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849 名前: 風と木の名無しさん  投稿日: 02/02/08 23:55 ID:3Md6zqzN
    
    10月の霧雨がさらさらと静かに降り続けている午後だった。
    灯りを落としていても仄かに薄明るい寮の一室で、小次郎はベッドに向かい
    合って座っている岬の頬の輪郭にそっと手を伸ばした。
    「怖いか…?」
    俯いたままの岬の頬を撫でながら問うと、その指を追うように岬の手が
    重ねられる。
    「…小次郎こそ、いいの?」
    「何が」
    今にも消え入りそうに声を震わせる岬の顎に指を滑らせて顔を上げさせ、
    その瞳を正面に捉える。
    これから自分達がすることへの不安に揺れる瞳を見つめながら、小次郎は
    岬の下唇を親指で緩くなぞった。
    「俺の気持ちは、とっくに分かってんだろ…?」
    小次郎はゆっくりと岬の唇との距離を縮め、やがて柔らかなそれに触れる。
    「小次郎、」
    「…黙れよ…」
    両手で岬の頬を包み、口付けを深くしてゆく。

853 名前: 849のへっぽこ続き  投稿日: 02/02/08 23:58 ID:3Md6zqzN
    やがて薄く開かれた岬の唇の中へと小次郎の舌が割って入り、岬の舌を
    絡め取った。
    角度を少しずつ変え、舌を吸い上げてやると、岬が少し苦しげに眉を顰める。
    やっと唇を解放してやると、小次郎は岬の口元から零れる熱い吐息を感じ
    ながら、そっとその細い腰に腕を回し、労わるように岬の体をベッドに横たえた。
    シーツの上に広がる茶色がかった髪を小次郎の骨ばった指が梳き、岬の緊張を
    和らげるようにこめかみや目尻の辺りに口付ける。
    ぎゅっと赤子のように握り締められたままの岬の手を小次郎の一回り大きな
    掌が包み、更に首筋へと唇を落としていった。

867 名前: 853のだめだめ続き  投稿日: 02/02/09 17:47 ID:jYaCvGbo

    その白い首筋に唇を埋めながら空いた片手で器用に岬のシャツのボタンを外し、
    肌に手を滑らせると岬の体が微かに震えた。
    胸の突起に指を掛け、薄く色のついた乳輪をそっとなぞる。
    親指と人差し指で突起を摘んで軽く擦り上げると岬の喉から息が漏れた。
    小次郎は鎖骨のラインを辿っていた唇を下へと移動し、もう片方の突起を舌で
    撫で上げた。
    「んん…ッ」
    指の腹で強弱をつけながら突起を擦られ、もう片方のそれを柔らかな唇で啄ばみ、
    生温かい舌で転がされると、岬は、内に篭った体の熱が徐々に上がっていく
    ように感じた。
    「はぁ…ッ…ぁ」
    堪えようのない、喘ぎとも吐息ともつかない音が唇から零れる。
    もう胸の飾りはほんのりと紅く染まり、小次郎の舌にもその熱と固さが
    伝わっていた。
    軽く歯を立ててやると岬の背が僅かにびくん、と反り返る。
    「や…小次郎…っ」


868 名前: 867のへなちょこ続き 投稿日: 02/02/09 17:52 ID:jYaCvGbo
    休みなく胸に愛撫を加えながら、小次郎は更に岬の滑らかな脇腹を撫で、その
    まま学生服の上から岬の中心にそっと手を触れた。
    そこは先程から熱を帯びていて、着衣の中に収まっているのが少し窮屈そうな
    状態になっていた。
    「だめ、小次郎離してっ」
    はっと我に返ったように岬が頬を更に羞恥の色に染め、小次郎の腕を掴んでそこ
    から離そうとするが、小次郎の掌でそこを包むように揉まれ、腕を掴んだ指から
    力が抜けてしまう。
    「あ、あぁ…ッは…ぁ」
    きつく胸を吸い上げられ、無意識に閉じようとする膝の間に大きく割って入ら
    れると、岬は目を閉じ、かぶりを振ってじわじわと襲いくる快感に耐えようと
    したが、そんなささやかな抵抗も、堪え切れず紡がれる自身の喘ぎ声に掻き
    消されてしまう。
    小次郎は片手で岬のベルトのバックルを外し、ズボンのファスナーを下げると
    そのまま下着ごと膝の辺りまで引き下ろした。
    岬の右足の膝裏に手を差し入れて少し抱え上げるようにし、邪魔な着衣を取り
    去ると、制服のカッターシャツが腕の辺りに絡まっているだけの状態の四肢が
    外気に晒される。

