったジョ


66 名前: みさこじ2 投稿日: 02/02/12 07:49 ID:hfBsOLer
    「ツレは友達だけど、小次郎とはもっと・・・」
    再び唇を塞がれ、今度は舌を絡めとられた。
    他人の粘膜の感触は、なんと甘美で熱いのだろうか。混乱しつつも、
    岬のキスに応じるうち、日向の興奮は増していく。
    (俺も名前で呼ばれたし、岬を名前で呼んだ方がいいのだろうか?)
    惑う間もなく、Tシャツ越しに胸を探られる。左右の突起をそっと
    撫でられた時、感じたことのないくすぐったさ・・・に似た、甘い感覚に
    襲われる。
    「・・・あっ」
    「気持ちいいでしょう?」
    股間が熱を持つ。岬に擦り付けたい衝動にかられる。
    その考えを読んだかのように、岬のしなやかな指が日向自身を捉えた。
    「温かい。ぴくぴくしてる・・・」
    形を確かめるように撫で上げられ、日向は快感と羞恥心に苛まれる。
    「な、なにしてんだ、やめろ」
    「どうして?」
    「こういうのは大人になってから、する事だし」
    「好きになったら、するんでしょ?好きに大人も子供もないよ」
    真っ直ぐに好きと言われ、日向の心に衝撃が走る。
    (好きなんて言われた事ない。そんな感情あったなんて、忘れてた)


67 名前: みさこじ3 投稿日: 02/02/12 07:51 ID:dhx8Xn6X
    下着をくぐって、岬の指は巧みに日向の肌を探ってくる。
    (・・・ああ。気持ちいいところって、尖ってくるんだな)
    日向は熱にうかされたように岬の唇を吸いながら、ぼんやりと考える。
    (きっと、触ってほしいところが相手にわかるように、そうなってるんだ)
    「小次郎の、ぬるぬるしてきた・・・」
    まだ完全に露出しきらない先端を、皮越しにしごかれて、日向の息が荒
    くなる。
    「はぅっ・・・ん・・・」
    自分ばかり喘いでいて、恥ずかしい。日向は岬の股間に触れてみようと
    手を伸ばした。
    「してくれるの?」
    手の中の岬は熱く、日向同様脈打っていた。女の子のようにかわいらしい
    顔とのギャップを感じ、日向はおずおずとそれを握る。
    「小次郎、自分でこういうこと、よくする?」
    「い、いや、母ちゃんたち一緒だし」
    個室がない身は辛い。夜半、妖しい気持ちが起こっても我慢するしかない。
    「じゃ、今日はいっぱいしよう」
    岬は寝袋のファスナーを開け、外ににじり出た。


68 名前: みさこじ4 投稿日: 02/02/12 07:53 ID:dhx8Xn6X
    岬は道具箱から絵筆を取り出し、日向のTシャツをめくりあげた。
    外気に固く縮みあがった日向の乳首をそっとなぞる。
    「・・・ぁあっ、そ、そんな事にそれ」
    日向の抗議を無視して、岬は絵筆を奮い続ける。両胸をいたぶり、腹から
    絵筆を伝わせて・・・日向の敏感な先端に絵筆の先端を添えた。
    そして、鈴口を擽る。刻みを指で押し開き、窪みに筆先を差し入れた。
    「・・・っ!」
    「痛かったら、言って」
    痛くはなかったが、それと紙一重の鋭い快感に、日向はびくびくと痙攣した。
    ぎゅっと閉じた目が開けられない。拳を握りしめ、未知の感覚に翻弄される。
    「一緒にいきたいんだけど、いいかな?」
    岬の優しい声に、わずかな正気を取り戻す。
    「いく・・・って、なんだ?」
    「小次郎、いった事ないの?」
    岬が小首を傾げて、問うてきた。意味がわからず、日向はただ、
    荒い呼吸をつくしかない。
    「じゃ、今夜一緒にいけたら嬉しいな。あのね、四つん這いになってくれる?」
    言われるままに、両膝、両肘をつく。尻を高く掲げた姿勢が恥ずかしい。


69 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/12 08:31 ID:ptVDGs7H
    >61
    攻でメジャーじゃないやつってーと・・・小田和正くんとかダメ?
    いっそふらの(松山以外)総攻撃とかね。

    >63
    不倫って・・・本妻(本夫?)誰やねん(笑)

    ここまで来て、誰も外人キャラに触れないのも気になる。


70 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/12 08:55 ID:4R/1Zldb
    ピエール岬ってある意味王道カプだから
    だめか・・・
    外人ヨーロッパ勢VS岬はどうよ。


71 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/12 11:07 ID:XEFKJcgX
    ジノ×岬・・・接点ゼロか?


72 名前: 38 投稿日: 02/02/12 11:39 ID:yeDUeeJ7
    では外国人ネタで・・・
    はじめに謝っときます。スイマセン。

    時はWY決勝前――――――
    「とうとう・・・か。」
    森崎は、大阪の夜空を見上げた。
    全日本ユースが宿泊しているホテルからコッソリ抜け出した森崎は、ロードワークに出ていた。
    森崎のいるホテル近くの公園はギラギラとした大阪の中心部とは違って静まりかえっている。
    「まるで嵐の前の静けさだな。」

    WY本選にはいまだ出場していないものの、明日の相手は生半可な相手ではない。
    若林の怪我もあり、自分が出場することになる可能性は十分にある。
    若林・若島津にはとうてい及ばない。
    だが自分ができることは精一杯やっておきたい。
    度重なる戦いを潜り抜けてきた仲間達とは違って自分にはまだ十分に余力がある。
    自分には才能は無い、だけど時として必要としてくれる人がいるのだから、それにどうにかして応えたい。

    この大会が終われば、皆とは違う道を歩むことになる。
    これが最後の晴れ舞台かもしれない・・・・・だからこそ・・・・・

    「よし、そろそろ帰るとするか。」
    滴り落ちる汗を肩にかけたタオルで拭い取り、森崎は再び足を進める。



73 名前: 38 投稿日: 02/02/12 11:40 ID:yeDUeeJ7
    にぎやかな繁華街まで来て、森崎は走るスピードを落とす。
    コンビニでドリンクでも買って帰ろうかと思い、辺りを見渡す。
    その時ふと、森崎の目にある一人の男が止まった。

    どうやら観光客らしいその外国人は強引な客引きに捕まってあたふたとしている。
    早口でまくし立てられ、今にも店に連れ込まれそうな勢いだ。
    彼の持っているカバンにサッカーの文字が見て取れる。
    ――――WY大会を見に来たのかな―――――
    そう思うとたちまち同情心でいっぱいになり、
    普段はおとなしい森崎も見過ごすことが出来なかった。

    「ごめんなさい、急いでいるんです。」
    その外国人の腕を強引につかみ、森崎は走り出した。
    「?!!」
    ―――あんたも一緒にどう?―――そんな声を尻目に、森崎は彼の大きな体を引きずるようにして走る。

    駅の前まで走ったところで、森崎は足を止めた。
    振り返って男のほうを見て英語で話し掛ける。
    「大変でしたね。大丈夫ですか?」
    よく見ると随分といい体をしている。自分よりも2まわりも大きいのではないだろうか。

    「モリサキ?」
    「え?」

    突然呼びかけに森崎は驚いて、彼の顔をマジマジと見つめる。
    武骨な印象ではあるが、優しい目元が嬉しそうに森崎を見つめている。

    「君は・・・・フランスユースの・・・アモロ?」



74 名前: 38 投稿日: 02/02/12 12:24 ID:yeDUeeJ7
    「決勝進出おめでとう。」

    どうしてもお礼がしたいというアモロの申し出を受け、2人は全日本ユースが宿泊するホテルに来ていた。
    腐ってもフランス人、アモロが選んだワインは普段飲めない森崎でも分かるくらい美味であった。
    「・・・ありがとう。他の皆のおかげだよ。・・・フランスは残念だったね。」
    そういうとアモロは黙ってうつむいた。
    2人の間に沈黙が流れる。
    やがてアモロは重い口を開いた。
    「ピエールは素晴らしい選手だ・・・・ナポレオンも性格に問題はあるが、凄いヤツだ。・・・・でも俺は・・・・」
    「・・・・」
    森崎には痛いほどよく分かる。
    翼や若林など世界レベルの選手に比べたら自分のプレイなどお遊戯みたいなものだ。
    彼らの才能をねたんだことなど全く無いが、それでも時には憂鬱になることもあった。
    俺は皆に支えられてきたGK・・・彼もそうなのだろうか・・・

    「アジア予選、見ていたよ。どんな時でもあきらめない君の瞳が印象的だった。」
    「え?」
    いつも地味なプレイしかしていない自分を世界レベルの選手が見ていたとは思いもよらず、
    森崎は驚いてアモロを見上げた。

    「ゴールポストに激突しただろ?怪我は大丈夫?」
    そういってアモロは森崎に近づき、その肩を優しく撫でまわす。
    「あ?ああ。ゴールポストは友達みたいなものだから、平気さ。」
    心配そうに見つめてくるアモロの純朴な目が温かい。森崎はそっと微笑み返した。
    それに応えるように、アモロも微笑みながらそっと囁いた。

    「俺、君のプレイ好きだよ。逆境になるととても粘り強い。」
    「日本には優秀なキーパーが多いけど、俺は一番に君に眼がいく。」

    「そして君のことも・・・・好きだ・・・・」


75 名前: 38 投稿日: 02/02/12 12:37 ID:yeDUeeJ7
    「ぐ…っう…っ・・ア・・モロっ・・・・・アモロっ・・・ぅ・・アモロ・・・」
    森崎の声が部屋に響く。
    それを聞きながらアモロはかつてのフィールドを思い出す。

            アモロ!  アモロ!  
               アモロ!  アモロ!
        アモロ!
              アモロ!   アモロ !

    ―――――自分の名を叫ぶ観客達
    いつかまたあの熱狂的なスタジアムに立てる日が来るのだろうか。

    そんな日が来るとどんなにいいだろう
    そして反対側のゴールには君がいれば―――――――――  (終)




76 名前: 38 投稿日: 02/02/12 12:57 ID:yeDUeeJ7
    >前スレ776さん
    七氏に戻られちゃうんですか?貴方の書かれる文章、すごく切なくて大好きなんですが・・・残念。
    気が向いたらまた書いてください!ヨロシク!

    >>64さん
    カ、カワイイ!!そして微妙に鬼畜!!
    早く続きを~ 寸止めは辛いッス


    出歯亀ネタも膨らんでいて嬉しいッス。



77 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/12 13:07 ID:XEFKJcgX
    >38
    この素材を・・・やっぱり貴方は神だ。

    オワイラン×バルカンを考えてたけど、ボツだ。くそ!


78 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/12 13:56 ID:XEFKJcgX
    38さんには及びませんが・・・

    車仁天の傍らで、肖俊光は嘆いていた。
    「韓国の宝ともいうべき男に、この処置はなんだ!
    韓国サッカー連盟の医療チームは痴呆の集団か!」
    宝とまで褒められ、車は誇りをくすぐられる。
    しかし、全裸で寝台に寝かされ、身体中に鍼を打たれて
    いるという状況は、早く解消したい。
    「ひどい傷だ・・・この素晴らしい脚に誰がこんな」
    「貴様だ」
    車の指摘が全く聞こえていない様子で、肖は鍼を打ち続ける。
    車の四肢から力が抜けていく。ひどくだるいのに、身体の
    中心だけに血が集中していくような・・・車の股間の
    剣は隆々と聳え立っていた。
    「なあ、これは本当に治療行為か?恥ずかしいが」
    「気にする事はない。血の巡りがいい事が証明されたのだ」
    「なんかこう、ムラムラしてきたので治めてもらえないか」
    肖は頷き、手にした鍼を車の股間へあてがった。
    「ちょっと気絶や出血があるが、こらえてくれ」
    「やめろー!そこに刺すのはやめろ!!」
    「ではもう一つの療法にするか。滞ったモノも出るし。
    少々手間がかかるが、盟友、車のために一肌脱ごう」
    と、言うなり、肖は本当に衣服を脱ぎだした。


79 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/12 13:59 ID:XEFKJcgX
    鍼まみれの車の身体を気遣うように、そっと両脚を開かせる。
    「肖!何をする気なんだ」
    「治療だ」
    妖しげな塗り薬を取り出し、車のとば口に塗りこんでいく。
    「ムズムズして・・・なんか熱い。ヘンな気分だ」
    「中国に古くから伝わる薬だ。薬効を体内から吸収する」
    そこの緊張が解けて、されるがままになる車。
    いつしか肖の指技に操られ、腰を使い出す。
    「では、そろそろ」
    車の両脚を開いたまま高く抱え上げ、肖は己の剣を一しごきした。
    瞬時に冴え渡る剛直の切っ先を、車の熱い部分に構える。
    「おい、ちょっと待て!」
    ずぷり。一気に貫かれ、車の唯一自由になる部分、とば口が収縮する。
    「さすが韓国至宝のFW。鍛えこまれていて、痛い程締め付ける」
    至宝・・・再び車の自尊心は満たされたが、体内には余計な物も
    満たされている。ぐいぐいと突かれる度、官能が車を嬲る。
    「くぅっ・・・はぁ、や、やめて・・・」


