人部

人倫類

【公卿】 おかみのたたり(上の祟)、ふじわらのあきみつ(藤原顕光)、
【武覇】 けいてん(刑天)、かこうし(夏耕尸)、かんていせいくん(関帝聖君)、みけんじゃく(眉間尺)、かよう(賈雍)、かけいてい(花敬定)、しゅうろおう(周老王)、あたごのゆうし(愛宕の勇士)、とものだいなごんよしお(伴大納言善男)、ふじわらのただぶみ(藤原忠文)、なりたのさぶろう(成田三郎)、ぼっかあさん(渤川さん)、おおのくろうやすもと(大野九郎泰基)、いがきじんじゅうろう(井垣甚十郎)、ながばかま(長袴)、なかむらしんえもんのじょう(中村新右衛門尉)、きしんだゆう(鬼新太夫)、まんりきおとこ(万力男)、こやどさんがまおおしほうがみ(大四方髪)、りゅうおう(竜王)、チョーフグンオヤカタ(チョーフグン親方)、やくじけさん
【諸侯】 こん(鯀)、ぜんぞう(前増)、しょうきょう(鐘協)、きょうこうこう(共工侯)、かんとうこう(驩兜侯)、せいこんこう(政鯀侯)、ひげくろのさだいしょう(髭黒左大将)、トロイヤン(Troian)、せきおうのようかい(碩翁の妖怪)、やべするがのゆうれい(矢部駿河の幽霊)、たつのこうのようかい(龍野侯の妖怪)
【和者】 わじゃ(和者)
【鬼賊】 じんりん(塵倫)、ゆすらちんりん(桜桃沈輪)、だいとんおう(大貪王)、こくぎゅう(黒牛)、しめんしゅらおう(四面修羅王)、きゅうしょうだいおう(九生大王)、ふどう(不動)、いきふどう(生不動)、いのくまにゅうどう(猪熊入道)、わんどうじ(腕童子)、くらやす(蔵安)、くらむね(蔵宗)、びや(毘耶)、せきのたろう(関の太郎)、くろもりのおに(黒森の鬼)、えのきのきじょ(榎鬼女)、おにふくろのおに(鬼袋の鬼)、しょうのおに(庄の鬼)、おにみどうのおに(鬼御堂の鬼)、きんかくだいおう(金角大王)、しゅてんたろう(酒呑太郎)、いばらきばばあ(茨木婆)、かためのおに(片目鬼)、くろかしら(黒頭)、しろかしら(白頭)、おにのした(鬼の舌)、おにすじ(鬼筋)
【官女】 はんき(樊姫)、ほりかわのにょうご(堀河女御)、こうこのにょうぼう(紅袴女房)、こまちごぜん(小町御前)、めいげつひめ(名月姫)、こさかぜひめ(古佐風姫)、いなづまごぜん(稲妻御前)、あおにょうぼう(青女房)、たれかんにょ(垂官女)
【土蜘】 うつひおまろ(欝比袁麻呂)
【七草】 しょうてんじゅ(正天寿)

【聖人】 らぎょうせんにん(裸形仙人)、あやしきろうそう(あやしき老僧)、ちえがみさま(智恵神様)、ほういんのようかい(法印の妖怪)
【仙人】 じゅま(寿麻)、くんこうしんせん(薫公真仙)、いっぴょうどうじん(一瓢道人)、どうちゅうどうし(洞中道士)、せきしつさんどう(石室山童)、かれいせいぼ(火霊聖母)、きんれいせいぼ(金霊聖母)、くうちゅうしょ(空中書)、ほうどう(方瞳)、とうたぬし(藤太主)、げんたぬし(源太主)、おおすげや(大菅谷)、さがの(佐賀野)、みかえりのおきな(三帰翁)、しおうりじんくろう(塩売甚九郎)、ゆうぜんぶち(宥然淵)、ふくぶつぼう(福仏坊)、もんじゅせんにん(文珠仙人)、たいらのかしどん(平良のかしどん)、たんかくぎょうじゃ(丹角行者)、ちいさきせんにん(小さき仙人)、へんぷくせんにん(蝙蝠仙人)、せん(仙)、おせんにん(お仙人)、かくれくにのつかいびと(隠国の使人)、ゆびせんにん(指仙人)
【天人】 じんびんびふ(浄瓶美婦)、まろうどじまのてんにん(稀人島の天人)
【天使】 ボラキエル(Borachiel)、アルファリザ(Alphariza)、ゲドボナイ(Gedobonai)、カプティエル(Captiel)、
【釈家】 おうばんおしょう(黄胖和尚)、ごんげんさままいり(権現様詣り)、びゃくえのたいそう(白衣の大僧)、まつしまのろうそう(松島の老僧)、かすみだにのばけもの(霞谷の妖物)、おそろしげなるそう(怖気なる僧)、かささしたおおにゅうどう(傘差した大入道)、みよしにゅうどう(三好入道)、さんどぶち(三度淵)、あごひげのぼうさん(鬚の坊さん)、おおみねのいそう(大峰の異僧)、きしゃのかいそう(汽車の怪僧)、ぎゅうそう(牛僧)、ににんおおぼうず(二人大坊主)、こにゅうどう(小入道)、ずばいぼうのひ(豆梅坊の火)、ざしきぼうず(座敷坊主)、そうのむくい(僧の報)、おおほうし(大法師)、たかぼうず(高坊主)、たかんぼ(高坊)、さんにんべかこう(三人べかこう)、さんしゅべかこう(三種べかこう)、つじぼうず(辻坊主)、つちぼうず(土坊主)、なきぼうず(泣坊主)、あおぼうず(青坊主)、くろぼうず(黒坊主)、のでらぼう(野寺坊)、いがぼう(いが坊)、ぬらりひょんめらりひょんぬらりぐり(奴羅利栗)、ばっかんにゅうどう(馬肝入道)、まじめきたいわくらのそうげん(北岩倉の宗玄)、しょうらちんじん(松羅陳人)、がんかいあじゃり(岩海阿闍梨)、なかやまのようかい(中山の妖怪)、めしもりじょろかいのようかい(飯盛女郎買の妖怪)、うききぜんこう(浮木ぜんこう)、ここぞう(小小僧)、さいくにゅうどう(彩躯入道)、がいぐい(がい喰)
【山伏】 うえすぎのおおやまぶし(上杉の大山伏)、けいげん(慶元)、にらみやまぶし(睨山伏)、はねやまぶし(羽山伏)、しんえん(信円)

