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ここから先には気分を大変悪くする可能性のある文章が盛り沢山です   自 己 責 任 で閲覧をお願いします #region(close,8/6:やーさくの日常)  やーさくの一日はりぐるんのおちんぽみるくから始まる。 「……ぷはっ、今日も美味しいよ、りぐるん」  口の周りを○ーメンだらけにしたやーさくは、そのまま勉学に励む。 「えぇっと、ソーシャルが配信でキリ番を取る確立はっと……」  昼食は、一杯のおちんぽみるくと○ーメン。 「腹の中がパンパンだぜ」  腹ごしらえをしたところで、一回目のSGO。 「りぐるんの二索気持ちいいよぉぉぉぉぉぉ――――ウッ!!」  賢者タイムを終えたところで、時間はもう夕方。  やーさくのSGOは時間が掛かる。 「りぐるんは焦らすのが上手いからなっ」  今日は特別にSGOの一幕を紹介しよう。 リグル!リグル!リグルぅぅうううわぁああああああああああああああん!!! あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!リグルリグルリグルぅううぁわぁああああ!!! あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくん んはぁっ!リグルきゅんの皮付きソーセージをクンカクンカしたいお!クンカクンカ!あぁあ!! 間違えた!ペロペロしたいお!ペロペロ!ちーんぽペロペロ! 麻雀のパッチで立ち絵も変わって嬉し…いやぁああああああ!!!にゃああああああああん!!ぎゃああああああああ!! ぐあああああああああああ!!!幻想麻雀なんて現実じゃない!!!!あ…永夜抄も二次捜索もよく考えたら…  リ グ ル き ゅ ん は 現実 じ ゃ な い?にゃあああああああああああああん!!うぁああああああああああ!! そんなぁああああああ!!いやぁぁぁあああああああああ!! この!ちきしょー!やめてやる!!現実なんかやめ…て…え!?見…てる?カットインのリグルきゅんが僕を見てる? 能力カットインのリグルが僕を見てるぞ!リグルが僕を見てるぞ!跳ね満カットインのリグルきゅんが僕を見てるぞ!! よかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないんだねっ! いやっほぉおおおおおおお!!!僕にはリグルきゅんがいる!!やったよりぐるん!!ひとりでできるもん!!! ううっうぅうう!!俺の想いよリグルへ届け!!幻想郷のリグルへ届け! ――――ウッ!!!  いかがだろうか。このやーさく、mjktである。  そんな彼のmjktは、この一言にも表れている。 「リグルは女の子だよ、ちんぽが付いてるだけで」  そして夜、彼はvipで卓を囲む。 「さすがメイドさんビッチだな^q^」 「ソーシャルかわいいよぉぉぉぉぉ!!!」 「ちーんぽ!」 「元木とフェラ見てると勃ってきた」 「りぐるんのおしっこなら飲める(キリッ」  幻想麻雀を打ちながら、彼は数々の変態発言を残す。  そして深夜、就寝前に一杯のおちんぽみるく。 「ングッ……今日のみるくはちょっと濃いな、喉に絡みつく……」  歯は磨かずに、眠りに落ちながら口に残ったみるくを楽しむ。 「お休みリグル……うっ」  こうしてやーさくは、また今夜もパンツを汚すのだった。 #endregion #region(close,8/11:隊長とひふみ) 「おら、とっとと卓立てろよ! 絞るぞ!」  きーごが紳士配信を行う中、非紳士的な鬼畜発言を繰り返す者――いーあるさんがいた。 「待ってよ、今立ち上げるから……」  絞る、というキーワードに反応するが、体のうずきを我慢してきーごは卓立てする。 「……た、立てましたよ、ひふみさん」 「よし、やれば出来るじゃねぇか。――――ぅん?」  きーごが立てた卓に入った瞬間、いーあるさんは言葉を失った。 「……とん……ぷう……?」 「あれ、ひふみさんは東風苦手でしたっけ」  きーごは、先ほどとはうってかわって強気になっている。 「ひふみさん、もし負けたら卓と一緒に立っちゃった俺の七索の相手してくださいよ」 「えっ……ちょ、おまっ……」  そしていーあるさんは、いつもとは逆に鬼畜な目にあうのであった。 #endregion #region(close,8/14:続・お寿司酒場 悲哀のレティ使い編)  酒場が軒を連ねる通りを、一人のvip雀士が歩いていた。  彼の名は末期戦犯。レティ使いとして名を馳せている。  先日、この通りで同じレティ使いである玲雪といさかいを起こしてしまった。  末期からすれば言いがかりに近い形で、しかも殴られまでした。  玲雪の方から謝ってこないのか、という思いもなくはなかったが、 (こんなつまらないこと、いつまでも根に持つのもな……)  レティ使い同士、ということ以外に、玲雪が自分のことをどう思っているのかは知らない。  ただ、殴られる程度の想いはあるのかな、といううぬぼれもある。  それで、プレゼントを用意して、詫びのきっかけにするつもりでいた。  末期は脇に抱えた包みをちらりと確かめて、足を速めた。  少し先の角を曲がれば、玲雪がよく行くという店に着く。  そこに玲雪がいればいいし、いなければ待つつもりだった。 (なんて切り出せばいいかな……)  先にごめんと言ってしまうか。それとも世間話から入ろうか。  顔を合わせた時の言葉を考えながら、末期は角を曲がった。  が、その時、 「――――!?」  目に入った光景に対し、末期は思わず身を隠していた。  偶然にも、道の逆側に玲雪の姿があったのは、まだいい。  しかし玲雪の横にいる人物に、末期は驚きを隠せなかった。 「……狐、さん?」  狐ノ連。見間違うことはないだろう有名人だ。  二人はにこやかに談笑しているようではあるが、話の中身までは聞こえてこない。  様子をうかがっていると、玲雪が狐の腕をとって、店へと誘うのが見えた。 「……っ」  わずかに胸がきしむのを感じる。  二人が店の中へと姿を消すのを見て、末期は溜め息を一つつく。と、 「――末期戦犯さん?」 「うわぁ!?」  ポンと肩を叩かれて、末期は驚き振り向いた。そこには、 「――まら、じゃない。烏丸さん?」 「どうしたんですか? こんな盛り場でこそこそして」  そう言うと、烏丸はにやりと笑う。 「あの二人が、気になりますか?」 「……はぁ? 何のことですか」  ぶっきらぼうに末期が言うのを、烏丸は気にもせずに続けた。 「最近仲が良いみたいですからね。互いの名前で○分したりとか。  俺もwiki編集部員として陰から取材してますが、いやはや……」  烏丸の話を聞くうちに、末期は自らの胸の内が冷たくなるのを感じる。 「烏丸さん、これ持ってってくれ」  末期は、玲雪に渡すはずだった包みを烏丸に押し付けて、来た道を戻り始めた。 「おっとと。末期さん、これ何ですか?」 「鷲頭麻雀牌ですよ。大会でも開いて、賞品にしてやってください」  それだけ言うと、末期戦犯はふっと顔を押さえた。 「……変だな、雨なんか降ってなかったはずなのに……」  胸のざわめきも消えろとばかりに、目元を袖でぐいっと拭った。  ※作者の脳内を検索しても和解編が見つかりません。再検索を希望する方はわっふるわっふると(ry #endregion #region(close,8/21:ジャギ様×フェランチオ)  むかしむかし、でもない現代。  あるところに、フェランチオというvip雀士がいました。  フェランチオは、嫁は複数で、平等に愛を注ぐと公言してはばからない変態でした。  そんな彼ですが、意外にもジャギ様を心の師匠と仰いでいたのです。 「俺の名を言ってみろぉ~」  フェランチオは、師匠の真似をして言ってみます。 『フェランチオだろ』 『フェラダイスキさんじゃなかった?』 『イラ・マ・チオ乙』  師匠と同じで、フェランチオは微妙にヘタレでした。  ある日、フェランチオの夢にジャギ様が出てきました。 