80 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/12 14:02 ID:XEFKJcgX
    「こ、こんなこと、脚と、かんけ、い・・・ないっ」
    「人体は全て繋がっている。この治療によって他に整腸効果、美肌効果」
    「そんなもんいらん!」
    叫ぶ車の口元に、肖の唇が触れる。
    「・・・可愛らしい唇が、荒れている」
    肌荒れなど気にした事がない車は、胸がキュンと鳴るのを感じた。
    「この珊瑚色の宝石も、より艶やかにしてあげたい」
    いつのまにか解いた肖の長髪が、車の胸元にサラサラと落ちる。
    肖の唇に啄ばまれた「珊瑚色」は車の疼きに拍車をかけていく。
    「肖・・・俺・・・き、きもちいい」
    「結構。東洋医学というのは、心地よさが基本だ」
    肖の腰使いが激しくなっていく。車は四肢を放り出したまま、喘ぎ続ける。
    「そろそろだな」
    呟くなり、肖はズン、と深く一突きした。車の剣から、
    夥しい量の体液が溢れ出した。


81 名前: 中vs韓、終了 投稿日: 02/02/12 14:04 ID:XEFKJcgX
    車仁天は驚くべき回復力で戦線復帰を果たした。
    その陰に一人の鍼治療師がいた事を、知る者は少ない。
    数回の治療で、車は心身ともに肖に全てを委ねるようになった。
    そして銀行預金も・・・治療費として巻き上げられた。
    完全治癒した車には用がない、と肖は日本へと旅立ってしまった。
    心臓病に苦しむ天才MFを救うのだという。
    こんなに惚れさせて去った肖が憎い。そして恋しい。
    自分の身体はあの「治療」なしではいてもたってもいられなく
    なってしまったというのに・・・愛憎半ばした感情で車は叫んだ
    「肖俊光・・・お前をいつか、殺す!」
    恨五百年、誇り高い韓国民の血が、車に復讐を誓わせた。


82 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/12 15:58 ID:gt4fY3n4
    > の治療によって他に整腸効果、美肌効果
    にワラタ


83 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/12 16:56 ID:I/TAwtiI
    >>75
    最高ッス!アモロ!アモロ!アモロ!


84 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/12 17:02 ID:OqpUIHDk
    いやーん、誰も外キャラの話しやがらねェ!とかおもってたら
    いきなしの外キャラ祭り!!!!よっしゃーー!!
    アモローーー!!(爆笑)

    ていうかマイナー以外禁止なの??
    んじゃ、ブンナーク×ファーラン(爆)


85 名前: みさこじ5 投稿日: 02/02/12 18:56 ID:kMoXLgsz
    な、なんかスレの流れが変わってきてる・・・

    誰にも見せた事がない奥深い場所に、濡れた絵筆の感触を感じた。
    「やっ、やめろ、なにしやがる」
    「大丈夫。筆は新品だから」
    「そうじゃねえ!あの、そんなところ」
    ついさっき自分が滴らせた先走りを肛門に塗りたくられ、その妖しい感覚に
    日向は腰をくねらせた。なぜか逃れる事ができず、岬の施すまま、その
    絵筆を受け止めている。
    穂先が離れた、と思った瞬間、固い物が触れた。絵筆の後端であろうか。
    探るように体内に侵入してくる。反射的に腰をひきかけた。
    「動かないで!怪我しちゃうから」
    岬の厳しい声に、びくり、と動けなくなる。そして固く細い木の感触を
    内壁で受ける。
    「もっと柔らかくて太いのにするよ」
    絵筆を引き抜かれてほっとした時、別のもので肛門を探られる。
    岬の指だ。


86 名前: みさこじ6 投稿日: 02/02/12 18:57 ID:kMoXLgsz
    「ちゃんと、ほぐしてあげる」
    (そんなところ、ほぐしてどうするんだ?)
    問い返したいが、言葉にできない。体の中で蠢く岬の指の
    感触の虜になり、口からは喘ぎ声しか出てこなかった。
    「んーっ、あっ・・・くっ」
    これから岬がしようとする事がなんとなくわかる。
    (きっとアレを尻の中に入れるんだ。お、俺の中に・・・)
    してもらいたい気持ちと、不安な気持ちが綯い交ぜになる。
    もっと気持ちいいだろうし、綺麗で優しい岬と繋がりたい。
    岬が悦ぶ姿が見たい。でも、ひょっとしたら痛いかも・・・
    気持ちよすぎて、どうにかなるのでは?という不安もある。
    「小次郎、もうちょっと脚開いて。腰の位置が合わないよぉ」
    振り返ると、岬は日向の背後で陰茎を構えて照れ笑いしていた。
    日向はより受け入れやすい体制をとるため、秘部も露わに太股を開く。
    「僕、体小さいからさ、こういう時大変」
    (前の学校の友達ともこういう事、したんだろうか?俺だけじゃなく?)
    日向に芽生えた嫉妬は、分け入ってきた岬自身の感触の前に砕け散った。
    指で焦らされた粘膜は、狂ったように岬にまとわりつく。日向の
    理性と関係なく、そこは意志を持っているかのように。
    「みっ、みさき、俺、変になる・・・なっちまう」


87 名前: みさこじ7 投稿日: 02/02/12 18:59 ID:kMoXLgsz
    「その時は一緒だよ。小次郎」
    岬の声も上擦っていて、突き上げるリズムで揺れる。
    「うっ、ぁあ、女に、なっちゃっ、たら、サッカー・・・できねぇ」
    「女になっちゃっても、一緒に、サッカーしようよ」
    日向の腰を掴む岬の指に、次第に力が入ってくる。
    「どんなに、なっても、小次郎は小次郎、だから」
    「・・・ぐっ、はっ、んんっ・・・」
    体内の岬の感触が、日向の股間の熱を熾す。
    なにか放出したい。その感覚に日向は焦った。
    「し、しょんべん、でそう」
    「ほんとに!?それ、いくって事だよ。僕も出すから」
    自分の中に排泄されるショックに日向の腰が逃げかけた瞬間、その
    動きが刺激となって、二人の脊髄に稲妻のような快感が駆け抜けた。
    「こじろぉうっ・・・」
    日向の鍛えられた太股に、岬の指が食い込んだ。
    内部にとくとくっと注がれたものが熱く、日向を中から刺激する。
    初めての射精に、日向の目の前が真っ白になった。指先は畳の目を
    掻きむしり、性器は別の生き物のように痙攣した。
    崩れ落ちる日向の体を優しく拭いながら、岬はタオルを示す。
    「ほら。おしっこじゃないでしょ。小次郎は大人になったんだ」
    粘りけのある白濁を見せられ、日向はわかったようなわからない
    ような気持ちで頷いた。その唇に、岬の静かな口づけが降りていく。


88 名前: みさこじ8 投稿日: 02/02/12 19:00 ID:kMoXLgsz
    引っ越しの日にちを敢えて教えなかったのには理由がある。
    おそらく日向は見送りにくるだろうし、自分は彼にしがみついて
    離れられなくなるだろう。

    「さよなら」は言っても、「またね」は絶対言わない。
    次の住所も教えない。どうせすぐに離れる地なのだから。
    そして泣かない。未練が残るから。

    出会いと別れを繰り返していくうち、岬の中にできた掟だった。
    (でもなんか、今回は辛いな。なんでだろうか?)
    その感情を「恋」と定義づけるには、まだまだ岬は幼かった。
    ただ、押し寄せる何かを塞き止めるため、唇を噛みしめるのが精一杯。
    列車の窓の向こう・・・新しい町の景色を、眺めながら。


89 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/12 23:18 ID:fjjUp4Ui
    >>78-81
    肖タンナイス(w
    私も針治療お願いしたいわ



90 名前: ショタもの 投稿日: 02/02/12 23:21 ID:mDf7JdWa
    「ロベルト、ロベルト!大変、俺変になっちゃった!」
    「どうしたんだ、翼…落ち着け」
     部屋にかけこんできた翼を抱きとめてたずねる。
    「なんだか…なんだかおちんちんが変なの。俺病気なの?」
     今にも泣きそうな翼を見ると、大き目のシャツと靴下以外には何も身に付けていなかった。
     そんな翼を抱きかかえて膝にのせると、ロベルトは優しく翼に言った。
    「さ、翼、落ち着いて何があったか言ってみろ」
    「う、うん…あのね、さっきおちんちん触ってたらね、なんだか気持ちよくなってきちゃって…
     もっと気持ちよくなるように触ってたら、白いおしっこが出ちゃったの…」
     そこまで言うと、翼はまた涙目になり、ロベルトを見上げた。
    「ねぇ、これって病気なの?」
    「いやいや、そうじゃない翼…」
     ロベルトは後ろからやんわりと翼の下腹部に手をそえた。


91 名前: ショタもの 投稿日: 02/02/12 23:23 ID:mDf7JdWa
    「…ひゃっ…あ…」
    「さっきはこうしてたのか?」
    「ん…そ、そう…だけど…んん…っ」
     シャツをめくり、翼の幼いモノを露出させる。
     淡く色づいたソレは、先走りに濡れて精一杯屹立していた。
    「これはな、病気なんかじゃないんだ。健康な男の子の証なんだよ」
    「お…男の…この?」
    「そうだ。だから全然心配することはないんだ」
    「そ…な、の…あぁっ」
     安心すると同時に、ロベルトの手が与える快感が押し寄せて来た。
    「な…んか、さっきより…きもちい…よう…」
     翼の顔がさっきとは違った涙に濡れていた。
     荒くなる息遣いにあわせて、ロベルトの手の動きも激しくなる。
    「あ、あぁっ…ロベルト…俺、なんか…また、でちゃう…っ」
    「怖がらないで、全部吐き出してみろ、翼」
    「ん…んあ…あぁっ、ロベルト…っ」
     ビクンと翼の体が大きく震えたかと思うと、
     ロベルトの手の中で精を吐き出した。
    「あ…また…白いのでちゃっ…た…ぁ…」
     ロベルトの膝の上で、翼はぐったりと力尽きて言った。



    小6ではじめては遅すぎか…まぁチビだったからってことで。


92 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/12 23:35 ID:Zvtx0ycz
    すんごく素朴な疑問で恐縮なんだが、男の子の平均的な初オナニデビュウって
    大体何歳くらいなんだろうか…?
    ウチ弟もいないし、今までの彼氏ともそんな話出たことないからなあ~。
    >>91
    やっぱ小6は遅咲きなんスか??師匠!!!


93 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/12 23:44 ID:qmbu7ffK
    オナニデビュウ…登り棒とか自転車のサドルとか、かねぇ…
    うひょー


94 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/12 23:49 ID:teDCajHB
    ここ読み始めてから、さらに新たなカプリングに目覚めてきたYo!
    すごいな(w


95 名前: ショタもの 投稿日: 02/02/13 00:24 ID:fxgFZu0Y
    91>92
    いままではっきりと年齢を聞いたことのある オナニデビュウは小4とか小3とか。
    なので、小6は遅いんじゃないかな、と。
    弟は…中学の時には既にエロ雑誌が部屋にあるのを発見したが、それ以上追求はしなかった…。(笑



96 名前: ametora 投稿日: 02/02/13 00:45 ID:ctzqDruK
    小学校5~6年の時、隣に座ってた男子が授業中に教科書で隠しながら
    やってた(w
    しかもそいつ学級委員のくせに(w



97 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/13 00:56 ID:Pt5YVHlg
    >>78
    ウヒャー!肖!!!メチャ好きなのだよ!アリガトウ!
    三杉編もキボン!