【大人】 ちょうてき(長狄)、きんてき(金狄)、りゅうはくじん(竜柏人)、てながみょうじん(手長明神)、てながあしなが(手長足長)、おにごえのおに(鬼越の鬼)、あしゅらにょ(阿修羅女)、おおおに(大鬼)、なだちがわのおおおとこ(名立川の大男)、さんぽたろう(三歩太郎)、ききりべっと(木伐り別当)、おおおとこ(巨男)、たかぼっさん(高坊っさん)、おおきなばあ(大きな姥)、でっかいかかあ(でっかい嬬)、おおやまんば(大山姥)、あまんじゃく(天邪鬼)、おんじからだのおおきいひと(体の大きい人)、だいなるひとのかばね(大なる人の骸骨)、おおきなゆびぼね(大きな指骨)、おおきなおとこ(大きな男)、あおのぎにふしたるもの(仰ぎに臥したる者)、おおみのぼうし(大蓑帽子)、げんば(玄蕃)、ぎょうさんおう(ぎょうさん王)、だいだほうし(だいだ法師)、てんほうどうじ(てんほう童子)、めっそうどうじ(めっそう童子)、てあらいおに(手洗鬼)、たいへいざんのおおびと(大平山の大人)、ニクネカムイタルタロ(Tartaro)、ヴィルデ・メナー(Wilde Manner)、ドゥンスル・マファハド
【小人】 けいき(慶忌)、りゅうじゅかい(柳樹怪)、しょうやしゃ(小夜叉)、こまあかおとこ(小か男)、たけのこどうじ(竹の子童子)、さんもんだけ(三文丈)、ねぶどたろう(根太太郎)、おおいわのしたのいっすんぼうし(大岩の下の一寸法師)、やまのあやしきひと(山のあやしき人)、さんじっセンチばばあ(30センチ婆)、じっセンチおばさん(10センチ小母さん)、ポンアイヌクリッピー(Klippie)、イチ
【人鬼】 とうだいき(灯台鬼)、ひとおに(人鬼)、うつのやのおに(宇津の谷の鬼)、ロビソン(Lobison)、ルー・ガルー(Loup-Garou)、チュパサングレス(Chupasangres)
【天狗】 てんく(顛衢)、てんぐ(天狗)、しろてんぐ(白天狗)、ひえのてんぐ(日吉の天狗)、だいとうよりのおきゃく(大唐よりの御客)、まほういづな(魔法飯綱)、からすてんぐ(鴉天狗)、くもてんぐ(雲天狗)、ごりんさんぐりんさまみょうこうさんあしだてぼう(妙高山足立坊)、いくののてんぐ(生野の天狗)、みのおさんのてんぐ(箕面山の天狗)、ひつがせんのてんぐ(櫃ヶ山の天狗)、みずさわやまのてんぐ(水沢山の天狗)、はしくらやまのてんぐ(箸蔵山の天狗)、てんがいわのてんぐ(天が岩の天狗)、おおにたのてんぐ(大新田の天狗)、おおはしのてんぐ(大橋の天狗)、おおせざきのてんぐ(大瀬崎の天狗)、もっちょむだけのてんぐどん(もっちょむ岳の天狗殿)、せんがんびらのてんぐ(千貫平の天狗)、ほうこうぼう(ほうこう坊)、かたばね(片羽根)、てんぐのひげ(天狗髭)、てんぐづか(天狗塚)、はとてんぐ(鳩天狗)、からすのむれ(烏の群)、てんぐごもり(天狗篭り)、てんぐせったい(天狗接待)、つかいてんぐ(遣天狗)、おつかいのてんぐ(お使いの天狗)、さけかいてんぐ(酒買天狗)、こどものてんぐ(子供の天狗)、おとなのてんぐ(大人の天狗)、てんぐむすこ(天狗息子)、てんぐのどうちゅう(天狗の道中)、ぶらてんぐ(懸天狗)、てんぐのやきとり(天狗の焼鳥)、きりたろう(霧太郎)、おうむてんぐ(鸚鵡天狗)、はいかいてんぐ(俳諧天狗)、あたごのおたいら(愛宕の於平)、あたごのいわひめ(愛宕の岩姫)、さつしゃぶつま(刹社仏魔)、ぶつまのきこん(仏魔の奇魂)、ぐちびん(愚痴賓)、おおしゃりてんぐ(おおしゃり天狗)
【山客】 やじょ(野女)、やまんば(山姥)、ゆどのさんのやまんば(湯殿山の山姥)、みょうじょうがたきのやまんば(明星ヶ滝の山姥)、てんぐのはなよめ(天狗の花嫁)、おおきなやまんば(大きな山姥)、ちちっこかつぎ(乳っこ担ぎ)、ことづか(琴塚)、うしろすがたのびじょ(後姿の美女)、やまおなご(山女子)、やまばんば(山婆んば)、やまんばぐも(山姥蜘蛛)、おんばおにばばのこしまきほし(鬼婆の腰巻干し)、おおきなおけのやまんば(大きな桶の山姥)、やまばばあ(山婆)、ばばあ(婆々あ)、やまじょろう(山上臈)、げたばきのおんな(下駄穿の女)、やまのおばけ(山のおばけ)、やまこぞう(山小僧)、やまわろ(山童)、おにわらわ(鬼童)、せんにんぞろい(千人揃)、ひゅーひゅーさんやまおとこ(山男)、やまおとこ(山男)、やまおに(山鬼)、やまこ(山子)、やまおろ(山おろ)、やまざる(山猿)、きのせい(木の精)、めらロンコロオヤシジヴィザ(Dziwiza)、シュネーフロイライン(Schneer fraulein)、アチケエズウェンカ(Dzunukwa)、クエトロナムン(Quetronamun)、トラウコ(Trauco)、フィウラ(Fiura)、やまわらう(山笑)、やまわろ(山童)、だいだいらぼっち
【見越】 みこしにゅうどう(見越入道)、くろにゅうどう(黒入道)、たかたかぼうず(たかたか坊主)、せいたかにゅうどう(背高入道)、のしのびぼう(のしのび坊)、にじゅっしゃくのぼうず(二十尺の坊主)、のぞきぼう(覗坊)、 みこしのにゅうどう(見越の入道)、へびのおおにゅうどう(蛇の大入道)、もろくび(もろ首)、こってんぼうず(こってん坊主)、こにゅうどう(小入道)、みこしにゅうとう(見越入湯)、みこしわかしゅ(見越若衆)