「あっ、そのヘルメットに胸の傷はジャギ様!」  喜ぶフェランチオですが、なぜかジャギ様は不機嫌そうです。 「フェランチオ、おめぇはケロともことナズを嫁と言ってるらしいじゃねぇか……」 「はい! ジャギ様みたいに乱暴に、彼女たちを蹂躙したいです!」  フェランチオは、自分の欲望に正直に、元気よく答えます。  その瞬間、ジャギ様は体から覇気を溢れさせ、フェランチオを一喝しました。 「ぶぁ~か野郎がぁ! 嫁を複数持つには俺のようなドS属性が必要なんだよ!」  ジャギ様の覇気に押し潰されそうなフェランチオですが、頑張って言い返します。 「で、でも俺もドSです!」 「ンなこたぁいい、とっとと四つんばいになってケツを出せ!」  ジャギ様の圧倒的な迫力に、フェランチオは言う通りにすることしか出来ませんでした。  四つんばいになったフェラの一筒に、ジャギ様の九索が差し込みされます。 「悔しい、でも感じちゃうっ……!」  そう、夢の中でジャギ様に犯られちゃうフェランチオは、潜在ドMだったのです。 「らめええええとんじゃうううううう――――」  目が覚めたフェランチオは、股間のテントがピンピンロクを張っているのに気づきました。 「……あれ、ぬるぬるしてる……」  その上、パンツに白を放銃済みでした。なのにテンパイは維持されたままです。 「……俺、変態じゃないのに、なんでこんなことに……」  絶望して目に涙を浮かべるフェランチオは、どう見てもドMでしたとさ。  おしまい #endregion #region(close,8/24:悲哀のお寿司酒場・完結編?) 「――おやじぃ、もう一杯!」  ダン! と末期戦犯はグラスを叩きつけて言った。  乱暴な振る舞いの末期に対し、店の親父――お寿司は不快感をあらわにする。 「お客さん、そのくらいにしときなよ」 「うるへぇ、あんたに何がわかるってんだぁ!」 「ったく、物は壊さないでくださいよ」  初めて見る末期の荒れ具合に、お寿司は同情を寄せる。  グラスに水を入れて出すが、末期は一息に飲み干し中身に気づいていないようだった。 「うぅ、玲雪さん……」  以前別の店で見た、狐ノ連の腕を引く玲雪の姿が脳裏から離れない。  やり場の無い怒りと、苦々しい想いを胸に、末期は酒におぼれているのだった。 「末期さん、ぼちぼちカンバンなんだけど」  机に突っ伏して時折しゃくり上げる末期に、お寿司は声をかけた。 「……ぅいっ、なんで俺が……レティさーん……」 「ダメだこりゃ」  どうしたものかとお寿司が悩んでいると、暖簾を下ろしたはずの扉が開く音がした。 「ごめんください」  はて誰だ、これ以上の面倒は困る、と思いながらお寿司は店先に向かう。 「すいませーん、もう店じまいで――――あぁ、助かりました」  お寿司は、その人を店の中へと誘い言った。 「ひどく酔い潰れてましてね。連れ帰ってもらえるとなお助かるんですが」 「えぇ、努力してみますね」  後は頼みます、とお寿司は奥に引っ込んで、客――玲雪は末期の横に腰を下ろした。 「こんばんは、末期さん。大丈夫ですか?」  気遣う玲雪の言葉に、末期は乱暴に対応した。 「玲雪さん、俺の相手なんかしてて良いんですか? 狐さんに悪いでしょう」 「どうしてそこで、狐さんの名前が出るんですか?」 「見ましたから、二人で歩いて店に入っていくとこ」  末期は、玲雪から顔をそむけたまま言った。 「――妬いてるんですか?」  ぼそっ、と聞こえた玲雪の言葉に、末期は身を固くする。 「別に、妬いてるとかそういうのじゃ……」 「それならそれで、嬉しいですけどね?」  言うと玲雪は、末期の頭を優しく撫でる。 「末期さん? 私とあなたと、vipに二人だけのレティ使いじゃないですか。  この間叩いてしまったこと、私も謝りたいと思ってたんです、ごめんなさい」 「いや、それは……」  もともと自分が謝るつもりが、些細な事で逃げて結局先に謝られてしまった。  だから末期は慌てて、 「俺が悪いんですよ。玲雪さんの気持ちも考えないで、勝手なこと言って……」 「それじゃ、おあいこってことで水に流してくれますか?」  言われた末期は、やっと玲雪の顔を見る。  普段と変わらぬ微笑みが、そこにはあった。 「……そう、ですね。そうしましょう」 「良かった、もしダメだったらと不安だったんです」  微笑みを絶やさぬ玲雪に、末期は自分の器の小ささを恥じつつ言った。 「俺の方こそ……ありがとうございます」 「ところで玲雪さん」 「何ですか?」  二人連れ立って店を出ると、末期は玲雪に尋ねた。 「どうしてお寿司さんの店に? 俺がどこにいるかなんてわからないんじゃ」 「えぇ、それは――――烏丸さんに教えてもらったんです」  カシャッ 「!?」  末期はシャッター音を聞いた気がして振り向くが、そこには極限流継承者の姿など無い。 「どうしましたか?」 「いえ、何も……」  心配そうな玲雪に、何も無いと答えはした。  しかし末期の胸には、一抹の不安が残るのだった…… #endregion #region(close,8/26:隊長秘話) 「通常時っていくつだったかな……」  配信の流れから、きーごは思わず定規を取り出していた。 「恥骨に当てるんだっけ……あ」  サイズを測ろうとしていると、シャンテン数があっという間に進み即テンパイしてしまった。 「やばいなぁ……最近放銃してなかったからなぁ、これじゃサイズ測れないか」  テンパイ状態の己の七索を見下ろして、きーごは途方に暮れた。 「配信中だからSGOもできないし、しかも通常サイズ言えなくなったし…… まぁいいや、適当にごまかしとこう」  そしてきーごは、テンパイ状態のまま卓を立てる。  ――数局後 「あれっ、半荘じゃなくて東風!? どうしてこうなった……」  呆然とするきーごだったが、彼は真実から目をそらしていた。  自分の体がSGOを求めるあまり、早く終わる東風を無意識に立てていた。  それを無視するきーごの体には、手牌から溢れそうなほどに白が溜まっているのだった…… #endregion #region(close,8/26:ソーシャル逆補正) 「あぁ、また配信が変態な流れになってる……」  ソーシャルは溜め息をついた。vipの連中は口では紳士と言うが、どう考えても変態だ。  だが、ソーシャルはそんな変態の流れが気になってしょうがない。 「また、ちーんぽなんてひわいなことを――あっ!」  配信のコメントに気を取られるあまり、打牌ミスしてしかも振り込んでしまった。 「あーあ、よりによって白で放銃しちゃった……また変なこと言われちゃうかな……」  気落ちしたソーシャルは、配信に言い訳を書き込む。  その時、ソーシャルは自分の体の異常に気がついた。 「――んっ、やだ……また、こんな……」  自分の二索が少しずつ赤ドラ化するのを、ソーシャルは自覚せずにはいられなかった。 「変態のコメントで興奮するとか、俺も変態なのかな……」  服の上から二索を撫でる。SGOの誘惑に駆られるが、今は対局中である。 「対局しながらしちゃうとか、ダメだよね、変態すぎるよね……?」  それでもソーシャルは、右手でマウスをいじりながら左手は二索をいじってしまう。 「はぁっ、早く対局終わって……コメントの方だけ見たいなぁ……んっ……」  もどかしい気持ちをおさえながら、今日もソーシャルは対局するのだった。 #endregion #region(close,8/31:変態たちの”あいさつ”)  変態たちの“あいさつ” 作:尻穴ライフル  vipにおいて、変態にはレベル差が存在するとされている。  例えば、変態を生暖かく見守る一般人。  変態を自任し、変態的言動を常日頃から磨くド変態。  そして―― 「ちーんぽ!はあいさつだと思ってますから」  お寿司配信にて行われた、恒例のはいぱーちーんぽ!タイム。  その直後に、アセロラがさらりと言った言葉である。  そう、vipにはこういったライト層の変態も少なくない。  ちーんぽ!を挨拶程度にたしなみ、しかし自分からは極端な変態発言をしない。  