    >>92
    うちの相方は中一の時だったそうな。

    ツバサのキャラのオナニデビュウっていつくらいだろうね。
    皆で登り棒でハァハァしているところが見てみたいわw


98 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/13 01:08 ID:4gYiJBHi
    ボールに擦りつけてそう・・・(ありがち)
    あと、柔軟体操で欲情してそう(すごくありがち)


99 名前: ボールはともだち! 投稿日: 02/02/13 01:29 ID:dYm2MzT2
    >98
    それこそボール×翼or翼×ボールだよ。(藁



100 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/13 01:30 ID:C16YYVjG
    ボールじゃ入らないんじゃぁ…。
    痛そうだ。


101 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/13 01:58 ID:un1OxGIo
    >100
    じゃあボールに入れるということで(ワラ


102 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/13 08:39 ID:uYySuV4l
    あひぃぃぃぃぃぃぃぃぃ
    >>90 さま は噛み噛み

    朝から、きたーーーーーーーーーーー
    やべえよ仕事前にA-10でまくり ハアハア

    ショタマンセです。


103 名前: 清水アキラ 投稿日: 02/02/13 09:04 ID:Pm9oz7bG
    キャプテン、まだ時間が残っていますよ。
    http://www.abr200x.gr.jp/book/hamaru_2/hamaru_2_02.htm



104 名前: ___ 投稿日: 02/02/13 10:16 ID:BsuIK6j5
    同人アニメのようなビデオハケーン
    劇場アニメでもないみたいだし、漏れが見たのわなんなのだろう。
    翼が殆ど出なくて、声優人も違っていたりするキャラもいる。
    しかしストーリーも絵もレベルが高く、
    翼とあねごの間にできたと思われる餓鬼までいた。>ハア?
    いや、内容が面白かったし、激しく同人ネタにできそうな感じなのだ。

    岬がキャプテンで中心というように感じだが、
    工房3年間日向に、一度も勝てなかったということで、
    スランプに落ち入っていて、常に翼翼いっている。
    彼が、夜1人で練習してる時、突然現われたシルエット・・
    岬は驚いて「翼くん」と叫びながら駆け寄ろうとしたが
    動揺のあまり、ボールに足を引っ掛けて転んでしまったりする。
    (それが、女の子みたいでえらい可愛いのだ)
    そのシルエットは、翼ではなく、貴公子だったのだけど
    そこのシーンで、初めて貴公子×岬萌えになった。
    他にも、みさこじ・こじみさ萌えになれるシーンも多々あった。

    これ見て岬が好きになった。

    しかし、翼は餓鬼まで仕込んでいったくせに
    姉ゴは全く眼中にいずという感じで、ちょっと可哀想だった。

    つか、何これ?原作あるの?







105 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/13 12:55 ID:uvf4YVjX
    >101
    >じゃあボールに入れるということで(ワラ
    って…もしや空気入れる穴に入れるんじゃないよねぇ。
    入らないか。


106 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/13 17:09 ID:RKJHLwny
    そういや新田×井沢ってどうなったんだ?
    あと来生井沢×新田とかー。


107 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/13 18:20 ID:6EqfDeq7
    >106
    私も見たいよーどうなったんだろー??


108 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/13 19:26 ID:ujibFuig
    ろぺつばの調教編キボーン


109 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/13 19:44 ID:baanEjzK
    >104
    それはおそらく対オランダユース編。
    原作もあります。コミックスで出てる。原作の方は翼ファンじゃない
    人間にとってはクソだけどな。


110 名前: 来生井沢×新田 投稿日: 02/02/13 20:17 ID:Pt5YVHlg
    >>106
    ゴメン、今書いてる。
    一度書いたけどあんまりにもしょぼくなったんで、友達に推敲してもらいながら
    書き直してる。
    私が書かないと、次の新田×井沢につなげにくいよね。スマソ。なんとか頑張ってみるわ。



111 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/13 20:37 ID:A5mzYFqR
    今週のジャンプで完璧げんしゅなリバシブルにはまっちまったよ・・。
    しかしサークルが・・・。
    間々腹絵里ィ先生とか、全盛期はいい描き手さんがいたものだが
    今さら源受かいてくれないだろうなぁ



112 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/13 20:46 ID:xX+OySfy
    いえいえ、私らのワガママな希望をきいて
    一生懸命書いてくださってるんですから…
    じっくり待ってま~す


113 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/13 20:47 ID:xX+OySfy
    ↑は、>>110さん宛てね


114 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/13 23:09 ID:pkWlfwZL
    上の方で言ってはる人いたけど
    私も翼×井沢も読んで見たいなぁ。
    つか井沢受、前のスレであんなに見たのに足りないーーー。
    皆々様どうぞ書いてくださいませぇぇぇ。



115 名前: 来生井沢×新田 投稿日: 02/02/13 23:42 ID:Pt5YVHlg
    「井沢、そいつを椅子に座らせてくれ。」 「ちょっといいこと思いついたんだ。」

    来生は暴れる新田を押し倒したような形で取り押さえた相棒に呼びかける。
    来生の手にしたものを横目で確認した井沢は、その意図を感じ取ったのか一瞬ニヤリと笑い、
    そして自分の体に組み伏せられた新田に目をやった。

    荒い息、全身を朱に染め、きつく閉じた目にはうっすらと涙が浮かんでいる。
    暴れ疲れたのか、抵抗する力にも強さが感じられない。
    (気持ちよさそうにしてたくせになあ。いまさら照れてんのか。ウブなやつだな。・・だからこそ犯りがいがあるんだけど。)
    なおも自分を押しのけようとする腕を井沢は振り払い、力任せに新田を抱き上げた。

    「な!?」
    新田はなおも井沢から脱出しようと試みるが、相手は時としてDFをも務める力量の持ち主である。
    顔立ちからは想像できないほどの力で抱え込まれ、有無を言わせず椅子に座り込まされた。
    「や、やめてください!オ、オレ、こんなこ・・・・・う・・・っっ!!」
    井沢は新田の自由を奪いつつ、新田自身をこなれた手つきでしごきあげる。
    「くっ・・・、ひっ・・・!」
    唾液と新田自身から出された雫のせいで、井沢の長い指が上下に動かされるたびに
    それはジュブジュブといやらしい音をあげる。
    指を絡ませながら、その先端を舌で丹念に刺激すると、さらに先端から露がこぼれだす。
    「あっあっ…」

    抵抗しなくなった新田を見て、来生は慣れた手つきで新田を縛り上げた。



116 名前: 来生井沢×新田 投稿日: 02/02/13 23:45 ID:Pt5YVHlg
    「ほい、出来上がり。」
    「新田、見てみろよ。なかなか色っぽいぞ。」

    来生はぐいっと新田の頭をつかみ、むりやり斜め前方にある姿見のほうへ向けた。
    井沢の執拗な攻めに思考回路が吹っ飛んでいた新田は荒い息をあげながらぼんやりそこに映るものを目で捉える。

    ・・・後ろで一つに縛られた腕・・・秘部をあらわにした状態で椅子に縛り付けられた足・・・
    はだけた胸元・・・しわくちゃになったシャツが肩の辺りで絡まっている。
    自分の股に顔をうずめた井沢・・・井沢の赤い舌・・・唾液まみれの新田自身が淫靡に目に映る。
    乱れた髪・・・酔ったような瞳・・・軽く開かれた唇から吐き出される声・・・これは本当に自分の声なんだろうか・・・・

    「どう?感想は?」
    新田は慌てて顔を逸らし、ぎゅっと目をつぶった。
    (ここ、こ、こんなのオレじゃねー!!)
    「見たくない?・・・しかたねぇなあー」
    何か柔らかいものが新田の目にかけられ、目を開けても視界が真っ白になる。
    (な、なんだ?なんにも見えねー??)
    が、疑問に思う暇も無く、指が、舌が、体中を這いまわる。
    「ああっ‥‥は、はあっ‥‥‥あっ‥‥んあっ‥‥!」
    今まで以上の快感が新田を貫く。唇に胸に両足に股間に執拗な攻めが繰り広げられる。

    「・・・・お、おれ!・・・オ、オレ!!・・・・うぁああああ・・・!!!」
    新田はどうすることも出来ず、全てを解き放った。


117 名前: 来生井沢×新田 投稿日: 02/02/13 23:48 ID:Pt5YVHlg
    エチシーンって難しいですね。
    とりあえず書けたところまでうpしちゃいました。
    鬼畜でスイマセン。


118 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/14 01:03 ID:5O5jNWeK
    >>104
    その餓鬼は翼の弟だと思われ・・・
    声優が違うのはJの声優だから。翼のみ一緒。
    ちょうどJが放映されていた時期、ジャンプアニメツアーで放映された作品なのです。



119 名前: まとめ 投稿日: 02/02/14 01:35 ID:W1ATnLUp
    片×翼 >>6
    松×岬ホノボノ >>12 >>13 >>48 >>49 >>50 >>51
    小次×岬(前スレ910の続き) >>29 >>30 >>31 >>32 >>34 >>36
    出歯亀ーズ >>38 >>40 >>41 >>42 >>53 >>59 
    反×井(前スレ930の続き) >>55 >>56 >>58 >>60


120 名前: まとめ 投稿日: 02/02/14 01:36 ID:W1ATnLUp
    岬×小次 >>64 >>66 >>67 >>68 >>85 >>86 >>87 >>88
    アモ×森 >>72 >>73 >>74 >>75
    肖×車 >>78 >>79 >>80 >>81
    ロベ×翼 >>90 >>91
    来生井沢×新田(前スレ807の続き) >>115 >>116


121 名前: こんなイメージか? 投稿日: 02/02/14 02:16 ID:Z3eGH0/p
     顔と顔が近づいて、唇と唇がかさなる。
     思ったより柔らかいその感触にひるんだ井沢は、思わず逃げようとする自分の体を無理やり思いとどまらせた。
     恐れている…などということを、決して悟られたくはなかった。特に目の前の人物には。
    「…ん……んん…っ」
     しかし相手の舌が侵入してきたことに、さすがに平静を装うこともできず、肩をつかんで引き剥がすようにして退ける。
    「…なな、何…何考えてんだよ、翼っ」
     これからというところで行為を中断させられた翼は、肩をつかまれたままきょとんとして井沢を見ていた。
    「あれ…気持ちよくなかった?」
    「そういうことじゃなくて…いや、なんていうか…」
     言いたいことは山ほどあったがうまく言葉にならなかった。
     そもそも、ゲームのようなものだと、遊びのつもりでやったキスだった。
     慣れていないと思われるのも癪だから話にのったのも事実だが、
    正直「誰とでも寝たがる」という翼自身にまつわる噂に興味があったことも否定できなかった。
    「じゃ、続きしようよ。俺、もっと気持ちよくしてあげるから」
     あまりにも無邪気な笑顔でさらりと言う。
     井沢があっけにとられていると、その隙に翼は今度は井沢の首すじに顔をうずめていった。
     柔らかい唇と濡れた舌の感触が肌の上をすべり、背筋に快感がはしる。
    「…つ、ばさ…やめ……やめろ…ってば…っ」
     シャツの中に侵入しようとしていた翼の腕をつかみ、さっきよりも力をこめて翼をはねのけた。
     翼は自分が拒絶された理由がわからず、困惑した顔で首をかしげた。
    「何?そんなに俺とすんの嫌?」
    「そういう問題じゃねぇだろ!なんかお前の考えが俺、全然わかんねぇ。
     マネージャーとか岬とか…おまえには…」


122 名前: いちおう翼×井沢なんだよ… 投稿日: 02/02/14 02:17 ID:Z3eGH0/p
     無意識に声を荒げ、翼を想っている者の名前を思いつくかぎり挙げていった。
     何故自分がむきになっているのかわからなかった。
     しかし、そんな井沢に翼はスネたようにそっぽを向いた。
    「そんなのわかんない。なんでそんなことで怒るかなぁ…」
    「なんで…って…。だっておまえは…」
    「うーん、俺はみんなのことが好きだし、好きな人と寝るのも嫌いじゃないし…
     好きな人とセックスするのは普通のこと、だろ?」
    「……違う。違うだろ、そうじゃなくて…」
     あまりにも軽く言いのける翼に、井沢は危うく自分の考えを見失いそうになり、力なく頭をふった。
    「全然違わないよ。俺はね、サッカー以外の一番なんて決められないから」
    「………」
     はっきりと言った翼の言葉に、井沢は初めて翼という人間を理解したような気がした。
    「好きな人とセックスするのはかまわない。井沢のことも好き。
     だから井沢とセックスしたいの。わかった?」
     初めて会った時から少しも変わらない、子供のような無邪気な笑顔。
     井沢の翼の腕をつかんだ手から力が抜け、体の横におちた。
     その腕を今度は翼がつかむと、再び顔を近づけて言う。
    「ほんとは俺、する方が好きなんだけど…井沢ならされる方でもいいよ。
     井沢はどっちがいい?」
     その無垢で残酷な笑顔に、抗う術を井沢は持たなかった。



     なんかやっちゃわないとどっちがどっちだかだな…ううーん。


123 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/14 07:46 ID:nOHfebHS
    121.122> 素敵だー。こういった性格の翼って激しく好きです。




124 名前: ハアハア 投稿日: 02/02/14 08:47 ID:NwZF/ZuA
    翼きゅん そんなノリっぽいよね
    自分中心翼マンセー
    またそれが許される翼マンセー


125 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/14 08:52 ID:NwZF/ZuA
    レベル皆高いよね。同じ人・・でもないよな。書いてるの
    ここのモナさん達でオンリー開催に合わせて
    「2ちゃん内C翼で801!メンバー発行」で
    合同本を激しくキボーン
    このまま倉庫逝きは勿体無いよな。



126 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/14 08:52 ID:zzEwvjx4
    パワー増して帰ってきましたねー。来生井沢×新田
    鏡という小道具をひっさげて・・・壮絶な世界が繰り広げられていますが、
    次はどうなっていくんだろー。どきどき。


127 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/14 12:34 ID:+nBTZxvH
    このスレsage進行なんですか?
    下がりすぎると悲しいのでageちゃう。

    >125さん
    2chオンリーイベントなんてあるんですか?
    教えてチャンでスマソ


128 名前: 125じゃないけどね 投稿日: 02/02/14 12:54 ID:ranIgsqo
    125さんの言われる
    「オンリーイベント」は
    5月に開かれると噂されている
    キャプ翼オンリーイベントのことと思われ

    >2chオンリーイベントなんてあるんですか?
    あったら怖いような、参加したいような・・・・



129 名前: 125 投稿日: 02/02/14 12:59 ID:ujYOAjYl
    2ちゃんオンリー関東でなかったっけ?
    しかし>125で漏れが指してるのは、ロン下の事です。


130 名前: 127 投稿日: 02/02/14 14:11 ID:mSaNGY8S
    >128さん、125さん
    教えてくださってありがとうございます。
    C翼オンリーか…。
    どうせ東京でやるんだよねぇ…。
    地方者にはツラい


131 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/14 15:07 ID:EbWwVaXX
    前、ここにSSを載せた物です。
    C翼のオンリーイベントとかの情報はみなさんどこで手に入れんですか?