【老爺】 おうぜんろうじん(往前老人)、ますばみのろうじん(枡食の老人)、ばけおやじ(化親仁)、こうそくじじい(高速爺)、ごもんじじい(御門祖父)、セニョール・ダ・エストラーダ(Senhor da estrada)、からみじじい(絡み爺)
【老婆】 はくはつろうふ(白髪老婦)、じゅじょうおう(樹上嫗)、ばいけつろう(売蕨姥)、はたおりのおにばば(廿折の鬼婆)、とくらやまのばばあ(戸倉山の婆)、もめんひいてるばあちゃん(木綿ひいてる婆ちゃん)、ばっぱさま(婆っぱ様)、なすびばばあ(茄子婆)、ばばあのばけもの(婆化物)、ちゃんちゃかおばば(ちゃんちゃかお婆)、ぱいすけかついだばばあ(竹篭担いだ婆)、もんどりばあさま(もんどり婆様)、マッハばばあ(マッハ婆)、ジェットばばあ(ジェット婆)、ひゃっキロばばあ(100キロ婆)、ひゃっキロばあちゃん(100キロ婆ちゃん)、せんキロばばあ(1000キロ婆)、ターボばばあ(ターボ婆)、こうそくどうろのばばあ(高速道路の婆)、はしるばあさん(走る婆さん)、まねきばばあ(招き婆)、いわおきばばあ(岩置婆)、リヤカーのばばあ(リヤカーの婆)、はかばのばばあ(墓場婆)、ジャンピングばばあ(ジャンピング婆)、だいこんばあさん(大根婆さん)、あまざけばばあ(甘酒婆)、あんどんばばあ(行灯婆)、あめふりばばあ(雨降婆)、よなきばば(夜なき婆)、ばばいぶち(婆々居渕)、おにのあそびばのおばあ(鬼の遊び場のお婆)、じゃこつばばあ(蛇骨婆)、じゃこつばば(蛇骨婆)、しょうこをかけたばばあ(鉦鼓を懸けた婆)、リキマスジョーイ
【壮丁】 まっぱだかのおとこ(真っ裸の男)、おおきなおとこ(大きな男)、なぞなぞわかいし(謎々若い衆)、うまおとこ(馬男)、じゃんけんおじさん(じゃんけん小父さん)、ぬらりひょん
【華容】 かんちゅうふじん(棺中婦人)、ぜつりゅうふじん(絶粒婦人)、せいさんり(青傘狸)、さんきふじん(山鬼婦人)、こうそくにょにん(高速女人)、ていとうじょ(低頭女)、なでがみ(撫髪)、おひめさま(お姫様)、おせきじょろう(おせき女郎)、へいじゅうのよめ(平十の嫁)、くりひめ(栗姫)、ものくわんかか(物食わん嬶)、みこいわ(巫女岩)、おぶめづか(おぶめ塚)、おにむすめ(鬼娘)、みやづる(宮鶴)、いわおのうえのいぎょう(巌の上の異形)、うみおんな(海女)、おおおんな(大女)、たけたかいおんな(丈高女)、ななひろにょうぼ(七尋女房)、ちょうめんようじょ(長面妖女)、おひゃくどきじょ(お百度鬼女)、おきぬしまむらなにがしのつま(嶋村何某の妻)、ちすいおんな(吸血女)、おんせんのきじょ(温泉の鬼女)、よかじょうもん(良か上物)、さきゆくおんな(先行女)、じゃのめがさのひひ(蛇の目傘の呵々)、たいとうがはなのばけもの(大唐が鼻の化物)、よしわらのかいじょ(吉原の怪女)、どうちゅうのびふじん(洞中の美婦人)、かんぼういぎのばけもの(かんぼういぎの化物)、あおいおんな(青い女)、れんだらにょ(恋多羅女)、まえゆくおんな(前行女)、えきをきくむすめ(駅を訊く娘)、かくれがのあるじ(隠家主)、へいくまのびくに(塀熊野比丘尼)、きんぎんじょろ(金銀上臈)、いやだにのびじょ(弥谷の美女)、ひとりのおんなとふたりのわらし(一人の女と二人の童子)、おとろんおかむろむらさきいろのたびのおんな(紫色の足袋の女)、かしまれいこ(仮死魔霊子)、すきまおんな(隙間女)でんきおとめ(電気処女)、あかてぬぐい(赤手拭)、はっとうしんのがんそ(八頭身の元祖)、うちちらしがみ(打散髪)、はこいりむすめ(箱入娘)、いやみ(否魅)、おべんがみ(おべん神)、ばけべそ(化け臍)、てんかいちのはたおり(天下一の機織り)、アライガミソーヌイナグヴァドレアーニュ(Vadleany)、いんか(韵咊)、うめつけ(梅漬け)、せきしゅうおんな(石洲女)、ゲロウ(Gello)、ウギン(Wugin)、スリーレゲットガール(Three legged girl)、ドゥエンデダンダン・アーハニちぶきす(血葺巣)
【節婦】 かしわど(柏戸)
【婦女】 まかしゅりぶにん(摩訶須利夫人)、おこうしんさんのままはは(お庚申さんの継母)、においへんげ(匂変化)、ノイバ・ダ・エストラーダ(Noiva da estrada)
【孕婦】 おぼうぶめじま(うぶめ島)、うぐめ(産女)、おぶめ(産女)、はたおくのぬれおんな(はたおくの濡女)、ぬれよめじょ(濡嫁女)、うすこ(臼子)、アルバスティ(Albasti)、
【幼童】 ていふしじゅうし(鄭婦四十子)、こんぴらさまのどうじ(金毘羅様の童子)、ほうとうどうじ(蓬頭童子)、あやしきわらわ(霊童)、てんちれいどう(天地霊童)、げっきゅうでんのどうじ(月宮殿の童子)、おとみ(乙忌)、よきえのどうじ(能画の童子)、きしもじんさまのこ(鬼子母神様の子)、おじぞうさまのこもり(お地蔵様の子守り)、えんまさまのこもり(閻魔様の子守り)、かしゃぼかしらんぼおけしぼうず(お芥子坊主)、けしぼうず(芥子坊主)、けしぼうず(芥子坊主)、あかご(赤児)、あめのこぼうず(雨小坊主)、こんぼうず(こん坊主)、こびんす(小びんす)、すげがさきたこ(菅笠著た子)、やここうずう(野狐小僧)、ばけこぞう(化小僧)、まるはち(丸八)、こあたま(小頭)、さどうこぼうず(茶道小坊主)、めもはなもなきこぞう(目も鼻も無き小僧)、しろぼうず(白坊主)、しらとりやまのしろぼうず(白鳥山の白坊主)、かぶきりこぞう(禿切小僧)、かきのはのばけもの(柿の葉の化物)、かんぎりっこ(髪切子)、ねこおんなのこ(猫僮女)、せんすいのかむろ(泉水禿)、あかごや(赤子屋)、てんづるし(天吊し)、ひょうとくひたきおとこ(火焚男)、うんもぶらもらいっびとはぎわら(禿童)、わのなかわらんべ(輪童子)、いっちくたっちくシャカシャカおおけなかぼちゃ(大けな南瓜)、ワラベッグワヨナモンおとご(乙御)、うめのずばいのどうじ(梅の細枝の童子)、しょうさんぼう(しょう産坊)、くらまこぼうず(闇間小坊主)、みっかぼうず(三日坊主)、いつつめのあかご(五ッ目の赤子)、サントキャナキ(申刻泣)、オニンゲツ(鬼子)、おぶさりキャプチェットロッソ(Cappuccetto Rosso)

