信州

しなののくに Sinano no Kuni

おにのめ(鬼の目)
あまざけばばあ(甘酒婆)
あんどんばばあ(行灯婆)
きくぼとけ(菊仏)
けぼうずのほこら(毛坊主の祠)
さけかいみろく(酒買弥勒)
じゃくまくほういん(寂莫法印)
なまくびさがり(生首下がり)
かげとり(影取り)
やかんづる(薬缶釣)
おみしゃけさん(御尾裂さん)
ほうぞうじのねこ(法蔵寺の猫)
りょうはのすすき(両葉芒)、ろうじんのひ(老人火)、
おやまくだり(御山くだり)
やつうし(八牛)
みそかよい(晦日宵)
ぼうけん
にんじんむし(人神虫)、
さるでのたぬき(猿手狸)
とおりいなり(通稲荷)
おそくなります(遅くなります)
おばけしか(お化け鹿)、うつぎだけのしか(空木岳の鹿)
みずさわやまのてんぐ(水沢山の天狗)、ぐりんさまてんぐのろじ(天狗の露地)
おこぞうび(お小僧火)、おたまのひ(お玉の火)
ききり(木伐り)
こうみのとち(子生栃)
いとざくらのせい(糸桜精)
ぬすっとみや(盗人宮)
きぬかけいわ(衣掛岩)
きもとり(肝取り)
こんぼうず(こん坊主)
はたけのくび(畑の首)
かわしりょう(川死霊)
よるのしお(夜の塩)

せんねんもぐら(千年土竜)
あずきをあらうおと(小豆を洗う音)

てんじくばばさ(天竺婆様)


でっかいかかあ(でっかい嬬)
みかえりのおきな(三帰翁)
こうべごんげんさま(頭権現様)

あまねじゃく(天邪鬼)

へびだ(蛇田)

ぜんもんぶち(禅門淵)
かっぱとり(河童取り)
はすのかいい(蓮の怪異)

やしのがいこつ(野師の骸骨)

あまざけのぼうこん(甘酒の亡魂)

ひょうたんいし(瓢箪石)

かみまくら(神枕)

ぼけのはな(木瓜の花)
あぶらおけ(油桶)

きゅうしょうだいおう(九生大王)

筑摩郡

うしんぼう(牛んぼう)
こうせんのみ(香煎蚤)
やまぶきのひ(山吹火)
うなりいし(唸り石)
おおきなおかざり(大きな鏡餅)
こうしんさま(庚申様)

安曇郡

ねずみあなのぬし(鼠穴主)
あかご(赤児)
ふるやえん(古野猿)
にらみあいぼとけ(睨合仏)
たかおとこ(高男)
おにがつえつく(鬼が杖突く)
かじやのおとむすめ(鍛冶屋の乙娘)、かじやのおとむすめ(鍛冶屋の乙娘)、かじやのこむすめ(鍛冶屋の小娘)、

更科郡

いちじくのせい(無花果精)
もぐらもっち
やわたのたまご(八幡の鶏卵)
たからがいけ(宝ヶ池)
かまいたち(鎌いたち)

高井郡

埴科郡

かないいけのぬし(金井池の主)

水内郡

このこにこまる(このこに困る)
ねぶつのあきょんど(根太の商人)
むしくらやまのおに(虫倉山の鬼)
さんもんだけ(三文丈)

小県郡

びや(毘耶)
こうだいけのかっぱ(甲田池の河童)
ほうねんむし(豊年虫)
とうじのがいちゅう(冬至の害虫)

佐久郡

はくばがふち(白馬ヶ淵)
けしぼうず(芥子坊主)
かじのめいむこ(鍛冶の姪聟)

諏方郡

ちりげのうま(瘡の馬)
いしうすのおと(石臼音)

伊那郡

ましょうぜんしん(魔勝善神)
きゅうせん(弓箭)
くろせがふちのりゅうじん(黒瀬が淵の竜神)、てんりゅうのぼんしょう(天竜の梵鐘)
いいじまのいちょう(飯島の異鳥)
とくらやまのばばあ(戸倉山の婆)
ぞうりとり(草履盗)
ゆうさくもも(有作桃)
あめおじ(雨爺)
しらっさま
ちょうちんつけてるひと(提灯点けてる人)
なつまりのへび(夏鞠蛇)
やまぶしのつか(山伏塚)
おおきなあし(大きな足)
きつねのあぶらなめ(狐油舐)
にぎりめしのたたり(握飯祟)
おおきなやまんば(大きな山姥)
ばかまよい(馬鹿迷)
くまのこうがい(熊の笄)
ほとけ(仏)
しちにんぼうず(七人坊主)
かきのきのね(柿の木の根)

木曽郡

おひめさま(お姫様)


最終更新:2022年10月25日 13:37