変態と一般人の境界に位置する者達である。  しかしそんな彼らを、変態の深淵から窺い続ける者達も存在していた……  いつものようにアセロラが配信を見ていると、事件は起きた。 「アセロラさんちーんぽ!」 「うわっ!?」  一人の罪袋をかぶったステルスが、己の点棒をあらわにしてアセロラに見せ付けたのである。 「いきなり何ですか、頭がフットーしてるんですか!?」 「なんだよー“ちーんぽ!は挨拶”だろう? ほれちーんぽ!」 「やっ、アレはそんな意味じゃ……」  アセロラは、他の配信を見ている雀士に助けを求めようとした。  しかしそこには恐ろしい光景があった。 「えっ」  先ほどまで配信を楽しんでいた変態どもが、服を脱ぎ捨て罪袋をかぶっていたのである! 「なにこれこわい・・・」 『ちーんぽ!』 『ちーんぽ!』 『ちーんぽっぽ!』  いつもと同じはいぱーちーんぽ!タイムのはずが、罪袋の点棒博覧会と化している。  アセロラにとって、初めて味わう恐怖の時となった。 「お、俺にそんな趣味は無いです!」  叫び、逃げようとするアセロラだったが、 『あ~? 聞こえんなぁ~!』 『今更カマトトぶってんじゃねぇよ!』  むくつけき変態どもの手からは、逃れることが出来なかった。 『おらアセロラ、お口でちゃんと挨拶しろよ!』 「むぐっ!」 『俺の九索を盲牌して親交を深めようぜ!』 『じゃあ俺はアセロラさんの一筒に挨拶をしてやんぜ!』 「――んっ! うあぁっ!?」 『へっへっへっ、アセロラの点棒もピンピンロクになってんじゃねえか……!』 「らめぇっ! 俺の裸単騎見ないでぇっ!!」  本性を見せる変態どもに、念入りな“あいさつ”をされるアセロラ。 (やだっ……悔しい、でも感じちゃう……!)  元々素質はあったのだろう。  アセロラはクリムゾン化し、変態の“あいさつ”を徐々に受け入れ始めた。  しかし彼はまだ、長き変態の童貞を歩み始めたばかりである―― #endregion #region(close,9/20:まらハイフン) 「おい烏丸、どういうつもりだよ!」 「どういうって、何のことだよ」  配信終了後、ハイフンは烏丸の家に押しかけて、直接問い詰めていた。  その内容は、 「俺をロリコンだと言うのはまだいいさ。まるっきり嘘ではないし。 でも電車内とかガチで引かれてたぞ! mjkt扱いされるの嫌だからな!」  怒りをあらわにするハイフンだったが、何故か烏丸の反応は薄い。 「……そんくらいいいじゃんか。気にするなよ」 「気にしないなら怒ってねえよ! どうしてあんなこと言った!?」  語気荒く詰め寄ってくるハイフンに、烏丸は目を合わせない。 「……烏丸、何か言えよ。俺はこんなこと原因で縁切りたくないぞ」  ハイフンが言うと、烏丸は悩むそぶりを見せてから口を開いた。 「…………嫌、だったんだよ」 「は? 何が」 「お前が、vipの連中に人気出るのが嫌だったんだよ! ガチロリだって言っときゃあいつら引くだろうし、そうすりゃ……」 「……そうすりゃ、何だってんだよ」  沈黙を挟んで、やがて烏丸は答えた。 「――そうすりゃ、お前が俺から離れたり、しないだろうって思ったんだよ」 「っ、はぁ!? そんなこと心配してたの!?」  目を合わせず頷いた烏丸に、ハイフンは笑って言った。 「馬鹿だなぁ。俺が烏丸のこと嫌いになるわけないって」 「そ、そうか? じゃあ、証拠にさ……」  言うと、烏丸は目を閉じる。 「ったく、仕方ねぇな」  ハイフンは烏丸の頬にそっと手を添えると、ゆっくりと顔を近づけ―― (省略されました。続きは烏丸とハイフンだけが知っている――) #endregion #region(close,11/23:hakoai) 「――hakotenさん、俺にはソーシャルがいるから」 「そんな、私じゃダメなの!?」  六畳間に、修羅場の匂いを感じさせる声が満ちている。  酒好きのhakotenがainnを連れ込んで、酔わせてあわよくばネチョるはずが、 さぁこれからというところでainnが帰ろうとしたのである。  必死で引きとめようとするhakotenに、ainnが言ったのがさっきの言葉である。  自分が正妻に及ばないというショックに、hakotenはなかば泣きながらainnにすがる。 「ainnさん、あんなに優しい言葉をかけてくれたのに! 妊娠までさせられたのに!  なのに私のこと、嫌いだっていうの!?」 「嫌いじゃないけど、妊娠って何……?」 「だったら私のことを受け入れてよ!!」 「うわぁっ!」  hakotenの激しいタックルで、ainnはその場に押し倒される。 「ちょっと飲みすぎだよ、落ち着いて」 「じゃあ代わりにainnさんのカルーアミルク飲ませてよ! 大好きだから!!」  ミルクが好きでもainnが好きでも、問題発言そのものだった。 「hakotenさん……そ、そこまでいうなら……」 「えっ」  問題発言に心動かされたainnは、体を浮かせてそっとhakotenに口づけた。 「んっ……ainnさん……」 「俺はhakotenさんのこと、本命にはできないけど、それでもいいなら……」 「嬉しいです! だから、たっぷりお礼するね……?」  あやしげに微笑むhakotenは、ainnの七索をそっと撫でる。 「私、ainnさんのためにモーパイの練習たくさんしたんだよっ」 「嬉しいこといってくれるじゃないの、それじゃとことんよろこばせてやるからな」  hakotenの手の動きに対抗するように、ainnも胸の筒子に指を這わせた。  ソフトタッチの指の動きに、hakotenの息が荒くなる。 「だめだよぉ、私がainnさんを喜ばせたいのに……んっ……」 「hakotenさんの誘い方が露骨すぎるから、いじめたくなったんだよ。  まるで迷彩無しの、見え見えの一色手だ」 「だってぇ、ainnさん一色に染めてほしいんだもん……」 「それなら、後ろの萬子を攻めて一気通貫しちゃおうか」 「ainnさんの、えっちぃ………………」 「……らめぇ、中に白いの發射したらだいっさんっげんっ……ハッ!?」  hakotenは、飛び起きると周りを見回す。  そこには酒の空き缶やビンが転がるばかりで、ainnなどいるはずもない。 「夢かぁ。そうだ、ainnさんを対局後に誘ったら断られて、ヤケ酒飲んで――ん?」  その時hakotenは、自分の股間の異常に気づいた。 「……最悪。どうせ放銃するなら、ainnさんに中出したかったのになぁ」  下着へ白を放銃してしまったショックに、hakotenの気分はハコ下まで落ちるしかなかった。 #endregion #region(close,12/14:三人のよっぱらい)  三人の酔っ払い ~配信の裏の悲劇~ (このSSは、実際にあった配信をもとに書かれています) 「yuyukaちゃーん、アキラのやつ待ちくたびれて寝ちゃったよ?  らしくない麻雀打ってるじゃなぁい」  きーごは自分の代わりに麻雀を打つyuyukaにネチネチと文句を言っていた。  きーごの家に押しかけてきたyuyukaとアキラと、三人で麻雀配信を始めてから、ずいぶん時間が経って若干ダレ始めていた。 「だって珍しく配牌悪くて、あっ!(裏声)」  なんとyuyukaは、スターを使いながらリーチに一発で振ってしまった。  卓が地霊殿だったので、見事にラス確定の一打となる。 「うそーやっちゃったぁ……んもぉっ!(裏声)」  ドンッ、といらだったyuyukaがテーブルを叩くと、PCの方でエラーが出た。 「ラスとか久しぶりすぎてムカつく……って、あれ? ウソ……(裏声)」  恐らくは乱暴な扱いが原因だろう、なんと配信が止まってしまったのである。  しかもそのPCは、当然家主であるきーごのものである。 「ちょっとyuyukaちゃーんナニしてんのー?」  きーごはyuyukaの肩を抱いて、顔を近づけながら文句を言った。 「(うっ、酒臭い……) ごっ、ごめんね?