907 名前: 868のヘタレ続き  投稿日: 02/02/10 22:56 ID:Va4lqnKm
    ようやく露わにされた、その陶器のように滑らかな肢体を目の当たりにし
    小次郎は思わず息を呑んだ。長らく思い焦がれ、追いかけたその相手の
    全てを今手に入れようとしているのだ。
    「岬。」
    岬はというと、自分のこのあられもない姿と、それに注がれる小次郎の
    視線に耐えかね、あまりの恥ずかしさにきつく目を閉じ、腕で顔を覆う
    しかなかった。
    「岬。こっち向けよ。」
    いつも名前を呼ばれる時とは少し違う、甘い声が岬の耳をくすぐる。
    「…恥ずかしいからやだ…」
    「岬、」
    顔を覆っている腕を優しく除け、小次郎は岬の顔を見下ろす。
    「俺を見ろよ…」
    恐る恐るというように目を開け、ちらりと見上げると自分を愛しげに
    見やる小次郎の表情に出会う。
    小次郎はそのまま岬の手を取ると、一瞬逡巡した後、自分の下腹部へと
    導いた。
    小次郎の中心は、既に服の上からでも分かるほどの存在感を持ち、脈打つ
    感触まで伝わってくるようだった。
    「あ…」
    躊躇いから、思わず手を引きそうになる岬の耳元に小次郎が囁く。
    「これ、お前のせいだよ…」
    岬の手の上から小次郎が自身を擦り上げ、その形を確かめさせる。

910 名前: 907のへべれけ続き  投稿日: 02/02/10 23:50 ID:Va4lqnKm
    初めて触れる小次郎の昂ぶりと耳元に吹き掛けられる熱い息に、岬は背筋が
    ぞくぞくした。
    「小次郎…」
    小次郎は岬の耳朶に軽く口付けると、
    「もう我慢できねぇ…」
    と呟き、Tシャツを素早く脱ぎ捨て、開かれた岬の両脚を自分の肩の辺りまで
    抱え上げた。
    なだらかな双丘を割り、奥へと指を辿ると岬の秘部が露わになる。
    「や、見ないでっ」
    脚を大きく広げられ、ほぼ真上から自分の最奥を見下ろされるような体勢から
    逃れようと、岬は必死に体を捩ろうとしたが、小次郎はしっかりと岬の両脚を
    抱えたまま、指で秘部の入口を押し開き、おもむろに舌を這わせた。
    「ひぁ…っ」
    堅く閉じようとする入口の辺りを、解すように丹念に湿らせる。小次郎の舌は
    更に奥へと侵入し、柔らかな粘膜を丁寧に舐め取るように愛撫しだした。
    「ん、あぁ…ッふ、こじ、ろぉ…」
    小次郎の舌が動く度に室内に響く湿った音と、生き物のように蠢くその舌の、
    初めての体感に岬は体を震わせた。
    「あ、ぁっん、そんな、とこ…汚い、から…ッ」
    岬の脚の付け根より奥深く顔を埋め、秘部の感触と反応を愉しんでいるかの
    ような小次郎に岬は止めるよう懇願するが、その行為が止む気配はない。
    小次郎の舌の動きに加え、内部に熱くかかる吐息までが刺激となり、未だ
    残る羞恥の欠片を嘲笑うように体が火照り出す。
    「やぁ…んんっ、あ、ああっ」
    秘部からの熱さが体を駆け巡り、岬の中心は更に天を仰ぎ、先端からは透明の
    蜜が溢れ出そうとしていた。

29 名前: 前スレ910のたいがい続き  投稿日: 02/02/11 23:08 ID:6Lxwo79P
  
    「こうしとかねぇと、お前がキツイだろ…」
    小次郎がようやく顔を上げる。小次郎の舌と秘部の入口の間に唾液の細い糸が
    光っていた。
    「力抜いてろよ。」
    小次郎は、自分の人差し指と中指を根元まで咥え、唾液で湿らせると、秘部の
    縁へ滑らせた。
    指を入れた瞬間、岬の目が見開かれる。
    「く…ッあぁっ」
    二本の指の異物感に内腿が震えた。
    内壁の襞をひとつひとつなぞるようにしながら、徐々に指が中へと呑み込まれて
    いく。充分に湿らされた指と粘膜が擦れ合う度にくちゅくちゅと音を立てた。
    小次郎は更に奥へと指を蠢かせ、岬の反応を探る。
    ぐるりと指を回転させて、先程までより少し強く内部を掻き混ぜるようにすると、
    岬は堪らず声を上げた。
    「あ、はぁぁッ…や、苦し…、んんっ」
    自分でも触れたことのない場所へ、小次郎の指が侵入している。その箇所のひり
    つくような痺れと、指の動きが生み出す未知の感覚を体は敏感に察知しているが、
    頭の中ではまだ受け入れられる状態ではなく、岬は喘ぐ声すら自分のものでは
    ないような錯覚に捕らわれていた。
    岬の、狭く締め付ける内部で小次郎は指を折り曲げ、執拗に指先を這わせる。
    やがて小次郎の中指がとある箇所を掠めると、岬の腰がびく、と跳ねた。
    ようやくそのポイントを探り当てた小次郎の指が、躊躇することなくその周囲を
    攻め立てる。