【善人】 せんこくおう(千国王)、せんくようしょにん(千供養諸人)
【民草】 ひざおりのようかい(這厮の妖怪)
【百姓】 ごんぜ(権施)、ひゃくしょうのようかい(百姓の妖怪)
【職工】 かざりしょくのようかい(錺職の妖怪)
【町衆】 くまいのようかい(熊井の妖怪)、せしゅのようかい(施主の妖怪)、とくみどんやのようかい(十組問屋の妖怪)、けいあんのようかい(桂庵の妖怪)
【陰陽】 おんみょうじのようかい(陰陽師の妖怪)、きつねのうらかた(狐の占)
【医家】 ばけものいしゃ(化物医者)、ぶかりひょんきゅうあさりびょういんのかい(旧朝里病院の怪)
【伯楽】 ばくろうのようかい(伯楽の妖怪)
【側衆】 おぼうずしゅうのようかい(御坊主衆の妖怪)
【芸妓】 きんのはうちわ(金の羽団子)、すげがさのおどりこ(菅笠の踊子)
【俳優】 しばいもののようかい(芝居者の妖怪)
【道化】 キラークラウン(Killer Clown)
【座頭】 ばけだつうぼう(化け座頭坊)
【傾城】 ひざかむろ(膝禿)、すじかぶろ(筋禿)、おかんじょろ(おかん女郎)、きりみせのようかい(切見世の妖怪)、よたかのようかい(夜鷹の妖怪)、ひとつめべんてんのようかい(一ッ目弁天の妖怪)、じょろうやのようかい(女郎屋の妖怪)、じこくのようかい(淫売の妖怪)、てびきばばあのようかい(手引婆の妖怪)、すいとくてんのう(粋徳天王)
【茶舗】 いけのはたのようかい(池之端の妖怪)、みずぢゃやのようかい(水茶屋の妖怪)、りょうりぢゃやのようかい(料理茶屋の妖怪)
【若衆】 おとおうまる(乙王丸)、さくらわかしゅう(桜若衆)、とりやくれはのすけ(鳥谷呉羽之助)
【中間】 あらきざかしたのようかい(荒木坂下の妖怪)、おおやっこ(大奴)
【人足】 よめいりにもつ(嫁入り荷物)、わらかつぎ(藁担ぎ)
【飛脚】 ふしぎびきゃく(不思議飛脚)
【警邏】 おかっぴきのようかい(岡っ引の妖怪)
【破落戸】 ごろつきのようかい(破落戸の妖怪)、むしゅくのようかい(無宿の妖怪)
【盗賊】 まくらさがし(枕探)
【魔法】 こうとうしょう(紅灯照)、あかなのばあさん(赤菜の婆さん)、ヤルマギツ(Jarmawuz)、マージェリー・ジャーディーン(Margery Jourdain)、ヴィエイユ・ソルシェール(Vieille Sorciere)、ラ・ヴォアザン(La Voisin)、インブンチェ(Invunche)、いぬがみびょうご(犬賀巳病庫)
【巫覡】 イトゥレンコロペ

