名称 | セプルクルム | |
種別 | 大砂漠 | |
小分類 | 死者の王国 | |
解説 | 公的情報 | 帝国東方辺境領を縦断する黒針山脈(通称:黒門)を越えた先に在る広大なウルカーン砂漠。 その場所は、死者の砂漠と称される、生者よりはるかに多くの死者が住まう領域である。 死者の砂漠には、古代の偉大な王達が葬られるピラミッドや遺跡が各所に点在し、輝かしき古の文明の痕跡を今に遺している。 セプルクルムは墳墓王と白骨の兵団からなる強大な死者の勢力であり、 無謀にも足を踏み入れた冒険者は容赦なく彼らの崇める太陽神への生贄とされるという。 しかし、貴重なアーティファクトや、墳墓を彩る黄金・宝石などの珍しい品々。 そして、古代技術で精錬されたダマスカス鋼武具を求めて、この地を目指す冒険者は後を絶たない。 |
秘匿情報 | かつて、初代皇帝がプロイセキア帝国を誕生させる3000年以上前に強大な文明が存在した。 広大な版図を築き、絢爛なる支配体制を誇ったが、その最期は突如として訪れたという。 夜の眷属――強大なる吸血鬼始祖との戦争が勃発し、呪われし負の波動が全土を覆いつくしたのだ。 呪いを刻まれてなお、この大戦に勝利したものの、全てが終わったとき、まともな肉体を有する者など誰一人として存在しなかった。 負の波動により、民の全ては呪いにより魂までも貪り喰われ、強い体躯と魂を持っていた兵士でさえ意思を持たぬ白骨の兵団と化した。 太陽神の加護と祈祷により生前の記憶と能力を保った王族も、その躰は重みのない乾ききったものでしかなくなっていた。 底知れない恐怖とともに始まった第二の生。それでもなお、王族達は生前の野心と自尊心を僅かほども失ってはいない。 【現在の情勢】 セプルクルムは三つの陵墓王勢力が覇権を争っている。 王朝開闢の祖、太陽王。王権中興を担ったと伝えられる赤翼王。そして、吸血鬼と直に戦った最後の王、征服王である。 | |
関連項目 |
名称 | 黄昏の領域≪レルム・オヴ・トライライト≫ | |
種別 | 魔界 | |
小分類 | 悪魔の領域 | |
解説 | 公的情報 | 悪魔族の強大な勢力が棲まうと伝承される大地の名。それが実在すると信じぬ者も多い。 |
秘匿情報 | 禍つなる神々の支配する領域であり、概念と観念が混ぜ合わさった可逆的な精神世界。。 この領域で禍つなる神々達は常に争っており、基底現実に干渉する場合にのみ、かりそめの同盟を結ぶ。 禍つなる神々は神話の時代の終焉にその殆どが肉体を失っており、その存在の大きさゆえに肉体の再構築は遅々として進んでいない。 ゆえに、自らの尖兵を駆使して基底現実に干渉し、最終的には不浄の大地に置き換えようと隙無く情勢を窺っている。 | |
関連項目 | 門より来たる者 |