30 名前: 29のずっこけ続き 投稿日: 02/02/11 23:12 ID:6Lxwo79P
    「ここが…イイのか?」
    「…ッあぁ!ん、はぁ、ああッあ、ぅ…ッ」
    最も感じる箇所を性急に、掻き出すように愛撫されて、岬は無意識の内に吐き
    出される嬌声を抑えようと必死に唇を噛み締めようとするが、そんな小さな
    抵抗すらもう敵わず、開かれた唇の端から零れた唾液がシーツに落ちた。
    「…なに、これ…ッ小次郎…ふ、ぁ、はぁ…っん」
    後ろへ与えられた快感が岬自身へも伝わり、その先端からは蜜が零れ、根元まで
    ぬらぬらと流れ出していた。
    小次郎の方も既に限界だった。服の生地に押さえ付けられていたそれをようやく
    取り出すと、固く張り詰めた自身が勢いよく天を仰ぐ。
    絡めとられるようにぬめる粘膜から指をゆっくりと引き抜いてやると、それすら
    反応してしまうのか、岬が小さく息を詰めた。
    「岬…」
    熱っぽく少し上擦った声で小次郎が囁く。
    岬はまともにそちらを見ることができず、これからくるのであろう想像もつか
    ない痛みを思い、目を閉じ、シーツをぎゅっと握り締めた。
    少しの恐怖は当然あった。が、こうなることにもう迷いはなかった。
    小次郎は、その時をじっと待つ岬の震える瞼に掠めるようにキスすると、岬の
    膝を抱え直し、自らの昂ぶりをそっと秘部にあてがった。
    互いの体の一部がぐちゅ、と音を立てて触れ合った次の瞬間、体を縦に切り
    裂かれるような痛みと衝撃が岬を襲った。
    「あ、あああッ!!」
    熱くたぎる小次郎自身の存在感に圧迫され、岬の全身が強張る。
    膝ががくがくと震え、息をするのもままならない。
    小次郎を受け入れたい気持ちとは裏腹に、体の最奥は悲鳴を上げていた。


31 名前: 30のなめねこ続き 投稿日: 02/02/11 23:17 ID:6Lxwo79P
    「…ッ、岬、やっぱり辛いか…?」
    岬の苦しそうな表情を見、小次郎自身も秘部の締め付けに若干の痛みを感じて
    いるのか、小次郎は強引に貫くことをせず岬を気遣った。
    こんなにも痛みを伴うものだったなんて。強い異物感は未だ岬の下腹部を支配
    したまま消えそうにもない。
    それでも岬は「痛い」という言葉を寸前のところで呑み込んだ。
    痛い、と言えばきっと小次郎は自分を思って、途中でも行為を止めるだろう。
    不器用ながらいつでも岬には、お互いだけがそれと分かる優しさをくれる人
    だから、焦ることはないんだと、誰の所為でもないと言ってくれるのだろう。
    岬は、そんな小次郎だからこそ今ひとつになりたかった。
    焦っているわけでは勿論ないが、今でないとだめだとすら思ったのだ。
    「こじ、ろ…僕は大丈夫、だから…」
    眼の縁を紅くして、岬はやっと言葉を絞り出す。
    「お前…」
    「ね?小次郎…ほんとに、大丈夫だから…」
    岬は、初めて自分から小次郎の顔を真っ直ぐ見た。
    瞠目する小次郎の頬にゆっくりと手を伸ばすと、そこに指先が触れると同時に
    小次郎の温かい掌が迎え、包み込んでくれた。
    「いいのか…?」
    岬は小次郎の瞳を見つめたまま、小さく頷いた。
    小次郎は岬の手を力強く握ってやると、途中で止めていた体を再び岬の中へと
    埋め込んでいった。
    「…は、んんっ」
    岬の唇から息が漏れる。
    相変わらず秘部は窮屈そうに収縮していたが、根気強く体を進め、ようやく
    小次郎自身が根元まで結合される。
    岬の腰を浮かせ、小次郎は腰を小刻みに律動させ始めた。
    狭い内部いっぱいに侵入した小次郎自身が更に襞を擦り上げる。