132 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/14 15:59 ID:FjG+6VJ4
    >>121.122
    イイ!翼いいよ~。続きキボ-ン


133 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/14 16:56 ID:ujYOAjYl
    ナンダカンダ逝ってても
    翼はやっぱりよい おとこらしい。


134 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/14 17:05 ID:2wVa45fX
    >2ちゃんオンリーイベント
    同人板の方で時々企画・開催やってるよ。
    関東と東海でやる計画のを見たことがある。
    今は中国地方の方でやるための準備スレがあった。

    かんけーないのでsage


135 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/14 17:52 ID:0656F85y
    >>111
    ヤパーリシュナのとこに移籍確定ですわね( ̄ー ̄)ニヤリッ
    これから楽しいことになりそう・・・

     間間腹さんの本は昔のでも読んでみたいんだけど何処も置いてないですよね
    取り合えず5月の超出かけてみるかぁ


136 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/14 18:42 ID:C61XJx4w
    ↑ はっきしいって、今のげんじょうわきびしいとおもわれ
    声は旧作に禿げ萌え
    あのかん高い時々裏返る声に激しく色気を感じる。
    それにしても、シュナ様って誰相手でも
    なぜかS攻男にされるのが多いような。ドイツってイメージだからかしら。






137 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/14 18:48 ID:ujYOAjYl
    そういえば、新キャプ来週からWY編か・・・・
    読まない、ミサ受けやまつこじ本結構持ってるが、
    来週くらいからぽつぽつ出してみようか。
    少しは反応あるかモナ。



138 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/14 19:59 ID:qpBYbay7
    >136
    オデと友達はシュナは総受けだと信じておりました・・・アボーン。

    そういえば「闘神都市」ってエロゲがあって、
    負けるとパートナーがイロイロされちまうての・・・だったハズ。
    WY編でスウェーデンに負けたシュナ見て、ふと思い出した。
    あの新聞の見出し、かなーりエロくさくないか??オデだけかー?

    ところで・・・最近肖×レヴィ~~萌え~~



139 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/14 20:07 ID:0Q/VfTBk
    いや、同じくらいシュナ受もおおかたよ。
    つか源ミサって当時は王道だったのね・・・・。



140 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/14 22:55 ID:4UCL7LlU
    何時の間にかこのスレも3まで来ちゃってるんですね。
    それだけまだまだC翼ファンも多いんだなと思うと嬉しい限りです。

    そういえば、今CATVで「新キャプテン翼」週イチで流れてるんですが、
    やっぱ声は旧作だよなあとしみじみしてしまいました。
    ビデオ全巻持ってるんですけど、ついつい観てしまいます。
    5月からは「キャプテン翼J」が始まるそうですし、見比べてみるのもいいかも。


141 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/14 23:10 ID:TjIOv3FD
    >125
    >ここのモナさん達でオンリー開催に合わせて
    >「2ちゃん内C翼で801!メンバー発行」で
    >合同本を激しくキボーン
    私もキボーン。
    やるならのるでーー!!


142 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/14 23:36 ID:kESa58ko
    >140 今日から旧ビデオを改めて見直しはじめた
    若林の声も棒読みでも魅力アル翼の声も
    女の子のような可愛い顔に隠されたしたたかな根性の持ち主
    と思われる岬くんの声も
    すべてが旧がよかった。


143 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/14 23:39 ID:csgsYf62
    ビデオってまだ売ってんのかなあ。取寄せしてぇ(泣
    今のアニメがDVDになるらしいが、それより先に元祖アニメを
    DVD化してくれよ!!!!!

    蝶々サンバ~(蝶々サンバ~←コーラス重要)ジグザグサンバ~
    (ジグザグサンバ~)と沖田浩之の歌声に合わせて呟きてえんだYO!!!!!


144 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/14 23:51 ID:Vf1RjpLZ
    >>138キミちょっとキモイ(WW)が
    そのエロゲーはキになるな。


145 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/14 23:52 ID:Vf1RjpLZ
    >143 わかとつばヲタのあたしは、2枚購入予定だが何か?


146 名前: 63 投稿日: 02/02/15 00:31 ID:xUSGf8wT
    121.122> ありガッチュー !! 理想の翼像です。
    ファル・ファタームって感じですよ。天然ゆえに。
    所詮、井沢君なんて愛人タイプなんだと、ふと、思いました。
    でも、そんな彼(井沢君)が一番好きなんです。エヘ。





147 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/15 00:59 ID:fUSdDG4M
    >125
    そういやここ、絵師もいたよね・・・?
    でも私が書いたSS、誰も絵をつけてくれなそーな代物だからな。くすん。


148 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/15 01:48 ID:3PMSMNXx
    海外のfanfic読みたいのにイタリア語なんて読めねーよ、ウワァァァンヽ(`Д´)ノ 


149 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/15 01:55 ID:ePhPZdxh
    >143
    元祖アニメ、DVD化なってるよ。
    小学生編だけだけど。中学生編もDVD欲しい・・・
    あと5月9日に「新キャプテン翼」のDVD出るYo! ↓ソースね
    http://www.famitsu.com/entertainment/news/2002/02/12/n14.html


150 名前: SS祭はもう終わり? 投稿日: 02/02/15 08:55 ID:SDbMSwNt
    白夜の四騎士4P・・・んー。レヴィンが一人で暴れてそう。
    それも俺様受け。
    肖のイケナイ治療シリーズ(?)で真っ先に餌食にされるべきはこいつだったかも。
    ね?138さん。


151 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/15 12:27 ID:mDkZ9AwB
    前スレ776です。七紙になるはずだったんですがなんとなく(笑)
    あとは残ってる井沢受カプなにがあります??
    書く気はめっちゃあるんですが、出てないキャラ誰やーーってかんじで。
    若島津×井沢・・・?
    ・・・既出のキャラでもいいけどなぁ・・・。


    >63さん
    >所詮、井沢君なんて愛人タイプなんだと、ふと、思いました。
    激しく同意。
    でもあの人(誰や)には本命として愛されてほしいなぁとかとかとか・・・。

    >121さん
    翼最高!おとこまえーー。
    このあと井沢はどうなっちゃうんでしょうか・・・。
    続き期待してます~


152 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/15 13:52 ID:ZSsp966x
    >>149
    教えてくれて蟻蛾蝶!!!
    小学生編、DVD1枚辺り4,500円か…ちょっとツライな…(w
    中古で探そうかなあ。
    入手できた暁には沖田浩之と共に、TVの前で燃えてヒーロー歌うYO。


153 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/15 14:46 ID:bauoR/+Y
    >151
    葵、赤井あたり未登場では?
    オヤジありなら見上とかガモウとか。
    見事にいじりにくいのばかり残ってるなー。


154 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/15 15:15 ID:OqHjerOk
    ピカ厨


155 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/15 15:58 ID:+dOduEZi
    >>151
    おお!戻ってきてくださいましたか!期待しておりますです。

    >>153
    葵はチョト見てみたい。赤井は却下(シャークみたいだから、好きな人いたらゴメン)。
    見上は個人的に好きなので(ああいう比較的まともそうなオヤジが乱れるの萌え)興味あり。

    既出キャラならまっつん・・・ハァハァ・・・



156 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/15 16:47 ID:OqHjerOk
    旧翼わ第一わから男らしいのだ。
    結構いいよ。君


157 名前: 中×日その1 投稿日: 02/02/15 18:43 ID:mUpnTMfq
    「坊ちゃま、お友達の方がお見えです」
    メイドの声で三杉淳は我に返った。
    土曜日の午後。お気に入りの管弦楽と紅茶で、自分の世界に浸っていたのだ。
    ドアを開けた男の姿を見て、三杉は目を丸くした。
    「肖!肖俊光じゃないか」
    「うむ。顔色はまずまずだな」
    ズカズカと部屋に入るなり、肖は手にした鞄から鍼治療セットを取り出した。
    「君は何を」
    「治療だ。さあ、衣服を解いて横になれ」
    「僕の心臓病の事を知っているのか?」
    「ああ。西洋医学では治療が不可能だという事もな」
    「君の東洋医学で先天性の心臓奇形が治せるとでも?」
    肖はカッと目を見開き、長髪を後頭部で一括りに縛った。
    「俺の治療に不可能はない!」
    紅茶と茶菓子を運んできたメイドが腰を抜かす程の大音声だった。
    「ふっ。では試してもらうとしようか」
    静かな笑みを浮かべ、三杉は服を脱ぎ始めた。


158 名前: 中×日その2 投稿日: 02/02/15 18:44 ID:mUpnTMfq
    肖の手は正確に三杉の経絡を捉えて、鍼を打っていく。
    「そ、そんなところにも打つのか?」
    「鍼治療は全身の気、水、血の流れを整えるのだ」
    髪の毛よりも細い鍼は、ビキニラインに打たれても全く痛みを感じさせない。
    それどころか・・・三杉の局部は俄に血流が強くなっていた。
    「こんな治療があるものか。今すぐ、やめてくれ」
    「そうはいかん。ここでやめたら悪影響が心臓に及ぶぞ。循環器の基だからな」
    心臓の話をされると、三杉も押し黙るしかない。
    その間もみるみるうちにペニスは熱を帯びてくる。
    肖の冷静な視線が、三杉の羞恥心を刺激する。両胸の乳首まで脈打ってくるに
    及んで、三杉はとうとう目を閉じた。
    そこに、肖の指が触れた。
    「あぅっ・・・」
    うっすら目を開けると、両乳首に突き立てられた鍼がキラリと陽光を反射した。
    「痛みはないだろう?」
    三杉は言葉を失い、ただ後じさりしようとした。が、できない。



159 名前: 中×日その3 投稿日: 02/02/15 18:45 ID:mUpnTMfq
    完全に腰に来ていた。意識ははっきりしているのに、四肢はぴくりとも動かない。
    自分の肉体として意識できるのは、鍼を打たれた両乳首と性器のみ。
    「乳頭は敏感な箇所だが、どちらの感覚が強い?」
    「う・・・知らない」
    「自分の体だろう?君はそれでも医師を目指す身なのか」
    肖の指先が、二本の鍼を交互に弾く。そのリズムが三杉の性感に響いた。
    「さあ、どちらだ?」
    「それが、治療に関係あるのか?」
    「関係ない事を訊くほど暇ではない。答えろ」
    三杉は観念して目を閉じる。己の肉体に感覚を研ぎ澄ませる。
    「ひ・・・左、だ」
    「よし。治療方針が定まった」
    肖は手早く脱衣し、三杉の体から乳首以外の鍼を抜いていく。
    そして三杉の体を裏返し、四つん這いの姿勢をとらせた。
    「君は僕をどうする・・・あっ」
    「後門から血流を促進する」
    三杉の狭い秘部に肖の指が突き立てられる。



160 名前: 中×日その4 投稿日: 02/02/15 18:46 ID:mUpnTMfq
    「痛みはないと思うが・・・どうだ?」
    「け、血流が、確かに、促進・・・」
    三杉の声は切れ切れに、午後の陽差しが暖かい部屋に響く。
    喘ぎ声は優雅な管弦楽に紛れて、部屋の外には漏れないはずである。
    「では、治療の仕上げをしてもよいころかな?」
    仕上げ、が何を示すのか、聡明な三杉はわかっていた。
    そしてそれを心から欲していた。
    「頼む・・・僕のここを、鎮めてくれ」
    肖の力強い手が三杉の腰を引き据えた。
    そして熱い塊が三杉の体内に打ち込まれる。
    三杉の両胸の鍼が同じリズムで、ゆらり、ゆらりと揺れる。
    「あぁっ・・・あ、いい、すごく・・・いい」
    「他に刺激が必要な箇所は?」
    淡々とした肖の声と裏腹に、突き上げる性器の勢いは三杉を狂わせた。
    肖の手をとり、自分の昂ぶりにおしつける。
    「ここを、ここ、触って・・・っ」
    肖に一撫でされただけで、三杉は精を吐き尽くした。


162 名前: 中×日その5 投稿日: 02/02/15 18:48 ID:mUpnTMfq
    「努力で心臓病を治した男」
    人々は三杉をそう呼んで讃えた。本人も多くを語ろうとはしない。
    彼の健やかな心臓は、ただ一人の男を想うときだけ、鼓動を乱す。
    「なぜ、さよならも言わせてくれなかったのか、肖」
    たった一度だけ、唇に触れるだけのキスを寄越した。
    「貴公子の唇は、俺には柔らかすぎる」
    そう言って笑った。
    ――より深いところで、何度となく交わったというのに。
    三杉の自由にできる資産を全て注ぎ込んでも、肖をつなぎ止める事は
    できなかった。
    「僕なりの方法で君を追いかけるよ」
    西洋医学を学ぶ。サッカーを続ける。
    肖が治した心臓を胸の中に抱えたまま・・・

    あの、まだ肖ウロウロさせていいですか?


