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781 名前: 776  投稿日: 02/02/08 00:59 ID:futMgHXX
    家に帰ってからも井沢はずっと考えていた。
    果たしてこのままでいいんだろうか。
    自分をだましてまで色んな奴とあんなことしてていいんだろうか。
    単に人恋しくって淋しいだけなんじゃないだろうか。
    考えたって当然答えなんか出ない。

    考えるのが面倒くさくなった頃を見計らったかのように電話が鳴った。
    「もしもし」
    『井沢?あのさ、ちょっと頼みがあんだけど』
    「…なに?」
    『実はオレ今静岡にいるんだよね』
    「で?」
    『終電のがしたんだよね』
    「ほぅ」
    『君と一晩語り明かしたいんだ!』
    「素直に泊めてくれと言えよ…。迎えに行ってやるよ。今日は家族もいなくてオレだけだから」

    こんな夜は誰かと話でもして気を紛らわそう。
    井沢は上着を手に取った。

789 名前: 風と木の名無しさん  投稿日: 02/02/08 01:10 ID:yTCQhjkR
    俺は自分と同じ匂いのする人間を見分けるのが得意だ。合宿所で初めて、井沢と目があった瞬間のことを思い出していた。
    気まずそうな顔をして、速効で視線をそらしたあいつの顔は今でも忘れられない。
    心に広がるのは不思議な優越感だった。「つかまえた。」とその時思った。
     
     「夜中に人、呼び出すんじゃねえよ。反町。」

793 名前: 776(789の続き)  投稿日: 02/02/08 01:38 ID:SiBFR2F9

    井沢の部屋は想像通りシンプル、と言うよりも何だか無機質な感じがした。
    「で、反町。一体こんな時間までここで何してたんだよ」
    お茶を注ぎながら井沢が尋ねてきた。
    「いや~ちょっと…まぁ色んな事情があってさ……」
    事情ったってそんなものはあって無いようなもの。
    井沢の顔を見に来たんだから。
    「でも泊めてくれてありがとう!あいしてるよ!まもるちゃん!!」
    「あのな…」
    苦笑している井沢だけど一瞬気まずそうな顔をしたのを俺は見逃さなかった。
    そう、あの初めて目が合った瞬間のように。

802 名前: 776(793の続き)  投稿日: 02/02/08 02:17 ID:SiBFR2F9
    時計を見るともう3時を過ぎていた。
    「ごめん反町。もうオレ寝るわ。眠くなってきた」
    「だーめ♪今日は語り明かすのー」
    「また明日にしようぜ。おまえ別に朝急がないだろう?」
    ここで井沢に寝られちゃったら俺がわざわざ会いに来た意味が無い。
    と、ふと見ると井沢の首もとに何か赤いアザみたいなものがある。
    「井沢?コレどうしたの?」
    「え?いや何でもない。虫にでもさされたんじゃねぇの?」
    何事も無いかのように装いつつも明らかに戸惑いを隠せない井沢。
    その焦り方はあやしい。
    「ちょっと見せてみろよ」
    「なんでもねぇよ!」
    何でも無いなら見せてくれたらいいじゃないかとも思ったけど、言ったら逆効果だろう。
    「…ねぇ井沢。ソレ、だれに付けられたの?」
    「……お前には関係無い」
    刺すような井沢の眼差しがゾクゾクする。

805 名前: 801の続き  投稿日: 02/02/08 03:52 ID:izeJbBkR
    井沢がこんなにもまっすぐに俺の目を見つめるなんて、思えばこれが初めてかも知れない。
    ぶつけられた台詞が「お前には関係ない。」ってのは、かなりの皮肉だが。
     
     「関係なくはないだろう?ねえ、井沢?」
     
    壁際まで井沢を追い詰めて、そのまま両肩を強く掴んだ。本気でコイツが抗えば俺を押し退けることなんて難しいことでは無いだろう。
    でも、井沢は抵抗しないはず。
    案の定、イヤイヤをするように頭を数回、横に振っただけでうなだれ、大人しくなってしまった。
    そして、振り絞るような声で言葉を吐き出した。
     
     「助けてよ、反町。」

909 名前: 776(805の続き)  投稿日: 02/02/10 23:49 ID:7k0Av7/M
    反町×井沢の続きです。

    「助けてよ、反町」
    切なそうに俺を見つめる井沢がたまらなくそそる。
    井沢は本当に助けて欲しいと思ってるんだろうか。それとも俺を誘う為の演技なのか。
    でもそんなことはどっちでもいいと思ってしまう程にその姿は艶やかだった。

    誘惑に負けたかのように俺は首筋にそっと唇を寄せた。
    そしてゆっくりとシャツのボタンを外していく。
    肌に残る赤い跡が忌々しい。
    今、井沢を抱いてるのは俺なんだ、そう誇示するかのように新しい跡を付けていく。

912 名前: 776(909の続き)  投稿日: 02/02/11 00:54 ID:sJeg8760
    井沢が感じやすいようにわざとキスの度に体を動かしてやる。
    その刺激に井沢のソコも熱を帯びて固くなってくる。
    だんだんと呼吸が荒くなってきた。