肢体類

【頭首】 かんとう(換頭)、ちとう(置頭)、ひんまん(賓満)、しとうろ(屍頭顱)、だいめん(大面)、だいめんもく(大面目)、にんとう(人頭)、しにんとう(死人頭)、ばきいのくび(妻の首)、おおあたま(大頭)、けらけらおんな(倩兮女)、からからおんな(からから女)、ししおんな(しし女)、あさくさのけじょ(浅草の化女)、あかいかおのもの(赤い顔のもの)、かべのうえのぬけくび(壁の上の抜首)、かわのなまくび(川生首)、しながわのなまくび(品川の生首)、くびったん(首垂ん)、らちもないくびばかりのばけもの(首斗の化物)、にこにこがみ(莞爾髪)、にこにこひげ(莞爾髭)、めからひ(目から火)、いっさんくび(一散首)、なまくびさがり(生首下がり)、ななつくび(七ッ首)、ずれん(頭連)、おにのごしょ(鬼御所)、なきびすくびまり(首鞠)、くびこり(首こり)、アブフワ(Abuhuwa)、パパパてらいだ(寺いだ)
【異頭】 じょととう(如斗頭)、こびわき(鼓琵琶鬼)、かおぐろ(顔黒)、しゅのばん(朱の盤)、ちくふじん(畜婦人)、どうもこうもあとさき(後と前)、あかんぼう(赤坊)、つえなしあご(枴無腮)、ほたるのけつ(蛍の尻)、ずがたかい(頭が高い)、びいこうたい(微威交替)、くろいとずし(緇ずし)、やしまばり(八洲針)
【無面】 むこうきょう(無孔竅)、むがんまんり(無眼曼理)、おいけちょうのばけもの(御池町の化物)、しりめ(尻目)、ぬっぺりほうへらほうのっぺらぼう(のっぺら坊)、べんてんよこののっぺらぼう(弁天横ののっぺらぼう)、ずんべらぼんめなしちご(目無し稚児)、どてうらのおちょぼ(土手裏のおちょぼ)、むがん(無眼)、のっぺらぼう
【凸頭】 じんめん(人面)
【頭肢】 ごたいめん(五体面)、はらだし(腹出し)、くびのねのないもの(頸根のないもの)、パンキッシュおんな(パンキッシュ女)、そぞろがお(遊歩皃)、よくじょう(欲城)、カテュタユーク(Katyutayuuq)
【無頭】 むとうふじん(無頭婦人)、どうばかりあってかしらのなきもの(胴計あって頭のなき者)、バタルンバイン
【胸面】 あかはだかどうのつら(胴面)、やまのけまきげばら(環毛肚)、つのばら(觝角肚)
【毛髪】 きけんしゅう(鬼見愁)、びちょうもうしゅつ(鼻長毛出)、はつじょどうてつ(髪如銅鉄)、せんかい(翦怪)、こんぞうしょうもう(金像生毛)、せんべんし(剪弁子)、けながみょうじん(毛長明神)、さるのかみあらい(申洗髪)、かみきりま(髪切魔)、かみきり(髪切)、くろかみきり(黒髪切)、かみきりあま(髪切蜑)、ぼうずだまして(坊主騙して)、かみのけのりゅう(髪毛竜)、かみのけびる(髪毛蛭)、よきできるよな(斧で伐るよな)、ちょろっけ(ちょろッ毛)、ケナシコルウナルペニタッウナルペ
【棘毛】 まきたちがみ(巻立髪)、みのけだち(身の毛だち)、おとろしおどろおどろししこりけいっぱい(毛一杯)、わうわうけうけげん(毛羽毛現)、けむくじゃら(毛無垢志屋良)、ふとふ