163 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/15 19:36 ID:XCGfbNCE
    針男肖マンセー!!!!素晴らしい日中友好(w


164 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/15 21:41 ID:0hzeUHaT
    いいです!!いいです!!どんどん肖ウロウロさせちゃってください。


165 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/15 22:16 ID:+dOduEZi
    翼×サンタ―ナ、サンタ―ナ×翼ってマイナーですかい?
    なりきりのキョプテンスレ見てたら書きたくなってきた。


166 名前: 前スレ776 投稿日: 02/02/15 23:03 ID:SXh2iioD
    前スレ776です。
    155さんに頂いた松山×井沢で書かせていただきます~。
    ユース編読んでないので青い信号ちゃんとわかんないんです(><)
    そのうちマンガ喫茶にでもいって来ます…。

    松山光は悩んでいた。
    めちゃめちゃ悩んでいた。

    「……腰痛ぇ……」
    そう。新田にヤられた後が尾をひいているのである。
    どんなに雪国で足腰鍛えてても全然意味なかったのだ。

    (こーゆー時はどうしたらいいんだろう…?まさか腰痛でシップを貼るって訳にもいかねぇよなぁ…)
    「相談ったってなぁ……」
    こんな内容を誰に相談したら良いんだ。
    痛い腰抱えてちょっとよろよろと歩く松山。
    風呂場の側を通った時、なんか声が聞こえた。
    「今ごろ風呂はいるなんて誰だ?」
    不審に思って覗こうとすると…
    「!!??」
    一瞬思考が停止した。
    そぉっとその場を去る。

    「……すごいモノ見ちゃったなぁ…」

    松山が見たもの。
    それは。
    三杉と井沢の濡れ場だった。


167 名前: 前スレ776(松山×井沢) 投稿日: 02/02/15 23:05 ID:SXh2iioD
    「風呂場で濡れ場…シャレにもならないなぁ…」
    部屋に戻ってしみじみと考えていた。
    「それにしても井沢って……」
    あーゆー表情するんだなぁ…。色っぽいと言うか艶っぽいというか…。
    もしかしてオレもあんな顔してたんじゃぁ…。
    「…うわぁ~><」
    トマト並みに赤くなる松山。
    「でも」
    そうだ!
    井沢なら相談に乗ってくれるんじゃないだろうか。
    「よ~し。井沢に聞いてみよっと」


    色々な方の設定引き継がせて頂いています。感謝!
    それにしてもこの2人で801…できるんか!?
    シリアスはどーー考えても不可能…


168 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/15 23:13 ID:mUpnTMfq
    どーも。シャンプーハット書いた者です。
    776さんに使っていただけて幸せ・・・どうぞ存分になさってください。
    よかったら、練乳もいかがですか?いらない?そーすか。


169 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/15 23:17 ID:Eo+VDjBE
    >167
    これはこれで楽しくて好きよん。
    相談の中身(もちろん実践付きよね)知りたいわ。
    ぜひよろしくおねがいします

    ところで、松小次(松受け)の私ですが、
    松山×反町が読んでみたいっす!
    上目遣いで挑発する反に乗せられて、ガツガツ
    攻める松みたいな
    顔が似てるからちょいナル入りそうですが、
    やっぱりシリアスにはならないかな・・・



170 名前: 155 投稿日: 02/02/15 23:21 ID:+dOduEZi
    >>166さん
    ウキャー!まっつん!!!
    ありがとうございます!!
    まっつんに攻めることが出来るんだろうか・・・ガンバレ松山!


171 名前: 前スレ776(松山×井沢) 投稿日: 02/02/16 00:17 ID:hp512pIR
    色々とどーしようと悩みながらドアをノックした。
    「はい?」
    井沢が部屋から出てきた。
    その様子は全く普通でさっき見たアレが嘘みたいだった。

    「あのさ…ちょっと相談したいことがあって…」
    「オレに?珍しいな」
    確かにそうだ。
    松山と井沢なんて取り合わせはかなり珍しいだろう。
    「…いや…あのな…」
    松山のあまりの歯切れの悪さに何か感じたのか井沢は中に招き入れた。


    こんなとこで切るなって気もするんですが><
    ちょっと明日朝早いので続きはまた~。


172 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/16 00:35 ID:IVRsgXrI
    >139
    シュナの受って見たことナイ。
    できれば源が相手の高プライド受、キボ―ンします。
    ・・・と、最近のYJ見て思った。
    だれか~~。



173 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/16 00:52 ID:eaBgiq3M
    >172
    禿銅!最近のYJは源×シュナをあおってるようにしかみえん!
    よみて-よ-。



174 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/16 01:24 ID:OpIbJ7Px
    合同本だと行けなくて買えない人もいるだろうから、
    サイト作ってまとめてアップ、てのはどうでしょう?


175 名前: フィギュア某 投稿日: 02/02/16 03:34 ID:b2dFonUo
    つばさ&ヒカル…何かひっかかると思ったら、そうかこれか…
    関係ないけど。


176 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/16 07:29 ID:09KCpiew
    >165
    やっぱりサンターナが攻めかなー?なんて思うのですが、
    そんな予想裏切ってほしい気もします。がんばってください!


177 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/16 08:10 ID:m9/C9xVz
    >>172 漏れへのレスか・・。
    確か全盛期は、いわゆる大手さんとか今プロでやってる方なんかは
    源受けが多かったような気がする。
    確か、ここで名前がよく上げられている、サークルさんので
    岬シュナは読んだ事あるような。
    あと雌豹せんせが一册だけ出してた100P位のストーリー物も
    源攻めシュナ誘い受けだった
    当時19さいで、あのレベルの長篇描いていらしたというのが
    今でも驚いてみたりする。 
    これ確か某箇所で、二万ついてたな(ワラ



178 名前: 177 投稿日: 02/02/16 09:45 ID:L5B52jlV
    >>172 加えて書くが
    雌豹様のその本のシュナは、多分貴方が求めているタイプの
    シュナさんだと思うYO



179 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/16 11:00 ID:BeglNzn3
    明日わ ここにいる 萌えさん達の 萌え萌え シーンが
    いっぱいでる。
    たとえば 立花兄×弟とかね。


180 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/16 11:09 ID:09KCpiew
    立花兄弟の場合、どっちが攻め?
    発射台の方が受けかなって気もするけど、あれ、どっちだっけ?


181 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/16 12:09 ID:ReI1nlQ2
    立花兄弟萌え


182 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/16 13:49 ID:2sb0V5aK
    最近になって小次健にはまっちゃった・・・
    だらけにでも逝くか・・・。


183 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/16 13:59 ID:oyNDI+Yp
    新キャプテンはじめて見て>スカパーの方
    びっくりしたこと。

    岬が目をつぶった時、睫毛がかかれていたこと。

    ピエールVS岬の対決のとき、シドが、シャツ?のボタンを外しながら
    「ここからは、言葉は不要だぁっっ」
    っていってたけど、ボタン外す理由がいまいちわかんなかった。 

    バスで全日本メンバーが移動中、多分気のあうメンバー同士で
    座るんだろうなあ・・翼の横は石崎かなと一瞬想像していたが
    翼の横には、ちゃっかり片桐が座っていた。
    naze?

    エッフェル塔での翼と岬の再会が男と女の恋人同士のようだったこと。
    岬の方が背高い設定と思ってたが、違うのだろうか。



184 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/16 15:24 ID:w+YKmveq
    >エッフェル塔での翼と岬の再会
    あれは原作でも感動の萌えシーンですね。普段GC全く興味ない
    私でもときめいた。身長差は、中学三年間になくなっちゃったんじゃ
    ないかな。

    うーん、公式の身長の設定資料ほしい……。


185 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/16 15:33 ID:RQgME+KP
    冬コミで公式設定まとめた同人誌が出てたけど・・・誰か買った人いるかな。
    それによればWY時、翼、岬とも175cmって事になってる。
    中学生編では翼167cmの、岬165cmだって。

    次藤180cm佐野159cm(中学生編)・・・うそだー!!
    こんなカップルだったら、そこらへんにいる男女と変わらないじゃんか!


186 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/16 16:02 ID:w+YKmveq
    次藤180cm佐野159cm(中学生編)……(゚д゚)ウマー
    佐野には気の毒だけど、これ以上身長伸びてほしくないな。
    次藤には遠慮せず190cmくらいまで行っていただきたい。


187 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/16 17:07 ID:CURkQrpU
    あーその、公式資料買おうか迷ったんだYO
    そん時本の重さが20kg超えてたから諦めたんだYO


188 名前: ぶる 投稿日: 02/02/16 17:13 ID:KhUA0Ztl
    驚いた事。
    某硝子の仮面の早見社長に岬がやられている
    本をハケーンした事・・・・・・・・・・・。
    冒険しすぎ。


189 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/16 19:39 ID:QCKtMIMv
    ウソ!佐野159センチ!?
    私より高いじゃん!
    150センチくらいかと思ってた~。
    他の子が案外背高いんだね。


191 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/16 19:51 ID:BExM7m4H
    おいうちかけるようで恐縮ですが・・・
    WY編では、次藤188cm・佐野164cmに成長。
    せめて2m×155cmぐらいにしてほしかったなあ。

    勝手に・・・次藤中2、佐野中1の時は
    178cm×150cmくらい、と妄想。ちょっと無茶?



192 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/16 20:04 ID:aTBCyaai
    小次健漏れもはまった



193 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/16 20:08 ID:w+YKmveq
    >>191
    >せめて2m×155cmぐらいにしてほしかったなあ。
    ええい、私の中ではこれが公式設定じゃい!!佐野成長すな!!

    >次藤中2、佐野中1の時
    このころ、不良に絡まれてた佐野を次藤が助けて知り合う、
    というのが私の脳内へたれラヴストーリーです。


194 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/16 20:35 ID:sa8nUBbg
    >193
    >このころ、不良に絡まれてた佐野を次藤が助けて知り合う、
    >というのが私の脳内へたれラヴストーリーです。

    書いて!!




195 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/16 21:09 ID:I8sbB7a0
    >>183
    >エッフェル塔での翼と岬の再会
    あれはもうGC名シーン中の名シーンでしょう!!!
    カプ抜きでGC好きなんだけど、萌えに萌えたなあ~。
    そういや丁度昨日そこらへん読み返したとこだった(w
    無印、WYとあんなにミサキくんミサキくん、つってた翼なのになあ~、
    今では…ウウ…

    >>188
    そら驚きだあ!!!原作の枠を超えたカプ…ガガーン
    やはり足長おじさん的存在→狼に豹変っちゅー流れなんだろうか。


196 名前: 次藤×佐野1 投稿日: 02/02/16 21:49 ID:w+YKmveq
    へたれなので思い切り長くなりました。読んでくれる人いるのだろうか……。

    俺が私服で街を歩いていると、たまに柄の悪い連中から声をかけられる。
    「彼女、彼女ー。無視しないでさ。」
    そんな時は、「俺は男だっ!」の一言でたいてい片づくんだけど、
    その日の連中はしつこかった。
    「お前が女みてえな顔してるのが悪いんじゃんか。他の子に声かけるからさ、
    デート代持ってくれよな。ちょっとこっちこいよ。」
    ごつい手で手首をつかまれ、路地に連れ込まれる。
    そいつらの一人が汚い手で俺の前髪をかき上げる。
    「へへっ、ほんとに女みてーな顔。腕もほっそくて折れそうだな。」
    こんなことを言われるのがイヤだから、前髪を伸ばして顔を隠してるのに。
    「さ、痛い目みねー内に金出せよ。それともいっそ本当に俺たちとつきあうか?」
    どっちもお断りだよ、と言おうとしたとき、俺の前に大きな影が立ちふさがった。



197 名前: 次藤×佐野2 投稿日: 02/02/16 21:51 ID:w+YKmveq
    その大きな影は、俺の手を掴んでいた奴を引き剥がし、地面に叩きつける。
    「こ、このやろう、いきなり何しやがる」
    「それはこっちの台詞タイ、大勢で一人に対して何しよっとか」
    一人の腹にパンチを打ち込み、もう一人の顔に蹴りを入れる。
    俺はこの人を知ってる。次藤さんだ。次藤洋さんだ。不良で、喧嘩に負けた
    ことがなくて、高校生だってやっつけちゃうって有名な人。
    最後の一人を叩きのめすと、次藤さんはやっと俺の方を振り返って笑った。
    「これでもう大丈夫タイ、かわいこチャン」
    「俺は男ですっ!!」
    言い慣れた台詞をいうと、次藤さんはきょとんとした。そして、大声で
    笑い出した。
    「ぎゃはは、とんだただ働きしてしまったものタイ。お前中学生か?」
    「はい、比良戸です」
    「じゃあ、後輩を助けたわけか。そう捨てたもんでもなかタイ。ワシは……」
    「知ってます。次藤洋さんでしょ。有名人だから」



198 名前: 次藤×佐野3 投稿日: 02/02/16 21:54 ID:w+YKmveq
    ハンバーガーショップに入った俺たちは、向かい合わせに座る。うんと上を
    向かないと、次藤さんと目が合わない。
    「助けてくれて、ほんとにありがとうございました。いくらでも奢るから、
    じゃんじゃん食べちゃって下さい」
    「そういわれても、後輩から奢られるってのもなあ……」
    「次藤さんていつも喧嘩ばっかりしてるんですか?」
    ちょっと失礼かなと思いながら、質問する。
    「う~ん、たいがいは毎日喧嘩タイ。あとサッカー部にも籍は置いとるがな」
    サッカー、か……。喧嘩はできなくても、サッカーなら出来る。いつか一緒に
    サッカーをすることが出来るかもしれない。
    「それじゃ、また学校で」
    「いや、さっきの連中がまだうろついてるかもしらん。家まで送っていくタイ」
    俺は家までのそう遠くない道のりを、次藤さんと並んで歩いた。俺の頭は次藤さんの
    胸までしかない。一生懸命上を向いて次藤さんに話しかける。それはなんだか幸せだった。

    これで終わりです。長々と済みませんでした。興味ない人はよみとばしてね。


199 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/16 22:03 ID:I8sbB7a0
    >>196-198
    ええッ、終わりなんですか??勿体無い…
    佐野カワイイ~♪蟻蛾蝶ございます~!!