32 名前: 31の仁義なき続き 投稿日: 02/02/11 23:20 ID:6Lxwo79P
    「ん、あ…ふっ、あ、あぅッ…」
    先程までの激痛に慣らされたのか、岬の体に痛みとは違った感覚が走ろうとして
    いた。
    小次郎の動きが段々激しくなり、腰を打ち付け、岬の奥へ、奥へと抉るように
    己を駆り立てていく。少し引いてはまた奥まで貫かれる、その繰り返しに岬は
    翻弄され、次第に指を入れられた時以上の快感の波に攫われていった。
    「あ、ぁんっ、は…あ、あぁっ!」
    一時は痛みの所為で萎えかけていた岬自身も、また首をもたげていた。
    小次郎の一層増した熱を敏感に感じ取り、体の中心に火がついたように疼く。
    小次郎は更に体重をかけて岬の上に覆い被さり、猛る自身を包む岬の内部を思う
    存分蹂躙した。
    「小次郎、こじ、ろぉ…ッ」
    「岬…」
    小次郎は切なげに眉を顰め、荒く息をしながらうっすらと汗の光る岬の喉元に
    唇を寄せた。
    岬の手が小次郎の髪を撫で、導かれるように互いの舌を絡ませる。
    熱く吐かれる息までも混じり合い、夢中で唇を貪り合う。
    欲望の頂点までそのまま一気に昇り詰めるような感覚のうねりが2人を覆った。
    「こじろ…、っん、も…だめ…」
    岬が小次郎の肩口に顔を埋め、腕に縋りつく。
    小次郎の腹に時折当たる岬自身が、もう限界だと言わんばかりにわなわなと
    震えていた。
    「岬、俺も…ッ」
    小次郎は岬の足首を掴み、体の方へ折り曲げると、少しだけ引いた自身を反動を
    つけるように最奥まで一気に貫いた。
    「ああッ!!こじろ…ぉッッ…!」
    岬は小次郎の背中に手を回し、必死にしがみついた。
    小次郎の欲望が堰を切るように自分の中に放たれた瞬間、岬自身も果て、小次
    郎の褐色の背中に爪跡を残した。

34 名前: 32のこれでラストファイヤー(予定)続き  投稿日: 02/02/11 23:28 ID:6Lxwo79P
    「…お前、いいかげんこっち向けよ。」
    二人の体が結合から解き放たれてから、ずっと岬は一緒にベッドに横たわる
    小次郎に背を向けたままだった。
    今更ながら気恥ずかしくて、とてもではないが顔を上げ、小次郎の方を向ける
    心境ではなかったのだ。
    「あ、」
    はたと気がついたように小次郎が顔を曇らせ、岬の顔を上から覗き込もうとする。
    「やっぱり、痛かったのか…?そうなんだろ?」
    バツが悪そうにそっと岬の髪に手を伸ばし、遠慮がちに触れながらごめん、と呟く。
    「…そうじゃなくて、」
    岬は思いきって体の向きをくるりと変え、小次郎の胸に頬を摺り寄せた。
    ただ、目は伏せられたままであったが。
    「いやその…痛いのもちょっとはあったけど、そんなの全然平気だよ。」
    小次郎の胸に顔を埋めたまま、自分でも殆ど聞こえないようなか細い声で
    岬は言った。
    「もしかして、後悔してんのか?俺と…」
    「そんなっ…!」
    思わぬ言葉に岬は瞠目して半身を起こした。
    「僕は後悔なんかしてないよ。…小次郎は…?」
    束の間、二人の間に沈黙が流れた。もし小次郎にとって、自分とこうなったことが
    本意じゃなかったら、どうしよう―――瞬間、岬の頭をそんな考えがよぎる。

36 名前: 35のこれがホントのラストファイヤー続き  投稿日: 02/02/11 23:31 ID:6Lxwo79P
    ふ、と笑って小次郎は手を伸ばすと、岬の額を指で軽く弾いてやった。
    「お前、馬鹿だな。」
    「…は?」
    つい間抜けな声を発した岬の、形のよい小さな頭を引き寄せ、そのまま抱き込む。
    「何余計なこと考えてんのかと思ったら…後悔するくらいなら最初っからその…
    好きだなんて言わねえよ。」
    鼻の頭を掻きながら小次郎がぶっきらぼうに言った。
    「小次郎」
    「あ~あ、お前やっぱこっちに引越してこねえか?東邦入れよ。」
    岬の髪に顔を埋めながら、小次郎がなにげなく話を逸らすと、岬は思わずくすりと
    微笑み、小次郎の目を下から見据えた。
    「何言ってんの、今年の冬こそ東邦倒して、南葛が優勝するんだからね!
    …翼くんがいなくたって勝てるってとこを見せてやるから。」
    「やれるもんならやってみな。」
    軽口を叩き、どちらからともなく笑いながら、やがて二人の唇がまたゆっくりと
    触れ合った。