【眼球】 しゃくもくじん(赤目神)、りょうがんすいけつ(両眼垂血)、きげん(鬼眼)、いぬのめ(犬の目)、めだましゃぶり(目玉しゃぶり)、めくい(目食い)、めばかり(目斗り)、めだまじき(目玉敷)、めだまだし(目玉出)、ウウエインカラふぶみ(ふぶ視)
【異眼】 しもくさんしゅ(四目三手)、うじのひとつめ(宇治の一ッ目)、ひとつめこぞう(一ッ目小僧)、ひとつめこぞう(一ッ目小僧)、ちょうつけ(帳つけ)、みつめのあくま(三ッ目の悪魔)、いっちょめ(一ッちょ目)、ひとつまなこのばけもの(一ッ眼の化物)、ひとつめこぞう(一ッ目小僧)、いつつめこぞう(五ッ目小僧)、とりいとうげのばけもの(鳥居峠の化け物)、ひとつめぼう(一目坊)、いちがんのにゅうどう(一眼の入道)、ひとつめにゅうどう(一ッ目入道)、べかこむすこやのはまのひとつめこぞう(息子屋の浜の一ッ目小僧)、おやにらみ(親白眼)、みっつめこぞう(三ッ目小僧)、みつめにゅうどう(三ッ目入道)、みつめにゅうどう(三ッ目入道)、よつめのみっつめにゅうどう(四ッ目の三ッ目入道)、めふたつ(目二ッ)、ひゃくまなこ(百眼)、ひゃくめ(百目)、めだま(眼玉)、おおめだまこぞう(大目玉小僧)、ひとつめふりつづみ(一ッ目振皷)、どどめき(どど目鬼)、どどめき(百々目鬼)、めひとつのひと(目一ッの人)、てのめ(手の目)、ひざめ(膝目)、じゅうばこばばあ(重箱婆)、みつめ(三ッ眼)、おおみつめ(大三ッ眼)、せむしぼう(背虫坊)、いちがんどうじ(一眼童子)、おおひとつめ(大一ッ目)、ひとつめむすめ(一ッ目娘)、みっつめこぞう(三ッ目小僧)、よこめごろう(横目五郎)、へそぐろ(臍黒)、さらまなこ(皿眼)、ひとつめこぼうず(一ッ目小坊主)、ウルペッシユキクウケェシュキむっつめおやじ(六ッ目親爺)、めきとり(目来とり)、アイガムハ(Aigamuxa)
【眉】 いとくずまゆげ(縷眉毛)、ぞうのめ(象の目)
【耳朶】 けつてつ(結鉄)、いらずやまのぬし(入らず山の主)、みみろく(耳六)、みみやっこ(耳奴)、ひとつみみのばけもの(一ッ耳の化物)、とんださわぎ(飛騒耳)、みみこ(耳痂)、
【鼻柱】 びしん(鼻神)、びすいかぎょ(鼻水蝦魚)、ハナモー(無鼻)、はなおばけ(鼻お化け)、はなのび(鼻延び)、はなのばし(鼻延し)、てんぐのおとり(天狗囮)、つらじゅうはなのこ(面中鼻の子)
【口唇】 かいかくたん(海角端)、じゅっこう(十口)、くちのないよめさん(口の無い嫁さん)、ごはんくわないおかあさん(ご飯食わない内儀さん)、おにおんな(鬼女)、ににんくちさけ(二人口裂け)、くちさけたびそう(口裂け旅僧)、のかぜ(野風)、くちならび(口並び)、くちみつ(口三箇)、しかじかどう(云々胴)、くちつるぎ(口剣)、くちばかり(口斗り)、くちりゅうじん(口竜神)、しりくち(尻口)、ふぶすい(ふぶ吸)
【赭舌】 したのしんやく(舌の神薬)、べかたろう(べか太郎)、べっかっこう(猿馬鹿)、
【異舌】 うしのしたいなぐ(牛舌女)、へびじた(蛇舌)、なめぼうし(甞法師)
【歯牙】 けつのは(臀の歯)、ルグラヲ
【頤腮】 あごめ(頤目)