(裏声)」  yuyukaは不快感に耐えながら、自慢のエロボイスで謝罪するが、 「謝って済むなら警察はいらないでしょ? どう責任取ってもらおうかな~」  酔っ払ったきーごは、yuyukaの肩に回していた手をサッと下げて尻を撫でた。 「ひゃんっ!? ちょっとやめてよ酔っ払い!(裏声)」 「俺は酔ってないよぉ? んー、これはyuyukaちゃんの中に白いの積み込まないとダメかなぁー」  どう見ても泥酔ですのきーごは、一瞬で裸になるとyuyukaを押し倒す。  きーごのちーんぽ!の野太さは、まるで彼の打ち筋を反映しているかのようだった。 「(やだっ、こんなの積み込みされたらトんじゃうよぉっ(裏声))」 「うへへ、yuyukaちゃんのスキマに点棒入っちゃうよ……?」  怪しい笑いを浮かべたきーごがゆっくり腰を突き出していってね!  が、もう少しでスキマに到達すると思った瞬間、 「う~ん……から揚げから揚げ……」  酔って沈黙していたアキラが、から揚げを求める本能のままにきーごの万点棒をわしづかみにした。 「おふぅっ」  力強いアキラの手に、思わずきーごの口からうめきが漏れる。 「熱いから揚げだぜ……むぐっ」  アキラは万点棒をから揚げのように丸かじりした。  轟盲牌のごときアキラの顎の力、そしてから揚げをなぶる舌の動きに、きーごは耐えることができなかった。 「ちょ、放すんだ! やめ――ぬふぅ!!」  野太い断末魔をきーごが発すると、生臭い白がアキラに派手に放銃された。  放銃したきーごは放心しているし、未だに酔っているアキラはナニを食べたのかも理解していない。  yuyukaのスキマはスキマのまま、汚されることなく危機が去ったのである。 「怖かったぁ。きーごってば変態だと思ってたけど、こんなにひどかったなんて……(裏声)」  おもらし寸前にビビっていたyuyukaだったが、その視線はきーごの万点棒から離れることはなかった――  Fin #endregion #region(close,3/29:ゆーポリ) 「はぁ……vipでアイドルやるのって大変なんだなぁ……」  ひと配信終えたポリは、ステルスの熱狂による疲れを感じずにいられなかった。 「拙者、こんなことするために幻想麻雀始めたんじゃないのになぁ」  いつの間にかアイドルとしてステルスの標的になっていたポリは、 始めこそそんな環境を楽しんでいたが、今では疲ればかり感じるようになっていた。 「ポリちゃんお疲れ様。大丈夫?」 「あっ、ゆーこ……」 ポリに声をかけたのは、アイドル仲間のyouことゆーこだった。 「疲れてないよ? 配信楽しいし、全然大丈夫」  明るく答えるポリに、ゆーこは身を寄せる。 「そうなの? ……ホントだ、こっちは元気だね」 「ちょっ、やめてよ!」  ステルスに言葉責めされて臨戦態勢のポリのナニを、ゆーこはそっと撫でた。  敏感な手牌を刺激されたポリは、思わず悲鳴を上げる。 「ダメだよ、こんな……まだ配信跡にステルスがいるかも……」 「そんなの、見せつければいいんだって」  嫌がるポリの七索が、ゆーこのなめらかな摸牌に硬度を増していく。 「やぁっ、ゆーこの摸牌こすりすぎだよぉ」 「そんなこと言って、我慢してたんでしょ?  ステルスの前じゃアガれないからって、我慢しすぎは良くないよ」  麻雀で和了っても、性的には和了れない苦痛――  ゆーこのテクニックは、ポリの苦痛と縮まったGOLDを和らげるには十分すぎた。 「らめぇ、GOLDさん握っちゃらめぇ! そんなに触ったら爆発しちゃうよぉ……!!」 「でも、こうすると白が七索に流れるでしょ? ほら、こんなに牌が熱い……」  温度と硬度を増すポリの七索は、まりーさ法でも無いのに赤ドラ化しそうになっていた。  手を回すのも限界のポリを、ゆーこは容赦無く責め立てる。 「早くGOLDさん分身させてよっ! 白いの沢山放銃してっ!!」 「やっ、あっ、もう、らめええぇぇぇ――――!!」  激しく白を放銃したポリは、ゆーこが七索を放すと同時に倒れこんだ。  力尽きたポリを満足げに見下ろすゆーこは、影から向けられる視線に気づくことは無かった。 「ズルい……僕のポリさんを……」  歯噛みするカトゥーラは、屈折した愛情をどうやって放銃するのか! 床オナか!?  そしてポリとゆーこの明日はどっちだ!?  続かない #endregion new! #region(close,5/10:ななかす )  燃えカスちゃんオフレポお疲れ様でした記念SS 「あーめるぽ可愛いなぁ……」 「もう結婚しちゃえよ。無理だろうけど」  ななだまが麻雀を打ちつつメルランに萌えていると、 同じ部屋にいる燃えカスに何故か文句を言われてしまった。  十数年来の付き合いは、二人の間から遠慮という垣根を取り払っていた。  だから、 「めるぽ見てたらなんかムラムラしてきた!」  ななだまがこう言っても、燃えカスはあまり気にしなかった。 「抜くなら俺帰ってからにしてよ、まだ漫画読んでるし」 「人のベッドで人の漫画読んでるくせに偉そうだな……あ、そうだ」  ななだまは、ベッドにうつ伏せになっていた燃えカスに覆いかぶさる。 「うわっ、暑苦しいなぁ。何だよいきなり」  ななだまの奇行に燃えカスが文句を言うと、意外すぎる答えが返ってきた。 「ちょっと床の変わりに燃えカス使わせてよー」 「はぁ!?」  言われて初めて、燃えカスは自分の尻に押し付けられる⑦索に気づいた。  床オナ天使の前に無防備な姿を晒していたことを後悔し、燃えカスは抵抗する。 「バカ! やめろ変態!」  暴れる燃えカスの罵声を無視して、ななだまはささやいた。 「いいじゃん、俺のをファドちゃんの制御棒だと思いなよ。 あの人も床オナ派だし、こういうことされたいんだろ?」 「そっ、そんなわけ、ないって……」  口では否定しながら、“ファドちゃん”という単語に反応してか、 燃えカスの抵抗は弱くなっていた。  気をよくしたななだまは、大胆に腰を擦り付け始める。 「ほら、制御棒気持ちいいだろ……?」 「熱い……そんな、押し付けないで……」 「へへっ、口では嫌がってても嬉しそうだぜ」  ななだまはチンピラまがいのセリフを吐くと、 新ドラをめくるような手つきで燃えカスの服をまくり上げた。  そして、むき出しになった燃えカスの腰に臨界状態の制御棒を押し付ける。 「うぁっ、燃えカスの肌すべすべでイイっ!」 「床代わりにされちゃうなんて……悔しい、でも感じちゃう……」  暴走するななだまの⑦索は、もはや制御棒としての役割を果たしていなかった。  そして燃えカスは、親友の突然の発情に対し、恋しいファドゥーツのことを妄想し逃避することしかできなかった。  数分後、 「――うあぁ、出るっ!!」  燃えカスの背中という雀卓に、ななだまの白が全てぶちまけられた。  ななだまの若い熱情が、親友の肌に誤って放銃してしまったのだ。  このチョンボがきっかけで二人の関係がこじれていくとは、 お寿司様もといお釈迦様も想像していなかったのである……  BAD END #endregion 他の作品 [[らくがん屋先生の書庫]] [[らくがん屋先生の書庫2]] 他の教材製作者 [[BUR]] [[ファドゥーツ]]