    「はっ…ん」
    少しソコに触れるだけで甘い声を漏らす井沢。
    短パンを脱がしてソレをやさしく握る。先端はすでにしっとりと濡れている。
    甘い声をもっとききたくてソレを口に含みそっと歯を立てる。
    一瞬井沢の体が震えた。
    「ねぇ井沢。気持ちいい?」
    「くわえたまま…しゃべん…なよ……」
    うるんだ瞳がさらにそそる。


913 名前: 776(912の続き) 投稿日: 02/02/11 01:10 ID:sJeg8760
    「…井沢?」
    「オレだけ気持ちが良いのは悪いだろ…?」
    そう言って口で俺のジーンズのファスナーを下ろそうとする。
    急に気恥ずかしくなって(井沢の術にはまっとるよ…)
    「い、井沢・・ちょっと…」
    焦る俺を尻目に器用にファスナーを下ろし、ゆっくりとモノを舐める。
    一体井沢はどこでこんなこと覚えたんだろう…。

930 名前: 913の続き  投稿日: 02/02/11 12:57 ID:YI6N856f
     柔らかな井沢の髪に指を絡ませながら、しばらくは好きにさせていた。
    先端の溝を、ちょっと舌の先でなぞられつっ突かれるとサスガにやばくなって、くっと井沢の髪を強く掴んでしまった。 
    腰がどうしようも無く、ムズ痒い熱を帯び重くなる。
     「出してもいいよ、反町。」
    滲んだ先走りの露をぺろっと嘗めて、頭を下げたまま井沢が囁いた。
    顔を見せようとしない井沢に苛立ちを感じ、体に溜まり始めた重たい熱が俺のマイナスの感情を刺激した。
     「出すならお前の中で出すさ。」
    乱暴に髪を掴み、無理矢理顔を上げさせる。眉をひそめた少し脅えた表情。この顔が好きなんだ。  
      
55 名前: 前スレ776(930の続き)  投稿日: 02/02/12 01:02 ID:ygShujsY
    もうお呼びで無いかも…でも一応折角なので。
    反町×井沢です…。

    顔を無理やり上げさせても視線を合わそうとしない。そんな井沢に無性に腹が立った。
    「そんなに顔を見せたく無いなら見せなくっていい」
    そう言ってやや乱暴にうつぶせに寝かせた。
    そして腰を引き寄せて四つん這いのような姿勢にする。
    「うわっ、ちょっやめっ」
    体勢的に俺の方が有利だ。
    後ろを振り返ろうとする井沢に構うことなく体重をかけた。
    そして井沢のモノに指を絡める。
    「ん…ふっ…」
    最初は抵抗しようとしていた井沢だが段々と身を任せはじめた。


56 名前: 前スレ776(55の続き) 投稿日: 02/02/12 01:04 ID:ygShujsY
    井沢の口元にそっと指を持っていってやると、ゆっくりと舌を絡ませてきた。
    唾液が充分にからんだところで指を秘部に当てる。
    既に井沢の中はしっとりと濡れていた。
    「あ…はっ…反町……」
    井沢の腰が俺を促すように動く。
    たまらなくなって自身を井沢の中に突き立てた。
    「あ、っん……」
    まるで獣のような体勢が俺の熱をより昂ぶらせる。
    それに反応するかのように井沢の口から嬌声が漏れる。
    「はっ…あ、ぁっ……」
    「ココがいいの…?」
    井沢は今どんな表情をしてるんだろう、見たいけどこの体勢じゃ見づらい。
    ちょっと損した気分になった。
    そのかわり、井沢の声を存分にきいてやる。

58 名前: 前スレ776(56の続き)  投稿日: 02/02/12 01:21 ID:ygShujsY
    井沢の声が聞きたくて、ゆるやかに腰をゆする。
    「や…はぁっ……ぁあっ…」
    「もっと声だしてよ、井沢…」
    意地悪く耳元でささやいて、井沢の感じるポイントをせめていく。
    井沢のすすり泣くような声に俺の熱もより一層高まる。
    「ぁっ…そりま…ち……もぅ…あ…ぁっ!」
    甘い声とともに井沢が俺の手のなかに精を放つ。
    ほぼ同時に俺も井沢の中に放った。

60 名前: 前スレ776(58の続き)  投稿日: 02/02/12 01:31 ID:ygShujsY
    ベッドでぼーーっと余韻に浸っていると、井沢が腕を絡めてきた。
    そして俺にそっとささやいた。
    「ねぇ反町…オレのこと…好き?」
    好きに決まってるじゃないか。
    井沢が好きで会いたくって会いたくって、わざわざ静岡まで来たっていうのに。
    「好きに決まってるだろ」
    「だよなぁ。じゃぁ今度は声だけじゃなくって顔もしっかり見せてやるよ」
    にっこり微笑んで綺麗なウインクまでおまけに付いてきた。
    「い、井沢!?」
    嬉しいけど!嬉しいけど!きっと俺は真っ赤になってるんだろう。
    「なに照れてんだよ今更。これだけヤっといて」
    そりゃそうだ。
    今更だ。
    じゃぁ…
    「井沢~。好きだ!今度と言わずに今見せてくれ!」
    そう言ってまた押し倒した。

    ―――夜はまだまだ続く。