【骸骨】 こつたん(骨丹)、ごていはく(呉鄭伯)、くうどくろ(空髑髏)、しょうどくろ(牀髑髏)、かんかんどくろ(鹹々髑髏)、たいしょうこつ(大将骨)、からのしろぐすり(唐の白薬)、せぼねのひ(脊骨火)、やしのがいこつ(野師の骸骨)、ほねむすめ(骨娘)、くびがっせん(首合戦)、ちんちろりんほねにょうかん(骨女官)、だいぶつのばけもの(大仏怪物)、がいこつおどり(骸骨おどり)、ソーキブニのゆうれい(肋骨の幽霊)、きょうこつ(狂骨)、けうこつなし(計宇古都奈之)、からからこぞう(からから小僧)、ちゃどくろ(茶髑髏)、みぞいだし(溝出)、はっこつのばけ(白骨の化け)、ほねたらず(骨不足)、あみどくろ(網髑髏)、しゃれこうべいメディオ・エスケレト(Medio esqueleto)、ベイコック(Baykok)、ざしゃか(挫釈何)、ほきぞり(穂鬼反)、にんこつふで(人骨筆)、こついり(骨烹り)
【無骨】 くらげおんな(くらげ女)
【大宍】 ねぶとり(寝肥)、ぬっぺふほふぬっぺっぼう(ぬっぺっ坊)、ずんべらぼうず
【薄宍】 いとんぼう(糸坊)
【半身】 とことこニーメ・クン
【美艶】 こくこく(黒黒)
【臀部】 がくおう(岳翁)、けつだし(尻出し)、、しりつき(尻突き)、ほえじり(哮尻)
【脚】 らんそく(爛足)、おおきなあし(大きな足)、ほそずねのばけもの(細臑の化物)、にどびっくり(二度びっくり)、おおきなあし(大きな足)、こんごういんのあし(金剛院の足)、あまからあし(火天から脚)、てんじょうのあし(天井脚)、あしかぶり(足かぶり)、もくさい
【異脚】 ひづめのあし(蹄の足)、くびすじのさんぼんあし(首筋の三本足)
【独脚】 かたあしじょうろう(片足上臈)、いっぽんだたら(一本だたら)、いっぽんあし(一本足)、てぎのがえし(手杵返)、やまじじい(山爺)、やまちち(山父)、やまてて(山てて)、こずがだにのやまちち(こずが谷の山父)、かたあしじょろう(片足女郎)
【手脚】 よつでさんぞく(四ッ手三足)、うわてのび(上手延)、ぶりだし(膚理出)、よえだえり(四枝衿)、すみよつで(炭四ッ手)、
【手指】 しょうしゃしゅ(焼煮手)、まねくて(化招手)、むしろのて(筵の手)、てごや(手小屋)、これみこれみ(これ見これ見)、がいなぜ(がい撫)、てながばばあ(手長婆)、あかうで(赤腕)、まつのきのながいて(松の木の長い手)、ひばしで(火箸手)、でんしゃのすきまのて(電車の隙間の手)、キジムナヤーキューこのゆび(髫指)、たでいりがさ(田出入り笠)、ひばしうで(火箸腕)、ファイブフィンガーズ(Five fingers)
【異手】 またづめ(又爪)
【爪】 はわきのやまい(はわきの病)
【臍】 くろいもん(燕児果)、へそもどき(臍擬)
【揃毛】 おばのそそのけ(おばの開毛)、うまのけ(馬の毛)

【魂】 れいこんてんせい(霊魂天性)、しきしん(識神)、カニト
【心王】 しんおう(心王)
【心】 おにとほとけのあいずまい(鬼と仏の相住まい)
【人気】 じぶんのはな(時分花)
【内気】 きあく(気渥)、きはく(気薄)、じゃだいき(邪大気)
【霊液】 ほつ(霊液)、あつ(悪液)
【血液】 トアラ・マンチャダ(Toalla manchada)
【産血】 さんけつ(産血)
【邪客】 はっきょじゃき(八虚邪気)、ひゃくじゃあくどく(百邪悪毒)、じゃそう(邪奏)、ぞくふう(賊風)
【脈】 かゆうみゃく(蝦遊脈)、じゃくたくみゃく(雀啄脈)

【抜首】 たけやはんしろう(竹屋半四郎)、おとこのろくろくび(男の轆轤首)、おおぼうずのろくろくび(大坊主の轆轤首)、くびなが(首長)、おたふくのろくろくび(お多福の轆轤首)、くびながこぞう(首長小僧)、ろくろくへそ(ろくろく臍)、バランバラン(Balan-balan)、パラシック(Palasik)
【人面疽】 さんめんそう(三面瘡)、ちちきず(乳疔)