ここから先には気分を大変悪くする可能性のある文章が盛り沢山です   自 己 責 任 で閲覧をお願いします #region(close,8/6:やーさくの日常)  やーさくの一日はりぐるんのおちんぽみるくから始まる。 「……ぷはっ、今日も美味しいよ、りぐるん」  口の周りを○ーメンだらけにしたやーさくは、そのまま勉学に励む。 「えぇっと、ソーシャルが配信でキリ番を取る確立はっと……」  昼食は、一杯のおちんぽみるくと○ーメン。 「腹の中がパンパンだぜ」  腹ごしらえをしたところで、一回目のSGO。 「りぐるんの二索気持ちいいよぉぉぉぉぉぉ――――ウッ!!」  賢者タイムを終えたところで、時間はもう夕方。  やーさくのSGOは時間が掛かる。 「りぐるんは焦らすのが上手いからなっ」  今日は特別にSGOの一幕を紹介しよう。 リグル!リグル!リグルぅぅうううわぁああああああああああああああん!!! あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!リグルリグルリグルぅううぁわぁああああ!!! あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくん んはぁっ!リグルきゅんの皮付きソーセージをクンカクンカしたいお!クンカクンカ!あぁあ!! 間違えた!ペロペロしたいお!ペロペロ!ちーんぽペロペロ! 麻雀のパッチで立ち絵も変わって嬉し…いやぁああああああ!!!にゃああああああああん!!ぎゃああああああああ!! ぐあああああああああああ!!!幻想麻雀なんて現実じゃない!!!!あ…永夜抄も二次捜索もよく考えたら…  リ グ ル き ゅ ん は 現実 じ ゃ な い?にゃあああああああああああああん!!うぁああああああああああ!! そんなぁああああああ!!いやぁぁぁあああああああああ!! この!ちきしょー!やめてやる!!現実なんかやめ…て…え!?見…てる?カットインのリグルきゅんが僕を見てる? 能力カットインのリグルが僕を見てるぞ!リグルが僕を見てるぞ!跳ね満カットインのリグルきゅんが僕を見てるぞ!! よかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないんだねっ! いやっほぉおおおおおおお!!!僕にはリグルきゅんがいる!!やったよりぐるん!!ひとりでできるもん!!! ううっうぅうう!!俺の想いよリグルへ届け!!幻想郷のリグルへ届け! ――――ウッ!!!  いかがだろうか。このやーさく、mjktである。  そんな彼のmjktは、この一言にも表れている。 「リグルは女の子だよ、ちんぽが付いてるだけで」  そして夜、彼はvipで卓を囲む。 「さすがメイドさんビッチだな^q^」 「ソーシャルかわいいよぉぉぉぉぉ!!!」 「ちーんぽ!」 「元木とフェラ見てると勃ってきた」 「りぐるんのおしっこなら飲める(キリッ」  幻想麻雀を打ちながら、彼は数々の変態発言を残す。  そして深夜、就寝前に一杯のおちんぽみるく。 「ングッ……今日のみるくはちょっと濃いな、喉に絡みつく……」  歯は磨かずに、眠りに落ちながら口に残ったみるくを楽しむ。 「お休みリグル……うっ」  こうしてやーさくは、また今夜もパンツを汚すのだった。 #endregion #region(close,8/11:隊長とひふみ) 「おら、とっとと卓立てろよ! 絞るぞ!」  きーごが紳士配信を行う中、非紳士的な鬼畜発言を繰り返す者――いーあるさんがいた。 「待ってよ、今立ち上げるから……」  絞る、というキーワードに反応するが、体のうずきを我慢してきーごは卓立てする。 「……た、立てましたよ、ひふみさん」 「よし、やれば出来るじゃねぇか。――――ぅん?」  きーごが立てた卓に入った瞬間、いーあるさんは言葉を失った。 「……とん……ぷう……?」 「あれ、ひふみさんは東風苦手でしたっけ」  きーごは、先ほどとはうってかわって強気になっている。 「ひふみさん、もし負けたら卓と一緒に立っちゃった俺の七索の相手してくださいよ」 「えっ……ちょ、おまっ……」  そしていーあるさんは、いつもとは逆に鬼畜な目にあうのであった。 #endregion #region(close,8/14:続・お寿司酒場 悲哀のレティ使い編)  酒場が軒を連ねる通りを、一人のvip雀士が歩いていた。  彼の名は末期戦犯。レティ使いとして名を馳せている。  先日、この通りで同じレティ使いである玲雪といさかいを起こしてしまった。  末期からすれば言いがかりに近い形で、しかも殴られまでした。  玲雪の方から謝ってこないのか、という思いもなくはなかったが、 (こんなつまらないこと、いつまでも根に持つのもな……)  レティ使い同士、ということ以外に、玲雪が自分のことをどう思っているのかは知らない。  ただ、殴られる程度の想いはあるのかな、といううぬぼれもある。  それで、プレゼントを用意して、詫びのきっかけにするつもりでいた。  末期は脇に抱えた包みをちらりと確かめて、足を速めた。  少し先の角を曲がれば、玲雪がよく行くという店に着く。  そこに玲雪がいればいいし、いなければ待つつもりだった。 (なんて切り出せばいいかな……)  先にごめんと言ってしまうか。それとも世間話から入ろうか。  顔を合わせた時の言葉を考えながら、末期は角を曲がった。  が、その時、 「――――!?」  目に入った光景に対し、末期は思わず身を隠していた。  偶然にも、道の逆側に玲雪の姿があったのは、まだいい。  しかし玲雪の横にいる人物に、末期は驚きを隠せなかった。 「……狐、さん?」  狐ノ連。見間違うことはないだろう有名人だ。  二人はにこやかに談笑しているようではあるが、話の中身までは聞こえてこない。  様子をうかがっていると、玲雪が狐の腕をとって、店へと誘うのが見えた。 「……っ」  わずかに胸がきしむのを感じる。  二人が店の中へと姿を消すのを見て、末期は溜め息を一つつく。と、 「――末期戦犯さん?」 「うわぁ!?」  ポンと肩を叩かれて、末期は驚き振り向いた。そこには、 「――まら、じゃない。烏丸さん?」 「どうしたんですか? こんな盛り場でこそこそして」  そう言うと、烏丸はにやりと笑う。 「あの二人が、気になりますか?」 「……はぁ? 何のことですか」  ぶっきらぼうに末期が言うのを、烏丸は気にもせずに続けた。 「最近仲が良いみたいですからね。互いの名前で○分したりとか。  俺もwiki編集部員として陰から取材してますが、いやはや……」  烏丸の話を聞くうちに、末期は自らの胸の内が冷たくなるのを感じる。 「烏丸さん、これ持ってってくれ」  末期は、玲雪に渡すはずだった包みを烏丸に押し付けて、来た道を戻り始めた。 「おっとと。末期さん、これ何ですか?」 「鷲頭麻雀牌ですよ。大会でも開いて、賞品にしてやってください」  それだけ言うと、末期戦犯はふっと顔を押さえた。 「……変だな、雨なんか降ってなかったはずなのに……」  胸のざわめきも消えろとばかりに、目元を袖でぐいっと拭った。  ※作者の脳内を検索しても和解編が見つかりません。再検索を希望する方はわっふるわっふると(ry #endregion #region(close,8/21:ジャギ様×フェランチオ)  むかしむかし、でもない現代。  あるところに、フェランチオというvip雀士がいました。  フェランチオは、嫁は複数で、平等に愛を注ぐと公言してはばからない変態でした。  そんな彼ですが、意外にもジャギ様を心の師匠と仰いでいたのです。 「俺の名を言ってみろぉ~」  フェランチオは、師匠の真似をして言ってみます。 『フェランチオだろ』 『フェラダイスキさんじゃなかった?』 『イラ・マ・チオ乙』  師匠と同じで、フェランチオは微妙にヘタレでした。  ある日、フェランチオの夢にジャギ様が出てきました。 「あっ、そのヘルメットに胸の傷はジャギ様!」  喜ぶフェランチオですが、なぜかジャギ様は不機嫌そうです。 「フェランチオ、おめぇはケロともことナズを嫁と言ってるらしいじゃねぇか……」 「はい! ジャギ様みたいに乱暴に、彼女たちを蹂躙したいです!」  フェランチオは、自分の欲望に正直に、元気よく答えます。  その瞬間、ジャギ様は体から覇気を溢れさせ、フェランチオを一喝しました。 「ぶぁ~か野郎がぁ! 嫁を複数持つには俺のようなドS属性が必要なんだよ!」  ジャギ様の覇気に押し潰されそうなフェランチオですが、頑張って言い返します。 「で、でも俺もドSです!」 「ンなこたぁいい、とっとと四つんばいになってケツを出せ!」  ジャギ様の圧倒的な迫力に、フェランチオは言う通りにすることしか出来ませんでした。  四つんばいになったフェラの一筒に、ジャギ様の九索が差し込みされます。 「悔しい、でも感じちゃうっ……!」  そう、夢の中でジャギ様に犯られちゃうフェランチオは、潜在ドMだったのです。 