襦袢
     大別すると着物の下に着る物。下着。用途によっていくつか種類がある。

肌襦袢
洋服ではアンダーシャツにあたるもの。外見からは見えないようにすることが前提で、保温効果も期待できるが、一番は汗を吸わせて長着(着物)の劣化を防ぐことにある。長く着物を着るなら暑くても着たほうがいいが、日常的に着るという観点から見ればムリに我慢する必要はない。

 長襦袢
肌襦袢と長着(着物)の間に着る物。肌襦袢と違い、衿を見せるのでその部分にしゃれた半襟をつける。半襟にこだわると、長襦袢の価格は天井知らずである。裾は長着から出ないよう短いものが普通。
時代劇等で遊女が着ている白くてセクシーなあれも長襦袢であるが、現在とは使い方が異なる。
美しく着るという観点では絶対はずせないが、普段着なら肌襦袢で充分。家ではネクタイしないっしょ? 

 半襦袢
長襦袢を腰ほどまでに短くしたもの。短いので男性ならステテコ、女性なら裾除けと一緒に使うことが多い。長襦袢が正式なものとして使う人が多いが、着崩れが起こりにくいので活発な動きに向いている。また上下が分かれたことから洗濯などの管理もしやすい。どうしても長襦袢がいいのでなければこちらを薦める。

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最終更新:2007年10月14日 23:50