    あ、そうだ私前スレから長ったらしくコジミサ書いてた者なんですが、
    マツ→ミサ片思いっぽいの書いたら読んで下さる方っていますか~…??
    や、いなかったらスルーしてくれたらいいんだけども(汗


200 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/16 22:07 ID:Q2a7jp1r
    ↑漏れは読みます
    じとさの ちょっと萌えになったよ


201 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/16 22:40 ID:oegCqFej
    >>199
    絶対読みます。お願いします。


202 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/16 22:55 ID:Jvr4dHfw
    >>197
    >「これでもう大丈夫タイ、かわいこチャン」
    激しく萌え


203 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/16 22:56 ID:Jvr4dHfw
    つーか よーいちよ
    九州を あなたわ 勘違いしている と思われ



204 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/16 22:58 ID:RcPpLlHc
    >199さん
    マツミサですか!?読みてぇ~!
    是非是非のせてぇ~ キャッ!
    (チナミニマツミサホノボノカイタモノデス)


205 名前: もいっちょショタもの 投稿日: 02/02/16 23:16 ID:b2dFonUo
    「やだぁ、はずかしいよ、ロベルト…」
     狭い浴室に、翼の幼い声が響いた。
    「何を言ってるんだ。風呂に入ったらちゃんと体中キレイにしないといけないだろ」
    「で、でも…」
     マットの上に両手をつき、洗い場で四つん這いになりながら不安そうに翼がロベルトの方を見た。
     ロベルトの方に尻をつきだし、恥ずかしい部分を全部さらし出す形になっていた。
    「ほら、もっと脚をひろげろ」
     ロベルトが目の前につきだされた泡にまみれた下半身に手をかけ、脚を押し広げる。
    「ここもキレイに洗わないとな」
    「ひゃ…っ」
     いきなり股に手を差し入れ、小さなペニスをやんわりとつかまれる。
    そのまま優しく揉みしだかれて、そこはすぐに泡以外の液体で濡れそぼっていった。
    「あっ、…ん…はぁ…」
    「…おっと、こっちの方もキレイに洗わないとな」
    「え……あっ、やっ」
     ロベルトがその長い指を翼の蕾にあてがい、浅くうずめた。
     思わず逃げようとする翼の体を腰を掴んで引き止めて、更に指を深く差し入れる。
    「や…い、痛ぁ…ロベルトやめ…」
    「もう少しの我慢だ、翼」


206 名前: 調教中…なのか? 投稿日: 02/02/16 23:17 ID:b2dFonUo
     そのうち、ロベルトの指がある一点をさぐりあてると、翼の体が跳ね上がった。
    「どうだ、翼?」
    「あぅ…な、なんか…や…俺、変…」
     ロベルトの指が集中的にその一点を攻めはじめる。
    「はぁ、あ…あぁ…お尻が、きもちい…よぅ…」
     初めての感覚に、翼の腰がガクガクと震えた。
    「そうか、じゃあもっと気持ちよくしてやろう」
     ロベルトの片手が再び翼のペニスをしごきはじめ、快感が倍となって押し寄せてきた。
    「あっ、あぁ…っ」
     手が動かされるたびにじゅくじゅくと濡れた音と快感が狭い浴室と響く。
    「ダメ、ロベルト…っ。そんなにしたら、俺…」
    「いいぞ、翼。大丈夫だからいってみろ」
    「は、あっ、…あう…っ」
     次の瞬間翼はロベルトの指を下半身でしめつけたまま、その大きな手の中に白い精をはなった。
    「あ…はぁ…はぁ…でちゃっ、た…」
     けだるげに浴室マットの上にうずくまる。
     その体を抱き上げると、ロベルトはそっと体中の泡とよごれを流してやった。
    「今日もたくさん出したな、翼。気持ちよかったか?」
    「ん…気持ちよかった…よ…」
     翼は照れながらも笑顔でそう言った。



    イマイチだった。すんません。


207 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/16 23:58 ID:Bs/B509r
    >199
    マツミサ是非!是非!期待しちょります!!


208 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/17 00:37 ID:TUYKgbhJ
    >>188
    い、いっタイ、どんな接点が!!


209 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/17 02:23 ID:ryOCAZ2C
    私も次×佐萌えなんだけど、
    旧アニメ編でそういうシーンがあったような>次藤ケンカ強い
    助けたのが佐野だったか、いとこのゆかりだったか覚えてねー。
    やだな。歳は取りたくないわ。


210 名前: 鍼治療師×隻眼1 投稿日: 02/02/17 02:29 ID:ryOCAZ2C
    片桐宗政は帰宅するなり、自室に異変を感じた。
    (この匂いは・・・?)
    リビングを通り抜け、寝室のドアを開けた。そこには。
    「肖俊充・・・なぜここに」
    伽羅香を焚き、太極拳を舞う中国蹴球青年団MFの姿があった。
    「おかえりなさい。お風呂は沸いています」
    「うむ。その後メシな・・・って違う!貴様なぜここにいる。鍵は!」
    「オートロック、中国四千年の奥義の前では無力」
    「不法侵入で警察を呼ぶ!」
    携帯電話を掴んだ片桐の手に、つっ・・・と鍼が突き立った。
    目にも留まらぬ速さで、肖が右手から放った鍼だ。
    「俺は貴方を治しにきました。その扱いはないでしょう」
    「なにィ!」


211 名前: 鍼治療師×隻眼2 投稿日: 02/02/17 02:30 ID:ryOCAZ2C
    鉄観音茶を啜りながら、片桐と肖は向き合っていた。
    「つまり・・・私の目を治すために、中国から来日した、と」
    「途中、少々寄り道もしたが」
    何やら思い出し笑いをしている肖が、片桐は薄気味悪くてしょうがなかった。
    「しかし、この目はもう潰れている。治しようがないぞ」
    「潰れた目がまた生えてくるわけないです。トカゲじゃあるまいし」
    爬虫類を例に出され、片桐は激昂した。手にした茶碗を投げつけ・・・
    たが、目の前にいる肖に当たらず、茶碗は壁で砕けた。
    「治すのは残っている右目です。負担がかかって弱っているのは、
    自分でもわかっているでしょう?このまま放っておけばどうなるかも」
    「うるさいっ」
    片桐はイライラとタバコに手を伸ばした。
    その手を肖が掴んで止める。
    「治療の前に、血管が収縮するような事は避けてください」
    片桐のサングラスを奪うなり、右瞼を指先で閉じ、スッと鍼を突き立てる。
    「動かないで。動くとこちらの眼球も潰れますよ」


212 名前: 鍼治療師×隻眼3 投稿日: 02/02/17 02:30 ID:ryOCAZ2C
    視界を封じられ、片桐はされるがままにベッドに横たわった。
    シャツとベルトをゆるめられ、靴下を脱ぎ・・・下肢を剥きだしに。
    「おい待て小僧」
    「治療させといて小僧呼ばわりですか。日本人は口が悪い」
    「頼んだ覚えはない。下半身スッポンポンにしてくれとも頼んでない」
    「では上半身も」
    肖は片桐に跨るなり、彼のシャツのボタンを外した。
    「現役を引退したとはいえ、素晴らしい肉体ですね」
    「誉めても無駄だ。降りろ」
    片桐の唇が柔らかいもので塞がれた。と、軟体動物のようなものが
    優美な動きで舌にふれてくる。
    「ヤニくさー。この美しい体を、なぜわざわざ汚すのですか?」
    答えるのが面倒なほどに・・・片桐の体が重くなる。ベッドにズブズブと
    沈み込んでいきそうなほどに。
    「貴方は煙が好きですか?では艾を使って治療を進めますよ」
    体のあちこちが、ポッと暖まる感じがある。
    どうやら鍼を打った後端に、艾を乗せて火を付けているらしい。
    亀頭まわりに、ほの暖かさを感じ、片桐は狼狽した。


213 名前: 鍼治療師×隻眼4 投稿日: 02/02/17 02:31 ID:ryOCAZ2C
    「そんなところに鍼を打つな!」
    「散々使い込んだ代物でしょう?見ればわかる。平気です」
    反論できない片桐であった。亀頭、裏筋、根本に至るまで、暖かさに
    縛られ、やがて波のように快感を紡ぎだす。
    「おい・・・目と・・・関係、ないっ、だろ」
    「ついでに、ニコチンとタールを排出します」
    このままでは排出されるのは別のモノだ。片桐は抵抗しようとするが、
    なぜか肖の施術に抗えない。やわやわとあやすように陰嚢を揉まれ、
    深い吐息を漏らす。
    「声を出した方がリラックスできますよ」
    「だ、誰がっ」
    「恥じる事はありません。効果を上げる為ですから」
    耳朶に息を吹きかけられ、片桐は堕ちた。
    「あうっ・・・」
    「素敵な声ですね。やはり大人の男はいい」
    肖の吐息が片桐の広い胸板を擽る。決して直に触れず、吐息だけで
    片桐を翻弄する。
    「触ってほしいですか・・・」
    「くっ・・・うっ・・・あぁ、さわって、ほしい」
    自尊心のかけらまで粉々にされ、片桐は荒い息をつく。
    「では、中から」
    腰を高く抱え上げられ、秘部をいじり回されても、抵抗できなかった。
    俺は動物だ。肖は獣医で、俺の体を手入れしているだけなんだ・・・
    肖の陽根をねじ込まれた時、片桐は精液と、見えない何かを解放した。


214 名前: 鍼治療師×隻眼5 投稿日: 02/02/17 02:34 ID:ryOCAZ2C
    日本サッカー強化担当、片桐宗政は、2002年W杯に向けて
    精力的に活動した。その真摯な働きぶりに、選手達も心を打たれた。
    彼の隻眼が何をみつめているのか、サングラスの向こうは誰にもわからない。
    「肖・・・一緒に鍼灸クリニックを開業したかった」
    金なら実家に腐るほどあるから、と肖にもちかけた。
    膝枕で片桐の耳掃除をしながら、肖は言ったものだ。
    「腐らせては勿体ないですね」
    片桐から引き出した金を持って、今頃どこにいるのやら。
    「会いたい・・・ただそれだけなんだ、肖」
    財布の紐とパンツの紐を緩められ、金持ちのボンボンは恋い焦がれた。

    肖はどんどんお金持ちに。次の餌食は砂漠の王子か?
    そろそろサッカーやれって気も・・・中国かドイツか。
    ところで6の続きって、もう誰も書かないのだろうか・・・


215 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/17 02:37 ID:ryOCAZ2C
    砂漠に旅立つ前に岬がいた!
    でもかわいそうで、Hな鍼なんか刺せない・・・


216 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/17 02:53 ID:9QxE8Elz
    >210-214
    今回もめちゃくちゃわらかしていただきました。
    鍼治療師は、金持ちしか相手にしないんですか?(笑)

    6って…鬼畜片桐か。
    個人的には誰か続きキボーン。


217 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/17 08:56 ID:pIBP5Dtk
    >205 &>206 さん。待望のロベツバタイ
    素晴らしいタイ
    朝から悶絶タイ

    またぜひ書いて欲しいのれす(;´Д`)(;´Д`)