「らめええええとんじゃうううううう――――」  目が覚めたフェランチオは、股間のテントがピンピンロクを張っているのに気づきました。 「……あれ、ぬるぬるしてる……」  その上、パンツに白を放銃済みでした。なのにテンパイは維持されたままです。 「……俺、変態じゃないのに、なんでこんなことに……」  絶望して目に涙を浮かべるフェランチオは、どう見てもドMでしたとさ。  おしまい #endregion #region(close,8/24:悲哀のお寿司酒場・完結編?) 「――おやじぃ、もう一杯!」  ダン! と末期戦犯はグラスを叩きつけて言った。  乱暴な振る舞いの末期に対し、店の親父――お寿司は不快感をあらわにする。 「お客さん、そのくらいにしときなよ」 「うるへぇ、あんたに何がわかるってんだぁ!」 「ったく、物は壊さないでくださいよ」  初めて見る末期の荒れ具合に、お寿司は同情を寄せる。  グラスに水を入れて出すが、末期は一息に飲み干し中身に気づいていないようだった。 「うぅ、玲雪さん……」  以前別の店で見た、狐ノ連の腕を引く玲雪の姿が脳裏から離れない。  やり場の無い怒りと、苦々しい想いを胸に、末期は酒におぼれているのだった。 「末期さん、ぼちぼちカンバンなんだけど」  机に突っ伏して時折しゃくり上げる末期に、お寿司は声をかけた。 「……ぅいっ、なんで俺が……レティさーん……」 「ダメだこりゃ」  どうしたものかとお寿司が悩んでいると、暖簾を下ろしたはずの扉が開く音がした。 「ごめんください」  はて誰だ、これ以上の面倒は困る、と思いながらお寿司は店先に向かう。 「すいませーん、もう店じまいで――――あぁ、助かりました」  お寿司は、その人を店の中へと誘い言った。 「ひどく酔い潰れてましてね。連れ帰ってもらえるとなお助かるんですが」 「えぇ、努力してみますね」  後は頼みます、とお寿司は奥に引っ込んで、客――玲雪は末期の横に腰を下ろした。 「こんばんは、末期さん。大丈夫ですか?」  気遣う玲雪の言葉に、末期は乱暴に対応した。 「玲雪さん、俺の相手なんかしてて良いんですか? 狐さんに悪いでしょう」 「どうしてそこで、狐さんの名前が出るんですか?」 「見ましたから、二人で歩いて店に入っていくとこ」  末期は、玲雪から顔をそむけたまま言った。 「――妬いてるんですか?」  ぼそっ、と聞こえた玲雪の言葉に、末期は身を固くする。 「別に、妬いてるとかそういうのじゃ……」 「それならそれで、嬉しいですけどね?」  言うと玲雪は、末期の頭を優しく撫でる。 「末期さん? 私とあなたと、vipに二人だけのレティ使いじゃないですか。  この間叩いてしまったこと、私も謝りたいと思ってたんです、ごめんなさい」 「いや、それは……」  もともと自分が謝るつもりが、些細な事で逃げて結局先に謝られてしまった。  だから末期は慌てて、 「俺が悪いんですよ。玲雪さんの気持ちも考えないで、勝手なこと言って……」 「それじゃ、おあいこってことで水に流してくれますか?」  言われた末期は、やっと玲雪の顔を見る。  普段と変わらぬ微笑みが、そこにはあった。 「……そう、ですね。そうしましょう」 「良かった、もしダメだったらと不安だったんです」  微笑みを絶やさぬ玲雪に、末期は自分の器の小ささを恥じつつ言った。 「俺の方こそ……ありがとうございます」 「ところで玲雪さん」 「何ですか?」  二人連れ立って店を出ると、末期は玲雪に尋ねた。 「どうしてお寿司さんの店に? 俺がどこにいるかなんてわからないんじゃ」 「えぇ、それは――――烏丸さんに教えてもらったんです」  カシャッ 「!?」  末期はシャッター音を聞いた気がして振り向くが、そこには極限流継承者の姿など無い。 「どうしましたか?」 「いえ、何も……」  心配そうな玲雪に、何も無いと答えはした。  しかし末期の胸には、一抹の不安が残るのだった…… #endregion #region(close,8/26:隊長秘話) 「通常時っていくつだったかな……」  配信の流れから、きーごは思わず定規を取り出していた。 「恥骨に当てるんだっけ……あ」  サイズを測ろうとしていると、シャンテン数があっという間に進み即テンパイしてしまった。 「やばいなぁ……最近放銃してなかったからなぁ、これじゃサイズ測れないか」  テンパイ状態の己の七索を見下ろして、きーごは途方に暮れた。 「配信中だからSGOもできないし、しかも通常サイズ言えなくなったし…… まぁいいや、適当にごまかしとこう」  そしてきーごは、テンパイ状態のまま卓を立てる。  ――数局後 「あれっ、半荘じゃなくて東風!? どうしてこうなった……」  呆然とするきーごだったが、彼は真実から目をそらしていた。  自分の体がSGOを求めるあまり、早く終わる東風を無意識に立てていた。  それを無視するきーごの体には、手牌から溢れそうなほどに白が溜まっているのだった…… #endregion #region(close,8/26:ソーシャル逆補正) 「あぁ、また配信が変態な流れになってる……」  ソーシャルは溜め息をついた。vipの連中は口では紳士と言うが、どう考えても変態だ。  だが、ソーシャルはそんな変態の流れが気になってしょうがない。 「また、ちーんぽなんてひわいなことを――あっ!」  配信のコメントに気を取られるあまり、打牌ミスしてしかも振り込んでしまった。 「あーあ、よりによって白で放銃しちゃった……また変なこと言われちゃうかな……」  気落ちしたソーシャルは、配信に言い訳を書き込む。  その時、ソーシャルは自分の体の異常に気がついた。 「――んっ、やだ……また、こんな……」  自分の二索が少しずつ赤ドラ化するのを、ソーシャルは自覚せずにはいられなかった。 「変態のコメントで興奮するとか、俺も変態なのかな……」  服の上から二索を撫でる。SGOの誘惑に駆られるが、今は対局中である。 「対局しながらしちゃうとか、ダメだよね、変態すぎるよね……?」  それでもソーシャルは、右手でマウスをいじりながら左手は二索をいじってしまう。 「はぁっ、早く対局終わって……コメントの方だけ見たいなぁ……んっ……」  もどかしい気持ちをおさえながら、今日もソーシャルは対局するのだった。 #endregion #region(close,8/31:変態たちの”あいさつ”)  変態たちの“あいさつ” 作:尻穴ライフル  vipにおいて、変態にはレベル差が存在するとされている。  例えば、変態を生暖かく見守る一般人。  変態を自任し、変態的言動を常日頃から磨くド変態。  そして―― 「ちーんぽ!はあいさつだと思ってますから」  お寿司配信にて行われた、恒例のはいぱーちーんぽ!タイム。  その直後に、アセロラがさらりと言った言葉である。  そう、vipにはこういったライト層の変態も少なくない。  ちーんぽ!を挨拶程度にたしなみ、しかし自分からは極端な変態発言をしない。  変態と一般人の境界に位置する者達である。  しかしそんな彼らを、変態の深淵から窺い続ける者達も存在していた……  いつものようにアセロラが配信を見ていると、事件は起きた。 「アセロラさんちーんぽ!」 「うわっ!?」  一人の罪袋をかぶったステルスが、己の点棒をあらわにしてアセロラに見せ付けたのである。 「いきなり何ですか、頭がフットーしてるんですか!?」 「なんだよー“ちーんぽ!は挨拶”だろう? ほれちーんぽ!」 「やっ、アレはそんな意味じゃ……」  アセロラは、他の配信を見ている雀士に助けを求めようとした。  しかしそこには恐ろしい光景があった。 「えっ」  先ほどまで配信を楽しんでいた変態どもが、服を脱ぎ捨て罪袋をかぶっていたのである! 「なにこれこわい・・・」 『ちーんぽ!』 『ちーんぽ!』 『ちーんぽっぽ!』  いつもと同じはいぱーちーんぽ!タイムのはずが、罪袋の点棒博覧会と化している。  アセロラにとって、初めて味わう恐怖の時となった。 「お、俺にそんな趣味は無いです!」  