【瘡】 ちりげのうま(瘡の馬)
【邪火】 じゃか(邪火)、どっけ(毒気)、ねつしゃく(熱積)、ちゃしゃく(茶積)、あせ
【邪痺】 じゃきひ(邪肌痺)、じゃこつひ(邪骨痺)、
【邪病】 けいえい(桂影)
【鬼胎】 ちょかんたい(豬肝胎)
【後産】 ちぼとけ(血仏) 
【結石】 あせのいし(汗の石)
【癰】 すいしゃく(水積)、にくしゃく(肉積)、ねぶつのあきょんど(根太の商人)
【気塊】 きかい(気塊)
【血塊】 けっかい(血塊)、けつじつ(血実)
【水塊】 すいかい(水塊)
【奔豚】 ほんとん(奔豚)
【奇疾】 きゅうそうちょう(灸瘡蝶)、ししのたまうち(猪弾撃)、フィジュイヂーえきかほう(腋窩泡)、
【肺病】 おおかぎのはいびょう(大鉤の肺病)
【痃癖】 けんびきがつく(痃癖がつく)
【疣贅】 にんめんゆうぜい(人面疣贅)
【靤皰】 にきびのとり(皰の鳥) 
【頭痛】 づつうのひ(頭痛火)
【歯痛】 はいたのはんし(歯痛の半紙)
【脚癬】 にがむし(にが虫)
【痔瘻】 がーっぱのじいし(がーっぱの痔石)
【夢遊】 ハエバルフカマ(南風原外間)
【魘病】 さえん(沙魘)、がないき(臥内鬼)
【影歩】 ゆめのひ(夢の火)、やたらばな(狂劇花)
【厥逆】 けっけ(厥気)
【呃逆】 そうさんぼう(宗参坊)
【放屁】 いぬいのすまのかえる(乾の隅の蛙)、オッケオヤシ
【睡眠】 ねむけ(眠気)、ラ・ドーメット(La Dormette)

【妊産】 にってんのたたり(日天の祟)、みかづきのたたり(三日月の祟)、しりょうのけんぞくのたたり(死霊の眷属の祟)

【天眼】 トイトゥムクシヌプルニシオロクシヌプル
【垢濁】 しんくじょく(心垢濁)
【稠林】 しんちゅうりん(心稠林)
【浄業】 かどくのほむら(火毒焔)

臓腑類

【臓腑】 さんぞうぼっし(三臓法師)
【臓邪】 ぞうちゅうじゃき(臓中邪気)
【肺】 だいろくしんのう(第六心王)
【胃】 はらのおに(腹の鬼)
【膏】 おにのあぶら(鬼の脂)
【溺】 しゅうせき(秋石)、しゅうせきえん(秋石円)

五感類

【喜】 こはなっぷえ(児鼻笛)、くいばり(杭張り)
【怒】 さかがみ(逆髪)、はりたま(張魂)、じゅうめん(充面)、にくらし(為憎)、あまりょう(雨竜)、じゅんさいすじ(蓴菜筋)、かんかんだま(かんかん魂)
【哀】 もぞこい
【楽】 べいろしゃ
【忙】 いそがし
【嘘】 でたらめ(出鱈目)
【辛】 つらや(つら哉)
【虞】 ぶるぶる(震々)、ぶるぶるさんふるふる(兢々)
【罵】 ウェンパカムイ
【茫】 うかりひょん
【旨】 うまいものを(旨物を)、ガチガミヌシ
【臭】 こうばしきかぜ(馥しき風)、からてんじくのにおい(唐天竺の匂い)、たばこみたいなにおい(煙草みたいな匂い)、しめっぽいにおい(湿っぽい匂い)、えびぐさ(臭蝦)、めめだい
【情】 いろだま(色玉)、おおかめもの(狼者)、どかたんハート
【欲】 こわい(狐者異)、どんよくたま(貪欲玉)
【暴】 おおさわがし(大閙士)
【施】 せだま(施玉)
【栄】 そとゆうれい(外幽霊)、ビユーブル
【礼】 おりめだか(折目高)、うやうやし(有夜宇屋志)

諸国類

【異人】 えいじん(えい人)、りゅうとうじん(竜頭人)、だいずじん(大頭人)、だいじゃがたらじん(大爪哇人)、アホラ
【巡島】 ストラルドブラグ(Struldbrug)
【茶人】 うんてれがんじん(雲天連眼人)、すいふるいじん(粹奮人)、ランチクカクヤンチャンひとなかでちいさくなるひと(人中で小さくなる人)、ながいめでみるひと(長い目で見る人)、かいかのながあし(開化の長足)
【胡徳】 あかはな(赤鼻)、あおのぞ(青のぞ)、ふりばな(ふり鼻)、くろつめ(黒爪)
【東夷】 げんこじん(玄股人)、もうみんじん(毛民人)、カルナプラーヴァラナ(Karunapravarana)、ブレミー(Blemmi)
【西戎】 さんしんじん(三身人)
【南蛮】 うみんじん(羽民人)、かんきょうじん(貫匈人)、きんじん(菌人)、ていじん(てい人)、さんぶつさいじん(三仏斎人)、けいてんじん(刑天人)
【北狄】 きしょうじん(跂踵人)、しんもくじん(深目人)

【太古】 やから(山族)、うから(海族)
【逖遠】 からぶみごころいにしえごころ


最終更新:2024年03月13日 09:44