218 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/17 11:22 ID:y06fOvp0
    ピエール岬 禿げ萌え


219 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/17 11:24 ID:y06fOvp0
    新きゅぷGC再会シーン ホモくせえ


220 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/17 11:24 ID:y06fOvp0
    あっ間違えたべここ実況じゃないじゃん


221 名前: 前スレ776(松山×井沢) 投稿日: 02/02/17 15:36 ID:5CwUXJAM
    167の続きです。


    「で?松山一体どうしたんだよ?」
    「いや…あの…」
    部屋には幸い井沢しかいない。
    言え!言うんだ松山光!!
    「実は………ちょっと腰が痛くって…」
    「え、大丈夫かよ。それよりなんで俺に腰痛の相談をするんだ?」
    ああああああ。
    松山は心底頭を抱えたくなった。
    こんなのどうやって説明したら良いんだーー。
    「いや、その井沢だったら分ってくれるかなぁっと思ってさ。腰痛対策」
    井沢めちゃめちゃ怪訝そうな顔をしている。
    そりゃそうだよなぁ……。
    こうなったらストレートにはっきり言おう!
    腹を括ったらしい松山。
    「ヤられたら腰が痛くなったんだ…」
    「は?」
    「ヤられたんだよ。で、腰痛」
    「…え。そりゃ大変だ…」
    さすがの井沢もちょっと驚いたようだ。
    「そっか~。そりゃ大変だよなぁ~。で、いつヤったんだよ」
    「昼間。オレこんなの初めてでどうしていいかわかんないだよーー。助けてくれー!井沢!」
    思わず縋る松山。


222 名前: 前スレ776(松山×井沢) 投稿日: 02/02/17 15:37 ID:5CwUXJAM
    助けてくれと言われてもどうしたら良いのか井沢もちょっと困っていた。
    その前に井沢はちょっと気になることがあった。
    「あのさ、どうして俺に相談しようって思ったんだよ?」
    「……それは」
    松山が言いかけた時、ちょうど他の面子が戻って来るのか声がする。
    「それはあとで言うからっ」
    井沢の腕を引っ張ってとりあえず部屋を出た。


    合宿中なんだから一対一で話が出来る誰も来ないところ、というのはあまりない。
    で、物置きよりは良いだろうということで選んだ場所がリネン室。
    薄暗いリネン室はちょっとひんやりとしていた。
    「オレさ…見ちゃったんだよ。風呂場での…」
    ちょっとためらいながら言うと、意外にも井沢はあっさりと納得した。
    松山の方が拍子抜けしたくらいだ。
    でも気を取りなおして聞く。
    「井沢は全然平気なの?腰とか」
    「う~ん。別に今のトコどうってことないけどなぁ…初めてだからじゃないかなぁソレって」
    「ヤられて腰が痛くなったってことは…ヤったら治るかな…」
    「じゃぁ…試してみるか?」
    井沢が悪戯っぽく微笑んだ。


    なかなか濡れ場シーンまで行かなくてごめんなさい……。
    今がんばってチマチマ書いてます。
    そういや翼×井沢の続き読みたいです。


223 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/17 16:07 ID:H7PM5Y2A
    >>205,206
    ろべつばカワイイ…翼は801的にノーマークだったんですが、
    楽しく読めてハマりそうな予感。

    >>218-220
    ドンマイ。

    199で書いたマツ→ミサ片思いなんですが、これまた長くなりそうなんで
    途中まで送信していいだろうか…。
    なんでこう簡潔にまとめられんかな、私(ニガワラ


224 名前: マツ→ミサ片思ひ 投稿日: 02/02/17 16:14 ID:H7PM5Y2A
    それは一輪の花。
    一見、風に吹かれるとすぐに俯いてしまいそうな線の細さでありながら、その実、
    土中に力強く根を張り、太陽や雨、風をも味方にしてしまうかのようなしなやかさを
    持って揺れる白い花。
    春を迎える頃、いつも人知れずその姿を瞼に浮かべ想いに耽る。
    いつも、誰よりも傍で見つめていたいのに、そんなささやかな願いも叶わず思い出の
    中でばかり鮮明に彩られる、一番近くて一番遠いその人。

    松山にとって、岬はそういう存在だった。

    「ちょっと冷えてきたね。」
    手すりに凭れながら岬が言った。
    全日本Jrユースの面々が宿泊しているパリ市内のホテルのベランダに、松山と
    岬は居た。
    松山にとって、初めて訪れるパリは何もかも目新しいことばかりであったが、その
    中に岬という懐かしい存在があるだけで、異国の地に居る緊張感や違和感が幾分
    和らぐ思いだった。
    今日初めて全日本の練習に合流してきた岬は、背番号11のユニフォームがやはり
    誰より似合っていて、約3年前、富良野に越してきた時のようにすぐに自分達の輪の
    中へ解け込んでゆき、まるで昨日迄ずっと一緒に居たかのような錯覚すら松山には
    あった。
    お互い成長期にあり、外見的な変化は多少あったものの、優しい面差しの中にきっ
    ぱりとした意志の強さを感じさせる瞳や、柔らかな物腰と彼の纏う空気、その笑顔
    など、久し振りに会えた岬は、松山の中に大事に仕舞われていた姿と何ら変わる
    ことなく、今また自分の目の前に居た。


225 名前: 前スレ776 投稿日: 02/02/17 16:14 ID:M62IAq7v
    >>223
    書いて書いてーーー
    マツミサ読みたいです。
    自分が書けないもので…。
    小分けでも全然良いと思います。
    つか私が良い例(><)


226 名前: 224の続き 投稿日: 02/02/17 16:22 ID:H7PM5Y2A
    225さんのご厚意にも甘えて再度送信(w
    つか、225さん、キャラ(松山)被ってしまってスミマセン~!!!


    「…松山、松山?」
    「えっ?」
    岬の横顔を見ながら、ぼんやりと考え事をしてしまっていた松山は、不思議そうに
    問い掛ける岬の声に、ふと我に返る。
    「悪ィ、なんだっけ?」
    「やっぱり聞いてなかった。松山なら寒いの慣れてるからパリの夜の寒さも大したこと
    ないよね、って言ってたんだけど…」
    もー、ちゃんと聞いててよね、と岬はわざと口を尖らせた。
    「ごめんごめん、なんかさ、お前と一緒に居るのなんて久し振りだからつい昔のこと
    思い出したりしてたんだよ。」
    と、慌てて松山が言い繕うと、岬は松山の方を見て小さく微笑んだ。
    「うん、本当に久し振りだよね…。」
    そう言って、また正面に向き直り、手すりへ目を落とした。
    「そうだな…。」
    夏の終わりとはいえ、パリの夜はやはり日本より冷えるようで、穏やかな風も
    冷たさを持って2人の頬を撫でた。
    さっき風呂から上がってきたばかりの岬の、少し湿り気を含んだ髪が小さくなびく。
    やがて、松山がぽつりと口を開いた。
    「…なんか、今でも夢見てるみたいだ。お前と…こんな風に再会できたなんてな…。」
    なんとなく岬と同じように手すりの辺りに目を遣りながら、しみじみと言うと、
    「僕もだよ。またこうして皆と会えて、また松山や翼くん達とサッカーができる
    なんてね。」
    という、岬の言葉が松山の耳に柔らかに届く。


227 名前: 226の「改行が多すぎます」続き 投稿日: 02/02/17 16:27 ID:H7PM5Y2A
    「俺はさ、サッカーさえ続けてればいつかまたお前に会えるんじゃないかって思って
    たんだ。でも中学の3年間、お前はどの大会にも出てこなかっただろ?だから…
    もしかしたらサッカー辞めちまったのかな、なんて、ごめん時々考えたりしてた。」
    バツが悪そうに最後の方は頭をちょっと掻きながら松山は言った。
    「そんな、謝らないでよ。僕がフランスに居ることは若林くんと南葛の皆以外、多分
    知らなかったと思うし、今こうやってまた会えたんだもん、だからそんなこと気に
    しないで。」
    ね?と松山の方を覗き込むようにして明るく岬は言ったが、次に発せられた言葉には
    少し口調が曇った。
    「…確かに、正直片桐さんから全日本へ誘われた時はちょっと迷ったんだ。僕が
    チームに入ることで、皆の和を乱すようなことがあったらどうしようって思ったし、
    南葛にいた時からもう3年も経ってて、皆僕のこと覚えてるかなって…」
    「ッそんなことねぇよ!!」
    岬の言葉を遮って、つい松山は大きな声を出してしまい、その勢いに岬は思わず
    目を瞬かせる。
    「お前のこと忘れるわけないだろ、俺は…俺は、そりゃ時々もう会えないんじゃ
    ないかなんて思っちまった時もあったけど…でも、どっかで、お前のこと待ってた。
    例えサッカーやっててもやってなくても、俺は、」
    と、そこで松山は次の言葉を紡ぐのを一瞬躊躇した。
    喉元まで出掛かっている、いつもの自分なら照れ臭くて、頭の中で思うことすら
    ついつい避けてしまうようなありのままの思い。
    しかし松山は勢いのせいにして更に言葉を繋げることができた。
    「俺は…ずっと、お前に会いたかったよ。」
    と言い、手すりから手を離し、体ごと岬へ向き直る。


228 名前: 前スレ776(松山×井沢) 投稿日: 02/02/17 17:01 ID:POTAHIMU
    >226さん
    いい!マツミサ切ない感じでいい!
    ウチもこんなん書きたいっす!

    では>>222の続きをば。

    言った後でちょっと後悔していた。
    ヤられて腰が痛い → 井沢の濡れ場を知っている → その井沢に向かって“ヤったら治るかも”という
    (…こ、これじゃぁまるで井沢にオレが“ヤらせろ”と言ったも同然じゃねぇか!?)
    でも…その後悔も吹き飛んでしまう。
    目の前の井沢はまるで松山の知っている井沢じゃないみたいだ。
    「松山…」
    触れ合う肌が心地良い。
    井沢のちょっと掠れた声も刺激的だ。
    (新田はオレとヤった時どう思ったんだろうなぁ…)
    同性での行為っていう嫌悪感が全く無いのが不思議なくらいだ。

    ちょっと触れるだけで井沢の体は素直に反応してくれる。
    「…ぁっ……はぁっ…」
    井沢の口からこんな甘い声が聞けるなんて。
    そう思うだけで松山自身にも段々と熱が高まってきた。
    「松山…いれても…いいよ」
    艶かしく腰を動かして井沢が誘う。
    いれてもいい…と言われてもいかんせん初めてなのでちょっと戸惑う松山。
    そんな松山を井沢は可愛いと思ったらしい。

    「からだ、起こして」
    そう言われて松山はゆるゆると体を起こす。


229 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/17 17:10 ID:y2QdqHaL
    >244マツミサ
    ああ~~~!感涙!!
    待ってたわっ!

    >「俺は…ずっと、お前に会いたかったよ。」
    堪らんです。


230 名前: 155 投稿日: 02/02/17 18:09 ID:/W8StYl0
    ウヒャ!まっつん大活躍!!
    前スレ776さん、224さんアリガトウ!!


231 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/17 18:27 ID:6PLTtKEj
    ありがたやー。松山祭だわ。ワショーイワショーイ!


233 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/17 19:52 ID:3DGG0yV+
    三杉のスーツ姿に萌えたのは漏れだけ?
    でも顔が萌えない。
    やっぱ旧作の顔がええ。はぁー


234 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/17 20:17 ID:CuqoShgI
    翼タン、コジロー…声変わりまだ?