叫び、逃げようとするアセロラだったが、 『あ~? 聞こえんなぁ~!』 『今更カマトトぶってんじゃねぇよ!』  むくつけき変態どもの手からは、逃れることが出来なかった。 『おらアセロラ、お口でちゃんと挨拶しろよ!』 「むぐっ!」 『俺の九索を盲牌して親交を深めようぜ!』 『じゃあ俺はアセロラさんの一筒に挨拶をしてやんぜ!』 「――んっ! うあぁっ!?」 『へっへっへっ、アセロラの点棒もピンピンロクになってんじゃねえか……!』 「らめぇっ! 俺の裸単騎見ないでぇっ!!」  本性を見せる変態どもに、念入りな“あいさつ”をされるアセロラ。 (やだっ……悔しい、でも感じちゃう……!)  元々素質はあったのだろう。  アセロラはクリムゾン化し、変態の“あいさつ”を徐々に受け入れ始めた。  しかし彼はまだ、長き変態の童貞を歩み始めたばかりである―― #endregion #region(close,9/20:まらハイフン) 「おい烏丸、どういうつもりだよ!」 「どういうって、何のことだよ」  配信終了後、ハイフンは烏丸の家に押しかけて、直接問い詰めていた。  その内容は、 「俺をロリコンだと言うのはまだいいさ。まるっきり嘘ではないし。 でも電車内とかガチで引かれてたぞ! mjkt扱いされるの嫌だからな!」  怒りをあらわにするハイフンだったが、何故か烏丸の反応は薄い。 「……そんくらいいいじゃんか。気にするなよ」 「気にしないなら怒ってねえよ! どうしてあんなこと言った!?」  語気荒く詰め寄ってくるハイフンに、烏丸は目を合わせない。 「……烏丸、何か言えよ。俺はこんなこと原因で縁切りたくないぞ」  ハイフンが言うと、烏丸は悩むそぶりを見せてから口を開いた。 「…………嫌、だったんだよ」 「は? 何が」 「お前が、vipの連中に人気出るのが嫌だったんだよ! ガチロリだって言っときゃあいつら引くだろうし、そうすりゃ……」 「……そうすりゃ、何だってんだよ」  沈黙を挟んで、やがて烏丸は答えた。 「――そうすりゃ、お前が俺から離れたり、しないだろうって思ったんだよ」 「っ、はぁ!? そんなこと心配してたの!?」  目を合わせず頷いた烏丸に、ハイフンは笑って言った。 「馬鹿だなぁ。俺が烏丸のこと嫌いになるわけないって」 「そ、そうか? じゃあ、証拠にさ……」  言うと、烏丸は目を閉じる。 「ったく、仕方ねぇな」  ハイフンは烏丸の頬にそっと手を添えると、ゆっくりと顔を近づけ―― (省略されました。続きは烏丸とハイフンだけが知っている――) #endregion #region(close,11/23:hakoai) 「――hakotenさん、俺にはソーシャルがいるから」 「そんな、私じゃダメなの!?」  六畳間に、修羅場の匂いを感じさせる声が満ちている。  酒好きのhakotenがainnを連れ込んで、酔わせてあわよくばネチョるはずが、 さぁこれからというところでainnが帰ろうとしたのである。  必死で引きとめようとするhakotenに、ainnが言ったのがさっきの言葉である。  自分が正妻に及ばないというショックに、hakotenはなかば泣きながらainnにすがる。 「ainnさん、あんなに優しい言葉をかけてくれたのに! 妊娠までさせられたのに!  なのに私のこと、嫌いだっていうの!?」 「嫌いじゃないけど、妊娠って何……?」 「だったら私のことを受け入れてよ!!」 「うわぁっ!」  hakotenの激しいタックルで、ainnはその場に押し倒される。 「ちょっと飲みすぎだよ、落ち着いて」 「じゃあ代わりにainnさんのカルーアミルク飲ませてよ! 大好きだから!!」  ミルクが好きでもainnが好きでも、問題発言そのものだった。 「hakotenさん……そ、そこまでいうなら……」 「えっ」  問題発言に心動かされたainnは、体を浮かせてそっとhakotenに口づけた。 「んっ……ainnさん……」 「俺はhakotenさんのこと、本命にはできないけど、それでもいいなら……」 「嬉しいです! だから、たっぷりお礼するね……?」  あやしげに微笑むhakotenは、ainnの七索をそっと撫でる。 「私、ainnさんのためにモーパイの練習たくさんしたんだよっ」 「嬉しいこといってくれるじゃないの、それじゃとことんよろこばせてやるからな」  hakotenの手の動きに対抗するように、ainnも胸の筒子に指を這わせた。  ソフトタッチの指の動きに、hakotenの息が荒くなる。 「だめだよぉ、私がainnさんを喜ばせたいのに……んっ……」 「hakotenさんの誘い方が露骨すぎるから、いじめたくなったんだよ。  まるで迷彩無しの、見え見えの一色手だ」 「だってぇ、ainnさん一色に染めてほしいんだもん……」 「それなら、後ろの萬子を攻めて一気通貫しちゃおうか」 「ainnさんの、えっちぃ………………」 「……らめぇ、中に白いの發射したらだいっさんっげんっ……ハッ!?」  hakotenは、飛び起きると周りを見回す。  そこには酒の空き缶やビンが転がるばかりで、ainnなどいるはずもない。 「夢かぁ。そうだ、ainnさんを対局後に誘ったら断られて、ヤケ酒飲んで――ん?」  その時hakotenは、自分の股間の異常に気づいた。 「……最悪。どうせ放銃するなら、ainnさんに中出したかったのになぁ」  下着へ白を放銃してしまったショックに、hakotenの気分はハコ下まで落ちるしかなかった。 #endregion #region(close,12/14:三人のよっぱらい)  三人の酔っ払い ~配信の裏の悲劇~ (このSSは、実際にあった配信をもとに書かれています) 「yuyukaちゃーん、アキラのやつ待ちくたびれて寝ちゃったよ?  らしくない麻雀打ってるじゃなぁい」  きーごは自分の代わりに麻雀を打つyuyukaにネチネチと文句を言っていた。  きーごの家に押しかけてきたyuyukaとアキラと、三人で麻雀配信を始めてから、ずいぶん時間が経って若干ダレ始めていた。 「だって珍しく配牌悪くて、あっ!(裏声)」  なんとyuyukaは、スターを使いながらリーチに一発で振ってしまった。  卓が地霊殿だったので、見事にラス確定の一打となる。 「うそーやっちゃったぁ……んもぉっ!(裏声)」  ドンッ、といらだったyuyukaがテーブルを叩くと、PCの方でエラーが出た。 「ラスとか久しぶりすぎてムカつく……って、あれ? ウソ……(裏声)」  恐らくは乱暴な扱いが原因だろう、なんと配信が止まってしまったのである。  しかもそのPCは、当然家主であるきーごのものである。 「ちょっとyuyukaちゃーんナニしてんのー?」  きーごはyuyukaの肩を抱いて、顔を近づけながら文句を言った。 「(うっ、酒臭い……) ごっ、ごめんね?(裏声)」  yuyukaは不快感に耐えながら、自慢のエロボイスで謝罪するが、 「謝って済むなら警察はいらないでしょ? どう責任取ってもらおうかな~」  酔っ払ったきーごは、yuyukaの肩に回していた手をサッと下げて尻を撫でた。 「ひゃんっ!? ちょっとやめてよ酔っ払い!(裏声)」 「俺は酔ってないよぉ? んー、これはyuyukaちゃんの中に白いの積み込まないとダメかなぁー」  どう見ても泥酔ですのきーごは、一瞬で裸になるとyuyukaを押し倒す。  きーごのちーんぽ!の野太さは、まるで彼の打ち筋を反映しているかのようだった。 「(やだっ、こんなの積み込みされたらトんじゃうよぉっ(裏声))」 「うへへ、yuyukaちゃんのスキマに点棒入っちゃうよ……?」  怪しい笑いを浮かべたきーごがゆっくり腰を突き出していってね!  が、もう少しでスキマに到達すると思った瞬間、 「う~ん……から揚げから揚げ……」  酔って沈黙していたアキラが、から揚げを求める本能のままにきーごの万点棒をわしづかみにした。 「おふぅっ」  力強いアキラの手に、思わずきーごの口からうめきが漏れる。 