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 さて、まず私が誰かを語っておこう。私は決して変態でもなければ、頭がおかしい馬鹿な人でもない。
 ただの凡人であり、それといって特徴もない。麻雀を祭りのように楽しんでいる事以外は……。あ、後どうでもいいけど、SSとか絵を描くとか大好きだよ、うん。





「それロン、親っぱね」

「あ、あたしの大三元をよくも!」

「まぁ落ち付けって霊夢、お前が振り込む方が悪いんだぜ?」

「ぐぬぬぬ……あの馬鹿のタンヤオに振り込んだ時より腹が立つわ……」

 ははっと笑ってごまかすことにしておく、いや~サンマだと大きな役が作りやすいからねぇ……。

 それに役満相手に跳満、しかも親っぱねだから許してくれよ。たったの1500点に振り込むよりまだましだろ。

 さて、今の状況を飲み込めていない人がいると思うから、まず順を追って説明しよう。

 サンマは、まぁ三人麻雀の略。卓を囲んでるのは霊夢と魔理沙と私。私が出した撥を霊夢が鳴き、魔理沙が白を。そして中を暗カン。役満、大三元の完成。

 そこで私が素早くダマの親っぱねを作り上げ、大三元という喜ばしさか鼻息が荒い霊夢がツモ切りしたその牌でロン。とまぁ、これが今の流れ。

 目から火が出そうな勢いで睨みつけてくる霊夢、いやぁこうなると巫女としての風格が台無しだ。

 もっとおとなしく縁側でのんびりとお茶をすすってる姿の方がかわいらしいのだが……。

「まぁ世の中勝負事っていうのは非道だってことだよ」

「っぐ……非道だとはいえ、役満はあがらせて欲しいわ……」

 私はそこでぼそっと「霊夢の場合、アガレば何でも同じだよね」と呟くと

 まるで聞こえてきたかのように笑いながら「何か言った?」と聞いてきた。いや~お決まりとはいえ、笑ってないよ、笑ってない。その顔逆に怖いです。

「まぁ、所詮霊夢はあがれば何でもいいんだろ? そういうわけでさっさと始めようぜ?」

 魔理沙よ、それは死亡フラグという奴だ、てか私が行った台詞を言うでない。あぁほらほら、霊夢が鬼の仮面を取って来たよ。

 あれ、鬼の仮面ってどっかの本で見たような……まぁそれは自重するにしても、この状況やばくね? いくら魔理沙とはいえ地雷を踏んだんだぞ

 ……あれ、これってもしかして巻き添えフラグ? うわ~マジか~。

「八方鬼……」

「うわあぁあああ!! やめろ霊夢! それは私まで巻き添えが──」

「同罪じゃー!!死んどけー!! 八方鬼縛陣!!」




        しばらくお待ちください





「なぁ魔理沙……自ら地雷を踏むと周りの人が迷惑するから今度からやめようね……」

「そ、そうだな……今度からはそうするぜ……」

 服が肌蹴ている二人。霊夢を本気にさせ、スペカを使わせて服が肌蹴る程度で済んでよかった……。

 最悪の場合怪我どころか体全体が吹っ飛んでだろうと考えると、……身の毛がよだつ。

「あぁ、すっきりしたっと」

 満足そうに背伸びをする霊夢。

「しっかし、あんたが迷いこんで来た理由が解んないのよね。スキマ妖怪はうんともすんとも言わないし」

「どうせ犯人はそいつだろ? というか何か考えがあったんだろうぜ? 私には解らないけどな」

 ……話の急展開からついてこれないと思う方がいると思うが、話の通り。私は元々幻想郷の住人ではなく、何処からか飛ばされてきたようだ。

 まぁ私にその時の記憶はすべて消えている、いわゆる記憶喪失だそうだ。

 と、林の中にいた医者が言ってた。ただ覚えているのは麻雀のやり方ぐらいである。

 しかし不思議だ、麻雀のやり方だけを覚えているのだから。そこまで私は麻雀が好きだったのだろうか