235 名前: ほんとにこんなの続いちゃっていいの? 投稿日: 02/02/17 21:37 ID:RTSlEXRP
     やり場がなくて結局翼の背中に回した腕。
     しかしそのまま力をこめて抱きしめた方がいいのかどうか判断がつかず、
    結局井沢は翼に触れるか触れないかの位置で腕をこばわらせていた。
    「…ね、力抜いてよ……守?」
    「なっ、ばっ……なんだそれっ」
     いきなり呼ばれた名前に、思わず大声になる。
     くすくすと翼が笑う声が聞こえ、この状況ではどう見ても自分がこういったことに
    手馴れていないことが、既にあきらかであることに気づかされた。
    「せっかくだからさ、雰囲気出るように…
     なんかいいでしょ、名前で呼ばれるのって。恋人みたいでさ?」
     まるで自分たちはあくまで恋人同士ではないということを、
    遠まわしに言われているような台詞を吐く。
     …まぁ、こいつの場合そんな含みはこれっぽちも考えてないんだろうけど。
     人間・大空翼というものが多少なりともわかった今、
    そういったことが驚くほど素直に理解できた。
    小学生の頃から天才だなんだと騒がれていた翼に対して、
    多少やっかみがなかったわけでもない。
    しかし、実際そのつきぬけっぷりを目の当たりにして、
    彼に対してそういった負の感情を抱く自分の姿すらいっそ滑稽に思えてくる気がした。


236 名前: そういやここってどこなんだろう… 投稿日: 02/02/17 21:37 ID:RTSlEXRP
    「何を考えてるのさ?」
     長く深いキスの途中で、行為に集中していない井沢に気がついて翼が言った。
    「いや…別に何も」
    「嘘つき。俺が一生懸命気持ちよくしてあげてるのに」
     スネたような表情と声。
     それだけなら、まだあどけなさの抜けきらない子供のように見えた。
    「いいよ、なら俺のことしか考えられないようにしてあげる。
     俺のことしか見えない、俺のことが欲しくてたまらなくなるように…」
     かすれた声が耳元で震えた。
    「俺に…おぼれさせてあげる」
     井沢は背筋にゾクリと何かがはしったのを感じた。



    本来の自分の同人原稿ほっぽって、何やってるんだろう自分…


237 名前: 227のいかんともしがたい続き 投稿日: 02/02/17 21:39 ID:GifnswWw
    「松山…」
    「だからその…こうやってお前と話したり、今日みたいに練習やったりさ、そういう
    のが、なんつーか…や、俺何言ってんだろーなっ、自分でもワケ分かんねーし、
    ああもう、今言ったことは忘れてくれ!」
    言っている内に自分の気持ちとそれを表現する言葉とが噛み合ってくれず、つい
    先程までの勢いはどこへやら、あたふたと言葉を切り上げ、顔を真っ赤にして
    松山は斜め下に視線を落としてしまった。
    その一部始終をただ見ているしかなかった岬だったが、やがてぽつりと、だが
    はっきりと言った。
    「だめ。」
    「…え?」
    何がだめなんだろうと松山が盗み見るようにちら、と岬に視線を投げる。
    「忘れないよ。今松山が言ってくれたこと。…そんな風に思ってくれてたなんて、
    嬉しい。」
    静かに微笑みながら、そうきっぱりと言ってのけた岬に、松山の、自分が言った
    言葉に対しての気恥ずかしさなど何処かへ吹き飛ばされていた。
    岬との数少ない思い出を思い起こしてみれば、いつだって岬はこうやって当たり
    前のように、控えめだが迷いのない、真っ直ぐな気持ちを自分に、自分達に見せて
    くれていたのだ。
    常に誰に対しても優しく、強引に我を通すようなことはなかったが、だからと
    いって他人に迎合したり媚びることなどは決してせず、自分の考えをしっかりと
    持ち、物怖じしない。
    そんな岬だからこそ松山の心は惹かれてやまなかった。
    最初は子供らしい独占欲や、仲が良かったのに転校して会えなくなってしまった
    友達への懐かしさだっただろう。
    が、その思いは友情とも愛情ともつかない状態のまま、松山の中で年々募るばかり
    だった。
    「岬…」
    松山は、長年のその思いを口にしてしまいたい衝動に駆られる。


238 名前: 237のどうにもこうにも続き 投稿日: 02/02/17 21:45 ID:GifnswWw
    が、今度はその衝動を飲み込むことができた。
    言ってどうなる。気持ちを伝えて、そのせいで岬と気まずくなってしまうような
    ことがあったら―――そんな思いが頭をよぎり、松山はこの気持ちを再び自分の
    奥底に沈めておくしかなかった。
    そんな松山の思いに気付くことなく岬は続けた。
    「僕が合流するまでに、皆も色々あったみたいだから、ちょっとそれも心配だったん
    だよね。あ、今はもうそんなこと思ってないよ?初めて会った皆も、松山達も
    すぐに僕のこと受け入れてくれたし。」
    「…もしかして翼とのこと、聞いたのか…?」
    問われて、岬は間を置いて、少し困ったように小さく頷く。
    岬の言う「色々あったみたいだから」という言葉に、松山は1週間ほど前のチームの
    状態を思い返した。
    ヨーロッパ遠征で、まず最初に臨んだドイツでの対ハンブルグ戦で、怪我の治療を
    やっと終え、試合途中に日本から駆け付けた翼に対して「この試合に出る権利は
    ない」と言葉を吐いた自分。
    あの時、合宿に参加しながら最終選考で選ばれなかった連中のことを思うと、と
    言った自分の言葉や考えに嘘はなかった。
    だが、心の何処かで翼抜きでも勝ってみせる、翼が居ないと勝てないなんて思い
    たくない、という気持ちがあったことも否定できなかった。あの時の自分は
    明らかに翼や周囲に対して意地を張っていたように思える。
    「馬鹿みたいだろ…」
    溜息と共に、松山は自嘲するように呟いた。
    「そんなこと…」
    岬の優しい声に松山は首を横に振る。


239 名前: 238の亀の歩み続き 投稿日: 02/02/17 21:48 ID:GifnswWw
    「あの時、悔しいけど相手チームのヤツらに全然敵わなくてさ、中盤なんて完璧に
    抑えられてて…俺、マジですげー悔しかった。立場なかったよ。」
    松山はひとつ息をついた。岬が黙って自分の話にじっと耳を傾けようとしてくれて
    いるのが分かる。
    「そこに翼がきて…翼が入れば絶対状況がよくなることは分かってたんだ。でも…
    上手く言えねーけど、翼に頼るしかないのか、翼がいねえと勝てないのか、って
    どっかで思っちまったんだろうな…試合に負けてるのとは別のとこで、なんか、
    悔しかったんだよ。」
    翼の才能に嫉妬していたのかもしれない。でも松山には小学生の頃とは違い、
    今だから分かる翼に対しての、「純粋なサッカーの才能以外での」嫉妬があった。
    「ホント、今思うとガキみてえだなって思うんだけどさ。俺ら、小学6年の全国
    大会で翼に出会ってから、ずっと翼が目標で、ずっと翼の背中追いかけてサッカー
    やってたようなもんなのに、その翼抜きでやってこうなんてな…。」
    確かに翼を、南葛を倒すことを目標にやってきた3年間だったが、松山にとっては
    サッカーにおいて翼を超えることで、岬に1歩近付けるような気がしていたのだ。
    6年生の夏に岬と再会した時、南葛に居た岬は、既に翼と共にゴールデンコンビと
    呼ばれていた。
    その時単純に、ただただ岬との再会を喜んだ松山だったが、自分以外の誰かと
    コンビを組み、活き活きとフィールドを駆ける岬の姿を見、子供心にどこか胸の
    痛むような思いをしたのだった。
    そして岬のいない中学3年間でも、3年の時の地区予選決勝で翼が言った、「一番
    戦いたい相手は岬くん」という言葉を人づてに聞き、やはり翼と岬の間にある絆の
    ようなものを感じずにはいられなかった。
    今日の昼間に行われた練習でも、翼と岬は3年振りとは思えないほど息の合った
    プレーを見せ、周囲を驚かせた。
    やっぱり岬に一番相応しいのは翼なのか。自分は翼になれないのか―――。


240 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/17 22:34 ID:XxfCExCb
    >239
    亀の歩みでもいい…続けてくださいねっ
    ステキよ、まっつん!


241 名前: 239の遭難寸前続き 投稿日: 02/02/17 23:05 ID:GifnswWw
    そう思うとやり切れなかった。そして、そんなことを思っていたから1週間前、
    翼にあんな態度を取ってしまったのであろう自分に対してもやり切れない思い
    ばかりだった。
    軽やかに自分の先をゆく翼の背中の、更にその先にはいつだって岬の姿があった。
    自分はただ、サッカーをやっている時でもそれ以外でも、岬に一番必要とされる、
    一番近い存在でありたかったのだ。
    今日まで思いを抱き続け、今こうして2人きりで居ても、岬には手が届かない
    ような気がして、松山は言葉を切り、また俯いてしまった。
    「松山。」
    岬が松山の方へ1歩踏み出し、静かに呼び掛ける。
    「松山。そんなことないよ。」
    「そんな風に、自分を責めないでよ…。」
    しん、とした肌寒い空の下で紡がれる岬の声は、松山の心を溶かすように温かかった。
    自分に対する情けなさが気まずくて、顔を上げられずにいる松山の耳に、岬の言葉が
    ゆるやかに響く。
    「僕はこっちに居たから翼くんや松山達がどんな3年間を過ごしてきたのかは分から
    ないよ。でも…きっと皆色んな辛いこととか、悔しい思いも沢山したんだろうけど、
    それを乗り越えられたから今ここにいるんじゃないかなって思う。翼くんだって、
    元々持ってる素質があってもそれを磨く努力もしたから、今があるんだと思うし。」
    ここで岬は一旦言葉を切り、言い方を考えあぐねるようにうーん、と首を傾げる。
    「だからね、サッカーの才能ではやっぱり翼くんに今のところ敵う人はいないのかも
    しれないけど、翼くんに負けないくらい松山だって努力してきたんでしょう?
    ふらの小にいた時、いつも皆の先頭切って放課後に雪かきして、暗くなるまで一生
    懸命練習してたの、僕知ってるよ?」
    「岬…」
    「さっきの松山じゃないけど、上手く言えないなー。つまり僕が言いたいのは、
    翼くんは翼くん、松山は松山なんだから、それぞれ違うよさがあって、違う人間
    なんだから比べることないんじゃないかなってことで。」
    松山が少しだけ顔を上げると、そこには思い出の中に咲いているそのものの、
    笑みを湛えた岬の姿があった。


242 名前: 241の諦めたらここで試合終了続き 投稿日: 02/02/17 23:12 ID:GifnswWw
    「僕は翼くんと松山を比べたことなんてないよ。2人とも、僕にとっては同じように
    大事な人だし、翼くんの代わりが誰にもできないように、松山の代わりだって
    いない。松山は、松山だよ。……それじゃだめなの?」
    まあそういう生真面目で考え過ぎちゃうところが松山のいいところでもあるん
    だけどね、と柔らかに微笑んだ岬を、松山は無意識の内に自分の腕の中へと
    抱き寄せていた。
    「松山…?」
    松山の突然の行動に、驚いて少し身を固くした岬の背中を両手で抱き締め、その
    肩口に顔を埋める。
    身長はあまり変わらない筈なのに、こんな風に初めて触れる岬は自分より幾分
    華奢に思えた。
    「ごめん、岬。…少しだけ、こうしててくれないか…?」
    何故か声が震えた。それを岬に察知されたくなくて、声は囁きに程近いものに
    なってしまう。
    やがて、立ち尽くすような状態のままだった岬の腕がゆっくりと松山の背に
    廻され、あやすようにぽんぽんと叩いた。
    「…だから、謝らなくてもいいってば…」
    そう囁く岬の声は、松山が今まで聞いた中で一番優しく、親密なものに感じられた。
    今、岬が間違いなく自分の傍に居ることを実感しながら、松山は白い花を摘むように
    そっと岬の体を抱き締めた。


    終わりでゴザイマス…
    告白まで行ってないわ当然えっちはないわで、かなりの情けな松山くんに
    なってしまいましたが(汗
    読んでくれた人、読みたいとレスしてくれた人ありがとござんした~。
    こんなありふれたテーマでゴメソ


243 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/17 23:33 ID:CsSp716o
    ステキなマツミサありがとぉぉ!
    めっちゃ理想です、この関係のマツミサ。
    そうそう、こんな感情を持ってたんだよね、松山…って感じで


244 名前:   投稿日: 02/02/17 23:35 ID:uv12k0jm
    松×ミサ様
    ロマンチックー!な感じでとても面白かったです。
    こんなに大事に想われてる岬くんっていいなあ


245 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/18 00:02 ID:8iPQOl0K
    241さんのタイトルのセンスもスキよ。
    さあ!次はなにかなー?


246 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/18 07:09 ID:km2uxvGB
    翼×井沢 続きをありがとう!!
    名前で呼び合うのもエロくて新鮮でいいですう!


247 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/18 08:52 ID:ZeSX+aTu
    すご~い。
    県孤児だったけど松見さもいいなぁって思えちゃった。

    でも最近減ぞ~孤児も見てみたいなーって思うんだけどこれもイバラ道なんだろうなぁ。


248 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/18 09:18 ID:4zeLQDmd
    イバラに小さな花を咲かせるのがこのスレじゃありませんか・・・
    職人の皆様よろしくお願いします。


249 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/18 12:13 ID:Kz01yVfx
    この年になって、小次郎のよさがやっと理解できた。
    まんこらけで東邦本でも買おうと思ってるが
    ありすぎでどれから手をつければよいのやら。
    つーか一ヶ月前と全く在庫が動かんのは、どーゆうことや、われ。


250 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/18 13:26 ID:Y6AnhRgB
    >>248 
    なんて心強いお言葉っ。

    じゃあ守×一樹アリマスか??
    まも攻は茨の道な上に巻きびし撒かれてるくらい希少(泣)


251 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/18 20:12 ID:NAqXnccP
    >>250
    属性逆でそのカプの素敵なストーリーが出たばかり・・・
    ごめん。私にはチャレンジする勇気が出ないっす。


252 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/02/18 20:30 ID:8gaHjaHT
    井沢ファンは攻まもでも、受まもでも絶滅危惧種になんらかわりはありません。
    250,251さんも自給自足の精神で、ともに頑張りましょう。
    私も頑張りますので、お願い。書いて下さい。

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最終更新:2009年05月02日 10:53