「熱いから揚げだぜ……むぐっ」  アキラは万点棒をから揚げのように丸かじりした。  轟盲牌のごときアキラの顎の力、そしてから揚げをなぶる舌の動きに、きーごは耐えることができなかった。 「ちょ、放すんだ! やめ――ぬふぅ!!」  野太い断末魔をきーごが発すると、生臭い白がアキラに派手に放銃された。  放銃したきーごは放心しているし、未だに酔っているアキラはナニを食べたのかも理解していない。  yuyukaのスキマはスキマのまま、汚されることなく危機が去ったのである。 「怖かったぁ。きーごってば変態だと思ってたけど、こんなにひどかったなんて……(裏声)」  おもらし寸前にビビっていたyuyukaだったが、その視線はきーごの万点棒から離れることはなかった――  Fin #endregion #region(close,3/29:ゆーポリ) 「はぁ……vipでアイドルやるのって大変なんだなぁ……」  ひと配信終えたポリは、ステルスの熱狂による疲れを感じずにいられなかった。 「拙者、こんなことするために幻想麻雀始めたんじゃないのになぁ」  いつの間にかアイドルとしてステルスの標的になっていたポリは、 始めこそそんな環境を楽しんでいたが、今では疲ればかり感じるようになっていた。 「ポリちゃんお疲れ様。大丈夫?」 「あっ、ゆーこ……」 ポリに声をかけたのは、アイドル仲間のyouことゆーこだった。 「疲れてないよ? 配信楽しいし、全然大丈夫」  明るく答えるポリに、ゆーこは身を寄せる。 「そうなの? ……ホントだ、こっちは元気だね」 「ちょっ、やめてよ!」  ステルスに言葉責めされて臨戦態勢のポリのナニを、ゆーこはそっと撫でた。  敏感な手牌を刺激されたポリは、思わず悲鳴を上げる。 「ダメだよ、こんな……まだ配信跡にステルスがいるかも……」 「そんなの、見せつければいいんだって」  嫌がるポリの七索が、ゆーこのなめらかな摸牌に硬度を増していく。 「やぁっ、ゆーこの摸牌こすりすぎだよぉ」 「そんなこと言って、我慢してたんでしょ?  ステルスの前じゃアガれないからって、我慢しすぎは良くないよ」  麻雀で和了っても、性的には和了れない苦痛――  ゆーこのテクニックは、ポリの苦痛と縮まったGOLDを和らげるには十分すぎた。 「らめぇ、GOLDさん握っちゃらめぇ! そんなに触ったら爆発しちゃうよぉ……!!」 「でも、こうすると白が七索に流れるでしょ? ほら、こんなに牌が熱い……」  温度と硬度を増すポリの七索は、まりーさ法でも無いのに赤ドラ化しそうになっていた。  手を回すのも限界のポリを、ゆーこは容赦無く責め立てる。 「早くGOLDさん分身させてよっ! 白いの沢山放銃してっ!!」 「やっ、あっ、もう、らめええぇぇぇ――――!!」  激しく白を放銃したポリは、ゆーこが七索を放すと同時に倒れこんだ。  力尽きたポリを満足げに見下ろすゆーこは、影から向けられる視線に気づくことは無かった。 「ズルい……僕のポリさんを……」  歯噛みするカトゥーラは、屈折した愛情をどうやって放銃するのか! 床オナか!?  そしてポリとゆーこの明日はどっちだ!?  続かない #endregion #region(close,5/10:ななかす )  燃えカスちゃんオフレポお疲れ様でした記念SS 「あーめるぽ可愛いなぁ……」 「もう結婚しちゃえよ。無理だろうけど」  ななだまが麻雀を打ちつつメルランに萌えていると、 同じ部屋にいる燃えカスに何故か文句を言われてしまった。  十数年来の付き合いは、二人の間から遠慮という垣根を取り払っていた。  だから、 「めるぽ見てたらなんかムラムラしてきた!」  ななだまがこう言っても、燃えカスはあまり気にしなかった。 「抜くなら俺帰ってからにしてよ、まだ漫画読んでるし」 「人のベッドで人の漫画読んでるくせに偉そうだな……あ、そうだ」  ななだまは、ベッドにうつ伏せになっていた燃えカスに覆いかぶさる。 「うわっ、暑苦しいなぁ。何だよいきなり」  ななだまの奇行に燃えカスが文句を言うと、意外すぎる答えが返ってきた。 「ちょっと床の変わりに燃えカス使わせてよー」 「はぁ!?」  言われて初めて、燃えカスは自分の尻に押し付けられる⑦索に気づいた。  床オナ天使の前に無防備な姿を晒していたことを後悔し、燃えカスは抵抗する。 「バカ! やめろ変態!」  暴れる燃えカスの罵声を無視して、ななだまはささやいた。 「いいじゃん、俺のをファドちゃんの制御棒だと思いなよ。 あの人も床オナ派だし、こういうことされたいんだろ?」 「そっ、そんなわけ、ないって……」  口では否定しながら、“ファドちゃん”という単語に反応してか、 燃えカスの抵抗は弱くなっていた。  気をよくしたななだまは、大胆に腰を擦り付け始める。 「ほら、制御棒気持ちいいだろ……?」 「熱い……そんな、押し付けないで……」 「へへっ、口では嫌がってても嬉しそうだぜ」  ななだまはチンピラまがいのセリフを吐くと、 新ドラをめくるような手つきで燃えカスの服をまくり上げた。  そして、むき出しになった燃えカスの腰に臨界状態の制御棒を押し付ける。 「うぁっ、燃えカスの肌すべすべでイイっ!」 「床代わりにされちゃうなんて……悔しい、でも感じちゃう……」  暴走するななだまの⑦索は、もはや制御棒としての役割を果たしていなかった。  そして燃えカスは、親友の突然の発情に対し、恋しいファドゥーツのことを妄想し逃避することしかできなかった。  数分後、 「――うあぁ、出るっ!!」  燃えカスの背中という雀卓に、ななだまの白が全てぶちまけられた。  ななだまの若い熱情が、親友の肌に誤って放銃してしまったのだ。  このチョンボがきっかけで二人の関係がこじれていくとは、 お寿司様もといお釈迦様も想像していなかったのである……  BAD END #endregion new! #region(close,3/21:くじとい) 「開幕決まってよかったね、久慈さん」  肩を寄せ合いスポーツニュースを見ながら、ほーらいは言った。  テレビの中では、プロ野球についてキャスターが熱く語っている。 「そうね。でも今は坪井のバットより、はーちゃんのバットが見たいな……」  久慈は顔を赤らめながら、ほーらいのバットを服の上からそっと撫でる。  しょうがないなあ、と苦笑して、ほーらいは自慢の物干し竿を取り出した。 「いつ見ても立派……あぶさんだって、こんなの振れないよ?」 「そんなこと言って、久慈さんは扱いだいぶ慣れてきたよね。……くぅっ」  バットを撫でまわす久慈の手つきには、ベテラン選手級のワザが見える。  ほーらいのバットは、自制心を失いつつあった。名手久慈は攻め手を休めない。 「はーちゃん、わたし新シーズンに向けてこんなの練習したんだ」  言うと久慈は、ほーらいのボールに次々と変化球の握りを試す。  カーブ、フォーク、スライダー……握りの変化に、ほーらいは翻弄されるばかりである。 「ぅあっ! 久慈さん、それ激しすぎる……!」 「ふふ、はーちゃん可愛い顔してる……ぺろっ」  ボールをもてあそぶ手は休まずに、久慈は長尺バットに舌を這わせた。  全体を舐めまわし、また時折先端を口に含む。 「んっ、ちゅっ……んぷ、んっ……ふぁ……」 「ダメだよ久慈さんっ。そんなに攻められたら、場外にホームランしちゃう……!」 「んちゅっ……いいよはーちゃん、早く走者一掃ぶちまけてっ……!」 「そんな風に言われたらっ、――うあぁっ!!」  どぴゅっ! びゅるっ、びゅっ!! 「んあぁっ! ……やだ、まだ開幕前なのに開、はーちゃんのビールかけられちゃった……」 「んっ、ごめんなさい……。でも今度は、久慈ちゃんとシャンパンファイトしたいな……」  野球勢の熱さは、開幕を前に既に最高潮であった―――― #endregion 他の作品 [[らくがん屋先生の書庫]] [[らくがん屋先生の書庫2]] 他の教材製作者 [[BUR]] [[ファドゥーツ]]

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